JPS633543Y2 - - Google Patents

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JPS633543Y2
JPS633543Y2 JP16861582U JP16861582U JPS633543Y2 JP S633543 Y2 JPS633543 Y2 JP S633543Y2 JP 16861582 U JP16861582 U JP 16861582U JP 16861582 U JP16861582 U JP 16861582U JP S633543 Y2 JPS633543 Y2 JP S633543Y2
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JP
Japan
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bumper
floor panel
mounting bracket
flange
tunnel
Prior art date
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JP16861582U
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JPS5972154U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、特に、自動車の後ろバンパを車体
側に位置決めして取付けるのに好適な、バンパ取
付け部の車体構造部材に関する。
従来、自動車の後ろバンパ取付け部の車体構造
部材は、第3図に示すように、断面がハツト形状
のメンバ3aのフランジ31aをフロアパネル2
の室外側にスポツト溶接により固着して、トンネ
ル状の閉じ断面30を形成し、このトンネル状の
閉じ断面30内に装入されて車体側に固着される
バンパ取付けブラケツト4aは、そのフランジ4
0をメンバ3aの内面に当てて、スポツト溶接に
より固着していた。
しかし、第3図のような取付け構造では、バン
パ取付けブラケツト4aはメンバ3aに対して幅
方向のみで係合されることになり、必然的にバン
パ取付けブラケツト4aの上下ならびに前後方向
の位置決めができない。
そのため、バンパ取付けブラケツト4aの位置
決めには、組付け治具あるいは位置決め機構を用
いて対処しているが、取付け構造部材の周辺形状
あるいはスポツト溶接の作業性などによる規制に
より、簡易的な位置決め機構しか作れず、従つ
て、治具構造も十分な強度が得られない。
このため、溶接時の振動などによりバンパ取付
けブラケツトが位置ズレを生じ、ひいては、車体
に対するバンパの建て付け不良が生じる恐れがあ
る。
この考案は、上記の問題点を解消するため、フ
ロアパネルに固着されて閉じ断面を形成させるメ
ンバとバンパ取付けブラケツトの両者に、バンパ
取付けブラケツトの上下ならびに前後方向を相互
に位置決めさせる位置決め手段を具備させること
により、バンパ取付けブラケツトの位置決め精度
の向上を図るとともに、バンパ建て付け精度を向
上させることを目的としている。
このような目的を達成するため、この考案のバ
ンパ取付け部の車体構造部材は、メンバ3がフロ
アパネル2の室外側面と共同してトンネル状の閉
じ断面30を形成するとともに、フロアパネル2
の室外側においてその閉じ断面30のトンネル状
の長手方向を、車両前後方向に向けフロアパネル
2に固着してあり、トンネル状の閉じ断面30内
に装入されて車体側に固着されるバンパ取付けブ
ラケツト4は、ハツト型状にフランジ41が形成
してあつて、このバンパ取付けブラケツト4のフ
ランジ41を上記メンバ3のフロアパネル2の取
付け面と同一面で、フロアパネル2の室外側に当
接させて上下方向に位置決めするとともに、メン
バ3のフロアパネル2の取付面には、バンパ取付
けブラケツト4のフランジ41と相互に共同して
車両前後方向の位置決めをする位置決め成形部5
が形成してあることを特徴としている。
以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例
を説明する。
第1図ないし第2図bは、この考案の一実施例
を示しており、第2図aから分るように、自動車
の後部車体は、ボデロアバツク1とフロアパネル
2により室内Rが形成されている。
メンバ3は、第1図から分るように、断面がハ
ツト型に形成されており、メンバ3のフランジ3
1がフロアパネル2の室外側面に溶接で固着さ
れ、フロアパネル2とメンバ3が共同して、トン
ネル状の閉じ断面30を形成させ、この閉じ断面
30のトンネル状の長手方向は、車両前後方向に
向けられている。
そして、この閉じ断面30内に装入されて車体
側に溶接により固着されるバンパ取付けブラケツ
ト4は、ハツト型状にフランジ41が形成してあ
り、このハツト型状のフランジ41は、フロアパ
ネル2の室外側に当接させて、上下方向の位置決
めをするようになつている。
このバンパ取付けブラケツト4のフランジ41
は、詳しくは、メンバ3のフロアパネル2の取付
