JPH09220116A - 容器の開閉装置 - Google Patents

容器の開閉装置

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JPH09220116A
JPH09220116A JP2963196A JP2963196A JPH09220116A JP H09220116 A JPH09220116 A JP H09220116A JP 2963196 A JP2963196 A JP 2963196A JP 2963196 A JP2963196 A JP 2963196A JP H09220116 A JPH09220116 A JP H09220116A
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JP2963196A
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Yasuhiro Yamanaka
康弘 山中
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HOKOKU JUSHI KOGYO
HOKOKU JUSHI KOGYO KK
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HOKOKU JUSHI KOGYO
HOKOKU JUSHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作体に容器本体の内容物が付着して押圧操
作体の動作に支障を生じる恐れが少なく、しかも蓋体を
簡単かつスムーズに開放することができるようにする。 【解決手段】 蓋体31を閉塞状態に保持すべく係止部
23に係脱自在に係合する係合部33を係止部23から
抜脱させるための操作体35が設けられた容器の開閉装
置において、前記操作体35は、操作部36と支持腕3
7と支持脚38とを備え、蓋体31が閉塞したとき操作
体35が蓋体31と容器本体11との間に位置するよう
に、操作体35の支持腕37が蓋体31に移動自在に保
持され、蓋体31の閉塞時に操作部36を押圧操作する
ことにより、操作体35で容器本体11と蓋体31との
間を広げて、前記係合部33を係止部23から抜脱させ
るように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器本体と蓋体と
を開閉自在にヒンジ結合して成る容器の開閉装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のコンパクト容器には、図31に示
すように容器本体1と容器本体1の上端開口を塞ぐ蓋体
2とを後端側で開閉自在にヒンジ結合し、容器本体1の
前端部に収納凹部3が設けられ、収納凹部3の内壁に係
止部4が設けられ、蓋体2の前端部に、収納凹部3の後
部側に位置するように前記係合部5が下方突出され、収
納凹部3の係合部5後方に、前記係合部5を係止部4か
ら抜脱させるための押圧操作体6が設けられ、押圧操作
体6を後方に押圧操作することによって前記係合部5を
係止部4から抜脱させるべく押圧操作体6で蓋体2前端
部を上方押圧するようにしたものがある(例えば、実公
平2−28808号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の場合、
押圧操作体6を、容器本体1に対して前後移動自在に組
み込んでいたため、蓋体2を開放しても押圧操作体6は
容器本体1の前端部の収納凹部3内にあるため、コンパ
クト容器を使用する際に、容器本体1内の化粧料等の内
容物が容器本体1の前端部側に飛び散って押圧操作体6
に付着してしまい、これがために押圧操作体6の動作に
支障を生じて、蓋体2のスムーズな開放がなし得る恐れ
があった。また、蓋体2を開放する場合、まず押圧操作
体6の押圧して係合部5を係止部4から抜脱させ、その
後、蓋体2を把持して開放回動しなければならず、蓋体
2の開放作業が煩雑であり、特に片手で蓋体2を開放す
ることは困難であった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み、操作体に容器
本体の内容物が付着して押圧操作体の動作に支障を生じ
る恐れが少なく、しかも蓋体を簡単かつスムーズに開放
することができるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の第一の技術的手段は、容器本体11と
容器本体11の上端開口を塞ぐ蓋体31とが開閉自在に
ヒンジ結合され、容器本体11に係止部23が設けら
れ、蓋体31に、蓋体31を閉塞状態に保持すべく係止
部23に係脱自在に係合する係合部33が設けられ、前
記係合部33を係止部23から抜脱させるための操作体
35が設けられた容器の開閉装置において、前記操作体
35は、操作部36と支持腕37と支持脚38とを備
え、蓋体31が閉塞したとき操作体35が蓋体31と容
器本体11との間に位置するように、操作体35の支持
腕37が蓋体31に移動自在に保持され、蓋体31の閉
塞時に操作部36を押圧操作することにより、操作体3
5で容器本体11と蓋体31との間を広げて、前記係合
部33を係止部23から抜脱させるように構成されてい
る点にある。
【0006】第二の技術的手段は、容器本体11と容器
本体11の上端開口を塞ぐ蓋体31とが開閉自在にヒン
ジ結合され、容器本体11に係止部23が設けられ、蓋
体31に、蓋体31を閉塞状態に保持すべく係止部23
に係脱自在に係合する係合部33が設けられ、前記係合
部33を係止部23から抜脱させるための操作体35が
設けられた容器の開閉装置において、前記操作体35
は、操作部36と支持腕37と支持脚38とを備え、蓋
体31が閉塞したとき操作体35が蓋体31と容器本体
11との間に位置するように、操作体35の支持腕37
が蓋体31に移動自在に保持され、蓋体31の閉塞時に
操作部36を押圧操作することにより、容器本体11と
蓋体31との間を広げるように前記操作部36と支持脚
38とが相対移動して、前記係合部33を係止部23か
ら抜脱させるように、前記操作体37の支持脚38が、
操作部36からヒンジ部39を介して斜め下方に突出さ
れている点にある。
【0007】第三の技術的手段は、容器本体11と容器
本体11の上端開口を塞ぐ蓋体31とが開閉自在にヒン
ジ結合され、容器本体11に係止部23が設けられ、蓋
体31に、蓋体31を閉塞状態に保持すべく係止部23
に係脱自在に係合する係合部33が設けられ、前記係合
部33を係止部23から抜脱させるための操作体35が
設けられた容器の開閉装置において、前記操作体35
は、操作部36と支持腕37と支持脚38とを備え、蓋
体31が閉塞したとき操作体35が蓋体31と容器本体
との間に位置するように、操作体35の支持腕37が蓋
体31に移動自在に保持され、蓋体31の閉塞時に操作
部36を押圧操作することにより、容器本体11と蓋体
31との間を広げるように支持脚37が伸長して、前記
係合部33を係止部23から抜脱させるように、前記操
作体37の支持脚38が、操作部36からヒンジ部39
を介して斜め下方に突出され、かつ中途部でくの字状に
屈曲されている点にある。
【0008】第四の技術的手段は、容器本体11と蓋体
31との間に、収納凹部21が設けられ、蓋体31が閉
塞したとき操作体35の全部又は一部が収納凹部21内
に収まるように構成されている点にある。第五の技術的
手段は、容器本体11と容器本体11の上端開口を塞ぐ
蓋体31とが後端側で開閉自在にヒンジ結合され、容器
本体11の前端側に、係止部23が設けられ、蓋体31
の前端側に、蓋体31を閉塞状態に保持すべく係止部2
3に下側から係脱自在に係合する係合部33が設けら
れ、前記係合部33を係止部23から抜脱させるための
操作体37が設けられた容器の開閉装置において、前記
操作体35は、操作部36と操作部36から後方突出さ
れた支持腕37と、操作部36からヒンジ部39を介し
て突出された支持脚38とを備え、容器本体11又は蓋
体31の少なくとも一方の前端部に収納凹部21が設け
られ、収納凹部21の内壁22に前記係止部23が設け
られ、蓋体31の前端部に、蓋体31の閉塞時に収納凹
部21の後部側に位置して蓋体31を閉塞状態に保持す
べく係止部23に下側から係合する前記係合部33が下
方突設され、前記操作体35の支持腕37が蓋体31前
端部に前後移動自在に保持されることにより、蓋体31
が閉塞したとき操作体35の全部又は一部が収納凹部2
1内に位置するように操作体35が蓋体31側に取り付
けられ、蓋体31の閉塞時に操作部36を後方に押圧操
