JPS6238445Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238445Y2 JPS6238445Y2 JP3062083U JP3062083U JPS6238445Y2 JP S6238445 Y2 JPS6238445 Y2 JP S6238445Y2 JP 3062083 U JP3062083 U JP 3062083U JP 3062083 U JP3062083 U JP 3062083U JP S6238445 Y2 JPS6238445 Y2 JP S6238445Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear pillar
- wheel house
- section
- closed
- pillar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車の後部車体構造に関し、特に
リヤサスペンシヨン部材を支持する支持部の構造
に関するものである。
リヤサスペンシヨン部材を支持する支持部の構造
に関するものである。
従来より、このような自動車の後部車体構造と
して、例えば実公昭57−43730号公報等に開示さ
れているように、リヤピラーがリヤピラーアウタ
とリヤピラーインナとで閉断面状に形成されてお
り、該リヤピラーの下部にはホイールハウスアウ
タとホイールハウスインナとからなるホイールハ
ウスが設けられ、上記ホイールハウスアウタはリ
ヤピラーの閉断面を閉じるように形成されてお
り、上記ホイールハウスインナにはリヤサスペン
シヨン部材と取付けるための取付部が形成されて
いて、リヤサスペンシヨン部材からのサスペンシ
ヨン荷重をホイールハウスを介してリヤピラーで
支持するようにしたものは知られている。
して、例えば実公昭57−43730号公報等に開示さ
れているように、リヤピラーがリヤピラーアウタ
とリヤピラーインナとで閉断面状に形成されてお
り、該リヤピラーの下部にはホイールハウスアウ
タとホイールハウスインナとからなるホイールハ
ウスが設けられ、上記ホイールハウスアウタはリ
ヤピラーの閉断面を閉じるように形成されてお
り、上記ホイールハウスインナにはリヤサスペン
シヨン部材と取付けるための取付部が形成されて
いて、リヤサスペンシヨン部材からのサスペンシ
ヨン荷重をホイールハウスを介してリヤピラーで
支持するようにしたものは知られている。
ところが、上記従来のものでは、ホイールハウ
スインナの取付部がリヤピラーよりも車室内側に
偏位した位置にあるため、該取付部に大きなサス
ペンシヨン荷重が作用した場合には、ホイールハ
ウスインナに極めて大きな曲げモーメントが生
じ、該ホイールハウスインナが変形するという問
題があつた。
スインナの取付部がリヤピラーよりも車室内側に
偏位した位置にあるため、該取付部に大きなサス
ペンシヨン荷重が作用した場合には、ホイールハ
ウスインナに極めて大きな曲げモーメントが生
じ、該ホイールハウスインナが変形するという問
題があつた。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、上
記リヤピラーアウタの下部にホイールハウスアウ
タを、またリヤピラーインナの下部にホイールハ
ウスインナをそれぞれ一体成形するとともに、リ
ヤピラーの閉断面内にリヤサスペンシヨン部材を
取付けるための取付部材を閉断面を横切つて設け
ることにより、サスペンシヨン荷重をホイールハ
ウスを介さずに直接リヤピラーで支持して、その
支持強度を高めるとともに、ホイールハウスイン
ナの曲げ変形をなくすようにすることを目的とす
るものである。
記リヤピラーアウタの下部にホイールハウスアウ
タを、またリヤピラーインナの下部にホイールハ
ウスインナをそれぞれ一体成形するとともに、リ
ヤピラーの閉断面内にリヤサスペンシヨン部材を
取付けるための取付部材を閉断面を横切つて設け
ることにより、サスペンシヨン荷重をホイールハ
ウスを介さずに直接リヤピラーで支持して、その
支持強度を高めるとともに、ホイールハウスイン
ナの曲げ変形をなくすようにすることを目的とす
るものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図ないし第６図において、１は車体の外側
面後部を形成するリヤフエンダ、２は該リヤフエ
ンダ１の内側に重合されたクオータインナパネル
