JPH0614651Y2 - コンパクト容器の開閉装置 - Google Patents

コンパクト容器の開閉装置

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JPH0614651Y2
JPH0614651Y2 JP1990118982U JP11898290U JPH0614651Y2 JP H0614651 Y2 JPH0614651 Y2 JP H0614651Y2 JP 1990118982 U JP1990118982 U JP 1990118982U JP 11898290 U JP11898290 U JP 11898290U JP H0614651 Y2 JPH0614651 Y2 JP H0614651Y2
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JP
Japan
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lid
mounting recess
pressing
pair
container
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JP1990118982U
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JPH0477807U (ja
Inventor
鋭一 細見
皓夫 井上
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豊國樹脂工業株式會社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、容器本体と蓋体とを開閉自在にヒンジ結合し
て成るコンパクト容器に関する。
(従来の技術) 従来のコンパクト容器には、第16図に示すように容器
本体1と容器本体1の上端開口を塞ぐ蓋体2とを後端側
で開閉自在にヒンジ結合し、容器本体1の前端側に係止
部3を設けると共に、蓋体2の前端側に係合部4を設
け、係合部4を係止部3に弾性変形を利用して下側から
係脱自在に係合し、これにより蓋体2を容器本体1に対
して閉塞状態に保持するようにしたものがある。この場
合、蓋体2を開放するには、爪等を利用して蓋体2を容
器本体1に対してこじ開けるようにしていた。
(考案が解決しようとする課題) 従って、従来の場合、蓋体2を開放する場合、容器本体
1と蓋体2との前端側の隙間に爪等を引掛けて、蓋体2
を容器本体1に対してこじ開けなければならず、またこ
の際両手を使用する必要があり、蓋体2の開放操作が非
常に面倒であった。また、蓋体2を開放する際に指や爪
を傷めるおそれもあった。
本考案は上記問題点に鑑み、指や爪を傷付ける惧れな
く、蓋体を簡単に開放し得るようにしたものである。
(課題を解決するための手段) この技術的課題を解決する本考案の技術的手段は、容器
本体11と容器本体11の上端開口を塞ぐ蓋体31とが
後端側で開閉自在にヒンジ結合され、容器本体11の前
端側に、係止部23が設けられ、蓋体31の前端側に、
蓋体31を閉塞状態に保持すべく係止部23に下側から
係脱自在に係合する係合部33が設けられたコンパクト
容器の開閉装置において、 容器本体11の前壁13に、取付凹部21が設けられ、
取付凹部21に、前壁38と左右一対の側壁39とを有
する押圧操作体37が前後移動自在に設けられ、取付凹
部21の左右一対の側壁39間に、押圧操作体37とは
別体の係合解除体44が設けられ、係合解除体44は、
支持板部45と嵌合突起46と押圧片47とを有し、嵌
合突起46が取付凹部21底面の嵌合孔50に嵌合固着
されて、支持板部45が取付凹部21底面に載置され、
押圧片47は、上下方向中央部の左右一対の側屈曲部4
8と左右方向中央部上端の上屈曲部49とを有する菱形
状に形成され、前記係合部33を押圧片47で上方押圧
して係止部23から抜脱させるように、押圧操作体37
に、その後方移動によって一対の側屈曲部48を左右方
向内方に押圧する押圧斜面42が設けられている点にあ
る。
(作用) 蓋体31を開放する場合、押圧操作体37を後方に押圧
すればよく、押圧操作体37の後方移動によって、押圧
操作体37の押圧斜面42で一対の側屈曲部48を左右
方向内方に押圧し、これにより、押圧片47が弾性変形
により上方に伸長し、上屈曲部49が係合部33を上方
押圧して、係合部33が係止部23から抜脱する。な
お、押圧操作体37を後方押圧したとき、規制片23に
係合解除体44の押圧片47の上端部が接当することに
よって、係合解除体44が後上り傾斜するのを阻止す
る。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例に従って説明すると、第3
図乃至第8図において、11は容器本体で、合成樹脂に
より底壁12と前壁13と後壁14と左右一対の側壁1
5とを有する上端が開口した箱形に形成されている。
容器本体11の後壁14には切欠凹部16が設けられる
と共に、枢支軸17が嵌合固着されている。容器本体1
1の前壁13には、第1図及び第2図にも示す如く取付
凹部21が設けられると共に、取付凹部21の内壁22
に鉤形に上方突出した係止部23と前方突出した規制片
24とが突設されている。
26は中容器で、取付片27を介して容器本体11の後
壁14に枢支軸28廻りに開閉自在になるようにヒンジ
結合されている。
31は容器本体11の上端開口を塞ぐ蓋体で、一対の取
付片32を介して容器本体11の後壁14に枢支軸17
廻りに開閉自在になるようにヒンジ結合されている。蓋
体31の前端部には、下方に向けて鉤形に突出した係合
部33が設けられ、該係合部33は弾性変形によって係
止部23に下側から係脱自在に係合し、これにより、蓋
体31を閉塞状態に保持するようになっている。
第1図及び第2図において、37は容器本体11の前端
部に設けた押圧操作体で、第9図乃至第11図にも示す
ように前壁38と左右一対の側壁39とを有し、側壁3
9には、前記取付凹部21に設けた突起40に前後移動
自在に嵌合した案内溝41が設けられ、押圧操作体37
は取付凹部21に前後移動自在に保持されている。押圧
