JPH0525526Y2 - - Google Patents

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JPH0525526Y2
JPH0525526Y2 JP1986065852U JP6585286U JPH0525526Y2 JP H0525526 Y2 JPH0525526 Y2 JP H0525526Y2 JP 1986065852 U JP1986065852 U JP 1986065852U JP 6585286 U JP6585286 U JP 6585286U JP H0525526 Y2 JPH0525526 Y2 JP H0525526Y2
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JP
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lid
saucer
compact
side hook
hook
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンパクトの蓋体を閉じるフツク装
置に係り、特にスライド式のフツク装置に関す
る。
〔従来の技術〕 従来、コンパクトにおけるフツク装置として
は、実開昭58−117210号公報に記載されたものが
ある。前記公報に記載されるものは、図3及び図
4に示すように、蝶番によつて本体21と蓋体2
2を開閉自在に連結するコンパクトの本体開口部
に凹所30を設けるとともに、この凹所30に隣
接するように切欠31を設け、前記凹所30と切
欠31の中間部にピン28を設けてある。そし
て、前記ピン28と係合する穴29を中間に有す
るとともに、一方に押釦27を、他方にテーパー
26を有する蓋開き部材34を、前記穴29を前
記ピン28に係合して切欠31に押釦27を、凹
所30にテーパー26が位置するように本体21
に備えている。前記蓋開き部材34のテーパー2
6は、本体21に備えた際に本体21の外方に向
かつて薄くなるように形成されている。
また、凹所30の奥には係止爪24が形成して
あり、蓋体22の開口部中央には前記係止爪24
と係合する突条を備えるとともに蓋体22の外方
に向かつて厚くなるテーパー25を有する係合片
35が形成されている。
そして、前記係止爪24が係合片35に係合し
て本体21と蓋体22が閉じている状態で、前記
押釦27を押圧すると、蓋開き部材34が穴29
を支点として回動し、テーパー26が手前に押し
出されて係合片35のテーパー25を押し上げ、
本体21と蓋体22の係合を解除するようになつ
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記実開昭58−117210号公報に示されるコンパ
クト容器は、コンパクトの本体21と蓋体22の
係合を解除する際に、本体21の係止爪24と蓋
体22の係合片35は、本体21と蓋体22を回
動自在とする蝶番32に対して反対方向及び上方
に力が作用し、本体21と蓋体22の係合を解除
するものである。
しかしながら、本体21と蓋体22の係合を解
除するための開き部材34は、穴29を支点とし
て回動することにより係止爪24と係合片35の
係合を解除するため、本体21内に開き部材34
の収納スペースを広めにとらなければならず、こ
のため、中皿23の容量が少量となつてしまう。
また、構造も複雑なものであつた。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、コンパクトのスライド式フツク装置におい
て、操作感が良好で、かつ内容物の容量を十分に
確保でき、構造も簡単なものとすることを技術的
課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、受
皿1に蓋体2をヒンジで回動開閉自在に取り付け
るとともに、受皿1と蓋体2とにそれぞれ互いに
噛み合うフツクを設けたコンパクトにおいて、そ
のフツク装置を次のような構造とした。
すなわち、前記受皿側フツク5は受皿1の外側
面に設けるとともに、蓋体側フツク11はこの受
皿側フツク5にコンパクトの外側から係合するよ
うにコンパクトの外側から係合するよう設ける。
さらに、前記受皿1の前側底部にコンパクトの内
外に向かうスリツト4を設け、前記スリツト4内
にはスリツト4内を往復摺動自在の摺動体8を設
け、コンパクトの外側に向いたこの摺動体8の一
端を前記蓋体側フツク11の先端に当接するよう
位置せしめ、この当接面を傾斜面9にすることに
より、摺動体8をコンパクトの内側から外側へと
摺動させた時、この傾斜面9で蓋体側フツク11
を上昇させて受皿側フツク5から外すようにし
た。
〔作用〕
受皿1底部のスリツト4内に備えられる摺動体
8をコンパクトの内側から外側へと摺動させる
と、摺動体8の傾斜面9が蓋体側フツク11の先
端に当接して、摺動体8を摺動させている力が蓋
体側フツク11を受皿側フツク5から離反させる
様作用する力F3と、蓋体側フツク11を押し上
げる力F4とに分散されて作用するので、蓋体側
フツク11は受皿側フツク5を容易に乗り越えて
外れる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
