JP2650012B2 - 車輌用収納装置 - Google Patents
車輌用収納装置Info
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- JP2650012B2 JP2650012B2 JP4285102A JP28510292A JP2650012B2 JP 2650012 B2 JP2650012 B2 JP 2650012B2 JP 4285102 A JP4285102 A JP 4285102A JP 28510292 A JP28510292 A JP 28510292A JP 2650012 B2 JP2650012 B2 JP 2650012B2
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- JP
- Japan
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- sliding case
- case body
- outer frame
- spring
- sides
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- Drawers Of Furniture (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車輌のインストルメン
トパネル等に摺動ケ−ス体を摺動自在に取り付けるよう
にした車輌用収納装置に関する。
トパネル等に摺動ケ−ス体を摺動自在に取り付けるよう
にした車輌用収納装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】本出願人は先に車輌のインストルメント
パネル等車体枠内の収納箱内に摺動ケ−スを摺動自在に
取り付け、前面のノブを指で引き上げるとストッパ−が
外れて摺動ケ−スがスプリングで前進し、摺動ケ−スを
押し込むとスプリングの弾力に抗してストッパ−に係止
するようにした車輌用収納装置を提案した（実願平３−
４６３４４号参照）。
パネル等車体枠内の収納箱内に摺動ケ−スを摺動自在に
取り付け、前面のノブを指で引き上げるとストッパ−が
外れて摺動ケ−スがスプリングで前進し、摺動ケ−スを
押し込むとスプリングの弾力に抗してストッパ−に係止
するようにした車輌用収納装置を提案した（実願平３−
４６３４４号参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、摺動ケ−スの前蓋が開かないので取り出しに不便で
あり、又、スプリングで孔に嵌入しているストッパ−を
ノブを指で引き上げて外すようになっているので、部品
点数が多く、突起物があるため危険であるという問題点
があった。
は、摺動ケ−スの前蓋が開かないので取り出しに不便で
あり、又、スプリングで孔に嵌入しているストッパ−を
ノブを指で引き上げて外すようになっているので、部品
点数が多く、突起物があるため危険であるという問題点
があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、外枠の奥側に摺動ケ−ス体を前
方に付勢するバネとア−ムを配設し、摺動ケ−ス体の手
前側に前蓋を外方に開放し得るバネを配設し、前蓋裏側
両側に矩形の制動カムを取り付け、外枠上板手前側両側
下面にストッパ−ガイドを垂設し、該ストッパ−ガイド
下端に外方に向って上方に傾斜したテ−パ−面を形成
し、摺動ケ−ス体を一杯に押し込んだ時、制動カム角部
が前記テ−パ−面を押圧し乍ら摺動しテ−パ−面に係止
される如くしたことを特徴とする。
決することを目的とし、外枠の奥側に摺動ケ−ス体を前
方に付勢するバネとア−ムを配設し、摺動ケ−ス体の手
前側に前蓋を外方に開放し得るバネを配設し、前蓋裏側
両側に矩形の制動カムを取り付け、外枠上板手前側両側
下面にストッパ−ガイドを垂設し、該ストッパ−ガイド
下端に外方に向って上方に傾斜したテ−パ−面を形成
し、摺動ケ−ス体を一杯に押し込んだ時、制動カム角部
が前記テ−パ−面を押圧し乍ら摺動しテ−パ−面に係止
される如くしたことを特徴とする。
【０００５】
【実施例】次に図示した本発明の一実施例について詳細
に説明する。１は外枠ケ−ス体で、上板２と一体になっ
て外枠３を構成する。４は摺動ケ−ス体で、外枠３に摺
動自在に収納されている。外枠３の奥側底部にはピン５
が突設されア−ム６，７が枢着され、ピン５に巻回した
スプリング８によりア−ム６を外枠３の奥側内面にア−
ム７を摺動ケ−ス体４の奥側外面に当接し、摺動ケ−ス
体４を前方に付勢している。９は外枠３奥側内面に固定
された周知のロック装置、１０は摺動ケ−ス体４の奥側
外面に突設した係止爪で、前記ロック装置９に係止さ
れ、プッシュオン、プッシュオフされる機構となってい
る。１１は摺動ケ−ス体４の前蓋で、両側下部のピン１
２を摺動ケ−ス体４手前側に枢着し、該ピン１２に巻回
されたスプリング１３により常時開放側に付勢されてい
る。１４は前蓋両側裏側に固定された長方形の制動カム
である。１５は外枠３の上板２手前側両側下面に垂設し
たストッパ−ガイドで、下端は外方に向って上方に傾斜
したテ−パ−面１５ａを形成し、前記制動カム１４が係
止するようになっている。１６はスプリングケ−ス、１
７は裏蓋である。
に説明する。１は外枠ケ−ス体で、上板２と一体になっ
て外枠３を構成する。４は摺動ケ−ス体で、外枠３に摺
動自在に収納されている。外枠３の奥側底部にはピン５
が突設されア−ム６，７が枢着され、ピン５に巻回した
スプリング８によりア−ム６を外枠３の奥側内面にア−
ム７を摺動ケ−ス体４の奥側外面に当接し、摺動ケ−ス
体４を前方に付勢している。９は外枠３奥側内面に固定
された周知のロック装置、１０は摺動ケ−ス体４の奥側
外面に突設した係止爪で、前記ロック装置９に係止さ
れ、プッシュオン、プッシュオフされる機構となってい
る。１１は摺動ケ−ス体４の前蓋で、両側下部のピン１
２を摺動ケ−ス体４手前側に枢着し、該ピン１２に巻回
されたスプリング１３により常時開放側に付勢されてい
る。１４は前蓋両側裏側に固定された長方形の制動カム
である。１５は外枠３の上板２手前側両側下面に垂設し
たストッパ−ガイドで、下端は外方に向って上方に傾斜
したテ−パ−面１５ａを形成し、前記制動カム１４が係
止するようになっている。１６はスプリングケ−ス、１
７は裏蓋である。
【０００６】次に作用について説明する。図１は摺動ケ