作することによって、操作部36が収納凹部21内を後
方移動すると共に、操作体35で容器本体11と蓋体3
1との間を広げて、前記係合部33を係止部23から抜
脱させるように構成されている点にある。
【0009】従って、蓋体31を開放した場合、操作体
35は蓋体31と共に容器本体11から離れるため、容
器を使用する際に、容器本体11内の内容物が飛び散っ
て操作体35に付着することがほとんどなくなる。ま
た、蓋体31を開放する場合、操作部36を押圧するこ
とにより、操作体35で容器本体11と蓋体31との間
を広げて、係合部33を係止部23から簡単に抜脱させ
ることができる。しかも、その後は単にそのまま操作部
36を押圧しながら蓋体31を開放することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に従って説明すると、図1〜図5において、11はコン
パクト容器の容器本体で、合成樹脂により底壁12と前
壁13と後壁14と左右一対の側壁15とを有する上端
が開口した箱形に形成されている。容器本体11の後壁
14には左右一対の支持片16が突設されている。容器
本体11の前壁13には、収納凹部21が設けられると
共に、収納凹部21の内壁22上部に鉤形に前方突出し
た係止部23が設けられている。
【0011】31は容器本体11の上端開口を塞ぐ蓋体
で、合成樹脂により構成されている。蓋体31の後端部
に取付片32が突設されている。枢支軸17を容器本体
11の支持片16及び蓋体31の取付片32に打ち込む
ことにより、蓋体31が、取付片32を介して容器本体
11の後壁14に枢支軸17廻りに開閉自在になるよう
にヒンジ結合されている。蓋体31の前端部に、蓋体3
1の閉塞時に収納凹部21の後部側に位置するように前
記係合部33が下方突出され、蓋体31を閉塞したとき
係合部33は弾性変形によって容器本体11の係止部2
3に下側から係脱自在に係合し、これにより蓋体31を
閉塞状態に保持するようになっている。
【0012】35は係合部33を係止部23から抜脱さ
せるための押圧操作体で、弾性を有する合成樹脂により
構成されている。押圧操作体35は、操作部36と操作
部36の上端から後方突出された左右一対の支持腕37
と、操作部36の上下方向中途部からヒンジ部39を介
して斜め下方に後方突出された支持脚38とを備える。
【0013】係合部33の基端部に左右一対のガイド溝
41が設けられ、押圧操作体35の支持腕37がこのガ
イド溝41に前後摺動自在に挿通保持され、支持腕37
の後端に抜止突起42が設けられ、この抜止突起42が
ガイド溝41の開口上縁部に係合することによりガイド
溝41に対し抜け止めされるようになっている。これよ
り、蓋体31の前端部に押圧操作体35が前後移動自在
に取り付けられ、蓋体31が閉塞したとき、押圧操作体
35が収納凹部21の係止部23前方に配置されて、操
作部36が容器本体11の収納凹部21内に前後移動自
在に嵌合され、支持脚38下端が収納凹部21の底面に
接当すると共に、支持脚38の上面側が係合部33の下
端に形成した傾斜面43に下側から接当するようになっ
ている。そして、押圧操作体35の操作部36を指で外
部から後方に押圧することによって、操作部36が収納
凹部21内を後方移動すると共に、支持脚38がその下
端を支点に立ち上がるように回動し、これによって支持
脚38が係合部33下端の傾斜面43を上方に押圧する
と共に、操作部36が収納凹部21内を上方移動して蓋
体31の前端部を上方に押圧するようになっている。従
って、操作部36を後方に押圧すれば、容器本体11と
蓋体31との間を広げるように前記操作部36と支持脚
38とが相対移動して、操作部36による蓋体31前端
部の上方押圧と支持脚38による係合部33下端の上方
押圧とによって、蓋体31を容器本体11に対して上方
に押し上げて、係合部33を係止部23から簡単に抜脱
させることができる。
【0014】図6及び図7は他の実施の形態を示し、押
圧操作体35の支持脚38及び係合部33下端部の形状
を変えたものであり、前記実施の形態と同様に図6に示
す如く蓋体31を閉塞した状態から操作部36を後方に
押圧すれば、操作部36による蓋体31前端部を上方押
圧と支持脚38による係合部33下端の上方押圧とによ
って、蓋体31を容器本体11に対して上方に押し上げ
て、図7に示すごとく係合部33を係止部23から簡単
