JP2944951B2 - コンパクト容器の開閉装置 - Google Patents

コンパクト容器の開閉装置

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JP2944951B2 JP1289397A JP1289397A JP2944951B2 JP 2944951 B2 JP2944951 B2 JP 2944951B2 JP 1289397 A JP1289397 A JP 1289397A JP 1289397 A JP1289397 A JP 1289397A JP 2944951 B2 JP2944951 B2 JP 2944951B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器本体と蓋体と
を開閉自在にヒンジ結合して成るコンパクト容器の開閉
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクト容器には、図26〜図28に
示すように容器本体71と容器本体71の上端開口を塞
ぐ蓋体72とが後端側で開閉自在にヒンジ結合され、容
器本体71の前端部に収納凹部73が設けられ、収納凹
部73の内壁に係止部74が設けられ、蓋体72の前端
部に、収納凹部73の後部側に位置するように前記係合
部75が下方突出され、収納凹部73の係合部75前方
に、前記係合部75を係止部74から抜脱させるための
押圧操作体76が設けられ、該操作体76は、収納凹部
73に前後移動自在に保持された操作部77と、操作部
77からヒンジ78を介して突出された第1揺動片79
と、第1揺動片79からヒンジ80を介して突出された
第2揺動片81とを備え、第2揺動片81の先端が、容
器本体71側に後方移動不能に接当される接当部82と
され、蓋体72の閉鎖時に操作部77を後方に押圧操作
することにより、操作部77が接当部82に接近移動し
て、第2揺動片81の突っ張り作用により、第1揺動片
79と第2揺動片81との屈曲が大になって第1揺動片
79の先端が上方移動し、これにより第1揺動片79で
蓋体72を容器本体71に対して容器本体71と蓋体7
2との間を広げるように上方に押圧して、前記係合部7
5を係止部74から抜脱させるようにしたものがある
(例えば、実開平4−125810号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の場合、
図26及び図27に示すように、蓋体72の閉鎖時に、
押圧操作体76の第1揺動片79は、操作部77の上端
からヒンジ78を介して水平に後方突出され、第2揺動
片81は第1揺動片79の後端からヒンジ80を介して
後下がりに傾斜して突出されて、第2揺動片81の接当
部82が収納凹部73の後部下端に接当されるようにな
っている。従って、従来の場合、蓋体72を閉める際
に、図28に示す如く第2揺動片81が略直立状に起立
した状態にあるとき、緩く後上がりに傾斜した状態の第
1揺動片79先端部を蓋体72で下方に押圧するため、
第1揺動片79と第2揺動片81とを連結するヒンジ8
0部分に大きな剪断力がかかり、ヒンジ80部分を破損
する恐れが大であった。
【0004】また、蓋体72を閉める際に、蓋体72で
第1揺動片79を介して操作部77の上側を前方(図2
8に示す矢印A方向)に押すため、操作部77に回転力
がかかり、該操作部77が不安定になってガタ付く恐れ
を生じ、操作部77の前方へのスムーズな戻りが困難に
なるという問題があった。また、図29に示す如く第1
揺動片79基端部の後方への移動距離L1及び第1揺動
片79の先端部の上方への移動距離L3の割りに第1揺
動片79先端部(押圧部)の後方への移動距離L2の割
合が大きく、このため、蓋体72を開放する際に第1揺
動片79先端部(押圧部)の蓋体72に対する摺動が寸
法大きくなり、第1揺動片79先端部(押圧部)が摺動
する蓋体72側の受け部81の前後寸法が大になり、そ
れだけ蓋体72が大きくなって材料費が高く付いた。ま