−ス体４がスプリング８の弾力に抗して奥側に押し込ま
れ、係止爪１０がロック装置９に係止され、前蓋１１が
スプリング１３の弾力に抗してピン１２を中心として閉
蓋状態に回動し、制動カム１４がストッパ−ガイド１５
下面１５ａに圧接係止し、閉蓋状態に保持している。開
蓋時は前蓋１１を手で押すと、係止爪１０がロック装置
９から周知の手段で外れ、スプリング８の弾力で摺動ケ
−ス体４がア−ム７で手前側に押し出される。この時、
同時に制動カム１４がストッパ−ガイド１５の下面１５
ａより外れ、スプリング１３の弾力でピン１２を中心に
図２鎖線の如く開蓋される。
−ス体４がスプリング８の弾力に抗して奥側に押し込ま
れ、係止爪１０がロック装置９に係止され、前蓋１１が
スプリング１３の弾力に抗してピン１２を中心として閉
蓋状態に回動し、制動カム１４がストッパ−ガイド１５
下面１５ａに圧接係止し、閉蓋状態に保持している。開
蓋時は前蓋１１を手で押すと、係止爪１０がロック装置
９から周知の手段で外れ、スプリング８の弾力で摺動ケ
−ス体４がア−ム７で手前側に押し出される。この時、
同時に制動カム１４がストッパ−ガイド１５の下面１５
ａより外れ、スプリング１３の弾力でピン１２を中心に
図２鎖線の如く開蓋される。
【０００７】
【発明の効果】本発明によると、外枠の奥側に摺動ケ−
ス体を前方に付勢するバネとア−ムを配設し、摺動ケ−
ス体の手前側に前蓋を外方に開放し得るバネを配設し、
前蓋裏側両側に矩形の制動カムを取り付け、外枠上板手
前側両側下面にストッパ−ガイドを垂設し、該ストッパ
−ガイド下端に外方に向って上方に傾斜したテ−パ−面
を形成し、摺動ケ−ス体を一杯に押し込んだ時、制動カ
ム角部が前記テ−パ−面を押圧し乍ら摺動しテ−パ−面
に係止されるようになっているので、摺動ケ−ス体を手
前に摺動した時、自動的に開くので取り出しに便利であ
り、閉蓋時は特別なロック用金具を必要とすることな
く、両側のカム機構のみによって前蓋を垂直状態に保持
できるから構造が簡単化される。
ス体を前方に付勢するバネとア−ムを配設し、摺動ケ−
ス体の手前側に前蓋を外方に開放し得るバネを配設し、
前蓋裏側両側に矩形の制動カムを取り付け、外枠上板手
前側両側下面にストッパ−ガイドを垂設し、該ストッパ
−ガイド下端に外方に向って上方に傾斜したテ−パ−面
を形成し、摺動ケ−ス体を一杯に押し込んだ時、制動カ
ム角部が前記テ−パ−面を押圧し乍ら摺動しテ−パ−面
に係止されるようになっているので、摺動ケ−ス体を手
前に摺動した時、自動的に開くので取り出しに便利であ
り、閉蓋時は特別なロック用金具を必要とすることな
く、両側のカム機構のみによって前蓋を垂直状態に保持
できるから構造が簡単化される。
【図１】本発明の一実施例閉蓋時の要部正断面図であ
る。
る。
【図２】図１の開蓋状態を示す図である。
【図３】図１の分解斜視図である。
【図４】摺動ケ−ス体が手前に摺動し開蓋した時の外観
斜視図である。
斜視図である。
１ 外枠ケ−ス体 ２ 上板 ３ 外枠 ４ 摺動ケ−ス体 ５ ピン ９ ロック装置 １０ 係止爪 １１ 摺動ケ−ス体の前蓋 １２ ピン １３ スプリング １４ 制動カム １５ ストッパ−ガイド １５ａ ストッパ−ガイド下面
Claims (1)
- 【請求項１】 外枠の奥側に摺動ケ−ス体を前方に付勢
するバネとア−ムを配設し、摺動ケ−ス体の手前側に前
蓋を外方に開放し得るバネを配設し、前蓋裏側両側に矩
形の制動カムを取り付け、外枠上板手前側両側下面にス
トッパ−ガイドを垂設し、該ストッパ−ガイド下端に外
方に向って上方に傾斜したテ−パ−面を形成し、摺動ケ
−ス体を一杯に押し込んだ時、制動カム角部が前記テ−
パ−面を押圧し乍ら摺動しテ−パ−面に係止される如く
した車輌用収納装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4285102A JP2650012B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 車輌用収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4285102A JP2650012B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 車輌用収納装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06107075A JPH06107075A (ja) | 1994-04-19 |
| JP2650012B2 true JP2650012B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=17687153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4285102A Expired - Fee Related JP2650012B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 車輌用収納装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2650012B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20100042035A (ko) * | 2008-10-15 | 2010-04-23 | 현대자동차주식회사 | 차량의 암레스트 힌지유닛 |
| JP5041251B2 (ja) * | 2009-05-13 | 2012-10-03 | 明和工業株式会社 | 車両用収納装置 |
| CN111265026B (zh) * | 2020-03-17 | 2021-08-20 | 吉林工程技术师范学院 | 一种方便教学管理使用的档案收纳装置 |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP4285102A patent/JP2650012B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06107075A (ja) | 1994-04-19 |
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Legal Events
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