JPH0243168Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0243168Y2 JPH0243168Y2 JP1983110250U JP11025083U JPH0243168Y2 JP H0243168 Y2 JPH0243168 Y2 JP H0243168Y2 JP 1983110250 U JP1983110250 U JP 1983110250U JP 11025083 U JP11025083 U JP 11025083U JP H0243168 Y2 JPH0243168 Y2 JP H0243168Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- striker
- retainer
- door
- nut plate
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 6
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のドアストライカの取付構造に
関する。
関する。
自動車のボデーへのドアの組付けにおいては、
ヒンジにてボデーにドアを取付けた後、最終的
に、ドアラツチと係合するボデー側のドアストラ
イカを上下左右に移動させてドアの開閉及びドア
の面沿いの調整を行つている。従つて、ドアスト
ライカはその取付位置の移動調整が容易にできる
ようになつていることが好ましい。そのため、従
来はドアストライカをボデーに取付けるためのボ
ルトとボデー内側から螺合するナツトを具えたナ
ツトプレートをリテーナにて移動できるように保
持することにより、その取付位置を調整できるよ
うにしている。第１図はナツトプレートとリテー
ナの一例を表わす斜視図であるが、ナツトプレー
ト１は、ドアストライカの取付ボルトと螺合する
ナツト２をその取付ボルトの間隔に合わせた間隔
で両端に固着すると共に、その中間の連結部１ａ
の幅を狭く形成しており、ナツトプレート１を縦
方向に向けて位置させてその連結部１ａを隙間を
もつて抱きかかえるようにリテーナ３を横方向に
向けて配し、リテーナ３の両端部をボデー内側に
溶接固定することによつてナツトプレート１を上
下左右に調整移動可能に保持している。
ヒンジにてボデーにドアを取付けた後、最終的
に、ドアラツチと係合するボデー側のドアストラ
イカを上下左右に移動させてドアの開閉及びドア
の面沿いの調整を行つている。従つて、ドアスト
ライカはその取付位置の移動調整が容易にできる
ようになつていることが好ましい。そのため、従
来はドアストライカをボデーに取付けるためのボ
ルトとボデー内側から螺合するナツトを具えたナ
ツトプレートをリテーナにて移動できるように保
持することにより、その取付位置を調整できるよ
うにしている。第１図はナツトプレートとリテー
ナの一例を表わす斜視図であるが、ナツトプレー
ト１は、ドアストライカの取付ボルトと螺合する
ナツト２をその取付ボルトの間隔に合わせた間隔
で両端に固着すると共に、その中間の連結部１ａ
の幅を狭く形成しており、ナツトプレート１を縦
方向に向けて位置させてその連結部１ａを隙間を
もつて抱きかかえるようにリテーナ３を横方向に
向けて配し、リテーナ３の両端部をボデー内側に
溶接固定することによつてナツトプレート１を上
下左右に調整移動可能に保持している。
ところが近年、ドアの薄形化等の要請に伴い、
ドアストライカの取付位置がボデーの外側壁に接
近し、特にセンタピラにおけるドアストライカ取
付部にあつてはリヤドアの取付けの関係上リテー
ナ３の外側の端部の取付空間が著しく縮減されて
しまう。そのためリテーナ３の外側の端部をスポ
ツト溶接することができずにリテーナ３が片持ち
支持になつてしまい、ドアストライカの取付時に
リテーナ３が変形してリテーナ３の自由端側から
ナツトプレート１が脱落してしまう可能性が生ず
る。
ドアストライカの取付位置がボデーの外側壁に接
近し、特にセンタピラにおけるドアストライカ取
付部にあつてはリヤドアの取付けの関係上リテー
ナ３の外側の端部の取付空間が著しく縮減されて
しまう。そのためリテーナ３の外側の端部をスポ
ツト溶接することができずにリテーナ３が片持ち
支持になつてしまい、ドアストライカの取付時に
リテーナ３が変形してリテーナ３の自由端側から
ナツトプレート１が脱落してしまう可能性が生ず
る。
本考案は上述の問題点に鑑みて成されたもので
あり、ドアストライカを固定するナツトを具えた
ナツトプレートを調整移動可能に保持するリテー
