JP3521437B2 - 露出・埋込両用筺体 - Google Patents

露出・埋込両用筺体

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JP3521437B2
JP3521437B2 JP08744393A JP8744393A JP3521437B2 JP 3521437 B2 JP3521437 B2 JP 3521437B2 JP 08744393 A JP08744393 A JP 08744393A JP 8744393 A JP8744393 A JP 8744393A JP 3521437 B2 JP3521437 B2 JP 3521437B2
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真人 二見
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、壁面に電気機器などを
見栄え良く設置するための露出・埋込両用筺体に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】図5〜図7は従来の防犯受信機の露出・
埋込両用筺体を示す図であり、図5は埋込取り付けした
状態を示す斜視図、図6は露出取り付けした状態を示す
斜視図、図7は扉と扉枠との取着構造を示す斜視図であ
る。なお、図において、1は本体、2は扉、3は扉枠、
4は丁番、Wは壁面の厚さをそれぞれ示している。 【0003】ところで、比較的小型の防犯受信機などに
あっては壁面に取着設置される場合が多い。しかも、図
6に示すように壁面に露出取り付けされる場合が殆どで
ある。しかし、中には僅かではあるものの図5に示すよ
うに壁面に埋込取り付けされる場合がある。また、防犯
受信機などにあっては、本体1内に収納されている各種
電気部品の保守点検が容易に行い得るように、本体1の
前方の開放部を開閉自在な扉2で覆っており、この扉2
の開閉構造としては丁番の類によるものが主流である。 【0004】そこで、壁面に取着設置される従来の防犯
受信機などの筺体の構造にあっては、埋込取り付けをも
可能にするために、露出取り付けの場合の見栄えを犠牲
にした構造にされていた。すなわち、埋込取り付けの場
合にあっては、壁面をくり抜いて設けた見苦しい開口周
縁が見えないように隠蔽する必要性から扉枠3を設ける
と共に、前述の開閉自在な扉2を扉枠3に丁番4を介し
て取着するように構成していた。しかしながら、埋込取
り付けの場合のように壁面をくり抜いて開口を設ける必
要の無い露出取り付けの場合にあっても、開閉自在な扉
2が丁番4を介して取着された扉枠3を、本体1の前方
に取着するように構成していた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従って、露出取り付け
の場合にあっては、扉枠3が見えて見栄えが悪いと言う
問題点があった。 【0006】本発明は、上記の問題点を改善するために
成されたもので、その目的とするところは、露出取り付
けの場合であっても、埋込取り付けの場合であっても、
見栄えを良くすることのできる露出・埋込両用筺体を提
供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決するため、前方が開放すると共に該開放端の内側
に複数の取着部を有する箱状の本体と、前記本体の開放
端と略同形の開放端を後方に有する偏平な箱状の扉と、
前記扉の内側面に丁番を介して取着されると共に前記取
着部に着脱自在に取着される扉金具と、前記扉の嵌入す
る扉枠とを備える露出・埋込両用筺体であって、前記扉
枠は前記本体の有する取着部と前記扉金具との間に、埋
込取り付けにあっては介在させ、露出取り付けにあって
は介在させないようになしたものであり、同本体の取着
部と扉金具との間に扉枠を介在させるに際し、この扉枠
と扉金具と扉とを一体にして、前記取着部に同扉枠を介
在した上で扉金具が取着されるようになしたことを特徴
とする。 【0008】 【作用】以上のように構成したことによって、本体に設
けられた取着部に扉金具を取着する場合、扉枠を介在し
て扉金具を取着することも可能であるし、扉枠を介在す
ること無く扉金具を取着することも可能である。従っ
て、露出取り付けの場合にあっては扉枠を介在すること
無く直接的に扉金具を本体に取着することが可能である
と共に、埋込取り付けの場合にあっては扉枠を介在させ
た上で扉金具を本体に取着することも可能である。つま
り、露出取り付けの場合に、扉枠の介在を所望しないの
であれば、扉枠の介在をすること無しに扉金具を本体に
直接取着して扉を設けることができるのである。 【0009】 【実施例】以下、本発明に係る露出・埋込両用筺体の一
実施例を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。図1は
埋込取り付けする場合を説明する斜視図、図2は埋込取
り付けした状態を示す斜視図、図3は露出取り付けする
場合を説明する斜視図、図4は露出取り付けした状態を
示す斜視図である。 【0010】図において、1は本体、2は扉、3は扉
枠、4は丁番、5は扉金具をそれぞれ示している。本体
1は前方が開放した略矩形箱状の板金加工製のものであ
り、本体1の開放端10の内側には全周縁にわたって内
鍔状部11が形成されている。該内鍔状部11の四隅部
は面積が広くされており、この四隅部には複数の取着部
に相当する4個のねじ孔11aがそれぞれ設けられてい
る。扉2は後方が開放した偏平な略矩形箱状の板金加工
製のものであり、扉2の開放端20は本体1の開放端1
0と略同じ矩形の形状にされている。なお、扉2の前面
には矩形の窓孔21が設けられている。 【0011】扉枠3は扉2の開放端20がちょうど嵌入