受皿1の後側に図示しないヒンジで蓋体2の後
側が回動開閉自在に取り付けられている。この受
皿1内には中皿3が嵌合されるようになつてお
り、この中皿3内に化粧料が充填される。
この受皿1の前側底部にコンパクトの内外に向
かうやや幅広のスリツト4が設けられ、このスリ
ツト4の両側となる受皿1の前側に一対の受皿側
フツク5が立設されている。このフツク5は弾力
性のある起立片5aの前側に係止突部5bを突設
したものである。
そして、前記スリツト4内両側面にガイド溝6
がそれぞれ形成され、この一対のガイド溝6に嵌
合するガイド突起7を両側に有する摺動体8がこ
のスリツト4内にコンパクトの内外方向に向かつ
て摺動自在に設けられている。この摺動体8はコ
ンパクトの外側に向いた一端の上面側が傾斜面9
となつており、また、コンパクトの内側に向いた
他端下面に指掛け突起10が垂設されている。
さらに、蓋体2の前側縁に蓋体側フツク11が
垂設され、このフツク11はある程度弾力性を有
する垂下片11aの先端内側に係止突部11bを
突設したもので、この係止突部11bが受皿側フ
ツク5の係止突部5bに引つ掛かることにより係
合するものである。そして、係止突部11bの前
記傾斜面9との当接面も傾斜面となつている。
次に、この実施例の作用について説明する。ヒ
ンジ側を後側にしてコンパクトを手に持ち、指掛
け突起10に指を掛けて手前に引くと、摺動体8
はコンパクトの内側から外側へと摺動し、その傾
斜面9が蓋体側フツク11に当接して、摺動させ
る力が蓋体側フツク11を受皿側フツク5から離
反させる様作用する力F3と、蓋体側フツク11
を押し上げる力F4とに分散されて作用するの
で、蓋体側フツク11の係止突部11bは受皿側
フツク5の係止突部5bを容易に乗り越えて外れ
る。
そして、蓋体2を閉じると蓋体側フツク11に
より傾斜面9に押されて摺動体8は元の位置に戻
る。
以上のように本実施例によれば、摺動体8を、
受皿1の前側底部に設けたスリツト4内に形成し
た。したがつて、受皿自体の容量を損なうことな
く、蓋体側フツク11を受皿側フツク5から離反
させるように作用する摺動体を備えることができ
る。
また、スリツト4及び摺動体8の形状が単純な
ので、部品の成形も容易に行える。
〔考案の効果〕
本考案は、受皿と蓋体の係合を容易に解除する
摺動体8を、受皿1の底部に備えた。このため、
フツクを外す作用が容易で使用感も良好なスライ
ド式のフツク装置を、内容物の容量を十分に確保
するとともに、構造も簡単なものとして提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図のA−A断面図、第3図は従来例の全
体斜視図、第4図は従来例の本体部分の分解図で
ある。 1……受皿、2……蓋体、4……スリツト、5
……受皿側フツク、8……摺動体、9……傾斜
面、11……蓋体側フツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 受皿1に蓋体2をヒンジで回動開閉自在に取り
    付けるとともに、受皿1と蓋体2とにそれぞれ互
    いに噛み合うフツクを設けたコンパクトにおい
    て、 前記受皿側フツク5は受皿1の外側面に設ける
    とともに、蓋体側フツク11はこの受皿側フツク
    5にコンパクトの外側から係合するよう設け、前
    記受皿1の前側底部にコンパクトの内外に向かう
    スリツト4が設けられ、前記スリツト4内にはス
    リツト4内を往復摺動自在の摺動体8を設け、コ
    ンパクトの外側に向いたこの摺動体8の一端を前
    記蓋体側フツク11の先端に当接するよう位置せ
    しめ、この当接面を傾斜面9にすることにより、
    摺動体8をコンパクトの内側から外側へと摺動さ
    せた時、この傾斜面9で蓋体側フツク11を上昇
    させて受皿側フツク5から外すようにしたことを
    特徴とするコンパクトのスライド式フツク装置。
JP1986065852U 1986-04-30 1986-04-30 Expired - Lifetime JPH0525526Y2 (ja)

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JP1986065852U JPH0525526Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62178909U JPS62178909U (ja) 1987-11-13
JPH0525526Y2 true JPH0525526Y2 (ja) 1993-06-28

Family

ID=30903311

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5939927Y2 (ja) * 1982-02-04 1984-11-10 釜屋化学工業株式会社 コンパクト
JPS5961706U (ja) * 1982-10-18 1984-04-23 株式会社吉野工業所 パフ付きコンパクト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62178909U (ja) 1987-11-13

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