に抜脱させることができる。
【0015】図8〜図10は夫々他の実施の形態を示
し、押圧操作体35の支持脚38及び係合部33下端部
の形状を変えたものである。その他の点は前記実施例と
同様の構成である。図11〜図15は夫々他の実施の形
態を示し、支持脚38、支持腕37、係合部33及びガ
イド溝41の形状、大きさを変えたものであり、図11
は、操作部36の上端中央部から一つの支持腕37を後
方突出すると共に、係合部33の基部中央に一つのガイ
ド溝41を設けるようにしたものである。また、図12
は、図11の場合と同様に操作部36の上端中央部から
一つの支持腕37を後方突出すると共に、係合部33に
基部中央に一つのガイド溝41を設け、図11の場合に
比べて支持腕37及び支持脚38を幅広に形成したもの
である。図13は、操作部36の左右両端部から上下方
向に幅広い左右一対の支持腕37を後方突設し、これに
対応して係合部33の左右両側に左右一対の上下方向に
幅広い左右一対のガイド溝41を形成したものである。
図14は、操作部36の左右両端部から水平部37aと
垂直部37bとを有するL字状の支持腕37を左右一対
突設し、これに対応して係合部33の左右両側に左右一
対のL字状のガイド溝41を形成したものである。図1
5は、操作部36の上端部に左右方向に幅広い支持腕3
7を後方突設し、支持腕37後端の左右両端に抜止突起
42を設けると共に、支持腕37の後部にコの字状の切
り欠き44を設け、抜止突起42部分が撓み易くなるよ
うにしたものである。
【0016】図16〜図18は他の実施の形態を示し、
操作部36の上端部からヒンジ部39を介して斜め下方
に支持脚38が後方突出され、該支持脚38は中途部で
ヒンジ部47を介してくの字状に屈曲され、その下端部
が収納凹部21の下面に接当されている。支持腕37
は、左右一対あって、支持脚38上端の左右両側に位置
するように操作部36上端の左右方向両側から後方突設
されている。この場合、図16に示す如く蓋体31を閉
塞した状態から操作部36を後方に押圧すれば、操作部
36が収納凹部21内を後方移動すると共に、ヒンジ部
47での屈曲が緩くなって支持脚38が上下に伸長し、
これによって操作部36が収納凹部21内を上方移動し
て蓋体31の前端部を上方に押圧するようになってい
る。操作部36による蓋体31前端部を上方押圧によっ
て、蓋体31を容器本体11に対して上方に押し上げ
て、図17に示す如く係合部33を係止部23から簡単
に抜脱させることができる。
【0017】図19〜図21は夫々他の実施の形態を示
し、支持脚38、支持腕37、係合部33及びガイド溝
41の形状、大きさを変えたものである。図19は、操
作部36の上端中央部から一つの支持腕37を後方突出
すると共に、係合部に基部中央に一つのガイド溝41を
設けるようにしたものである。また、図20は、操作部
36の左右両端部から上下方向に幅広い左右一対の支持
腕37を後方突設し、これに対応して係合部33の左右
両側に左右一対の上下方向に幅広い左右一対のガイド溝
41を形成したものである。図21は、操作部36の左
右両端部から水平部37aと垂直部37bとを有するL
字状の支持腕37を左右一対突設し、これに対応して係
合部33の左右両側に左右一対のL字状のガイド溝41
を形成したものである。その他の点は、前記図16〜図
18の実施の形態と同様の構成であり、操作部36の上
端部からヒンジ部39を介して斜め下方に後方突出され
た支持脚38は、中途部でヒンジ部39を介してくの字
状に屈曲され、その下端部が収納凹部21の下面に接当
されている。
【0018】図22及び図23、図24及び図25、図
26及び図27、図28及び図29、図30は、夫々他
の実施の形態を示している。図22及び図23は、操作
部36の上端部に後方突出した突出片45を設け、この
突出片45の後端からヒンジ部39を介して斜め下方に
支持脚38が後方突出され、該支持脚38は中途部でヒ
ンジ部47を介してくの字状に屈曲され、その下端部が
収納凹部21の下面に接当されている。その他の点は前
記図16〜図18の実施の形態と同様の構成であり、図
22に示す如く蓋体31を閉塞した状態から操作部36
を後方に押圧すれば、支持脚38が上下方向に伸長して
操作部36が蓋体31前端部を上方に押圧し、図23に
