JPH0681824U - スライド開閉式灰皿 - Google Patents

スライド開閉式灰皿

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Publication number
JPH0681824U
JPH0681824U JP2870093U JP2870093U JPH0681824U JP H0681824 U JPH0681824 U JP H0681824U JP 2870093 U JP2870093 U JP 2870093U JP 2870093 U JP2870093 U JP 2870093U JP H0681824 U JPH0681824 U JP H0681824U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ashtray
main body
lid
leaf spring
sliding direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2870093U
Other languages
English (en)
Inventor
直哉 小田
知之 高谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Auto Works Ltd
Priority to JP2870093U priority Critical patent/JPH0681824U/ja
Publication of JPH0681824U publication Critical patent/JPH0681824U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 灰皿本体が、基部の空間部に上方へ取出し可
能に収納されると共に、蓋がスライド式に開閉されるよ
うになったスライド開閉式灰皿において、全開状態で灰
皿本体を取出し易く、開閉操作も容易にする。 【構成】 空間部1aのスライド方向に沿った両側に、
スライド方向へ延在する板ばね10を配置する。そのス
ライド方向先端部を基部1に係止させ、途中位置をスイ
ング可能に枢支させ、さらに灰皿本体2の両側のフラン
ジ部を載置させる載置用隆起部12を形成する。フラン
ジ部が載置用隆起部12に載置された状態で、灰皿本体
2に対して上方へ隙間を置いてスライド可能に蓋9を基
部1にガイドさせる。板ばね10の途中位置よりもスラ
イド方向の後方側に被押圧用隆起部13aを形成する。
蓋9の裏面の前後双方に、その全開位置及び全閉位置で
被押圧用隆起部13aを下方へ押圧して、載置用隆起部
12を上方へスイングさせる下向きの突起9b、9cを
それぞれ形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、灰皿本体が、基部の空間部に上方へ取出し可能に収納されると共に 、蓋がスライド式に開閉されるようになった自動車等に装着されるスライド開閉 式灰皿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4はこの種のスライド開閉式灰皿を示すもので、灰皿本体2は、基部1の空 間部1aに収納され、両側の板ばね3に着脱自在に挟持されて上方へ取出し可能 に載置されている。これにより、蓋4には開閉時に灰皿本体2が常時圧接し、全 閉時に灰皿本体2を密閉している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、蓋4を閉鎖する際に灰皿本体2を押す力が必要であり、開閉の途 中においても摺動摩擦で操作力が大きくなること、灰皿本体2を上方へ引出す際 に、板ばね3の挟持力に抗して引出す力が必要であること、開閉操作の終了時に 節度感が得られない等の問題があった。 本考案は、このような点に鑑みて、全開状態で灰皿本体が取出し易く、開閉操 作も容易な冒頭に述べた類のスライド開閉式灰皿を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、この目的を達成するために、灰皿本体が、基部の空間部に上方へ取 出し可能に収納されると共に、スライド式の蓋で開閉されるようになったスライ ド開閉式灰皿において、空間部のスライド方向に沿った両側に、スライド方向へ 延在する板ばねを配置すると共に、この板ばねのスライド方向先端部を基部に係 止させ、途中位置をスイング可能に枢支させ、さらに板ばねの途中位置及びスラ イド方向先端部間に灰皿本体の両側のフランジ部を載置させる載置用隆起部を形 成し、フランジ部が載置用隆起部に載置された状態で、灰皿本体に対して上方へ 隙間を置いてスライド可能に蓋を基部にガイドさせ、板ばねの途中位置よりもス ライド方向の後方側に被押圧用隆起部を形成すると共に、蓋裏面の前後双方に、 蓋の全開位置及び全閉位置で被押圧用隆起部を下方へ押圧して載置用隆起部を上 方へスイングさせる下向きの突起をそれぞれ形成したことを特徴とする。
【0005】
【作用】
灰皿本体は、その両側のフランジ部が板ばねの載置用隆起部に載置されること により、基部の空間部に収納される。この状態で、蓋は灰皿本体に対して隙間を 置いてスライド式に開閉操作される。蓋の全開位置では、その前側の突起が被押 圧用隆起部を下方へ押圧し、載置用隆起部を上方へスイングさせて灰皿本体を空 間部から押し上げる。蓋の全閉位置では、その後側の突起が被押圧用隆起部を下 方へ押圧して載置用隆起部を上方へスイングさせて灰皿本体を蓋の裏面に圧接さ せ、灰皿本体を密閉させる。
【0006】
【実施例】
図1及び図2は、本考案の一実施例による自動車用のスライド開閉式灰皿を示 す。 図1において、1は、灰皿本体2を収納させる空間部1aを備えたボックス状 の基部である。この基部のスライド方向に沿った両側には、ガイド溝6が設けら れ、蓋9をスライド可能にガイドしている。空間部1aには、基部13の両側か ら分岐してスライド方向に延びた形状の板ばね10が収納されている。
【0007】 図2に示すように、板ばね10の両側のスライド方向の先端部分は、基部1に 係止されている。また、板ばね10における収納状態の灰皿本体2の後端部より も僅かに後方の途中位置以降は基部13として形成され、その先端に軸受孔14 が形成されている。この軸受孔には、両端を基部1にそれぞれ支持されたピン1 7が挿通されることにより、板ばね10をスイング可能に枢支している。板ばね 10の軸受孔14及びスライド方向先端部分間は、フランジ部2aを載置させる 載置用隆起部12としてわん曲状に形成されている。
