JPH0634216Y2 - 樹脂開閉体のヒンジ取付構造 - Google Patents

樹脂開閉体のヒンジ取付構造

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JPH0634216Y2
JPH0634216Y2 JP8607589U JP8607589U JPH0634216Y2 JP H0634216 Y2 JPH0634216 Y2 JP H0634216Y2 JP 8607589 U JP8607589 U JP 8607589U JP 8607589 U JP8607589 U JP 8607589U JP H0634216 Y2 JPH0634216 Y2 JP H0634216Y2
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JP
Japan
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hinge
opening
closing body
reinforcement
mounting
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JP8607589U
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JPH0325380U (ja
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健二 小野
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は樹脂開閉体のヒンジ取付構造に関するものであ
る。
〔従来技術〕
従来、開閉体のヒンジ取付構造は例えば第4図および第
5図に示すようなものがある(特開昭57-951号公報参
照)。
すなわち、これらの図において、1はアウタパネル2と
インナパネル4とにより形成された鉄板製の開閉体であ
るトランクリッド、5はヒンジ、6はウエルドナット7
が固着されかつ前記インナパネル4の内面にスポット溶
接W1により固定されたヒンジレインフォース、8は前記
ヒンジ5、インナパネル4、ヒンジレインフォース6の
取付孔5a,4a,6aに挿通されかつ前記ウエルドナット7に
螺合締結したヒンジ5をトランクリッド1に取付けるた
めの取付ボルトである。
前記ヒンジレインフォース6はアウタパネル2とインナ
パネル4とをアッセンブリする前にインナパネル4に固
着している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このようにヒンジレインフォース6を開
閉体1の内部に設置し外観品質を落とさないようにした
ヒンジ取付構造は開閉体1が上記したように鉄板製の場
合は適用可能であるが、開閉体1を樹脂でブロー成形し
た場合にはアウタパネル2とインナパネル4が一体成形
されるため、内部にヒンジレインフォース6を設定する
ことが困難である。
したがって、この場合ヒンジレインフォース6を用いな
いで直接開閉体1にヒンジ5を取り付けることが行われ
ているが、ヒンジ5の取付強度が弱いという課題があっ
た。
本考案はこのような従来の課題に着目してなされたもの
で、樹脂でブロー成形した開閉体であってもヒンジを良
好な外観品質を保ちつつ、取付強度を向上させるように
した樹脂開閉体のヒンジ取付構造を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はかかる目的を達成するため、樹脂によりブロー
成形された開閉体の回動基端側における端面にヒンジレ
インフォース挿入用開口を開設する一方、ヒンジの取付
基片には上面にウエルドナットを固着したヒンジレイン
フォースを該取付基片との間隙が前記開閉体のヒンジ取
付部の板厚と同等となるよう一体に配設し、前記ヒンジ
レインフォース挿入用開口を挿通して前記開閉体の内部
に配されるヒンジレインフォースに固着された前記ウエ
ルドナットにヒンジを挿通した取付ボルトを螺合締結し
て前記開閉体にヒンジを取り付けるとともに、前記ヒン
ジレインフォースの端縁に該ヒンジレインフォースを前
記開閉体の内部に配したとき前記ヒンジレインフォース
挿入用開口を閉塞するリッド用フランジを立設したもの
である。
〔作用〕
ヒンジの開閉体に対する取付部にはヒンジレインフォー
スが介挿されているため、ヒンジの取付強度は著しく向
上し、この場合、ヒンジレインフォースは開閉体の内部
に配され、ヒンジレインフォース挿入用開口もヒンジレ
インフォースのリッド用フランジによって閉塞されてい
るため、外観品質も良好である。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第1図ないし第3図において、11はアウタパネル12とイ
ンナパネル14とが樹脂により一体にブロー成形された開
閉体であるトランクリッドで、その回動基端側のインナ
パネル14における端面にはヒンジレインフォース挿入用