操作体37の前壁38と一対の側壁39との間に左右一
対の押圧斜面42が設けられている。
44は係合解除体で、支持板部45と嵌合突部46と押
圧片47とを有し、嵌合突部46が取付凹部21底面の
嵌合孔50に嵌合固着されて、支持板部45が取付凹部
21底面に載置されている。押圧片47は、上下方向中
央部の左右一対の側屈曲部48及び左右方向中央部上端
の上屈曲部49を介して菱形状に形成され、押圧操作体
37を後方に押圧して後方移動させることによって、押
圧操作体37の押圧斜面42で一対の側屈曲部48を左
右方向内方に押圧するようになっている。
(考案の効果) 本考案によれば、容器本体11の前壁13に取付凹部2
1が設けられ、取付凹部21に、前壁38と左右一対の
側壁39とを有する押圧操作体37が前後移動自在に設
けられ、押圧操作体37の後方移動によって、係合部3
3を上方押圧して係止部23から抜脱させる係合解除体
44が設けられているので、単に押圧操作体37の後方
押圧によって、係合部33を係止部23から抜脱して、
蓋体31を片手で非常に簡単に開放することができる。
しかも、係合解除体44は、押圧操作体37とは別体で
あって、支持板部45と嵌合突起46と押圧片47とを
有し、取付凹部21の左右一対の側壁39間に設けられ
ているので、大きさや形状の異なる種々のコンパクト容
器に対して、押圧操作体37の形状や大きさ変えるのみ
で、構造の複雑な係合解除体44を同一のものでそのま
ま兼用することができるし、また係合解除体44と押圧
操作体37とが別体であるから、夫々を比較的簡単な構
造になし得る。従って、コンパクト容器を、製造容易で
かつ安価に提供し得るようになる。
また、嵌合突起46が取付凹部21底面の嵌合孔50に
嵌合固着されて、支持板部45が取付凹部21底面に載
置され、押圧片47は、上下方向中央部の左右一対の側
屈曲部48と左右方向中央部上端の上屈曲部49とを有
する菱形状に形成され、前記係合部33を押圧片47で
上方押圧して係止部23から抜脱させるように、押圧操
作体37に、その後方移動によって一対の側屈曲部48
を左右方向内方に押圧する押圧斜面42が設けられてい
るので、押圧操作体37を後方押圧して蓋体31を開放
する際に、係合解除体44はその押圧片47が単に上方
に伸長するのみで、容器本体11に対して前後移動した
りするようなことはなく、従って係合解除体44は容器
本体11との摺動等による破損を生じる恐れがなくな
り、形状が複雑で破損し易い係合解除体44を長期間の
使用に十分に耐えるものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第15図は本考案の一実施例を示し、第1図
は要部の拡大側断面図、第2図は第1図のA−A線断面
図、第3図は側断面図、第4図は半欠正断面図、第5図
は平面図、第6図は容器本体の平面図、第7図は同側断
面図、第8図は同半欠正断面図、第9図は押圧操作体の
平面図、第10図は同側面図、第11図は同正面図、第
12図は係合解除体の正面図、第13図は同平面図、第
14図は同底面図、第15図は同側面図である。第16
図は従来例を示す側断面図である。 11…容器本体、23…係止部、31…蓋体、33…係
合部、37…押圧操作体、44…係合解除体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体(11)と容器本体(11)の上
    端開口を塞ぐ蓋体(31)とが後端側で開閉自在にヒン
    ジ結合され、容器本体(11)の前端側に、係止部(2
    3)が設けられ、蓋体(31)の前端側に、蓋体(3
    1)を開閉状態に保持すべく係止部(23)に下側から
    係脱自在に係合する係合部(33)が設けられたコンパ
    クト容器の開閉装置において、 容器本体(11)の前壁(13)に、取付凹部(21)
    が設けられ、取付凹部(21)に、前壁(38)と左右
    一対の側壁(39)とを有する押圧操作体(37)が前
    後移動自在に設けられ、取付凹部(21)の左右一対の
    側壁(39)間に、押圧操作体(37)とは別体の係合
    解除体(44)が設けられ、係合解除体(44)は、支
    持板部(45)と嵌合突起(46)と押圧片(47)と
    を有し、嵌合突起(46)が取付凹部(21)底面の嵌
    合孔(50)に嵌合固着されて、支持板部(45)が取
    付凹部(21)底面に載置され、押圧片(47)は、上
    下方向中央部の左右一対の側屈曲部(48)と左右方向
    中央部上端の上屈曲部(49)とを有する菱形状に形成
    され、前記係合部(33)を押圧片(47)で上方押圧
    して係止部(23)から抜脱させるように、押圧操作体
    (37)に、その後方移動によって一対の側屈曲部(4
    8)を左右方向内方に押圧する押圧斜面(42)が設け
    られていることを特徴とするコンパクト容器の開閉装
    置。
JP1990118982U 1990-11-13 1990-11-13 コンパクト容器の開閉装置 Expired - Lifetime JPH0614651Y2 (ja)

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JPH0477807U JPH0477807U (ja) 1992-07-07
JPH0614651Y2 true JPH0614651Y2 (ja) 1994-04-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63141Y2 (ja) * 1980-06-13 1988-01-05
JPS5711605U (ja) * 1980-06-20 1982-01-21
JPH0320435Y2 (ja) * 1986-07-04 1991-05-01

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JPH0477807U (ja) 1992-07-07

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