であつて、該クオータインナパネル２の前部に
は、上部側に、車外側（リヤフエンダ１側）に膨
出しかつその膨出量が下側に向うに従つて大きく
なるリヤピラーアウタ３が一体成形されていると
ともに、下部側つまり上記リヤピラーアウタ３の
下部にホイールハウスアウタ４が一体成形され、
該ホイールハウスアウタ４の外端部は上記リヤフ
エンダ１の前部下端部に接合されている。
面後部を形成するリヤフエンダ、２は該リヤフエ
ンダ１の内側に重合されたクオータインナパネル
であつて、該クオータインナパネル２の前部に
は、上部側に、車外側（リヤフエンダ１側）に膨
出しかつその膨出量が下側に向うに従つて大きく
なるリヤピラーアウタ３が一体成形されていると
ともに、下部側つまり上記リヤピラーアウタ３の
下部にホイールハウスアウタ４が一体成形され、
該ホイールハウスアウタ４の外端部は上記リヤフ
エンダ１の前部下端部に接合されている。
また、５は上記リヤピラーアウタ３に対向して
配置されたリヤピラーインナであつて、該リヤピ
ラーインナ５は、車室内側に膨出しかつその膨出
量が下側に向かう従つて大きくなるように形成さ
れており、リヤピラーインナ５の下部にはホイー
ルハウスインナ６が一体成形されている。そし
て、上記リヤピラーインナ５の周縁部はリヤピラ
ーアウタ３の周縁部に、ホイールハウスインナ６
の後端部はホイールハウスアウタ４の内端部にそ
れぞれ接合されていて、リヤピラーアウタ３とリ
ヤピラーインナ５とによつて下方に向うに従つて
拡がる閉断面状のリヤピラー７が形成され、また
ホイールハウスアウタ４とホイールハウスインナ
６とによつて上記リヤピラー７の閉断面８に連通
するホイールハウス９が形成されている。
配置されたリヤピラーインナであつて、該リヤピ
ラーインナ５は、車室内側に膨出しかつその膨出
量が下側に向かう従つて大きくなるように形成さ
れており、リヤピラーインナ５の下部にはホイー
ルハウスインナ６が一体成形されている。そし
て、上記リヤピラーインナ５の周縁部はリヤピラ
ーアウタ３の周縁部に、ホイールハウスインナ６
の後端部はホイールハウスアウタ４の内端部にそ
れぞれ接合されていて、リヤピラーアウタ３とリ
ヤピラーインナ５とによつて下方に向うに従つて
拡がる閉断面状のリヤピラー７が形成され、また
ホイールハウスアウタ４とホイールハウスインナ
６とによつて上記リヤピラー７の閉断面８に連通
するホイールハウス９が形成されている。
さらに、上記リヤピラー７の閉断面８内にはホ
イールハウス９近傍において、周縁部にフランジ
部１０ａを有する取付部材１０が閉断面８を横切
つて配置され、該取付部材１０のフランジ部１０
ａはリヤピラー７内周面に接合されており、取付
部材１０のリヤピラーインナ５側部分にはリヤサ
スペンシヨン部材としてのストラツト１１の上部
が取付けられるようになつている。尚、１２はル
ーフパネル、１３はフロアパネルであつて、該フ
ロアパネル１３の側端部にはホイールハウスイン
ナ６の内端部が接合されるようになつている。ま
た、１４はリヤピラーインナ５に設けられたスト
ラツト取付作業用開口部、１５はリヤフエンダ１
とクオータインナパネル２とを貫通して形成した
ウインド開口部１６に装着されたクオータウイン
ドガラスである。
イールハウス９近傍において、周縁部にフランジ
部１０ａを有する取付部材１０が閉断面８を横切
つて配置され、該取付部材１０のフランジ部１０
ａはリヤピラー７内周面に接合されており、取付
部材１０のリヤピラーインナ５側部分にはリヤサ
スペンシヨン部材としてのストラツト１１の上部
が取付けられるようになつている。尚、１２はル
ーフパネル、１３はフロアパネルであつて、該フ
ロアパネル１３の側端部にはホイールハウスイン
ナ６の内端部が接合されるようになつている。ま
た、１４はリヤピラーインナ５に設けられたスト
ラツト取付作業用開口部、１５はリヤフエンダ１
とクオータインナパネル２とを貫通して形成した
ウインド開口部１６に装着されたクオータウイン
ドガラスである。
したがつて、上記実施例においては、リヤピラ
ー７の閉断面８をホイールハウス９に開口連通さ
せるとともに、該閉断面８内に取付部材１０を閉
断面８を横切つて設けて、該取付部材１０にリヤ
サスペンシヨン部材であるストラツト１１を取付
けたことにより、上記ストラツト１１から作用す
るサスペンシヨン荷重の方向とリヤピラー７の中
心軸方向とが略同一となつて、サスペンシヨン荷
