JPH0630609Y2 - 開閉体用ヒンジ取付構造 - Google Patents

開閉体用ヒンジ取付構造

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JPH0630609Y2
JPH0630609Y2 JP14787288U JP14787288U JPH0630609Y2 JP H0630609 Y2 JPH0630609 Y2 JP H0630609Y2 JP 14787288 U JP14787288 U JP 14787288U JP 14787288 U JP14787288 U JP 14787288U JP H0630609 Y2 JPH0630609 Y2 JP H0630609Y2
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JP14787288U
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秀和 音羽
巧 岡田
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば自動車のエンジンフード及びラッゲ
ージドア等の開閉体を車体に対して開閉自在に枢着する
ためのヒンジ構造に係り、特にこのヒンジの開閉体への
取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、自動車等の開閉体用ヒンジの取付構造として、例
えば車体後部のラッゲージルームを開閉自在に覆うラッ
ゲージドアを例に挙げて説明すると、第4図及び第5図
に示すような構造がある。
この第4図及び第5図に示す構造は、「自動車工学全書
13:乗用車の車体」山海堂出版(昭和55年4月20
日発行)の第149頁に開示されており、開閉体である
ラッゲージドア5(以下、ラッゲージドア5と称す)
が、アウタパネル3とインナパネル4との接合によって
閉断面6に構成されている。
そして、このラッゲージドア5のインナパネル4下面
に、ボルト71及びナット72等の締結部材7を介して
ヒンジ2が取付けられている。
しかしながら、この第4図及び第5図に示すヒンジ取付
構造の場合、ラッゲージドア5の開時(第4図の状態)
には、前記ヒンジ2のインナパネル4への取付部位が露
出して見えることになるため、見栄えが悪いという不具
合が生じる。
また、前記ヒンジ2におけるインナパネル4への取付部
位は平板状であるため、ラッゲージドア5の開閉時にお
けるねじり荷重等を十分に受け止めることができないと
いう不具合が生じる。
そこで、このような不具合を防止するべく、従来第6図
及び第7図に示すようにラッゲージドア5の開閉時にお
けるラッゲージドア5のねじれを防止するため、ヒンジ
2を角形状等の筒状の閉断面1に形成するとともに、こ
のヒンジ2をラッゲージドア5における前記アウタパネ
ル3とインナパネル4の閉断面6内へ挿入して、ボルト
71及びナット72等の締結部材7で取付ける構造が考
えらている。
尚、この第6図及び第7図図中の符号8は、前記閉断面
6内におけるヒンジ2の取付部位を補強するため前記イ
ンナパネル4に結合されるリィンホースを示している。
そして、前記ヒンジ2の取付けは、このヒンジ2を閉断
面6内に挿入した後、インナパネル4、リィンホース8
及びヒンジ2の下面にそれぞれ穿設したボルト挿通孔
(図示省略)に通しボルト71を挿通させ、予めヒンジ
2の上面に溶着したナット72に前記通しボルト71を
締付けることにより成されるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、第6図及び第7図に示すヒンジ取付構造の場
合、閉断面1のヒンジ2を取付けるべく、このヒンジ2
の上面に取付用のナット72が溶着されており、このナ
ット72の高さ及びこのナット72の締付状態における
ボルト71の出代高さH分だけラッゲージドア5(閉断
面6)の上下寸法が大きくなるため、ラッゲージドア5
によるラッゲージルームのスペース(一般にラッゲージ
スペースと称する)が減少するとともに、ラッゲージド
ア5が大型化することになる。
そこでこの考案の課題は、ヒンジ取付用の締結部材の配
設位置を工夫することにより、開閉体による室スペース
を拡大することである。
〔課題を解決するための手段〕
そのためこの考案は、締結部材をヒンジの閉断面内に配
設したことを特徴とする。
即ち、筒状の閉断面を成す開閉体用ヒンジを、アウタパ
ネルとインナパネルとによる開閉体の閉断面内に挿入し
て、締結部材で取付けるようにした開閉体用ヒンジ取付
構造において、前記締結部材をヒンジの閉断面内に配設
したものである。
〔作用〕
上述の手段によれば、ヒンジ取付用の締結部材であるナ
ットをヒンジの閉断面内に配設固定することにより、こ
のナットの高さ及びナット締付状態におけるボルトの出
代高さ分だけ開閉体の上下寸法を小さくすることができ
るため、開閉体による室スペースを拡大することができ
る。
〔実施例〕
以下、添付図面を基づいてこの考案の一実施例を説明す
る。
第1図から第3図までの図面はこの考案の一実施例を示
しており、第1図はヒンジ取付状態を示す第2図のI−
I線断面図、第2図は同状態を示す第1図のII−II線断
面図、第3図はヒンジ及びリィンホースの単体斜視図で
ある。
尚、この実施例では開閉体として車体後部のラッゲージ
ドアを示しているとともに、図中の符号において前述し
た第4図乃至第7図に示す従来技術と同一符号は同一名
称(部位)を示しており、詳細な説明は省略する。
そして、筒状の閉断面1を成すヒンジ2を、アウタパネ
ル3とインナパネル4とによる開閉体であるラッゲージ
