JPH0736407Y2 - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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Publication number
JPH0736407Y2
JPH0736407Y2 JP1989008943U JP894389U JPH0736407Y2 JP H0736407 Y2 JPH0736407 Y2 JP H0736407Y2 JP 1989008943 U JP1989008943 U JP 1989008943U JP 894389 U JP894389 U JP 894389U JP H0736407 Y2 JPH0736407 Y2 JP H0736407Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
case
door
peripheral edge
distribution board
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989008943U
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English (en)
Other versions
JPH02103707U (ja
Inventor
晃一 正田
雄二 平井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、配線用しゃ断器等からなる内器部材を内部
に収納した分電盤に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の分電盤には、実開昭51-58324号に開示されたもの
がある。従来のこの種の分電盤を第2図に基づいて説明
する。
この分電盤は、第2図に示すように、配線用しゃ断器等
からなる内器部材27と、内器部材27を内部に収納し前面
に前面枠21aを設けたケース21と、内器部材27をケース2
1内部に固定するための取付部材28と、内器部材27の操
作部27aを前面に露出する窓孔23aを設けた中蓋23と、こ
の中蓋23を支える支柱24と、表面がケース21の前面枠21
aと面一に配置され前面枠21aに蝶番26により蝶着された
外扉22とを備えている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の分電盤は、一般に事務所の壁面や通路の壁面等に
配置されるため、外扉22を設け内器部材27の操作部27a
を外部より隠蔽し、接触による誤動作を防止している。
しかし、電気設備室等の専用室に分電盤を配置する場合
には、専門家のみが入室するため内器部材27を誤動作さ
せることが少なく、また内器部材27を操作するときに、
一々外扉22を開閉しなくてはならず作業が煩雑になるた
め外扉22を不要にしたいという要望があった。ここで、
外扉22をなくすことは簡単に行うことができるが、従来
の分電盤において外扉22を取り外しただけでは、中蓋23
と前面枠21aとの間に隙間があり、この隙間から内部の
配線が見え美観上好ましくなく、また塵や埃がケース21
内部に侵入する恐れがあった。
また、中蓋23をなくして内器部材27をケース21の前面側
に持ち上げ、第2図に示す中蓋23のように、外扉22に内
器部材27の操作部27aを前面に露出するための窓孔を設
け、外扉22の前面に内器部材27の操作部27aを露出する
ことも提案されたが、ケース21の前面に内器部材27の操
作部27aが露出するため、分電盤の施工時や搬送時に分
電盤が前面側に倒れた場合に、内器部材27に直接衝撃が
加わり内器部材27が破損するという問題があった。
したがって、この考案の目的は、外扉をなくしてケース
内部を隠蔽でき、ケース内部への塵や埃の侵入を防止
し、かつ内器機器の破損を防止することができる分電盤
を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の分電盤は、第1の開口を有して内器部材を内
部に収納し,内器部材の操作部よりも突出した前面外周
縁とこの前面外周縁に沿う第1の開口の開口縁部に凹段
部を設けたケースと、凹段部に取り付けられ内器部材を
露呈する第2の開口を形成した中枠と、中枠に開閉自在
に設けられ第2の開口を閉塞するとともに内器部材の操
作部を露出する窓孔を設けた内扉とを備えている。
〔作用〕
この考案の構成によれば、内器部材の操作部よりもケー
スの前面外周縁を突出して設け、この前面外周縁に沿う
第1の開口の開口縁部に凹段部を設け、内器部材を露呈
する第2の開口を形成する中枠を凹段部に取り付け、こ
の中枠に内器部材の操作部を露出し第2の開口を閉塞す
る内扉を開閉自在に設けたので、ケース前面が中枠およ
び内扉により隙間なく塞がれる。したがって、ケース内
部への塵や埃の侵入が防止され、ケース内部が隠蔽され
る。これにより、ケース内部を隠蔽し塵や埃の侵入を防
止するための外扉を設ける必要がなくなる。
また、ケースの前面外周縁を内器部材の操作部よりも突
出して設けたので、分電盤の施工時や運搬時等において
ケースが倒れたときに前面外周縁により内器部材が保護
され、内器部材の破損が防止される。
〔実施例〕
この考案の一実施例の分電盤を第1図に基づいて説明す
る。
この分電盤は、第1図に示すように、配線用しゃ断器等
からなる内器部材7と、内器部材7を収納するケース1
と、中枠3と、内扉4と、内器部材7をケース1の内部
に固定するための取付部材8とを備えている。
ケース1は、前面に第1の開口5を有し、この場合ケー
ス1の側板1aが4回曲げ加工され、内器部材7の操作部
7aよりも突出した前面外周縁2と、この前面外周縁2に
沿う第1の開口5の開口縁部に凹段部2aとが設けられて
いる。中枠3は、この場合2回曲げ加工により断面形状
がZ形に形成され、外側フランジ3aがケース1の凹段部
2aにねじ3cにより取り付けられ、内側フランジ3bが第1
の開口5に嵌め込まれ、内器部材7を露呈する第2の開
