JP2943533B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2943533B2
JP2943533B2 JP27401192A JP27401192A JP2943533B2 JP 2943533 B2 JP2943533 B2 JP 2943533B2 JP 27401192 A JP27401192 A JP 27401192A JP 27401192 A JP27401192 A JP 27401192A JP 2943533 B2 JP2943533 B2 JP 2943533B2
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JP
Japan
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upper plate
boss
hole
screw
insertion hole
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JP27401192A
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和範 武智
繁 山口
孝博 大下
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開閉自在な蓋を軸支す
るひんじ部材を備えた調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の調理器は、図6から図8
に示すような構造が一般的であった。すなわち、1は凹
型の調理室2を内部に備えた本体で、本体1の外郭はボ
デー3で形成され、調理室2とボデー3との間の空間は
調理室2の上方にカシメ等によって取り付けられた上板
4で覆われている。そして、ボデー3と上板4とはボデ
ー3の折り曲げ部に設けたツボ出し3aと上板4のネジ
穴4aとがネジ5で締結され固定されている。調理室2
の上方開口部は開閉自在な蓋6で覆われ、蓋6はボデー
3に取り付けたひんじ部材7によって軸支されている。
ひんじ部材7には位置決め突起7aおよび貫通孔7bが
設けられ、位置決め突起7aはボデー3に設けた孔3b
に挿入される。また、ボデー3には貫通孔7bと相対す
る位置にツボ山し孔3cが設けられ、ネジ8が貫通孔7
bからツボ出し孔3cに向かって締め込まれひんじ部材
7をボデー3に固定している。ひんじ部材7は2ヶ所に
取り付けられ、蓋6を左右から軸支している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、まずネジ5を上方向から締め込んでボデー
3と上板4を締結したあとさらに、ネジ8を横方向から
締め込んでひんじ部材7をボデー3に固定しなければな
らず、ネジが別々に必要で部品点数が多くしかも締め込
む方向も違っていたために組み立てるための時間も長く
なってコスト的に高くつくという課題があった。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、部品点数を少なくし組み立てるための時間を短くし
てコストを下げることを第1の目的としている。
【0005】また、第2にはひんじ部材をひとつにまと
めて組み立てやすくするとともに、蓋が開放角度以上に
開かれようとした時にひんじ部材からボデーにかかる力
を受ける面積を広くしてボデーが変形してしまわないよ
うにすることを目的としている。
【0006】さらに、第3には部品点数をさらに少なく
し、しかも部品間に隙間が生じにくいようにすることを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この第1の目的を達成す
るために本発明は、蓋を軸支するひんじ部材にボデーに
設けた挿入孔の外周よりも面積を広くしたつば部と挿入
孔から本体内に向かって挿入されるネジ止め用のボスを
設け、上板に設けたネジ穴を介して前記ボスと前記上板
とをネジで締結したものである。
【0008】また、第2の目的を達成するために、前記
ネジ止め用のボスと前記挿入孔を複数個設けるとともに
前記つば部を拡張して前記ネジ止め用のボスをひとつの
ひんじ部材に一体化したものである。
【0009】さらに、第3の目的を達成するために、前
記ボデーに孔を設けた折り曲げ部を形成し、組み立て時
に前記折り曲げ部を前記ボスと前記ネジ穴との間に位置
させ、前記ネジを前記孔に通して前記ボスと前記上板と
ともに前記折り曲げ部を締結したものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成により、1本のネジでひ
んじ部材と上板とが固定されるため、ネジの数が少なく
なり組み立てるための時間も短くなってコストを下げる
ことができる。
【0011】また、複数のネジ止め用のボスをつば部を
拡張してひとつのひんじ部材に一体化することにより、
ひんじ部材をばらばらに取り付ける必要がなく組み立て
が簡単になる。そして、蓋を開放角度以上に開こうとし
た場合にはつば部が拡張されているため、ひんじ部材か
らボデーにかかる力を広い面積で受けることになりボデ
ーの変形を防ぐことができる。
【0012】さらに、ボデーに設けた折り曲げ部をボス
および上板とともに締結することにより、ボデーと上板
との締結をボスと上板の締結と同時に行なうことがで
き、ネジの数をさらに減らすことができる。また、ボデ
ーと上板とボスを一体に固定しているため、いずれかの
部品に力が加わっても部品間に隙間を生じたりすること
がない。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1および図3において、21は凹
型の調理室22を備えた本体で、本体21の外郭はボデ
ー23で形成され、調理室22とボデー23との間の空
間は調理室22の上方にカシメ等によって取り付けられ
た上板24で覆われている。そして、ボデー23には数
ヵ所にツボ出し孔23aを設けた折り曲げ部23bが形
成され、上板24に設けたネジ穴24aとともにネジ2
5で締結されている。調理室22の上方開口部は開閉自
在な蓋26で覆われ、蓋26はボデー23に取り付けた
ひんじ部材27によって軸支されている。ひんじ部材2
