JPH0610890Y2 - コンパクト容器の開閉装置 - Google Patents
コンパクト容器の開閉装置Info
- Publication number
- JPH0610890Y2 JPH0610890Y2 JP72091U JP72091U JPH0610890Y2 JP H0610890 Y2 JPH0610890 Y2 JP H0610890Y2 JP 72091 U JP72091 U JP 72091U JP 72091 U JP72091 U JP 72091U JP H0610890 Y2 JPH0610890 Y2 JP H0610890Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- pressing operation
- operation body
- container
- pressing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、容器本体と蓋体とを開
閉自在にヒンジ結合して成るコンパクト容器の開閉装置
に関する。
閉自在にヒンジ結合して成るコンパクト容器の開閉装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンパクト容器には、図14に示
すように容器本体1 と容器本体1 の上端開口を塞ぐ蓋体
2 とを後端側で開閉自在にヒンジ結合し、容器本体1 の
前端側に係止部3を設けると共に、蓋体2 の前端側に係
合部4 を設け、係合部4 を係止部3 に弾性変形を利用し
て下側から係脱自在に係合し、これにより蓋体2 を容器
本体1 に対して閉塞状態に保持するようにしたものがあ
る。この場合、蓋体2 を開放するには、爪等を利用して
蓋体2 を容器本体1 に対してこじ開けるようにしてい
た。
すように容器本体1 と容器本体1 の上端開口を塞ぐ蓋体
2 とを後端側で開閉自在にヒンジ結合し、容器本体1 の
前端側に係止部3を設けると共に、蓋体2 の前端側に係
合部4 を設け、係合部4 を係止部3 に弾性変形を利用し
て下側から係脱自在に係合し、これにより蓋体2 を容器
本体1 に対して閉塞状態に保持するようにしたものがあ
る。この場合、蓋体2 を開放するには、爪等を利用して
蓋体2 を容器本体1 に対してこじ開けるようにしてい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従って、従来の場合、
蓋体2 を開放する場合、容器本体1 と蓋体2 との前端側
の隙間に爪等を引掛けて、蓋体2 を容器本体1 に対して
こじ開けなければならず、またこの際両手を使用する必
要があり、蓋体2 の開放操作が非常に面倒であった。ま
た、蓋体2 を開放する際に指や爪を傷めるおそれもあっ
た。
蓋体2 を開放する場合、容器本体1 と蓋体2 との前端側
の隙間に爪等を引掛けて、蓋体2 を容器本体1 に対して
こじ開けなければならず、またこの際両手を使用する必
要があり、蓋体2 の開放操作が非常に面倒であった。ま
た、蓋体2 を開放する際に指や爪を傷めるおそれもあっ
た。
【0004】本考案は上記問題点に鑑み、指や爪を傷付
ける惧れなく、蓋体を簡単に開放し得るようにしたもの
である。
ける惧れなく、蓋体を簡単に開放し得るようにしたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本考案の技術的手段は、容器本体11と容器本体
11の上端開口を塞ぐ蓋体31とが後端側で開閉自在にヒン
ジ結合され、容器本体11の前端側に、係止部23が設けら
れ、蓋体31の前端側に、蓋体31を閉塞状態に保持すべく
係止部23に下側から係脱自在に係合する係合部33が設け
られたコンパクト容器の開閉装置において、容器本体11
の前端部に、押圧操作体41が後方突出した支持腕42を介
して左右方向の枢支軸43廻りに回動自在に枢支され、押
圧操作体41の後方押圧によって該押圧操作体41が後上方
に移動するように、弾性変形により屈曲するヒンジ44
が、押圧操作体41と支持腕42との間に設けられ、前記係
合部33を係止部23から抜脱させるべく、押圧操作体41の
後上方への移動時に蓋体31前端部を上方押圧する押圧部
45が、押圧操作体41に設けられている点にある。
るための本考案の技術的手段は、容器本体11と容器本体
11の上端開口を塞ぐ蓋体31とが後端側で開閉自在にヒン
ジ結合され、容器本体11の前端側に、係止部23が設けら
れ、蓋体31の前端側に、蓋体31を閉塞状態に保持すべく
係止部23に下側から係脱自在に係合する係合部33が設け
られたコンパクト容器の開閉装置において、容器本体11
の前端部に、押圧操作体41が後方突出した支持腕42を介
して左右方向の枢支軸43廻りに回動自在に枢支され、押
圧操作体41の後方押圧によって該押圧操作体41が後上方
に移動するように、弾性変形により屈曲するヒンジ44
が、押圧操作体41と支持腕42との間に設けられ、前記係
合部33を係止部23から抜脱させるべく、押圧操作体41の
後上方への移動時に蓋体31前端部を上方押圧する押圧部
45が、押圧操作体41に設けられている点にある。
【0006】