口6を形成している。また、中枠3により形成された第
2の開口6は、ケース1の凹段部2aよりもケース1の奥
側に位置している。内扉4は、内器部材7の操作部7aを
露出するための窓孔4aが設けられ、中枠3により形成さ
れた第2の開口6を閉塞し、内器部材7の操作部7aを内
扉4の前面に露出する。また、内扉4は中枠3に溶着さ
れた蝶番4b等により蝶着され、開閉自在とされている。
4cは内扉4を閉じたときに固定する固定ねじを示してい
る。
この分電盤は、内器部材7の操作部7aよりもケース1の
前面外周縁2を突出して設け、この前面外周縁2に沿う
第1の開口5の開口縁部に凹段部2aを設け、内器部材7
を露呈する第2の開口6を形成する中枠3を凹段部2aに
取り付け、この中枠3に内器部材7の操作部7aを露出し
て第2の開口6を閉塞する内扉4を開閉自在に設けたの
で、ケース1の前面を中枠3および内扉4により隙間な
く塞ぐことができ、ケース1内部への塵や埃の侵入を防
止することができ、ケース1内部を隠蔽することができ
る。これにより、ケース1内部を隠蔽し塵や埃の侵入を
防止するための外扉を設ける必要がなくなり、外扉をな
くすことができる。
また、ケース1の前面外周縁2を内器部材7の操作部7a
よりも突出して設けたので、分電盤の施工時や運搬時等
においてケース1が倒れたときに前面外周縁2により内
器部材7を保護することができ、内器部材7の破損を防
止することができる。
また、この実施例の分電盤においては、内扉4の蝶着位
置をケース1内部としたので、内扉4を開いたときに内
扉4の開閉のための外部スペースが少なくてよく、電気
設備室のスペースを小さくすることができる。さらに、
中枠3をケース1の凹段部2aに取り付け、この中枠3に
内扉4を設けるようにしたので、中枠3の曲げ位置を変
えることにより内扉4の取付位置を内器部材7の操作部
7aの位置に合わせて変更することができ、内扉4の窓孔
4aと内器部材7の操作部7aとの前面位置合わせを簡単に
行うことができる。また、内扉4を中枠3に取り付ける
ようにしたので、内器部材7の周囲に内扉4を取り付け
るための部材をなくすことができ、配線作業を容易に行
うことができる。
〔考案の効果〕
この考案の分電盤によれば、内器部材の操作部よりもケ
ースの前面外周縁を突出して設け、この前面外周縁に沿
う第1の開口の開口縁部に凹段部を設け、凹段部に中枠
を取り付け内器部材を露呈する第2の開口を形成し、中
枠に内器部材の操作部を露出し第2の開口を閉塞する内
扉を開閉自在に設けたので、ケース前面を中枠および内
扉により隙間なく塞ぐことができ、外扉を設けることな
くケース内部への埃や塵の侵入を防止することができ、
ケース内部を隠蔽することができる。また、ケースが倒
れたときに内器部材を前面外周縁により保護することが
でき、内器部材の破損を防止することができる。この結
果、外扉をなくしてケース内部を隠蔽でき、ケース内部
への塵や埃の侵入を防止し、かつ内器部材の破損を防止
することができる分電盤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図は従来の
分電盤の断面図である。 1……ケース、2……前面外周縁、2a……凹段部、3…
…中枠、4……内扉、4a……窓孔、5……第1の開口、
6……第2の開口、7……内器部材、7a……操作部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の開口を有して内器部材を内部に収納
    し,前記内器部材の操作部よりも突出した前面外周縁と
    この前面外周縁に沿う前記第1の開口の開口縁部に凹段
    部を設けたケースと、前記凹段部に取り付けられ前記内
    器部材を露呈する第2の開口を形成した中枠と、前記中
    枠に開閉自在に設けられ前記第2の開口を閉塞するとと
    もに前記内器部材の操作部を露出する窓孔を設けた内扉
    とを備えた分電盤。
JP1989008943U 1989-01-26 1989-01-26 分電盤 Expired - Lifetime JPH0736407Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989008943U JPH0736407Y2 (ja) 1989-01-26 1989-01-26 分電盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989008943U JPH0736407Y2 (ja) 1989-01-26 1989-01-26 分電盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02103707U JPH02103707U (ja) 1990-08-17
JPH0736407Y2 true JPH0736407Y2 (ja) 1995-08-16

Family

ID=31215253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989008943U Expired - Lifetime JPH0736407Y2 (ja) 1989-01-26 1989-01-26 分電盤

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152939U (ja) * 1974-10-22 1976-04-22
JPS552810A (en) * 1978-06-18 1980-01-10 Japan Steel Works Ltd:The Hydraulic cylinder for use with construction equipment and the like

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02103707U (ja) 1990-08-17

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