示すごとく係合部33を係止部23から簡単に抜脱させ
ることができる。
【0019】図24及び図25は、操作部36の下端に
ヒンジ部39を介して支持脚38が後方突出され、支持
脚38の中途部に第一ヒンジ部49と第二ヒンジ部50
とが設けられ、支持脚38は第一ヒンジ部49で上方に
屈曲され、第二ヒンジ部50でくの字状に屈曲されてい
る。この場合、図24に示す如く蓋体31を閉塞した状
態から操作部36を後方に押圧すれば、支持脚38が上
下に伸長すると共に、第一ヒンジ部50が収納凹部21
底面に接当し、これによって操作部36が収納凹部21
内を上方移動して蓋体31の前端部を上方に押圧するよ
うになっている。
【0020】図26及び図27は、操作部36の上端部
に後方突出した突出片45を設け、この突出片45の後
端からヒンジ部39を介して斜め下方に支持脚38が後
方突出され、該支持脚38は中途部でヒンジ部47を介
してくの字状に屈曲され、その下端部が収納凹部21の
下面に接当されている。その他の点は前記図16〜図1
8の実施の形態と同様の構成であり、図26に示す如く
蓋体31を閉塞した状態から操作部36を後方に押圧す
れば、支持脚38が上下方向に伸長して、操作部36が
蓋体31前端部を上方に押圧し、図27に示すごとく係
合部33を係止部23から簡単に抜脱させることができ
る。
【0021】図28及び図29は、操作部36の下側中
途部から支持脚38がヒンジ部39を介して斜め下方に
突設され、支持脚38は中途部でヒンジ部47を介して
上方に屈曲されている。この場合、図28に示す如く蓋
体31を閉塞した状態から操作部36を後方に押圧すれ
ば、ヒンジ部47での屈曲が大になって支持脚38が下
方に伸長し、これによって操作部36が収納凹部21内
を上方移動して蓋体31の前端部を上方に押圧し、図2
9に示す如く係合部33を係止部23から簡単に抜脱さ
せることができる。
【0022】図30は、操作部36の下端に折り曲げ可
能な下板51を設けたものである。その他の点は前記図
28及び図29の実施の形態と同様な構成である。な
お、前記実施の形態では、本発明をコンパクト容器に適
用実施しているが、これに代え、本発明を、蓋体を容器
本体に対して開閉自在にヒンジ結合した化粧液用容器そ
の他の容器に適用実施するようにしてもよい。
【0023】また、前記実施の形態では、容器本体11
に収納凹部21を設けているが、収納凹部21は容器本
体11と蓋体31との間にあればよく、収納凹部21を
蓋体31に形成してもよいし、また収納凹部21を容器
本体11と蓋体31とに跨がって形成するようにしても
よい。また、前記実施の形態では、蓋体31が閉塞した
とき操作体35の全部が容器本体11と蓋体31との間
の収納凹部21に収まるようにしているが、これに代
え、蓋体31が閉塞したとき操作体35の一部のみが収
納凹部21に収まるようにしてもよい。
【0024】また、前記実施の形態では、操作体35の
支持脚38のヒンジ部を肉薄の形成しているが、ヒンジ
部は屈曲自在であれば特に肉薄の形成しなくてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、操作体35が蓋体31
側に取り付けられているので、蓋体31を開放した場
合、操作体35は蓋体31と共に容器本体1から離れる
ため、容器を使用する際に、容器本体11内の内容物が
飛び散って操作体35に付着することがほとんどなくな
り、内容物の付着による操作体35の動作に支障を生じ
恐れがなく、長期に亘って蓋体31をスムーズに開放し
得る。また、蓋体31を開放する場合、操作部36を押
圧することにより、操作体35で容器本体11と蓋体3
1との間を広げて、係合部33を係止部23から簡単に
抜脱させることができるし、しかもその後は単にそのま
ま操作部36を押圧しながら蓋体31を開放することが
でき、蓋体31の開放作業が非常に簡単になり、片手で
も蓋体31を容易に開放することが可能なる。
【0026】また、蓋体31が閉塞したとき操作体35
の全部又は一部が容器本体11と蓋体31との間の収納
凹部21に収まるので、操作体35を蓋体35側に取り
付けているにも拘わらず、容器から大きく突出すること
がなくなり、全体をコンパクトでかつ体裁良くなし得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す側断面図である。