た、受け部81の寸法が大になると、図27及び図28
に鎖線で示すように受け部81に対応する蓋体72の外
面部分にヒケ82が生じ易くなるという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、操作体の押
圧操作によって、蓋体をスムーズに開放できるようにす
ると共に、蓋体の開閉動作によって押圧操作体が破損し
ないようにし、しかも蓋体の材料費が安上がりになり、
蓋体の外面部分にヒケも生じなくなるようにしたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の第1の技術的手段は、容器本体11と
容器本体11の上端開口を塞ぐ蓋体31とが開閉自在に
ヒンジ結合され、容器本体11に係止部23が設けら
れ、蓋体31に、蓋体31を閉鎖状態に保持すべく係止
部23に係脱自在に係合する係合部33が設けられ、前
記係合部33を係止部23から抜脱させるための操作体
35が設けられ、該操作体35は、操作部36と操作部
36からヒンジ37を介して突出された第1揺動片38
と、第1揺動片38からヒンジ39を介して突出された
第2揺動片40とを備え、蓋体31の閉鎖時に操作部3
6を押圧操作することにより、第1揺動片38と第2揺
動片40との屈曲を増大させて第1揺動片38又は第2
揺動片40の上端側で蓋体31を容器本体11に対して
上方に押圧して、前記係合部33を係止部23から抜脱
させるようにしたコンパクト容器の開閉装置において、
前記第1揺動片38は、操作部36の下端側からヒンジ
37を介して後上がりに傾斜突出され、第2揺動片40
は、第1揺動片38の上端側からヒンジ39を介して後
下がりに傾斜突出され、蓋体31の閉鎖時に操作部36
を押圧操作することにより、第1揺動片38の後上がり
の傾斜が急傾斜になると共に、第2揺動片40の後下が
りの傾斜が急傾斜になるように構成され、前記ヒンジ3
9が蓋体31に対して下方に離間するように、第1揺動
片38又は第2揺動片40の上端に、押圧部43が、ヒ
ンジ39よりも上方に突出して設けられ、操作部36の
押圧操作により、ヒンジ39が蓋体31に対して接触す
ることなく押圧部43で蓋体31を容器本体11に対し
て上方に押圧するようにした点にある。
【0007】第2の技術的手段は、容器本体11と容器
本体11の上端開口を塞ぐ蓋体31とが開閉自在にヒン
ジ結合され、容器本体11に係止部23が設けられ、蓋
体31に、蓋体31を閉鎖状態に保持すべく係止部23
に係脱自在に係合する係合部33が設けられ、前記係合
部33を係止部23から抜脱させるための操作体35が
設けられ、該操作体35は、操作部36と操作部36か
らヒンジ37を介して突出された第1揺動片38と、第
1揺動片38からヒンジ39を介して突出された第2揺
動片40とを備え、第1揺動片38又は第2揺動片40
の上端に押圧部43が設けられ、第2揺動片40の下端
に、容器本体11側に後方移動不能に接当される接当部
41が設けられ、蓋体31の閉鎖時に操作部36を押圧
操作することにより、第2揺動片40の突っ張り作用に
より第1揺動片38と第2揺動片40との屈曲を増大さ
せて、前記押圧部43で蓋体31を容器本体11に対し
て上方に押圧し、前記係合部33を係止部23から抜脱
させるようにしたコンパクト容器の開閉装置において、
前記第1揺動片38は、操作部36の下端側からヒンジ
37を介して後上がりに傾斜突出され、第2揺動片40
は、第1揺動片38の上端側からヒンジ39を介して後
下がりに傾斜突出され、蓋体31の閉鎖時に操作部36
を押圧操作することにより、第2揺動片40の突っ張り
作用により、第2揺動片40の後下がりの傾斜が急傾斜
になると共に、第1揺動片38の後上がりの傾斜が急傾
斜になって前記押圧部43が大きく上方移動するように
構成され、前記ヒンジ39が蓋体31に対して下方に離
間するように、第1揺動片38又は第2揺動片40の上
端に、前記押圧部43が、ヒンジ39よりも上方に突出
して設けられ、操作部36の押圧操作により、ヒンジ3