できる矩形孔を備えるように成形された矩形枠状の板金
加工製のもので、扉枠3の後方全内周縁には内鍔状部3
0が形成されている。この内鍔状部30は、前述の本体
1の開放端10に形成されている内鍔状部11と略同形
状にされている。そして、該内鍔状部30には、前述の
4個のねじ孔11aに対応する位置に4個の長穴30a
がそれぞれ穿設されている。また、該長穴30aの近傍
にはねじ孔30bがそれぞれ穿設されている。 【0012】扉金具5は中板50と2本の金具51とか
ら構成されており、中板50は平面視略コ字状の両先端
を外側に直角に屈曲して耳50aをそれぞれ形成したよ
うな形状の板金加工製のものであり、金具51は矩形棒
材51aの両端近傍面に矩形の鋼板51bの一辺をそれ
ぞれ溶接取着したような形状のものである。このような
金具51は中板50の両側面外側に耳50aと平行にそ
れぞれ溶接取着され、矩形棒材51aの両端近傍に取着
されたそれぞれの鋼板51bでちょうど中板50の側面
を挟むようにされている。 【0013】それぞれの鋼板51bには、長孔51cと
丸孔51dとがそれぞれ穿設されている。そして、この
4個の長孔51cは前述の4個の長穴30aとそれぞれ
一致すると共に、4個の丸孔51dは前述の4個のねじ
孔30bとそれぞれ一致するようにされている。上述の
ような扉金具5の一方の耳50aの先端には、2個の丁
番4を介して扉2の一方の内側面が回動自在に取着され
ている。 【0014】上述のように構成される露出・埋込両用筺
体にあっては、埋込取り付けや露出取り付けは次のよう
に行うことができる。すなわち、埋込取り付けにあって
は、図1に示すように、先ず、本体1を壁面に埋め込み
取り付けする。その後、扉枠3の内鍔状部30の内側に
形成される開口部に、扉金具5の中板50を背面から挿
入して、鋼板51bを内鍔状部30にそれぞれ当接させ
ると共に4個の丸孔51dを4個のねじ孔30bにそれ
ぞれ一致させて、ねじ(図示せず)を丸孔51dに挿通
すると共にねじ孔30bに螺合させてそれぞれ締め付け
ると、扉枠3と扉金具5と扉2とが一体に成ると共に4
個の長孔51cと4個の長穴30aとはそれぞれ一致す
る。従って、図1に示すようにして、4本のねじAを4
個の長孔51c(4個の長穴30a)にそれぞれ挿通す
ると共にねじ孔11aに螺合させてそれぞれ締め付け
る。すると、本体1の前方に扉枠3を介在した上で扉金
具5を本体1の前方に取着することが可能と成る。そし
て、最終的に、図2に示すような状態にすることができ
る。 【0015】また、露出取り付けにあっては、図3に示
すように、先ず、本体1を壁面に露出取り付けする。そ
の後、本体1の内鍔状部11の内側に形成される開口部
に、丁番4を介して扉2の取着されている扉金具5の中
板50を背面から挿入して、鋼板51bを内鍔状部11
にそれぞれ当接させると共に4個の長孔51cを4個の
ねじ孔11aにそれぞれ一致させる。その後、4本のね
じAを4個の長孔51cにそれぞれ挿通すると共にねじ
孔11aに螺合させてそれぞれ締め付ける。すると、本
体1の前方に扉枠3を介在すること無く扉金具5を本体
1の前方に取着することが可能で、最終的に図4に示す
ような状態にすることができる。 【0016】すなわち、上述のように構成される露出・
埋込両用筺体にあっては、図4からも明かのように、本
体1の前方には扉2が見えるのみで扉枠3は存在しない
ので、扉2の表面がスッキリとして外観的な見栄えを良
くできると共に、扉枠3を無くすことができて費用を削
減できる。 【0017】 【発明の効果】本発明の露出・埋込両用筺体は上述のよ
うに構成されているので、露出取り付けの場合にあって
は、扉枠を無くすことができるので外観的な見栄えが良
いと共に、扉枠が無いので安価にでき、埋込取り付けの
場合にあっては、扉枠と扉金具と扉とを一体にして取着
できる露出・埋込両用筺体を提供できると言う効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る露出・埋込両用筺体の一実施例を
埋込取り付けする場合を説明する斜視図である。 【図2】上記実施例を埋込取り付けした状態を示す斜視
図である。 【図3】上記実施例を露出取り付けする場合を説明する
斜視図である。 【図4】上記実施例を露出取り付けした状態を示す斜視
図である。 【図5】従来の露出・埋込両用筺体を埋込取り付けした
状態を示す斜視図である。 【図6】従来の露出・埋込両用筺体を露出取り付けした
状態を示す斜視図である。 【図7】従来の露出・埋込両用筺体の扉と扉枠との取着
構造を示す斜視図である。 【符号の説明】 1 本体 2 扉 3 扉枠 4 丁番 5 扉金具 10 本体の開放端 11a 取着部 20 扉の開放端

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 前方が開放すると共に該開放端の内側に
    複数の取着部を有する箱状の本体と、前記本体の開放端
    と略同形の開放端を後方に有する偏平な箱状の扉と、前
    記扉の内側面に丁番を介して取着されると共に前記取着
    部に着脱自在に取着される扉金具と、前記扉の嵌入する
    扉枠とを備える露出・埋込両用筺体であって、前記扉枠
    は前記本体の有する取着部と前記扉金具との間に、埋込
    取り付けにあっては介在させ、露出取り付けにあっては
    介在させないようになしたものであり、同本体の取着部
    と扉金具との間に扉枠を介在させるに際し、この扉枠と
    扉金具と扉とを一体にして、前記取着部に同扉枠を介在
    した上で扉金具が取着されるようになしたことを特徴と
    する露出・埋込両用筺体。
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