重が偏心荷重とならずに直接リヤピラー７に支持
されるので、その支持強度を増大させることがで
き、また、従来の如くサスペンシヨン荷重によつ
てホイールハウスインナ６が曲げ変形することは
ない。
ー７の閉断面８をホイールハウス９に開口連通さ
せるとともに、該閉断面８内に取付部材１０を閉
断面８を横切つて設けて、該取付部材１０にリヤ
サスペンシヨン部材であるストラツト１１を取付
けたことにより、上記ストラツト１１から作用す
るサスペンシヨン荷重の方向とリヤピラー７の中
心軸方向とが略同一となつて、サスペンシヨン荷
重が偏心荷重とならずに直接リヤピラー７に支持
されるので、その支持強度を増大させることがで
き、また、従来の如くサスペンシヨン荷重によつ
てホイールハウスインナ６が曲げ変形することは
ない。
しかも、上記リヤピラー７は、その内周面に取
付部材１０周縁部のフランジ部１０ａが接合され
て閉断面８がホイールハウス９近傍において該取
付部材１０によつて閉じられているため、泥水等
が該リヤピラー７内に浸入することはない。その
上、上記取付部材１０によつてリヤピラー７内に
いわゆる節部が形成されることになるので、リヤ
ピラー７自体の強度を増大させることができる。
付部材１０周縁部のフランジ部１０ａが接合され
て閉断面８がホイールハウス９近傍において該取
付部材１０によつて閉じられているため、泥水等
が該リヤピラー７内に浸入することはない。その
上、上記取付部材１０によつてリヤピラー７内に
いわゆる節部が形成されることになるので、リヤ
ピラー７自体の強度を増大させることができる。
さらに、クオータインナパネル２とリヤピラー
アウタ３とホイールハウスアウタ４とが一体成形
され、またリヤピラーインナ５とホイールハウス
インナ６とが一体成形されているので、組立作業
時各部材を互いに接合するための溶接作業を大巾
に減少させることができ、組立作業の簡略化を図
ることができる。
アウタ３とホイールハウスアウタ４とが一体成形
され、またリヤピラーインナ５とホイールハウス
インナ６とが一体成形されているので、組立作業
時各部材を互いに接合するための溶接作業を大巾
に減少させることができ、組立作業の簡略化を図
ることができる。
尚、上記実施例では、本考案をクオータインナ
パネル２の前部にリヤピラーアウタ３とホイール
ハウスアウタ４とを一体成形し、リヤピラーイン
ナ５とホイールハウスインナ６とを別の板部材に
より形成したが、逆に、クオータインナパネル２
の前部にリヤピラーインナ５とホイールハウスイ
ンナ６とを一体成形し、リヤピラーアウタ３とホ
イールハウスアウタ４とを別の板部材により形成
するようにしてもよいのは勿論である。
パネル２の前部にリヤピラーアウタ３とホイール
ハウスアウタ４とを一体成形し、リヤピラーイン
ナ５とホイールハウスインナ６とを別の板部材に
より形成したが、逆に、クオータインナパネル２
の前部にリヤピラーインナ５とホイールハウスイ
ンナ６とを一体成形し、リヤピラーアウタ３とホ
イールハウスアウタ４とを別の板部材により形成
するようにしてもよいのは勿論である。
以上説明したように、本考案によれば、ホイー
ルハウスアウタが一体成形されたリヤピラーアウ
タとホイールハウスインナが一体成形されたリヤ
ピラーインナとで閉断面状のリヤピラーが形成さ
れ、該リヤピラーの閉断面内にリヤサスペンシヨ
ン部材を取付けるための取付部材が閉断面を横切
つて設けられているので、サスペンシヨン荷重を
上記リヤピラーで直接支持してその支持強度を大
巾に増大させることができるとともに、ホイール
ハウスインナの曲げ変形をなくすことができ、し
かも組立作業の簡略化を図ることができる等実用
上優れた効果を奏することができるものである。
ルハウスアウタが一体成形されたリヤピラーアウ
タとホイールハウスインナが一体成形されたリヤ
ピラーインナとで閉断面状のリヤピラーが形成さ
れ、該リヤピラーの閉断面内にリヤサスペンシヨ
ン部材を取付けるための取付部材が閉断面を横切
つて設けられているので、サスペンシヨン荷重を
上記リヤピラーで直接支持してその支持強度を大
巾に増大させることができるとともに、ホイール
ハウスインナの曲げ変形をなくすことができ、し
かも組立作業の簡略化を図ることができる等実用
上優れた効果を奏することができるものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は
自動車の車体後部外側面を示す斜視図、第２図は