9が蓋体31に対して接触することなく押圧部43で蓋
体31を容器本体11に対して上方に押圧するようにし
点にある。
【0008】従って、蓋体31が閉鎖した状態から、蓋
体31を開く場合、操作部36を指で後方に押圧すれ
ば、操作部36が後方移動すると共に、第2揺動片40
の突っ張り作用により、第2揺動片40の後下がりの傾
斜が急傾斜になると共に、第1揺動片38の後上がりの
傾斜が急傾斜になる。その結果、第1揺動片38及び第
2揺動片40がその下端を支点に立ち上がるように回動
し、これによって第1揺動片38又は第2揺動片40の
上端側(押圧部43)が上方移動し、これにより第1揺
動片38又は第2揺動片40が、蓋体31を容器本体1
1に対して上方に押圧し、係合部33を係止部23から
抜脱させる。
【0009】そして、操作部36を後方に押圧操作する
際に、第1揺動片38基端部の後方への移動距離L1及
び第1揺動片38の先端部(押圧部43)の上方への移
動距離L3の割りに第1揺動片38先端部(押圧部4
3)の後方への移動距離L2の割合が小さくなり、この
ため、蓋体31を開放する際に第1揺動片38の先端部
(押圧部43)の蓋体31に対する摺動寸法が小さくな
り、第1揺動片38の先端部(押圧部43)が摺動する
蓋体31側の受け部49が小で済み、それだけ蓋体52
が小さくなって材料費が安上がりになるし、また受け部
49の寸法が小になることにより、受け部49に対応す
る蓋体31の外面部分にヒケが生じなくなる。
【0010】蓋体31を閉じる場合、蓋体31を容器本
体11に対向させた後、さらに蓋体31を閉じるべく下
方に押圧すると、蓋体31が第1揺動片38又は第2揺
動片40の上端側(押圧部43)を下方に押圧し、これ
により、第2揺動片40の突っ張り作用により、操作部
36が前方移動して、第2揺動片40の後下がりの傾斜
が緩くなると共に、第1揺動片38の後上がりの傾斜が
緩くなり、蓋体31を閉鎖状態に保持すべく係合部33
が係止部23に下側から係合する。そして、蓋体31を
閉じる際、第1揺動片38は、操作部36の下端側から
ヒンジ38を介して後上がりに傾斜突出され、第2揺動
片40は、第1揺動片38の上側中途部からヒンジ39
を介して後下がりに傾斜突出されているため、蓋体31
による第1揺動片38又は第2揺動片40の上端側(押
圧部43)への下方押圧によって、ヒンジ37及びヒン
ジ39部分での変形により第1揺動片38と第2揺動片
40との屈曲が減少して第1揺動片38と第2揺動片4
0とが前後方向にスムーズに伸長し、この点からヒンジ
39部分に大きな剪断力がかかることがなくなる。
【0011】また、第1揺動片38又は第2揺動片40
の上端に、ヒンジ39よりも上方突出された押圧部43
が設けられている場合には、蓋体31を閉める際の蓋体
31側からの下方押圧を押圧部43で受けて、蓋体31
側からの押圧力がヒンジ39部分には直接的にかかるこ
ともなくなり、この点からもヒンジ39部分に大きな剪
断力がかかることがなくなり、ヒンジ39部分の破損を
より一層効果的に防止できる。また、蓋体31を閉める
際に、蓋体31で第1揺動片38を介して操作部36の
下側を前方に押すため、操作部36に回転力がかから
ず、該操作部36がガタ付くことなくスムーズに前方移
動して戻ることが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に従って説明すると、図1〜図4において、11はコン
パクト容器の容器本体で、合成樹脂により底壁12と前
壁13と後壁14と左右一対の側壁とを有する上端が開
口した箱形に形成されている。容器本体11の後壁14
には左右一対の支持片16が突設されている。容器本体
11の前壁13には、収納凹部21が設けられると共
に、収納凹部21の内壁22上部に鉤形に前方突出した
係止部23が設けられている。
【0013】31は容器本体11の上端開口を塞ぐ蓋体
で、合成樹脂により構成されている。蓋体31の後端部
に取付片32が突設されている。枢支軸17を容器本体