ドア5の閉断面6内に挿入して、ボルト71及びナット
72等の締結部材7で取付けられている。
尚、図中の符号8は補強用のリィンホースを示してい
る。
このように構成された開閉体用ヒンジ取付構造であっ
て、第1図及び第2図に示すように、ヒンジ2をラッゲ
ージドア5に取付けるための締結部材7である例えばナ
ット72を、前記ヒンジ2の閉断面1内に配設固定し、
このナット72にボルト71を締付けることにより、ヒ
ンジ2を取付けるようにしたものである。
具体的には、第3図に示すようにリィンホース8にナッ
ト72を溶着するとともに、このナット72が挿通可能
な開口部21を閉断面のヒンジ2の下面に設けて成り、
リィンホース8に溶着されたナット72をヒンジ2下面
の開口部21に挿通させた状態で、このリィンホース8
とヒンジ2を溶接等で固着して、アッセンブリ状態とす
る(第2図参照)。
これにより、ヒンジ2を取付けるためのナット72はヒ
ンジ2の閉断面1内に配設固定される。
そして、第1図及び第2図に示すように、このようにア
ッセンブリ状態としたヒンジ2及びリィンホース8を、
アウタパネル3とインナパネル4によるラッゲージドア
5の閉断面6内に挿入した後、前記インナパネル4のボ
ルト挿通孔(図示省略)にボルト71を挿通し、前記ナ
ット72に締付けることにより、ヒンジ2を確実強固に
取付けることができる。
而して、ヒンジ2を取付けるための締結部材7であるナ
ット72は、ヒンジ2の上面に配設固定されることな
く、このヒンジ2の閉断面1内に配設固定されるため、
前記ナット72の高さ寸法が不要となり、このナット7
2の高さ及びナット締付状態におけるボルト71の出代
高さ(通常7〜8mm)分だけラッゲージドア5(閉断面
6)の上下寸法を小さくすることができる。
即ち、第6図及び第7図に示す従来技術の構成における
ナット72の高さH分だけラッゲージドア5(閉断面
6)の上下寸法を小さくすることができる。
従って、このようなラッゲージドア5の上下寸法を小さ
くできることにより、相対的にラッゲージドア5による
ラッゲージルームのスペースを拡大することができると
ともに、ラッゲージドア5自体を小型化することができ
る。
また、リィンホース8は予めヒンジ2と溶着されてアッ
センブリ状態とされており、このヒンジ2を取付けるた
めのボルト71及びナット72の締結によって、所謂共
締めして結合することができるため、従来技術のように
リィンホース8を新たに溶着する作業等を不要とするこ
とができ、作業性が向上する。
尚、以上の実施例に限定されることなく、締結部材7で
あるボルト71をヒンジ2の閉断面1内に配設固定して
もよく、またボルト71及びナット72以外の如何なる
締結部材7であってもよいものであるとともに、リィン
ホース8を介在結合しない取付構造にも適用でき得るも
のである。
さらに、ラッゲージドア用のヒンジ取付構造に限定され
ることなく、車体前部のエンジンフード等のような如何
なる開閉体のヒンジ取付構造にも適用でき得るものであ
る。
〔考案の効果〕
この考案は上述のように、ヒンジを開閉体に取付けるた
めの締結部材を、ヒンジの閉断面内に配設したことによ
り、この締結部材の高さ分だけ開閉体の上下寸法を小さ
くすることができるため、開閉体による室スペースを拡
大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図までの図面はこの考案の一実施例を示
しており、第1図は第2図のI−I線断面図、第2図は
第1図のII−II線断面図、第3図はヒンジ及びリィンホ
ースの単体斜視図、第4図から第7図までの図面は従来
例を示しており、第4図はラッゲージドア開時の車体後
部斜視図、第5図は第4図のV−V線断面図(第2図相
当断面図)、第6図及び第7図は異なる従来例を示して
おり、第6図は第1図相当断面図、第7図は第2図相当
断面図である。 1……ヒンジの閉断面 2……ヒンジ 3……アウタパネル 4……インナパネル 5……ラッゲージドア(開閉体) 6……ラッゲージドアの閉断面 7……締結部材 71……ボルト 72……ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の閉断面を成す開閉体用ヒンジを、ア
    ウタパネルとインナパネルとによる開閉体の閉断面内に
    挿入して、締結部材で取付けるようにした開閉体用ヒン
    ジ取付構造において、前記締結部材をヒンジの閉断面内
    に配設したことを特徴とする開閉体用ヒンジ取付構造。
JP14787288U 1988-11-11 1988-11-11 開閉体用ヒンジ取付構造 Expired - Lifetime JPH0630609Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14787288U JPH0630609Y2 (ja) 1988-11-11 1988-11-11 開閉体用ヒンジ取付構造

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JP14787288U JPH0630609Y2 (ja) 1988-11-11 1988-11-11 開閉体用ヒンジ取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0268278U JPH0268278U (ja) 1990-05-23
JPH0630609Y2 true JPH0630609Y2 (ja) 1994-08-17

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