リヤフエンダを取り去つた状態における同斜視
図、第３図は第２図の−線における断面図、
第４図は第２図の−線における断面図、第５
図は第２図のＶ−Ｖ線における断面図、第６図は
第２図におけるアウタパネル部とインナパネル部
とを分解した分解斜視図である。 ３……リヤピラーアウタ、４……ホイールハウ
スアウタ、５……リヤピラーインナ、６……ホイ
ールハウスインナ、７……リヤピラー、８……閉
断面、１０……取付部材。
自動車の車体後部外側面を示す斜視図、第２図は
リヤフエンダを取り去つた状態における同斜視
図、第３図は第２図の−線における断面図、
第４図は第２図の−線における断面図、第５
図は第２図のＶ−Ｖ線における断面図、第６図は
第２図におけるアウタパネル部とインナパネル部
とを分解した分解斜視図である。 ３……リヤピラーアウタ、４……ホイールハウ
スアウタ、５……リヤピラーインナ、６……ホイ
ールハウスインナ、７……リヤピラー、８……閉
断面、１０……取付部材。
Claims (1)
- リヤピラーがリヤピラーアウタとリヤピラーイ
ンナとで閉断面状に形成されており、上記リヤピ
ラーアウタの下部にはホイールハウスアウタが、
リヤピラーインナの下部にはホイールハウスイン
ナがそれぞれ一体成形され、上記リヤピラーの閉
断面内にはリヤサスペンシヨン部材を取付けるた
めの取付部材が閉断面を横切つて設けられている
ことを特徴とする自動車の後部車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3062083U JPS59136378U (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 自動車の後部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3062083U JPS59136378U (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 自動車の後部車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59136378U JPS59136378U (ja) | 1984-09-11 |
| JPS6238445Y2 true JPS6238445Y2 (ja) | 1987-10-01 |
Family
ID=30161498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3062083U Granted JPS59136378U (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 自動車の後部車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59136378U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012166622A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Toyota Motor Corp | ボデー構造 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5830452B2 (ja) * | 2012-10-23 | 2015-12-09 | トヨタ自動車東日本株式会社 | 自動車の車体後部構造 |
| CN105745143B (zh) * | 2013-11-19 | 2017-08-29 | 本田技研工业株式会社 | 车身侧部构造 |
-
1983
- 1983-03-02 JP JP3062083U patent/JPS59136378U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012166622A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Toyota Motor Corp | ボデー構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59136378U (ja) | 1984-09-11 |
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