11の支持片16及び蓋体31の取付片32に打ち込む
ことにより、蓋体31が、取付片32を介して容器本体
11の後壁14に枢支軸17廻りに開閉自在になるよう
にヒンジ結合されている。蓋体31の前端部に、蓋体3
1の閉鎖時に収納凹部21の後部側に位置するように前
記係合部33が下方突出され、蓋体31を閉鎖したとき
係合部33は弾性変形によって容器本体11の係止部2
3に下側から係脱自在に係合し、これにより蓋体31を
閉鎖状態に保持するようになっている。
【0014】34は中枠で、容器本体11内に着脱自在
に嵌合保持されている。35は係合部33を係止部23
から抜脱させるための押圧操作体で、弾性を有する合成
樹脂により構成されている。押圧操作体35は、操作部
36と操作部36から薄肉のヒンジ37を介して突出さ
れた第1揺動片38と、第1揺動片38から薄肉のヒン
ジ39を介して突出された第2揺動片40とを備え、第
2揺動片40の先端が、収納凹部21の内壁22下端に
後方移動不能に接当される接当部41とされている。
【0015】押圧操作体35の側壁部45外面に、傾斜
案内部46が設けられると共に、抜止凹部47が設けら
れ、収納凹部21の内壁22側面に抜止凸部48が設け
られており、押圧操作体35を収納凹部21に前側から
挿入嵌合することにより、抜止凸部48が傾斜案内部4
6に案内されて抜止凹部47に前後摺動自在に係合し、
これにより前記押圧操作体35は収納凹部21の係止部
23前方に配置され、操作部36が容器本体11の収納
凹部21内に前後移動自在に嵌合保持されるようになっ
ている。
【0016】第1揺動片38は、操作部36の下端側か
らヒンジ37を介して後上がりに傾斜突出され、第2揺
動片40は、第1揺動片38の幅方向中央部にその上側
中途部からヒンジ39を介して後下がりに傾斜突出さ
れ、第1揺動片38の幅方向両側の上端部に、ヒンジ3
9よりも上方突出された押圧部43が左右一対設けられ
ている。この押圧部43は前記係合部33の下面に接当
又は近接されており、蓋体31の閉鎖時に操作部36を
指で外部から後方に押圧操作することにより、操作部3
6が収納凹部21内を後方移動すると共に、第2揺動片
40の突っ張り作用により第1揺動片38と第2揺動片
40との屈曲が増大し、第2揺動片40の後下がりの傾
斜が急傾斜になると共に、第1揺動片38の後上がりの
傾斜が急傾斜になり、その結果第1揺動片38の押圧部
43が上方移動するようになっている。
【0017】上記実施の形態によれば、図2に示すよう
に蓋体31が閉鎖した状態から、蓋体31を開く場合、
押圧操作体35の操作部36を指で後方に押圧すれば、
操作部36が収納凹部21内を後方移動すると共に、第
2揺動片40の突っ張り作用により、第2揺動片40の
後下がりの傾斜が急傾斜になると共に、第1揺動片38
の後上がりの傾斜が急傾斜になる。従って、第1揺動片
38及び第2揺動片40がその下端を支点に立ち上がる
ように回動し、これによって第1揺動片38の押圧部4
3が収納凹部21内を上方移動し、これにより押圧部4
3が、係合部33を介して蓋体31を容器本体11に対
して容器本体11と蓋体31との間を広げるように上方
に押圧して、図3に示すように係合部33を係止部23
から抜脱させる。
【0018】そして、操作部36を後方に押圧操作する
際に、図5に示す如く第1揺動片38基端部の後方への
移動距離L1及び第1揺動片38の先端部(押圧部4
3)の上方への移動距離L3の割りに第1揺動片38先
端部(押圧部43)の後方への移動距離L2の割合が小
さくなり、このため、蓋体31を開放する際に第1揺動
片38の先端部(押圧部43)の蓋体31に対する摺動
寸法が小さくなり、第1揺動片38の先端部(押圧部4
3)が摺動する蓋体31側の受け部49が小で済み、そ
れだけ蓋体31が小さくなって材料費が安上がりになる
し、また受け部81の寸法が小になることにより、受け
部49に対応する蓋体31の外面部分にヒケが生じなく
なる。
【0019】蓋体31が開放した状態から、蓋体31を
