JPH062579Y2 - 化粧品容器 - Google Patents

化粧品容器

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JPH062579Y2
JPH062579Y2 JP11655888U JP11655888U JPH062579Y2 JP H062579 Y2 JPH062579 Y2 JP H062579Y2 JP 11655888 U JP11655888 U JP 11655888U JP 11655888 U JP11655888 U JP 11655888U JP H062579 Y2 JPH062579 Y2 JP H062579Y2
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JP
Japan
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makeup brush
container
lid
finger
engaging portions
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11655888U
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English (en)
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JPH0237006U (ja
Inventor
一 田代
昇治 吾妻
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は化粧品容器に係り、特に容器内に化粧筆も収納
する形式のものに関する。
〔従来の技術〕
一般に、容器内に化粧筆も収納する形式の化粧品容器と
しては、例えば第6図に示す実開昭61−18708号
公報及び、第7図に示す実開昭58−171617号公
報に記載されているものがある。
第6図に示すものは、コンパクト20内に化粧筆21を
装着したものであり、コンパクト20に化粧筆21収納
用の凹所22が形成されている。この凹所22はコンパ
クト20の前縁で開口しており、その底部には山形突起
23が形成されている。一方、化粧筆21には前記山形
突起23に対応する谷形凹部24が形成されている。
ここで化粧筆21の後面25を押すと化粧筆21は山形
突起23を乗り上げつつ前進し、コンパクト20の蓋体
26を押し上げる。そして開蓋後化粧筆21を取り出し
使用するようになっている。
しかし、前記したものでは、化粧筆21は開蓋後改めて
持ち直さなければならないため、誤って落としてしまう
可能性もある。
第7図に示すものでは、短辺側を蝶着した縦長コンパク
ト容器30の開口縁31にキャップ形つまみ部32を着
脱自在に設け、このキャップ形つまみ部32に化粧筆3
3を設けて前記した点を改善したものである。
この構成によれば、キャップ形つまみ部32を縦長コン
パクト容器30から引き抜き、そのまま化粧筆33を使
用できるという利点がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前記第7図に示すものにおいても、キャップ
形つまみ部32を縦長コンパクト容器30から引き抜い
た上で、改めて縦長コンパクト容器30を開けなければ
ならず、コンパクト容器が縦長であることとあいまって
操作性に欠けるという問題がある。
このように従来のものにおいては、容器の開蓋と化粧筆
の取り出しとを同時に行うことができないため操作性に
欠け、特に容器を縦長とした形式のものにあってはもと
もと保持が難しいだけに操作の簡便性が強く要求されて
いる。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、容器の開蓋
と化粧筆の取り出しとを同時に行うことができて操作性
に優れた化粧品容器を提供することを技術的課題とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以下のよう
な構成とした。
即ち、長形に形成した受皿1の長辺側縁に蓋体2を蝶着
し、受皿1及び蓋体2の少なくとも一方に、両者の合わ
せ面を一部切欠してなる段部3を形成するとともに、受
皿1及び蓋体2の中程に相互に係合する係合部4、5を
形成する。
この係合部4、5の少なくとも一方の係合部の近傍に当
接部6を形成する一方、前記構成になる容器A内に化粧
筆7を収容し、この化粧筆7は略板状に形成した胴部8
の一端に肥大部9を形成してこの肥大部9の先端に毛部
10を設ける。
前記胴部8の他端両側縁に指掛け部11を形成し、この
化粧筆7の中程に孔部12を設け、この孔部12に前記
係合部4、5を貫通せしめるとともに前記肥大部9と当
接部6とを対峙させる。
前記肥大部9と当接部6の少なくとも一方をテーパ面に
形成し、前記指掛け部11を前記段部3から外部に露出
せしめて化粧品容器とした。
〔作用〕
段部3から外部に露出せしめてある指掛け部11を指で
つまみ、スライドさせると化粧筆7が横動する。これに
より肥大部9が当接部6に当接しこれらのうちいずれか
に形成されたテーパ面を押圧する。すると係合部4、5
の係合は外れ、容器Aが開蓋する。このように、化粧筆
7に一体化した指掛け部11の操作で開蓋できるため、
開蓋後化粧筆7を持ち替える必要もなく操作性が良好で
ある。
なお、前記化粧筆7は略板状に形成してあるため、受皿
1及び蓋体2に夫々鏡と化粧料を設けた場合において鏡
と化粧料とを化粧筆7で隔離することができる。
さらに、指掛け部11は段部3から外部に露出せしめて
あるためデザイン上のアクセントにもなる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第5図に基づいて説明す
る。
受皿1は半裁円筒状の断面で長形に形成され、その一端