【0008】 軸受孔14よりもスライド方向の後方寄りの基部13は、蓋9の裏面の前後双 方の両側部に形成された下向きの突起9b、9cで下方へ押圧される被押圧用隆 起部13aとして形成されている。蓋9の先端部分の突起9b及びこの突起より も灰皿本体2のスライド方向の幅よりも僅かに広く離間した後方側の突起9cは 、蓋9の全開位置及び全閉位置で被押圧用隆起部13aを上方から押圧して載置 用隆起部12を上方へスイングさせる形状に形成されている。フランジ部2aが 載置用隆起部12に載置され、被押圧用隆起部13aがいずれの突起9b、9c でも押圧されていない状態では、ガイド溝6に両側端部がガイドされた蓋9の裏 面及びフランジ部2aの表面間には、スライド操作時の摩擦を回避させるために 、隙間Sが形成されている。
【0009】 このように構成されたスライド開閉式灰皿の動作を図3を参照して説明する。 全開状態では突起9bが被押圧用隆起部13aを押すことにより、載置用隆起 部12は点線で示す通常位置から上方へスイングさせられ、その先端部の係止に より上方へ撓んで、灰皿本体2を空間部1aの外方へ押し上げて取出しを容易に する(同図A)。蓋9のつまみ9aを摘んでスライド式に開閉操作を行う際の途 中では、突起9bが被押圧用隆起部13aから外れることにより、板ばね10の 上方への撓が解除され、灰皿本体2と隙間Sを伴って干渉することなく、スムー ズに軽くスライド操作される(同図B、C)。さらに、全閉位置に達すると、再 度突起9cが被押圧用隆起部13aを押し、載置用隆起部12を上方へ撓ませて 灰皿本体2を蓋9の裏面に圧着させることにより、その密閉を行わせる(同図D )。
【0010】 尚、前述の実施例において、板ばね10の基部の形状によっては、蓋裏面の中 央部に形成した凹凸で押圧させたり、或は板ばねを両側に分離し、それぞれ独立 に両側で押圧される被押圧部を形成する等種々の変形例が考えられる。
【0011】
【考案の効果】 以上、本考案によれば、蓋の開閉操作時には灰皿本体との干渉がなく開閉操作 が軽くなると共に、灰皿を取出す際には灰皿が基部の空間部から持上がって単に 載置されているだけであるため手で取出し易くなり、全閉時には密閉される。開 閉時に蓋の裏面の突起が、板ばねの隆起部に当接することにより節度感が得られ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるスライド開閉式灰皿の
斜視図である。
【図2】同スライド開閉式灰皿の各部の詳細構造を示す
もので、同図Aは板ばね部分の斜視図、同図Bは蓋の底
面の斜視図、同図Cは灰皿の断面図である。
【図3】同スライド開閉式灰皿の動作を示す簡略側面図
である。
【図4】従来のスライド開閉式灰皿の斜視図である。
【符号の説明】
1 基部 1a 空間部 2 灰皿本体 2a フランジ部 9 蓋 9b、9c 突起 10 板ばね 12 載置用隆起部 13a 被押圧用隆起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灰皿本体が、基部の空間部に上方へ取出
    し可能に収納されると共に、スライド式の蓋で開閉され
    るようになったスライド開閉式灰皿において、 空間部のスライド方向に沿った両側に、スライド方向へ
    延在する板ばねを配置すると共に、この板ばねのスライ
    ド方向先端部を基部に係止させ、途中位置をスイング可
    能に枢支させ、さらに前記板ばねの前記途中位置及び前
    記スライド方向先端部間に灰皿本体の両側のフランジ部
    を載置させる載置用隆起部を形成し、 前記フランジ部が前記載置用隆起部に載置された状態
    で、前記灰皿本体に対して上方へ隙間を置いてスライド
    可能に蓋を前記基部にガイドさせ、 前記板ばねの前記途中位置よりもスライド方向の後方側
    に前記被押圧用隆起部を形成すると共に、前記蓋裏面の
    前後双方に、前記蓋の全開位置及び全閉位置で前記被押
    圧用隆起部を下方へ押圧して前記載置用隆起部を上方へ
    スイングさせる下向きの突起をそれぞれ形成したことを
    特徴とするスライド開閉式灰皿。
JP2870093U 1993-05-01 1993-05-01 スライド開閉式灰皿 Pending JPH0681824U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2870093U JPH0681824U (ja) 1993-05-01 1993-05-01 スライド開閉式灰皿

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2870093U JPH0681824U (ja) 1993-05-01 1993-05-01 スライド開閉式灰皿

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0681824U true JPH0681824U (ja) 1994-11-22

Family

ID=12255748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2870093U Pending JPH0681824U (ja) 1993-05-01 1993-05-01 スライド開閉式灰皿

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JP (1) JPH0681824U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100411423B1 (ko) * 2001-07-21 2003-12-18 현대자동차주식회사 자동차의 러기지 룸 트레이
CN102452362A (zh) * 2010-10-25 2012-05-16 株式会社本田艾莱希斯 用于将照相机安装在车辆上的结构
CN109094475A (zh) * 2017-06-20 2018-12-28 本田技研工业株式会社 传感器托架

Cited By (4)

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CN102452362B (zh) * 2010-10-25 2015-01-28 株式会社本田艾莱希斯 用于将照相机安装在车辆上的结构
CN109094475A (zh) * 2017-06-20 2018-12-28 本田技研工业株式会社 传感器托架

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