閉じる場合、蓋体31を容器本体11に対して枢支軸1
7廻りに閉鎖方向に回動して、図3に示す如く蓋体31
を容器本体11に対向させた後、さらに蓋体31の前端
側を下方に押圧すると、係合部33の下端が押圧操作体
35の押圧部43を下方に押圧し、これにより、第2揺
動片40の突っ張り作用により、操作部36が収納凹部
21内を前方移動して、第2揺動片40の後下がりの傾
斜が緩くなると共に、第1揺動片38の後上がりの傾斜
が緩くなり、蓋体31を閉鎖状態に保持すべく係合部3
3が係止部23に下側から係合する。
【0020】そして、押圧操作体35の押圧部43を下
方に押圧して蓋体31を閉じる際、第1揺動片38は、
操作部36の下端側からヒンジ38を介して後上がりに
傾斜突出され、第2揺動片40は、第1揺動片38の上
側中途部からヒンジ39を介して後下がりに傾斜突出さ
れているため、押圧部43への下方押圧によって、ヒン
ジ37及びヒンジ39部分での変形により第1揺動片3
8と第2揺動片40との屈曲が減少して第1揺動片38
と第2揺動片40とが前後方向にスムーズに伸長し、こ
の点からヒンジ39部分に大きな剪断力がかかることが
なくなる。
【0021】さらに、第1揺動片38の上端部に、ヒン
ジ39よりも上方突出された押圧部43が左右一対設け
られているため、蓋体31を閉める際の蓋体31側から
の下方押圧を押圧部43で受けて、蓋体31側からの押
圧力がヒンジ39部分には直接的にかかることもなくな
り、この点からもヒンジ39部分に大きな剪断力がかか
ることがなくなり、ヒンジ39部分の破損を効果的に防
止できる。また、押圧部43がヒンジ39よりも上方突
出されているため、蓋体31を閉める際に蓋体31によ
る押圧部43の押圧によって、押圧部43に撓みを生じ
させ、蓋体31を開放する際に係合部が係止部23から
抜脱すると、押圧部43の弾性力によって蓋体31を上
方に突き上げて、蓋体31を大きく開放させることがで
き、その後の蓋体31の開放回動を楽になし得るように
なる。
【0022】また、蓋体31を閉める際に、蓋体31で
第1揺動片38を介して操作部36の下側を前方に押す
ため、操作部36に回転力がかからず、該操作部36が
ガタ付くことなくスムーズに前方移動して戻ることが可
能になる。図6は他の実施の形態を示し、押圧操作体3
5の第1揺動片38の幅方向両側からコの字状の第2揺
動片40が、一対のヒンジ39を介して後下がりに傾斜
突出され、第1揺動片38の幅方向中央部に、ヒンジ3
9よりも上方突出された1つの押圧部43が設けられて
いる。その他の点は前記実施の形態と同様な構成であ
る。
【0023】図7は他の実施の形態を示し、押圧操作体
35の第1揺動片38の上側中途部からヒンジ39を介
して第1揺動片38と略同幅の第2揺動片40が後下が
りに傾斜突出され、第1揺動片38の上端部にヒンジ3
9よりも上方突出された1つの押圧部43が第1揺動片
38の全幅に亘って設けられている。その他の点は前記
実施の形態と同様な構成である。図8〜図10は他の実
施の形態を示し、収納凹部21の内壁下端に係止凹部5
1が設けられ、蓋体31の閉鎖時に係止凹部51に第2
揺動片40の接当部41を係合保持させるようにしたも
のである。
【0024】図11及び図12は他の実施の形態を示
し、収納凹部21の内壁22下端部に係止凸部52が設
けられ、蓋体31の閉鎖時に係止凸部52の下側に第2
揺動片40の接当部41を係合保持させるようにしたも
のである。図13〜図15は他の実施の形態を示し、押
圧操作体35の第1揺動片38の上端部からヒンジ39
を介して第1揺動片38と略同幅の第2揺動片40が後
下がりに傾斜突出され、第2揺動片40の上端部にヒン
ジ39よりも上方突出された1つの押圧部43が第2揺
動片40の全幅に亘って設けられている。その他の点は
前記実施の形態と同様な構成である。
【0025】図16は他の実施の形態を示し、コの字状
の第1揺動片38の幅方向両側から一対のヒンジ39を
介して第2揺動片40が後下がりに傾斜突出され、第2