に円盤部1aを形成し、他端に半円部1bを形成してある。
そして円盤部1aから略1/3の部位に隔壁1cを形成し、こ
の隔壁1cから半円部1bまでの間に化粧料Kが充填されて
いる。
また、隔壁1cに係合部5が形成されているとともに円盤
部1aから隔壁1c方向に支持突起1dが形成されている。そ
して、半円部1bから1/8程度の部位までは平面部を切
欠してなる段部3が形成されている。
前記構成になる受皿1の長辺側縁には蓋体2が蝶着され
ている。この蓋体2は受皿1と略同様に半裁円筒状の断
面をなしており、その両端には半円部2a,2bが形成され
ている。また受皿1と同様に支持突起2c、係合部4、段
部3が夫々形成されている。前記係合部4の近傍には当
接部6が形成されている。
以上の構成により容器Aは係合部4,5によりロック可
能に開閉するようになっている。
この容器A内には化粧筆7が収容され、この化粧筆7は
略板状に形成された胴部8の一端に肥大部9が形成され
ており、この肥大部9の先端に毛部10が設けられてい
る。一方、胴部8の他端両側縁には指掛け部11が形成
されており、指掛け部11には滑り止め用の凹凸が形成
されている。
この化粧筆7の前記係合部4,5に対応する部位に孔部
12が設けられており、この孔部12に前記係合部4,
5が貫通するよう化粧筆7が収容されている。さらに、
前記肥大部9と当接部6とを対峙させてある。前記肥大
部9と当接部6の当接面には夫々テーパ面としてある
が、これらのうち少なくとも一方がテーパ面となってい
ればよい。
このように化粧筆7を定位置に装着した場合前記指掛け
部11は前記段部3から外部に露出するようになってい
る。
以下、使用例を説明する。段部3から外部に露出せしめ
てある指掛け部11を指でつまみ、矢示F方向にスライ
ドさせると容器A内部で化粧筆7が横動する。これによ
り肥大部9が前記当接部6に当接し蓋体2を内部から押
圧する。
すると係合部4,5の係合は外れ、容器Aが開蓋する。
このように、化粧筆7に一体化した指掛け部11の操作
で開蓋できるため、開蓋後化粧筆7を持ち替える必要も
なく操作性が良好となる。従って実施例のように容器を
縦長とした形式を採った場合でも容器や化粧筆を落とし
たりする虞れはない。
また、指掛け部11の色を容器Aの色と替えておけば、
これが外観上のアクセントになる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、容器外部に露出した指掛け部11を引
っ張ってスライドさせるだけで容器の開蓋と化粧筆の取
り出しとを同時に行うことができ、開蓋後化粧筆7を持
ち替える必要もなく操作性が良好である。また指掛け部
11は段部3から外部に露出せしめたので、これが外観
上のアクセントになり製品の差別化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の実施例を示し、第1図は
分解斜視図、第2図は横断面図、第3図は縦断面図、第
4図は動作説明のための要部の横断面図、第5図は使用
状態の斜視図、第6図および第7図は従来の化粧品容器
を示す斜視図である。 1…受皿、2…蓋体、 3…段部、4,5…係合部、 6…当接部、7…化粧筆、 8…胴部、9…肥大部、 10…毛部、11…指掛け部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長形に形成した受皿1の長辺側縁に蓋体2
    を蝶着し、受皿1及び蓋体2の少なくとも一方に、両者
    の合わせ面を一部切欠してなる段部3を形成するととも
    に、受皿1及び蓋体2の中程に相互に係合する係合部
    4、5を形成し、この係合部4、5の少なくとも一方の
    係合部の近傍に当接部6を形成する一方、前記構成にな
    る容器A内に化粧筆7を収容し、この化粧筆7は略板状
    に形成した胴部8の一端に肥大部9を形成してこの肥大
    部9の先端に毛部10を設ける一方、胴部8の他端両側
    縁に指掛け部11を形成し、この化粧筆7の中程に孔部
    12を設け、この孔部12に前記係合部4、5を貫通せ
    しめるとともに前記肥大部9と当接部6とを対峙させる
    とともに、肥大部9と当接部6の少なくとも一方をテー
    パ面に形成し、前記指掛け部11を前記段部3から外部
    に露出せしめたことを特徴とする化粧品容器。
JP11655888U 1988-09-05 1988-09-05 化粧品容器 Expired - Lifetime JPH062579Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11655888U JPH062579Y2 (ja) 1988-09-05 1988-09-05 化粧品容器

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JP11655888U JPH062579Y2 (ja) 1988-09-05 1988-09-05 化粧品容器

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Publication Number Publication Date
JPH0237006U JPH0237006U (ja) 1990-03-12
JPH062579Y2 true JPH062579Y2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=31359198

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JP11655888U Expired - Lifetime JPH062579Y2 (ja) 1988-09-05 1988-09-05 化粧品容器

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