ナの取付空間を縮減すると共にリテーナからのナ
ツトプレートの脱落を防止したドアストライカの
取付構造を提供することを目的としている。かか
る目的を達成するための本考案のドアストライカ
の取付構造の構成は、両端部にナツトを具えた長
形をなすナツトプレートの中間部を、ボデー内に
取付けられた交差する二つの平面部からなるスト
ライカリンホースメントに各端部が固定されたリ
テーナの中間部によつて抱きかかえるように長手
方向調整移動自在に保持して前記ナツトにストラ
イカ取付用ボルトを螺合してドアストライカをボ
デーに取付けるドアストライカの取付構造におい
て、前記リテーナの車内側の端部を前記ストライ
カリンホースメントの一方の平面部に固着すると
共に車外側の端部を該ストライカリンホースメン
トの他方の平面部に形成された孔に挿入したこと
を特徴とするものである。
あり、ドアストライカを固定するナツトを具えた
ナツトプレートを調整移動可能に保持するリテー
ナの取付空間を縮減すると共にリテーナからのナ
ツトプレートの脱落を防止したドアストライカの
取付構造を提供することを目的としている。かか
る目的を達成するための本考案のドアストライカ
の取付構造の構成は、両端部にナツトを具えた長
形をなすナツトプレートの中間部を、ボデー内に
取付けられた交差する二つの平面部からなるスト
ライカリンホースメントに各端部が固定されたリ
テーナの中間部によつて抱きかかえるように長手
方向調整移動自在に保持して前記ナツトにストラ
イカ取付用ボルトを螺合してドアストライカをボ
デーに取付けるドアストライカの取付構造におい
て、前記リテーナの車内側の端部を前記ストライ
カリンホースメントの一方の平面部に固着すると
共に車外側の端部を該ストライカリンホースメン
トの他方の平面部に形成された孔に挿入したこと
を特徴とするものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説
明する。第２図は本考案を実施したセンタピラに
おけるストライカ取付部の横断面図、第３図はそ
のストライカリンホースメントの斜視図である。
第２図において、センタピラアウタ４ａとセンタ
ピラインナ４ｂとを結合してセンタピラ４が形成
され、センタピラ１内には一点鎖線で表わすドア
ストライカ５の取付位置に対応して交差する二つ
の平面部からなるストライカリンホースメント６
が取付けられる。また、従来と同様にストライカ
取付用ボルトと螺合するナツト２を両端部に固着
したナツトプレート１の中間部をリテーナ３の中
間部によつて抱きかかえるように長手方向調整移
動可能に保持する。
明する。第２図は本考案を実施したセンタピラに
おけるストライカ取付部の横断面図、第３図はそ
のストライカリンホースメントの斜視図である。
第２図において、センタピラアウタ４ａとセンタ
ピラインナ４ｂとを結合してセンタピラ４が形成
され、センタピラ１内には一点鎖線で表わすドア
ストライカ５の取付位置に対応して交差する二つ
の平面部からなるストライカリンホースメント６
が取付けられる。また、従来と同様にストライカ
取付用ボルトと螺合するナツト２を両端部に固着
したナツトプレート１の中間部をリテーナ３の中
間部によつて抱きかかえるように長手方向調整移
動可能に保持する。
ここで、リテーナ３は車内側の端部３ａをスト
ライカリンホースメント６に固着される一方、第
３図に示されるように、ストライカリンホースメ
ント６にはリテーナ３が位置する角部に孔６ａを
穿設し、リテーナ３の外側の端部３ｂをその孔６
ａに挿入する。尚、第３図中６ｂはストライカ取
付用ボルトの挿入孔である。
ライカリンホースメント６に固着される一方、第
３図に示されるように、ストライカリンホースメ
ント６にはリテーナ３が位置する角部に孔６ａを
穿設し、リテーナ３の外側の端部３ｂをその孔６
ａに挿入する。尚、第３図中６ｂはストライカ取
付用ボルトの挿入孔である。
このようにすると、リテーナ３の取付空間が狭
くてリテーナ３の外側の端部をストライカリンホ
ースメント６に溶接固定する余裕がない場合で
も、リテーナ３の自由端側からのナツトプレート
１の脱落を防止することができる。
くてリテーナ３の外側の端部をストライカリンホ
ースメント６に溶接固定する余裕がない場合で
も、リテーナ３の自由端側からのナツトプレート
１の脱落を防止することができる。
尚、上記実施例はセンタピラにおけるドアスト
ライカ取付部に係るものであるが、本考案は自動
車後部のクオータパネルのドアストライカ取付部
にも同様に実施し得る。
ライカ取付部に係るものであるが、本考案は自動