【作用】蓋体31を開放する場合、押圧操作体41を後方に
押圧すればよく、押圧操作体41の後方押圧によって、図
13に示すように支持腕42が枢支軸43廻りに矢印(a)
方向に回動すると共に、ヒンジ44が弾性変形により屈曲
し、その結果押圧操作体41が後上方に移動し、押圧操作
体41の押圧部45が蓋体31前端部を上方押圧して、係合部
33が係止部23から抜脱する。
押圧すればよく、押圧操作体41の後方押圧によって、図
13に示すように支持腕42が枢支軸43廻りに矢印(a)
方向に回動すると共に、ヒンジ44が弾性変形により屈曲
し、その結果押圧操作体41が後上方に移動し、押圧操作
体41の押圧部45が蓋体31前端部を上方押圧して、係合部
33が係止部23から抜脱する。
【0007】
以下、本考案を図示の実施例に従って説明すると、図9
乃至図12において、11は容器本体で、合成樹脂により
底壁12と前壁13と後壁14と左右一対の側壁15とを有する
上端が開口した箱形に形成されている。容器本体11の後
壁14には切欠凹部16が設けられると共に、枢支軸17が嵌
合固着されている。容器本体11の前壁13には、図1、図
2 、図4にも示す如く取付凹部21が設けられると共に、
取付凹部21の内壁22上部に鉤形に前方突出した係止部23
が設けられている。
乃至図12において、11は容器本体で、合成樹脂により
底壁12と前壁13と後壁14と左右一対の側壁15とを有する
上端が開口した箱形に形成されている。容器本体11の後
壁14には切欠凹部16が設けられると共に、枢支軸17が嵌
合固着されている。容器本体11の前壁13には、図1、図
2 、図4にも示す如く取付凹部21が設けられると共に、
取付凹部21の内壁22上部に鉤形に前方突出した係止部23
が設けられている。
【0008】29は中容器で、取付片30を介して容器本体
11の後壁14に枢支軸17廻りに開閉自在になるようにヒン
ジ結合されている。31は容器本体11の上端開口を塞ぐ蓋
体で、一対の取付片を介して容器本体11の後壁14に枢支
軸17廻りに開閉自在になるようにヒンジ結合されてい
る。蓋体31の前端部には、下方に向けて鉤形に突出した
係合部33が設けられ、該係合部33は弾性変形によって係
止部23に下側から係脱自在に係合し、これにより蓋体31
を閉塞状態に保持するようになっている。
11の後壁14に枢支軸17廻りに開閉自在になるようにヒン
ジ結合されている。31は容器本体11の上端開口を塞ぐ蓋
体で、一対の取付片を介して容器本体11の後壁14に枢支
軸17廻りに開閉自在になるようにヒンジ結合されてい
る。蓋体31の前端部には、下方に向けて鉤形に突出した
係合部33が設けられ、該係合部33は弾性変形によって係
止部23に下側から係脱自在に係合し、これにより蓋体31
を閉塞状態に保持するようになっている。
【0009】35は取付体で、図7及び図8にも示す如く
底板部36と左右一対の側板部37とを有し、前壁13の取付
凹部21に内嵌固着されると共に、取付凹部21の内壁22に
外嵌されている。一対の側板部37には上下一対の枢支孔
38が左右方向に貫通形成されている。41は板状の押圧操
作体で、この操作体41の左右両端に支持腕42が上下一対
ずつ後方突出され、支持腕42の後端部に左右方向の枢支
軸43が突設されている。各枢支軸43は側板部37の枢支孔
38に回動自在に内嵌され、これにより押圧操作体41は支
持腕42を介して枢支軸43廻りに回動自在に枢支されてい
る。押圧操作体41と支持腕42との間にヒンジ44が設けら
れ、押圧操作体41の後方押圧によってヒンジ44が弾性変
形により屈曲して、押圧操作体41が後上方に移動するよ
うになっている。押圧操作体41の上端部は押圧部45とさ
れ、押圧操作体41の後上方への移動時に押圧部45で蓋体
31前端部を上方押圧して、係合部33を係止部23から抜脱
させるようになっている。
底板部36と左右一対の側板部37とを有し、前壁13の取付
凹部21に内嵌固着されると共に、取付凹部21の内壁22に
外嵌されている。一対の側板部37には上下一対の枢支孔
38が左右方向に貫通形成されている。41は板状の押圧操
作体で、この操作体41の左右両端に支持腕42が上下一対
ずつ後方突出され、支持腕42の後端部に左右方向の枢支
軸43が突設されている。各枢支軸43は側板部37の枢支孔
38に回動自在に内嵌され、これにより押圧操作体41は支
持腕42を介して枢支軸43廻りに回動自在に枢支されてい
る。押圧操作体41と支持腕42との間にヒンジ44が設けら
れ、押圧操作体41の後方押圧によってヒンジ44が弾性変
形により屈曲して、押圧操作体41が後上方に移動するよ
うになっている。押圧操作体41の上端部は押圧部45とさ
れ、押圧操作体41の後上方への移動時に押圧部45で蓋体
31前端部を上方押圧して、係合部33を係止部23から抜脱
させるようになっている。
【0010】
【考案の効果】本考案によれば、容器本体11の前端部
に、押圧操作体41が後方突出した支持腕42を介して左右
方向の枢支軸43廻りに回動自在に枢支され、押圧操作体
41の後方押圧によって該押圧操作体41が後上方に移動す
るように、弾性変形により屈曲するヒンジ44が、押圧操
作体41と支持腕42との間に設けられ、前記係合部33を係
