JPS6113374Y2 - - Google Patents

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JPS6113374Y2
JPS6113374Y2 JP4433080U JP4433080U JPS6113374Y2 JP S6113374 Y2 JPS6113374 Y2 JP S6113374Y2 JP 4433080 U JP4433080 U JP 4433080U JP 4433080 U JP4433080 U JP 4433080U JP S6113374 Y2 JPS6113374 Y2 JP S6113374Y2
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JP
Japan
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door
hinge
pillar
hinge pillar
bolt
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JP4433080U
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JPS56146674U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のドア取付構造に関する。
従来、自動車の車体ヒンジピラー部に、ドアヒ
ンジによりドアを取付ける場合に、ヒンジピラー
部の内面に補強部材を配置し、ドアヒンジからヒ
ンジピラー部及び補強部材に取付ボルトを挿通し
てドアヒンジの取付けを行なつている(たとえば
実開昭54−47722号公報)。この構造においてはカ
ウルサイドパネルにピラー部品を位置決めするた
めにカウルサイドパネルとピラー部品の両方に位
置決めピンを挿入するためのピン穴を設ける必要
があり、このピン穴は錆発生の原因となるほか、
騒音、ほこり、泥水などの室内への侵入を防止す
るために、グロメツト又はテープ等により塞ぐ必
要がある。また、この位置決めピン用の穴を形成
するために、ピラー部品は、ヒンジ取付用ボルト
穴よりも下方に延長せねばならず、その分だけ材
料の損失になる。また、従来の構造では、ドア組
付けの際に仮支持のための手段を考えることが必
要になる。
本考案は、従来の自動車におけるドア取付構造
の上述の問題を解決することを目的とするもので
あつて、その特徴とするところは、ヒンジピラー
部の内面に取付けられる補強部材に雄ねじ部材を
固定して、雄ねじ部材が上記ヒンジピラー部の内
側から該ヒンジピラー部に設けられたボルト孔に
挿通され、該ヒンジピラー部から外面に突出する
ようにし、残りのねじ部材は廻り止めされた雌ね
じ部材とし、該雄ねじ部材に係合するナツト及び
雌ねじ部材に係合するボルトによりドアヒンジを
ヒンジピラー部に取付けた点にある。本考案によ
れば、補強部材に固定された雄ねじ部材を、ピラ
ー部品組付時の位置決めピンとしても使用できる
ので、ピラー部品及びカウルサイドパネルにピン
穴を設ける必要がなくなり、それに伴なつて、ピ
ラー部品の寸法の短縮が可能になると同時に、ピ
ン穴を後で塞ぐ手数も不要になる。また、ドア組
付時には、ドア側にあらかじめ取付けたドアヒン
ジのボルト穴を、この雄ねじ部材に係合させるこ
とにより、ドアの重量の一部をこの雄ねじ部材に
より支持させることが可能になるので、ドアの組
付作業が容易になる。
以下、本考案の一実施例を図について説明する
と、第1図は本考案の適用される自動車の一例を
示すもので、車体1の側部にはドア開口2が形成
され、このドア開口2にドア3が開閉自在に取付
けられる。ドア開口2の前部には、フロントピラ
ー4及びカウルサイドパネル5の後縁により形成
され、ドア3はカウルサイドパネル5の外面に取
付けられる。一般に、ドア3は、上下一対のドア
ヒンジにより取付けられるものであるが、本例に
おいては、上方のドアヒンジ取付けに本考案が適
用される。
第2図ないし第5図に示すように、フロントピ
ラー4の下端はカウルサイドパネル5に、その内
側において結合され、この結合部がドア取付けの
ためのヒンジピラー部となる。フロントピラー4
は、フロントピラーアウター4aとフロントピラ
ーインナー4bとからなる閉断面構造で、フロン
トピラーアウター4aの外側面が、カウルサイド
パネル5の内側面に沿つて配置されて、これに点
熔接等により結合されている。フロントピラーア
ウター4aの内側には、補強部材6が配置され、
熔接等によりこれに固定されている。第3図に示
すように、補強部材6には、雄ねじ部材7が外向
きに突出するように配置されて、その頭部が熔接
により該補強部材6に固定されている。また、補
強部材6には、その他に2個のボルト穴8が形成
されており、フロントピラーアウター4a及びカ
ウルサイドパネル5には、雄ねじ部材7及びボル
ト穴8に対応するボルト穴9が形成されている。
第5図に示すように、補強部材6には、ボルト穴
8に対応する位置に、廻り止め部材10により廻
り止めされたナツト11が配置されている。
ドア3に固定されたヒンジ(図示せず)にヒン
ジピンン(示せず)を介して結合されたドアヒン