車後部のクオータパネルのドアストライカ取付部
にも同様に実施し得る。
以上一実施例を挙げて詳細に説明したように本
考案によれば、ドアストライカを固定するナツト
を具えたナツトプレートを調整移動可能に保持す
るリテーナの取付空間を縮減することができると
同時にリテーナからのナツトプレートの脱落を防
止することができるという効果がある。
考案によれば、ドアストライカを固定するナツト
を具えたナツトプレートを調整移動可能に保持す
るリテーナの取付空間を縮減することができると
同時にリテーナからのナツトプレートの脱落を防
止することができるという効果がある。
第１図はナツトプレートとリテーナの斜視図、
第２図、第３図は本考案の一実施例に係り、第２
図はセンタピラにおけるドアストライカ取付部の
横断面図、第図はストライカリンホースメントの
斜視図である。 図面中、１はナツトプレート、２はナツト、３
はリテーナ、４はセンタピラ、５はドアストライ
カ、６はストライカリンホースメント、６ａは孔
である。
第２図、第３図は本考案の一実施例に係り、第２
図はセンタピラにおけるドアストライカ取付部の
横断面図、第図はストライカリンホースメントの
斜視図である。 図面中、１はナツトプレート、２はナツト、３
はリテーナ、４はセンタピラ、５はドアストライ
カ、６はストライカリンホースメント、６ａは孔
である。
Claims (1)
- 両端部にナツトを具えた長形をなすナツトプレ
ートの中間部を、ボデー内に取付けられた交差す
る二つの平面部からなるストライカリンホースメ
ントに各端部が固定されたリテーナの中間部によ
つて抱きかかえるように長手方向調整移動自在に
保持して前記ナツトにストライカ取付用ボルトを
螺合してドアストライカをボデーに取付けるドア
ストライカの取付構造において、前記リテーナの
車内側の端部を前記ストライカリンホースメント
の一方の平面部に固着すると共に車外側の端部を
該ストライカリンホースメントの他方の平面部に
形成された孔に挿入したことを特徴とするドアス
トライカの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983110250U JPS6019654U (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | ドアストライカの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983110250U JPS6019654U (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | ドアストライカの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6019654U JPS6019654U (ja) | 1985-02-09 |
| JPH0243168Y2 true JPH0243168Y2 (ja) | 1990-11-16 |
Family
ID=30256487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983110250U Granted JPS6019654U (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | ドアストライカの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019654U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62134436U (ja) * | 1986-02-19 | 1987-08-24 | ||
| JPS63171982U (ja) * | 1987-04-27 | 1988-11-09 | ||
| JPH01169142U (ja) * | 1988-05-14 | 1989-11-29 | ||
| JPH0718324Y2 (ja) * | 1989-07-15 | 1995-05-01 | 松下電工株式会社 | 多目的ヘアードライヤー装置 |
-
1983
- 1983-07-18 JP JP1983110250U patent/JPS6019654U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6019654U (ja) | 1985-02-09 |
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