【図2】同係止部と係合部との係合を外した状態の側断
面図である。
【図3】同要部の側断面図である。
【図4】同係止部と係合部との係合を外した状態の要部
の側断面図である。
【図5】同操作体及び係合部部分の斜視図である。
【図6】他の実施の形態を示す操作体部分の側断面図で
ある。
【図7】他の実施の形態を示す操作体部分の側断面図で
ある。
【図8】他の実施の形態を示す操作体部分の側断面図で
ある。
【図9】他の実施の形態を示す操作体部分の側断面図で
ある。
【図10】他の実施の形態を示す操作体部分の側断面図
である。
【図11】他の実施の形態を示す操作体部分の斜視図で
ある。
【図12】他の実施の形態を示す操作体部分の斜視図で
ある。
【図13】他の実施の形態を示す操作体部分の斜視図で
ある。
【図14】他の実施の形態を示す操作体部分の斜視図で
ある。
【図15】他の実施の形態を示す操作体部分の斜視図で
ある。
【図16】他の実施の形態を示す操作体部分の側断面図
である。
【図17】同係止部と係合部との係合を外した状態の側
断面図である。
【図18】同操作体及び係合部部分の斜視図である。
【図19】他の実施の形態を示す操作体及び係合部部分
の斜視図である。
【図20】他の実施の形態を示す操作体及び係合部部分
の斜視図である。
【図21】他の実施の形態を示す操作体及び係合部部分
の斜視図である。
【図22】他の実施の形態を示す操作体部分の側断面図
である。
【図23】同係止部と係合部との係合を外した状態の側
断面図である。
【図24】他の実施の形態を示す操作体部分の側断面図
である。
【図25】同係止部と係合部との係合を外した状態の側
断面図である。
【図26】他の実施の形態を示す操作体部分の側断面図
である。
【図27】同係止部と係合部との係合を外した状態の側
断面図である。
【図28】他の実施の形態を示す操作体部分の側断面図
である。
【図29】同係止部と係合部との係合を外した状態の側
断面図である。
【図30】他の実施の形態を示す操作体部分の側断面図
である。
【図31】従来例を示す側断面図である。
【符号の説明】
11 容器本体 21 収納凹部 23 係止部 31 蓋体 33 係合部 35 押圧操作体 36 操作部 37 支持腕 38 支持脚 39 ヒンジ部 47 ヒンジ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体(11)と容器本体(11)の
    上端開口を塞ぐ蓋体(31)とが開閉自在にヒンジ結合
    され、容器本体(11)に係止部(23)が設けられ、
    蓋体(31)に、蓋体(31)を閉塞状態に保持すべく
    係止部(23)に係脱自在に係合する係合部(33)が
    設けられ、前記係合部(33)を係止部(23)から抜
    脱させるための操作体(35)が設けられた容器の開閉
    装置において、 前記操作体(35)は、操作部(36)と支持腕(3
    7)と支持脚(38)とを備え、蓋体(31)が閉塞し
    たとき操作体(35)が蓋体(31)と容器本体(1
    1)との間に位置するように、操作体(35)の支持腕
    (37)が蓋体(31)に移動自在に保持され、蓋体
    (31)の閉塞時に操作部(36)を押圧操作すること
    により、操作体(35)で容器本体(11)と蓋体(3
    1)との間を広げて、前記係合部(33)を係止部(2
    3)から抜脱させるように構成されていることを特徴と
    する容器の開閉装置。
  2. 【請求項2】 容器本体(11)と容器本体(11)の
    上端開口を塞ぐ蓋体(31)とが開閉自在にヒンジ結合
    され、容器本体(11)に係止部(23)が設けられ、
    蓋体(31)に、蓋体(31)を閉塞状態に保持すべく
    係止部(23)に係脱自在に係合する係合部(33)が
    設けられ、前記係合部(33)を係止部(23)から抜
    脱させるための操作体(35)が設けられた容器の開閉
    装置において、 前記操作体(35)は、操作部(36)と支持腕(3
    7)と支持脚(38)とを備え、蓋体(31)が閉塞し
    たとき操作体(35)が蓋体(31)と容器本体(1
    1)との間に位置するように、操作体(35)の支持腕
    (37)が蓋体(31)に移動自在に保持され、蓋体