け面であるフランジ31と同一面で、フロアパネ
ル2に当接して溶接されるようになつている。
また、メンバ3のフロアパネル2への取付け面
であるフランジ31には、要部構造部材を別に示
す第2図bから最も分るように、バンパ取付けブ
ラケツト4のフランジ41の板厚に相当する段差
311を設け、バンパ取付けブラケツト4のフラ
ンジ41と共同して車両前後方向の位置決めをす
る位置決め成形部5が形成してある。
このように、車体に対し上下ならびに前後方向
に位置決めして溶接されたバンパ取付けブラケツ
ト4の孔42には、ウレタンバンパ6に取付けら
れているバンパステ61がボルト・ナツトの固定
具7により取付けられ、ウレタンバンパ6はボデ
ロアバツク1と一定の隙間に設定されて、バンパ
の建て付け精度ならびに外観上の見栄えを向上さ
せてある。
なお、8はモールで、ウレタンバンパ6の上端
に取付けられ、ウレタンバンパ6とボデロアバツ
ク1との隙間を覆つて外観を整えている。
以上から明らかなように、この考案によれば、
フロアパネルに固着されてトンネル状閉じ断面を
形成させるメンバと、このメンバ閉じ断面内に装
入されて車体側に固着されるバンパ取付けブラケ
ツトのフランジが相互に共同して、バンパ取付け
ブラケツトの上下方向を位置決めし、さらに、前
後方向の位置決め成形部を形成したから、 (i) 組付け治具あるいは位置決め機構を不要とす
ることができる。
(ii) 組付け工程が限定されず、自由な組付け工程
計画を行うことができる。
(iii) バンパ取付けブラケツトの位置決めが簡単に
安定的に確保でき、位置決め精度が著しく向上
する。
(iv) バンパの建て付け精度ならびに外観上の見栄
えが向上する。
(v) バンパ立て付けの手直し工数が皆無となる。
以上(i)ないし(v)の効果が特に顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す正面図、第2
図aは第1図の−線断面図、車体構造部を加
えて示した側面図、第2図bは第2図aの要部側
断面図、第3図は従来構造部材の正面図である。 1……ボデロアバツク、2……フロアパネル、
3……メンバ、30……トンネル状の閉じ断面、
31……メンバのフランジ、311……メンバフ
ランジの段差、4……バンパ取付けブラケツト、
41……バンパ取付けブラケツトのフランジ、4
2……孔、5……位置決め成形部、6……ウレタ
ンバンパ、61……バンパステ、7……固定具、
8……モール、R……室内。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロアパネルの室外側面と共同してトンネル状
    の閉じ断面を形成するメンバは、フロアパネルの
    室外側においてその閉じ断面のトンネル状の長手
    方向を車両前後方向に向けフロアパネルに固着し
    てあり、トンネル状の閉じ断面内に装入されて車
    体側に固着されるバンパ取付けブラケツトは、ハ
    ツト型状にフランジが形成してあつて、このバン
    パ取付けブラケツトのフランジを上記メンバのフ
    ロアパネルの取付け面と同一面で、フロアパネル
    の室外側に当接させて上下方向に位置決めすると
    ともに、メンバのフロアパネルの取付面には、バ
    ンパ取付けブラケツトのフランジと相互に共同し
    て車両前後方向の位置決めをする位置決め成形部
    が形成してあることを特徴とするバンパ取付け部
    の車体構造部材。
JP16861582U 1982-11-06 1982-11-06 バンパ取付け部の車体構造部材 Granted JPS5972154U (ja)

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JP16861582U JPS5972154U (ja) 1982-11-06 1982-11-06 バンパ取付け部の車体構造部材

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JP16861582U JPS5972154U (ja) 1982-11-06 1982-11-06 バンパ取付け部の車体構造部材

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JPS5972154U JPS5972154U (ja) 1984-05-16
JPS633543Y2 true JPS633543Y2 (ja) 1988-01-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2520462B2 (ja) * 1988-12-28 1996-07-31 日産自動車株式会社 自動車用バンパの取付部構造

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Publication number Publication date
JPS5972154U (ja) 1984-05-16

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