ジ12は、雄ねじ部材7及びボルト穴8に対応す
るボルト穴13を有する。組立てに際しては、補
強部材6に固定した雄ねじ部材7が、フロントピ
ラーアウター4a及びカウルサイドパネル5のボ
ルト穴9の各一つを通つて外向きに突出し、補強
部材6のボルト穴8がフロントピラーアウター4
a及びカウルサイドパネル5の残りのボルト穴9
と重なる状態で車体側の組立てが行なわれ、ドア
組付時には、ドアヒンジ12のボルト穴13の一
つを雄ねじ部材7と係合させてナツト14により
締付け、ドアヒンジ12の残りのボルト穴13は
ボルト穴8,9に重ねてボルト15を挿通し、こ
のボルト15をナツト11に係合させて締付け
る。先にも述べたように、フロントピラー4の組
付けに際しては、補強部材6上の雄ねじ部材7が
位置決めピンとして機能し、ボルト穴の外に位置
決めピン用の穴を設ける必要がない。また、ドア
組付けに際しては、ドアヒンジ12のボルト穴を
雄ねじ部材7に係合させることにより、ドアの重
量の一部をこの雄ねじ部材7により支えることが
できるので、作業遂行が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の適用される自動車の一例を示
す斜視図、第2図は上方ドアヒンジ取付部を示す
分解斜視図、第3図は第2図に示す部分を更に分
解した斜視図、第4図はドアヒンジ取付部の水平
断面図、第5図は第4図と異なる部分の水平断面
図である。 4……フロントピラー、4a……フロントピラ
ーアウター、5……カウルサイドパネル、6……
補強部材、7……雄ねじ部材、10……廻り止め
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体のヒンジピラー部に、ドアヒンジによりド
    アが取付けられるようになつた自動車のドア取付
    構造において、該ドアヒンジが取付けられるヒン
    ジピラー部の内面に補強部材を取付け、前記補強
    部材には雄ねじ部材を固定して該雄ねじ部材が上
    記ヒンジピラー部の内側から該ヒンジピラー部に
    設けられたボルト孔に挿通され、該ヒンジピラー
    部から外面に突出するようにし、残りのねじ部材
    は廻り止めされた雌ねじ部材とし、前記ドアヒン
    ジを前記雄ねじ部材に係合するナツト及び前記雌
    ねじ部材に係合するボルトによりヒンジピラー部
    に取付けるようにしたことを特徴とする自動車の
    ドア取付構造。
JP4433080U 1980-04-02 1980-04-02 Expired JPS6113374Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4433080U JPS6113374Y2 (ja) 1980-04-02 1980-04-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4433080U JPS6113374Y2 (ja) 1980-04-02 1980-04-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56146674U JPS56146674U (ja) 1981-11-05
JPS6113374Y2 true JPS6113374Y2 (ja) 1986-04-25

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ID=29639594

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JP4433080U Expired JPS6113374Y2 (ja) 1980-04-02 1980-04-02

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Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58209662A (ja) * 1982-05-28 1983-12-06 Mazda Motor Corp 自動車の前部車体構造
JPS58188375U (ja) * 1982-06-09 1983-12-14 マツダ株式会社 自動車のピラ−部の構造
JPS5927969U (ja) * 1982-08-17 1984-02-21 マツダ株式会社 自動車の前部車体構造
JPS5932567A (ja) * 1982-08-17 1984-02-22 Mazda Motor Corp 自動車の前部車体構造
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KR100263964B1 (ko) * 1995-07-06 2000-08-16 류정열 자동차용 프론트필라 힌지연결부의 보강구조

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Publication number Publication date
JPS56146674U (ja) 1981-11-05

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