    (31)の閉塞時に操作部(36)を押圧操作すること
    により、容器本体(11)と蓋体(31)との間を広げ
    るように前記操作部(36)と支持脚(38)とが相対
    移動して、前記係合部(33)を係止部(23)から抜
    脱させるように、前記操作体(37)の支持脚(38)
    が、操作部(36)からヒンジ部(39)を介して斜め
    下方に突出されていることを特徴とする容器の開閉装
    置。
  3. 【請求項3】 容器本体(11)と容器本体(11)の
    上端開口を塞ぐ蓋体(31)とが開閉自在にヒンジ結合
    され、容器本体(11)に係止部(23)が設けられ、
    蓋体(31)に、蓋体(31)を閉塞状態に保持すべく
    係止部(23)に係脱自在に係合する係合部(33)が
    設けられ、前記係合部(33)を係止部(23)から抜
    脱させるための操作体(35)が設けられた容器の開閉
    装置において、 前記操作体(35)は、操作部(36)と支持腕(3
    7)と支持脚(38)とを備え、蓋体(31)が閉塞し
    たとき操作体(35)が蓋体(31)と容器本体との間
    に位置するように、操作体(35)の支持腕(37)が
    蓋体(31)に移動自在に保持され、蓋体(31)の閉
    塞時に操作部(36)を押圧操作することにより、容器
    本体(11)と蓋体(31)との間を広げるように支持
    脚(37)が伸長して、前記係合部(33)を係止部
    (23)から抜脱させるように、前記操作体(37)の
    支持脚(38)が、蓋体(31)の閉塞時に容器本体
    (11)側に接当又は近接されるように、操作部(3
    6)からヒンジ部(39)を介して斜め下方に突出さ
    れ、かつ中途部でくの字状に屈曲されていることを特徴
    とする容器の開閉装置。
  4. 【請求項4】 容器本体(11)と蓋体(31)との間
    に、収納凹部(21)が設けられ、蓋体(31)が閉塞
    したとき操作体(35)の全部又は一部が収納凹部(2
    1)内に収まるように構成されていることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の容器の開閉装置。
  5. 【請求項5】 容器本体(11)と容器本体(11)の
    上端開口を塞ぐ蓋体(31)とが後端側で開閉自在にヒ
    ンジ結合され、容器本体(11)の前端側に、係止部
    (23)が設けられ、蓋体(31)の前端側に、蓋体
    (31)を閉塞状態に保持すべく係止部(23)に下側
    から係脱自在に係合する係合部(33)が設けられ、前
    記係合部(33)を係止部(23)から抜脱させるため
    の操作体(37)が設けられた容器の開閉装置におい
    て、 前記操作体(35)は、操作部(36)と操作部(3
    6)から後方突出された支持腕(37)と、操作部(3
    6)からヒンジ部(39)を介して突出された支持脚
    (38)とを備え、容器本体(11)又は蓋体(31)
    の少なくとも一方の前端部に収納凹部(21)が設けら
    れ、収納凹部(21)の内壁(22)に前記係止部(2
    3)が設けられ、蓋体(31)の前端部に、蓋体(3
    1)の閉塞時に収納凹部(21)の後部側に位置して蓋
    体(31)を閉塞状態に保持すべく係止部(23)に下
    側から係合する前記係合部(33)が下方突設され、 前記操作体(35)の支持腕(37)が蓋体(31)前
    端部に前後移動自在に保持されることにより、蓋体(3
    1)が閉塞したとき操作体(35)の全部又は一部が収
    納凹部(21)内に位置するように操作体(35)が蓋
    体(31)側に取り付けられ、蓋体(31)の閉塞時に
    操作部(36)を後方に押圧操作することによって、操
    作部(36)が収納凹部(21)内を後方移動すると共
    に、操作体(35)で容器本体(11)と蓋体(31)
    との間を広げて、前記係合部(33)を係止部(23)
    から抜脱させるように構成されていることを特徴とする
    容器の開閉装置。
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