止部23から抜脱させるべく、押圧操作体41の後上方への
移動時に蓋体31前端部を上方押圧する押圧部45が、押圧
操作体41に設けられているので、単に押圧操作体41の後
方押圧によって、係合部33を係止部23から抜脱して、蓋
体31を片手で非常に簡単に開放することができ、その実
用的効果は著大である。
に、押圧操作体41が後方突出した支持腕42を介して左右
方向の枢支軸43廻りに回動自在に枢支され、押圧操作体
41の後方押圧によって該押圧操作体41が後上方に移動す
るように、弾性変形により屈曲するヒンジ44が、押圧操
作体41と支持腕42との間に設けられ、前記係合部33を係
止部23から抜脱させるべく、押圧操作体41の後上方への
移動時に蓋体31前端部を上方押圧する押圧部45が、押圧
操作体41に設けられているので、単に押圧操作体41の後
方押圧によって、係合部33を係止部23から抜脱して、蓋
体31を片手で非常に簡単に開放することができ、その実
用的効果は著大である。
図1本考案の一実施例を示す要部の拡大側断面図であ
る。図2側断面図である。図3正面図である。図4平面
図である。図5押圧操作体の側断面図である。図6押圧
操作体の背面図である。図7取付体の正面図である。図
8取付体の側断面図である。図9容器全体の側断面図で
ある。図10容器全体の半欠正断面図である。図11容
器本体の側断面図である。図12容器本体の半欠正断面
図である。図13作用説明用の拡大側断面図である。図
14従来例を示す側断面図である。
る。図2側断面図である。図3正面図である。図4平面
図である。図5押圧操作体の側断面図である。図6押圧
操作体の背面図である。図7取付体の正面図である。図
8取付体の側断面図である。図9容器全体の側断面図で
ある。図10容器全体の半欠正断面図である。図11容
器本体の側断面図である。図12容器本体の半欠正断面
図である。図13作用説明用の拡大側断面図である。図
14従来例を示す側断面図である。
11 容器本体 23 係止部 31 蓋体 33 係合部 41 押圧操作体 42 支持腕 43 枢支軸 44 ヒンジ 45 押圧部
Claims (1)
- 【請求項1】 容器本体(11)と容器本体(11)の上端開口
を塞ぐ蓋体(31)とが後端側で開閉自在にヒンジ結合さ
れ、容器本体(11)の前端側に、係止部(23)が設けられ、
蓋体(31)の前端側に、蓋体(31)を閉塞状態に保持すべく
係止部(23)に下側から係脱自在に係合する係合部(33)が
設けられたコンパクト容器の開閉装置において、容器本
体(11)の前端部に、押圧操作体(41)が後方突出した支持
腕(42)を介して左右方向の枢支軸(43)廻りに回動自在に
枢支され、押圧操作体(41)の後方押圧によって該押圧操
作体(41)が後上方に移動するように、弾性変形により屈
曲するヒンジ(44)が、押圧操作体(41)と支持腕(42)との
間に設けられ、前記係合部(33)を係止部(23)から抜脱さ
せるべく、押圧操作体(41)の後上方への移動時に蓋体(3
1)前端部を上方押圧する押圧部(45)が、押圧操作体(41)
に設けられていることを特徴とするコンパクト容器の開
閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP72091U JPH0610890Y2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | コンパクト容器の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP72091U JPH0610890Y2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | コンパクト容器の開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04108012U JPH04108012U (ja) | 1992-09-18 |
JPH0610890Y2 true JPH0610890Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31898534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP72091U Expired - Lifetime JPH0610890Y2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | コンパクト容器の開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610890Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-14 JP JP72091U patent/JPH0610890Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04108012U (ja) | 1992-09-18 |
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