揺動片40の幅方向中央部にその上端部からヒンジ39
よりも上方突出された押圧部43が設けられている。そ
の他の点は前記実施の形態と同様な構成である。図17
〜図19は他の実施の形態を示し、ヒンジ39が第1揺
動片38及び第2揺動片40と同一の肉厚に形成されて
いる。その他の点は前記図1〜図4の実施の形態の場合
と同様の構成である。
【0026】図20は他の実施の形態を示し、ヒンジ3
9が第1揺動片38及び第2揺動片40と同一の肉厚に
形成されている。その他の点は前記図6の実施の形態の
場合と同様の構成である。図21は他の実施の形態を示
し、第1揺動片38の押圧部43が係合部33前方の蓋
体31下面に接当又は近接するように設けられ、操作部
36を押圧操作して蓋体31を開くとき、押圧部43で
係合部33前方の蓋体31下面を上方に押圧するように
している。その他の点は図1〜図4の実施の形態の場合
と同様の構成である。
【0027】図22及び図23は他の実施の形態を示
し、容器本体11の前端に、収納凹部21の前側開口を
挿通孔55を残して塞ぐように、閉鎖壁56が容器本体
11の前壁13に連続して設けられると共に、押圧操作
体35の操作部36の上端に操作片57が前方突設され
ている。また、中枠34に前鍔片58が前方突設され、
前鍔片58に収納凹部21に対応して開口59が設けら
れ、閉鎖壁56と蓋体31との間の前記挿通孔55に、
記前鍔片58の前端部と操作部36の操作片57とが挿
通保持され、操作片57は挿通孔55から閉鎖壁56前
方に突出されており、操作片57を指で後方に押圧する
ことによって操作部36を前方に移動操作できるように
なっている。
【0028】図24及び図25は他の実施の形態を示
し、容器本体11の前端に、収納凹部21の前側開口を
塞ぐように、閉鎖壁56が容器本体11の前壁13に連
続して設けられ、閉鎖壁56に挿通孔55が設けられ、
押圧操作体35の操作部36の上端に操作片57が前方
突設され、中枠34に前鍔片58が前方突設され、前鍔
片58に収納凹部21に対応して開口59が設けられ、
押圧操作体35の操作片57が挿通孔55に挿通されて
閉鎖壁56前方に突出されており、前記図22及び図2
3の実施の形態の場合と同様に操作片57を指で後方に
押圧することによって操作部36を後方に移動操作でき
るようになっている。
【0029】なお、前記実施の形態では、容器本体11
に収納凹部21を設けているが、収納凹部21は容器本
体11と蓋体31との間にあればよく、収納凹部21を
蓋体31に形成してもよいし、また収納凹部21を容器
本体11と蓋体31とに跨がって形成するようにしても
よい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、蓋体31を開くために
操作部36を押圧操作した際、第1揺動片38基端部の
後方への移動距離L1及び第1揺動片38の先端部(押
圧部43)の上方への移動距離L3の割りに第1揺動片
38先端部(押圧部43)の後方への移動距離L2の割
合が小さくなり、このため、蓋体31を開放する際に第
1揺動片38の先端部(押圧部43)の蓋体31に対す
る摺動寸法が小さくなり、第1揺動片38の先端部(押
圧部43)が摺動する蓋体31側の受け部49が小にな
り、それだけ蓋体31が小さくなって材料費が安上がり
になるし、また受け部49の寸法が小になることによ
り、受け部49に対応する蓋体31の外面部分にヒケが
生じなくなる。
【0031】また、蓋体31を閉じる際、第1揺動片3
8は、操作部36の下端側からヒンジ38を介して後上
がりに傾斜突出され、第2揺動片40は、第1揺動片3
8の上側中途部からヒンジ39を介して後下がりに傾斜
突出されているため、蓋体31による第1揺動片38又
は第2揺動片40の上端側への下方押圧によって、ヒン
ジ37及びヒンジ39部分での変形により第1揺動片3
8と第2揺動片40との屈曲が減少して第1揺動片38
と第2揺動片40とが前後方向にスムーズに伸長し、こ
の点からヒンジ39部分に大きな剪断力がかかることが
