JPS5823888Y2 - 自動車のドアストライカ取付部構造 - Google Patents

自動車のドアストライカ取付部構造

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JPS5823888Y2
JPS5823888Y2 JP1980151659U JP15165980U JPS5823888Y2 JP S5823888 Y2 JPS5823888 Y2 JP S5823888Y2 JP 1980151659 U JP1980151659 U JP 1980151659U JP 15165980 U JP15165980 U JP 15165980U JP S5823888 Y2 JPS5823888 Y2 JP S5823888Y2
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JP
Japan
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vehicle body
door
panel
body panel
reinforcing member
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Application number
JP1980151659U
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JPS5777368U (ja
Inventor
謙治 田島
Original Assignee
マツダ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のドアストライカの取付部の剛性を増
大したドアストライカ取付部構造に関するものである。
従来、自動車のドアストライカ取付部は、第7図のよう
に、ドア開口部側縁20を構成する車体パネル(アウタ
パネル)21に、車体インナパネル22に対して一端部
を開放23シた間隙・24を存して、上記インナパネル
22に対向する側壁面25およびドアの進入方向に対し
て略平行な垂直面26からなる段下げ部27を形成し、
この段下げ部27の垂直面26の裏面に補強部材28を
配設固着し、上記段下げ部27の垂直面26と補強部材
28に対してドアストライカ29を固定している。
上記従来の取付構造では、ドア開口部側縁の剛性を確保
するため車体パネル21の側壁面25と、車体インナパ
ネル22との間に間隙24を設け、断面積を稼ぐ構造と
しているが、この側壁面25は片持構造のため、ドアス
トライカ取付部の剛性が充分でなく、たとえば、自動車
の衝突時などの衝撃によって、車体パネル21が矢印C
方向に変形し易い。
したがって、自動車の衝突時にドアストライカ29が位
置ずれしてドアロックが外れ、ドアが開放される事態を
生じる欠点がある。
この考案は上記従来の欠点に鑑みなされたもので、ドア
ストライカ取付部の剛性を増大して、衝突時などの衝撃
によるドアストライカの位置ずれを防止した自動車のド
アストライカ取付部構造を提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図において、1は自動車の車体後部を示し、ドア開
口部側縁2を構成する車体パネル(アウタパネル)3に
ドアストライカ4が後述する手段で固定されている。
第2図および第3図において、上記車体パネル3は、車
体インナパネル5に対して、その一端部3aをたとえば
スポット溶接などで固着し、かつドア開口部側縁2に連
設して車体インナパネル5に平行する側壁面6とドア7
の進入方向に対し略平行的な垂直面8とからなる段下げ
部9を形成し、さらに後側へ延出してリアフェンダ10
を形成している。
上記インナパネル5には、ドア開口部側縁2から所定距
離lをへだてるとともに、第4図で明らかなように高さ
hを有するビード11を車体パネル3の方向に突出形成
している。
12は補強部材を示す。
この補強部材12は段下げ部9の垂直面8の裏面に配設
され、その裏側に第5図および第6図で示すナツト固定
板13をあてがい、ドアストライカ4の基板4a側から
挿入されるボルト15 aをナツト14に螺合させるこ
とによって、ドアストライカ4を垂直面8の表面に固定
し、かつ補強部材12を垂直面8の裏面に固着している
補強部材12の端部12aは、車体パネル3の側壁面6
の裏面に延設されており、この延設されている端部12
aを介して上記ビード11が車体パネル3の側壁面6
に対して、たとえばスポット溶接などで゛固着されてい
る。
上記構成において、車体パネル3における段下げ部9の
側壁面6は、その裏側において補強部材12の端部12
aを介して車体インナパネル5に突出形成したビード
11に固着されている。
つまり、ビード11によって側壁面6が支持されている
ことになり、しかも車体インナパネル5自体がビード1
1を形成したリブ効果によって曲げ強度を増大している
ことおよび、ドア開口部側縁2から所定距離lをへだて
てビード11を形成しているために、ドア開口部側縁2
とビード11との間に閉断面15が形成されることなど
によって、ドアストライカ取付部の剛性が著しく向上し
、衝突時の衝撃によって車体パネル3が第2図に示す矢
印B方向に変形するのを防止して、ドアストライカ4の
変位によるドア7の自然開放を防ぐ。
以上説明したようにこの考案は、車体パネルの側壁面と
車体インナパネルとの間に一端を開放した間隙を形成す
ることなく、車体パネルの側壁面の裏面に補強部材の端
部を介して車体インナパネルに突出形成したビードを固
着し、ビードを形成することで曲げ強度を増大した車体
インナパネルで車体パネルを支持するとともに、ビード
とドア開口部側縁との間に閉断面を形成しているから、
従来のドアストライカ取付部と比較して剛性が大きくな
り、衝撃によるドアストライカの変位と、ドアの開放を
適確に防止できる効果がある。
なお、実施例においては、ドア開口縁部を形成する車体
パネルを車体アウターパネルと一体成形しているが、こ
れを別部材で形成する構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車後部の側面図、第2図は第1図における
A−A線に沿う拡大断面図、第3図は同斜視図、第4図
と第5図は補強部材とナツト固定板の分解斜視図、第6
図は同正面図、第7図は従来例の斜視図である。 2・・・・・・ドア開口部側縁、3・・・・・・車体パ
ネル、4・・・・・・ドアストライカ、5・・・・・・
車体インナパネル、6・・・・・・側壁面、7・・・・
・・ドア、8・・・・・・垂直面、9・・・・・・段下
げ部、11・・・・・・ビード、12・・・・・・補強
部材、12a・・・・・・補強部材の一端部、l・・・
・・・所定距離。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドア開口部側縁を構成する車体パネルに、車体インナパ
    ネルとの間に間隙を存してインナパネルと対向する側壁
    面およびドアの進入方向に対し略平行な垂直面とからな
    る段下げ部を形成するとともに、この段下げ部の垂直面
    の裏面に補強部材を配設固着し、ドアスト、う子方を車
    体パネルおよび補強部材に固定する構成の自動車におい
    て、上記車体パネル股下げ部の側壁面に対向する車体イ
    ンナパネルに、ドア開口部側縁から所定距離をへだてて
    車体パネル方向に突出するビードを形成し、このビード
    と車体パネルとを上記側壁面裏面に延設した上記補強部
    材の端部、を介して固着する構成としてなることを特徴
    とする自動車のドアストライカ取付部構造。
JP1980151659U 1980-10-23 1980-10-23 自動車のドアストライカ取付部構造 Expired JPS5823888Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5777368U JPS5777368U (ja) 1982-05-13
JPS5823888Y2 true JPS5823888Y2 (ja) 1983-05-21

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ID=29510976

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JP1980151659U Expired JPS5823888Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23 自動車のドアストライカ取付部構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610055Y2 (ja) * 1985-01-28 1994-03-16 三菱自動車工業株式会社 ストライカ取付構造
KR100427635B1 (ko) * 2001-11-06 2004-04-28 기아자동차주식회사 자동차 도어록 스트라이커의 취부구조.

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Publication number Publication date
JPS5777368U (ja) 1982-05-13

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