開口14aが開設されている。15はヒンジで、その取付基
片15aの基端部に前記トランクリッド11におけるインナ
パネル14におけるヒンジ取付部の板厚と同等の高さを有
する台座15a′が突設されている。16は上面にウエルド
ナット17が固着されかつ下面端部が前記ヒンジ15の台座
15a′の頂面に溶接W2により固定されたヒンジレインフ
ォースであり、もっと該ヒンジレインフォース16は前記
ヒンジ15の取付基片15aとの間隙δが前記トランクリッ
ド11のインナパネル14におけるヒンジ取付部の板厚と同
等となるように一体に配設されている。
前記ヒンジレインフォース16はその端縁に該ヒンジレイ
ンフォース16を前記開口14aを挿通して前記トランクリ
ッド1内に配したとき前記開口14aを閉塞するリッド用
フランジ16aが立設されているとともに、両側縁にリッ
ド用フランジ16aの両端に連なる補強用フランジ16b,16c
が立設されている。
前記開口14aを挿通してトランクリッド1の内部に配さ
れたヒンジレインフォース16に固着されたウエルドナッ
ト17には前記ヒンジ15,インナパネル14,ヒンジレインフ
ォース16の各挿通孔15b,14b,16dを挿通した取付ボルト1
8が螺合締結されて、前記トランクリッド11にヒンジ15
が取り付けられている。
かかる構成につき、ヒンジ15のトランクリッド1に対す
る取付部にはヒンジレインフォース16が介挿されるた
め、ヒンジの取付強度は著しく向上する訳である。
この場合、ヒンジレインフォース16はヒンジレインフォ
ース挿入用開口14aを挿通してトランクリッド1の内部
に配されており、かつヒンジレインフォース挿入用開口
14aはリッド用フランジ16aにより閉塞されているため、
良好な外観品質が保たれている訳である。
なお、上記説明では開閉体としてトランクリッドを例示
したが、本考案はこれに限定されず、その他エンジンフ
ード等にも適用できることは勿論である。
〔効果〕
以上説明してきたように、本考案によれば、樹脂により
ブロー成形された開閉体の回動基端側における端面にヒ
ンジレインフォース挿入用開口を開設する一方、ヒンジ
の取付基片には上面にウエルドナットを固着したヒンジ
レインフォースを該取付基片との間隙が前記開閉体のヒ
ンジ取付部の板厚と同等となるよう一体に配設し、前記
ヒンジレインフォース挿入用開口を挿通して前記開閉体
の内部に配されたヒンジレインフォースに固着された前
記ウエルドナットにヒンジを挿通した取付ボルトを螺合
締結して前記開閉体にヒンジを取り付けるとともに、前
記ヒンジレインフォースの端縁に該ヒンジレインフォー
スを前記開閉体の内部に配したとき前記ヒンジレインフ
ォース挿入を用開口を閉塞するリッド用フランジを立設
したため、良好な外観品質を保ちつつ、ヒンジの取付強
度を向上させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す第2図のI−I線断面
図、第2図は同じくその分解斜視図、第3図は同じくそ
の要部の詳細分解斜視図、第4図は従来例を示す斜視
図、第5図は第4図のV−V線断面図である。 11……トランクリッド(開閉体)、12……アウタパネ
ル、14……インナパネル、14a……ヒンジレインフォー
ス挿入用開口、14b……挿通孔、15……ヒンジ、15a……
取付基片、15b……挿通孔、16……ヒンジレインフォー
ス、16a……リッド用フランジ、16d……挿通孔、17……
ウエルドナット、18……取付ボルト、δ……間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂によりブロー成形された開閉体の回動
    基端側における端面にヒンジレインフォース挿入用開口
    を開設する一方、ヒンジの取付基片には上面にウエルド
    ナットを固着したヒンジレインフォースを該取付基片と
    の間隙が前記開閉体のヒンジ取付部の板厚と同等となる
    よう一体に配設し、前記ヒンジレインフォース挿入用開
    口を挿通して前記開閉体の内部に配されたヒンジレイン
    フォースに固着された前記ウエルドナットにヒンジを挿
    通した取付ボルトを螺合締結して前記開閉体にヒンジを
    取り付けるとともに、前記ヒンジレインフォースの端縁
    に該ヒンジレインフォースを前記開閉体の内部に配した
    とき前記ヒンジレインフォース挿入用開口を閉塞するリ
    ッド用フランジを立設したことを特徴とする樹脂開閉体
    のヒンジ取付構造。
JP8607589U 1989-07-21 1989-07-21 樹脂開閉体のヒンジ取付構造 Expired - Lifetime JPH0634216Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0325380U JPH0325380U (ja) 1991-03-15
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