なくなる。また、蓋体31を閉める際に、蓋体31で第
1揺動片38を介して操作部36の下側を前方に押すた
め、操作部36に回転力がかからず、該操作部36がガ
タ付くことなくスムーズに前方移動して戻ることが可能
になる。
【0032】従って、操作体35の押圧操作によって、
蓋体31をスムーズに開放できるし、蓋体31の開閉動
作によるヒンジ39部分等の破損を効果的に防止でき
る。また、第1揺動片38又は第2揺動片40の上端
に、ヒンジ39よりも上方突出された押圧部43が設け
られている場合には、蓋体31を閉める際の蓋体31側
からの下方押圧を押圧部43で受けて、蓋体31側から
の押圧力がヒンジ39部分には直接的にかかることもな
くなり、この点からもヒンジ39部分に大きな剪断力が
かかることがなくなり、ヒンジ39部分の破損をより一
層効果的に防止できる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す操作体及び収納凹
部部分の分解斜視図である。
【図2】同操作体及び収納凹部部分の側断面図である。
【図3】同係止部と係合部との係合を外した状態の側断
面図である。
【図4】同コンパクト容器の全体の側断面図である。
【図5】同作用説明用の概略図である。
【図6】他の実施の形態を示す操作体部分の斜視図であ
る。
【図7】他の実施の形態を示す操作体部分の斜視図であ
る。
【図8】他の実施の形態を示す収納凹部部分の斜視図で
ある。
【図9】同操作体及び収納凹部部分の側断面図である。
【図10】同操作体を前方移動させた状態の側断面図で
ある。
【図11】他の実施の形態を示す収納凹部部分の斜視図
である。
【図12】同収納凹部の後部側の側断面図である。
【図13】他の実施の形態を示す操作体及び収納凹部部
分の側断面図である。
【図14】同係止部と係合部との係合を外した状態の側
断面図である。
【図15】他の実施の形態を示す操作体部分の斜視図で
ある。
【図16】他の実施の形態を示す操作体の一部の斜視図
である。
【図17】他の実施の形態を示す操作体及び収納凹部部
分の側断面図である。
【図18】同係止部と係合部との係合を外した状態の側
断面図である。
【図19】同操作体部分の斜視図である。
【図20】他の実施の形態を示す操作体部分の斜視図で
ある。
【図21】他の実施の形態を示す操作体及び収納凹部部
分の側断面図である。
【図22】他の実施の形態を示す操作体及び収納凹部部
分の側断面図である。
【図23】同操作体及び収納凹部部分の斜視図である。
【図24】他の実施の形態を示す操作体及び収納凹部部
分の側断面図である。
【図25】同操作体及び収納凹部部分の斜視図である。
【図26】従来例を示す操作体部分の斜視図である。
【図27】同側断面図である。
【図28】同係止部と係合部との係合を外した状態の側
断面図である。
【図29】同従来の問題点説明用の概略図である。
【符号の説明】
11 容器本体 23 係止部 31 蓋体 33 係合部 35 押圧操作体 36 操作部 37 ヒンジ 38 第1揺動片 39 ヒンジ 40 第2揺動片 41 接当部 43 押圧部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体(11)と容器本体(11)の
    上端開口を塞ぐ蓋体(31)とが開閉自在にヒンジ結合
    され、容器本体(11)に係止部(23)が設けられ、
    蓋体(31)に、蓋体(31)を閉鎖状態に保持すべく
    係止部(23)に係脱自在に係合する係合部(33)が
    設けられ、前記係合部(33)を係止部(23)から抜
    脱させるための操作体(35)が設けられ、該操作体
    (35)は、操作部(36)と操作部(36)からヒン
    ジ(37)を介して突出された第1揺動片(38)と、
    第1揺動片(38)からヒンジ(39)を介して突出さ
    れた第2揺動片(40)とを備え、蓋体(31)の閉鎖
    時に操作部(36)を押圧操作することにより、第1揺