7にはボデー23に設けた挿入孔28の外周よりも面積
を広くしたつば部28aが設けられるとともに挿入孔2
8に挿入されるネジ止め用のボス27bが設けられてい
る。そして、上板24に設けたネジ穴24aからボス2
7bに向かってネジ29を締め込むと、ボス27bの上
下方向の位置が挿入孔28によって規制されているため
上板24がボス27bに押え込まれて固定される。ま
た、ひんじ部材27bも抜くことができなくなりボデー
23に固定されるものである。従って、1本のネジ29
で上板24とひんじ部材27bを固定することができ、
ネジの数が少なくなり組み立てるための時間も短くなっ
てコストを下げることができる。また、蓋26を開放角
度以上に開こうとした場合には、つば部27aがボデー
23に当たるとともにボス27bが上板24に当たって
いるため、開こうとする力をボデー23と上板24の両
方で受けることができボデー23の変形を少なくするこ
とができる。
【0014】図4に示す実施例では、つば部27aが拡
張されひとつのひんじ部材27にふたつのボス27bが
設けられ、ボデー23にはふたつのボス27bと相対す
る位置に挿入孔28がふたつ設けられている。このひん
じ部材27を挿入孔28に取り付ける時は1回の操作で
取り付けることができ、ひんじ部材にひとつのボスが設
けられているものを複数組み立てる場合に比べ組み立て
が簡単である。また、つば部27aを拡張しているた
め、蓋26を開放角度以上に開こうとした場合にはひん
じ部材27からボデー23にかかる力を広い面積で受け
ることができボデー23の変形を防ぐことができる。
【0015】図5に示す実施例では、ひんじ部材27が
ある側の折り曲げ部23bをボス27bと上板24との
間に位置させ、ツボ出し孔23aの代わりに孔23cを
ネジ穴24aと同じ位置に設けてある。ネジ29をボス
27bに向かって締め込むと折り曲げ部23bが上板2
4とともに固定される。従って、ボデー23と上板24
を固定するネジが不用となり、ネジの数をさらに減らす
ことができる。また、ボデー23と上板24およびボス
27bを一体に固定しているため、いずれかの部品に力
が加わっても隙間を生じたりすることがない。
【0016】
【発明の効果】以上前記実施例の説明から明かなよう
に、蓋を軸支するひんじ部材にボデーに設けた挿入孔の
外周に当てるつば部と挿入孔から内側に挿入されるネジ
止め用のボスを設け、上板に設けたネジ穴を介して前記
ボスと前記上板とをネジで締結したことにより、1本の
ネジでひんじ部材と上板とが固定されるため、ネジの数
が少なくなり組み立てるための時間も短くなってコスト
を下げることができる。
【0017】また、複数のネジ止め用のボスをつば部を
拡張してひとつのひんじ部材に一体化することにより、
ひんじ部材をばらばらに取り付ける必要がなく組み立て
が簡単になる。そして、蓋を開放角度以上に開こうとし
た場合にはつば部が拡張されているため、広い面積で力
を受けることになりボデーの変形を防ぐことができる。
【0018】さらに、ボデーに設けた折り曲げ部をボス
および上板とともに締結することにより、ボデーと上板
との締結をボスと上板の締結と同時に行なうことがで
き、ネジの数をさらに減らすことができる。また、ボデ
ーと上板とボスを一体に固定しているため、いずれかの
部品に力が加わっても部品間に隙間を生じたりすること
がないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における調理器の縦断面
【図2】本発明の第1の実施例における調理器の分解斜
視図
【図3】本発明の第1の実施例における調理器の要部縦
断面図
【図4】本発明の第2の実施例における調理器の分解斜
視図
【図5】本発明の第3の実施例における調理器の分解斜
視図
【図6】従来例を示す調理器の縦断面図
【図7】従来例を示す調理器の分解斜視図
【図8】従来例を示す調理器の要部縦断面図
【符号の説明】
21 本体 22 調理室 23 ボデー 23c 孔 24 上板 24a ネジ穴 26 蓋 27 ひんじ部材 27a つば部 27b ボス 28 挿入孔 29 ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−164524(JP,A) 実開 昭57−202816(JP,U) 実開 昭59−37043(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 36/10 A47J 27/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹型の調理室を備えた本体と、前記本体
    の外郭を形成し側面に挿入孔を設けたボデーと、前記調
    理室に取り付けられ前記調理室と前記ボデーとの間の空
    間を覆う上板と、前記調理室の開口部を開閉自在に覆う
    蓋と、前記ボデーの挿入孔に取り付けられ前記蓋を軸支
    するひんじ部材とを備え、前記ひんじ部材に前記挿入孔
    の外周よりも面積を広くしたつば部と前記挿入孔から本
    体内に挿入されるネジ止め用のボスを設け、前記上板に
    設けたネジ穴を介して前記ボスと前記上板とをネジで締
    結した調理器。
  2. 【請求項2】 ネジ止め用のボスと挿入孔を複数個設け
    るとともに、つば部を拡張して前記ネジ止め用のボスを
    ひとつのひんじ部材に一体化した請求項1記載の調理
    器。
  3. 【請求項3】 ボデーに孔を設けた折り曲げ部を形成
    し、組み立て時に前記折り曲げ部をボスと上板との間に
    位置させ、ネジを前記孔に通して前記ボスと前記上板と
    ともに前記折り曲げ部を締結した請求項1記載の調理
    器。
JP27401192A 1992-10-13 1992-10-13 調理器 Expired - Lifetime JP2943533B2 (ja)

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JPH06121742A JPH06121742A (ja) 1994-05-06
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