    動片(38)と第2揺動片(40)との屈曲を増大させ
    て第1揺動片(38)又は第2揺動片(40)の上端側
    で蓋体(31)を容器本体(11)に対して上方に押圧
    して、前記係合部(33)を係止部(23)から抜脱さ
    せるようにしたコンパクト容器の開閉装置において、 前記第1揺動片(38)は、操作部(36)の下端側か
    らヒンジ(37)を介して後上がりに傾斜突出され、第
    2揺動片(40)は、第1揺動片(38)の上端側から
    ヒンジ(39)を介して後下がりに傾斜突出され、蓋体
    (31)の閉鎖時に操作部(36)を押圧操作すること
    により、第1揺動片(38)の後上がりの傾斜が急傾斜
    になると共に、第2揺動片(40)の後下がりの傾斜が
    急傾斜になるように構成され、前記ヒンジ(39)が蓋体(31)に対して下方に離間
    するように、第1揺動片(38)又は第2揺動片(4
    0)の上端に、押圧部(43)が、ヒンジ(39)より
    も上方に突出して設けられ、操作部(36)の押圧操作
    により、ヒンジ(39)が蓋体(31)に対して接触す
    ることなく押圧部(43)で蓋体(31)を容器本体
    (11)に対して上方に押圧するようにした ことを特徴
    とするコンパクト容器の開閉装置。
  2. 【請求項2】 容器本体(11)と容器本体(11)の
    上端開口を塞ぐ蓋体(31)とが開閉自在にヒンジ結合
    され、容器本体(11)に係止部(23)が設けられ、
    蓋体(31)に、蓋体(31)を閉鎖状態に保持すべく
    係止部(23)に係脱自在に係合する係合部(33)が
    設けられ、前記係合部(33)を係止部(23)から抜
    脱させるための操作体(35)が設けられ、該操作体
    (35)は、操作部(36)と操作部(36)からヒン
    ジ(37)を介して突出された第1揺動片(38)と、
    第1揺動片(38)からヒンジ(39)を介して突出さ
    れた第2揺動片(40)とを備え、第1揺動片(38)
    又は第2揺動片(40)の上端に押圧部(43)が設け
    られ、第2揺動片(40)の下端に、容器本体(11側
    に後方移動不能に接当される接当部(41)が設けら
    れ、蓋体(31)の閉鎖時に操作部(36)を押圧操作
    することにより、第2揺動片(40)の突っ張り作用に
    より第1揺動片(38)と第2揺動片(40)との屈曲
    を増大させて、前記押圧部(43)で蓋体(31)を容
    器本体(11)に対して上方に押圧し、前記係合部(3
    3)を係止部(23)から抜脱させるようにしたコンパ
    クト容器の開閉装置において、 前記第1揺動片(38)は、操作部(36)の下端側か
    らヒンジ(37)を介して後上がりに傾斜突出され、第
    2揺動片(40)は、第1揺動片(38)の上端側から
    ヒンジ(39)を介して後下がりに傾斜突出され、蓋体
    (31)の閉鎖時に操作部(36)を押圧操作すること
    により、第2揺動片(40)の突っ張り作用により、第
    2揺動片(40)の後下がりの傾斜が急傾斜になると共
    に、第1揺動片(38)の後上がりの傾斜が急傾斜にな
    って前記押圧部(43)が大きく上方移動するように構
    成され、前記ヒンジ(39)が蓋体(31)に対して下方に離間
    するように、第1揺動片(38)又は第2揺動片(4
    0)の上端に、前記押圧部(43)が、ヒンジ(39)
    よりも上方に突出して設けられ、操作部(36)の押圧
    操作により、ヒンジ(39)が蓋体(31)に対して接
    触することなく押圧部(43)で蓋体(31)を容器本
    体(11)に対して上方に押圧するようにした ことを特
    徴とするコンパクト容器の開閉装置。
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