JPS6237816Y2 - - Google Patents

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JPS6237816Y2
JPS6237816Y2 JP2037983U JP2037983U JPS6237816Y2 JP S6237816 Y2 JPS6237816 Y2 JP S6237816Y2 JP 2037983 U JP2037983 U JP 2037983U JP 2037983 U JP2037983 U JP 2037983U JP S6237816 Y2 JPS6237816 Y2 JP S6237816Y2
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JP
Japan
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wheel house
pillar
flange
width direction
edge
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JP2037983U
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JPS59125483U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車体構造の改良に関する。
従来、第1図〜第3図に示すように、車体2の
リヤホイルハウス4と同リヤホイルハウス4から
上方に向つて延びたピラー6との結合部分の構造
としては以下に述べるようなものが知られてい
た。すなわち、リヤホイルハウス4はその車巾方
向内方部分を形成するホイルハウスインナ8と車
巾方向外方部分を形成するホイルハウスアウタ1
0とを備え、ピラー6はピラーインナ12とピラ
ーアウタ14とを備えており、ホイルハウスアウ
タ10はピラーインナ12と一体に成形され、ホ
イルハウスインナ8の内縁部がピラーインナ12
の下縁部に結合されている。ホイルハウスインナ
8およびホイルハウスアウタ10の下面に、下端
を図示しないサスペンシヨンアームに支持された
シヨツクアブソーバ16の上端を支持するアブソ
ーバブラケツト18が結合されている。また、ピ
ラーインナ12とピラーアウタ14との間の空間
内には周縁部をホイルハウスアウタ10およびピ
ラーインナ12に結合された補強材20が配設さ
れている。
そして、この補強材20によつてアブソーバブ
ラケツト18の取付部分の剛性を上げ、これによ
りシヨツクアブソーバ16から伝達された振動に
起因する車体振動およびこもり音を低減を計つて
いた。
ところが、この従来構造では、ピラーインナ1
2とホイルハウスアウタ10とが一体に成形され
ているために、外郭形状が複雑になつて材料の歩
留りが悪いという欠点が生じる。そこで、ピラー
インナ12とホイルハウスアウタ10とを別体品
として成形すると、部品点数および溶接工数が増
大し、生産性が悪化してしまうという不具合があ
つた。
本考案は上記に鑑み創案されたものであつて、
リヤホイルハウスと同リヤホイルハウスから上方
に向つて延びたピラーとの結合部分において、上
記リヤホイルハウスはその車巾方向内方部分を形
成するホイルハウスインナと車巾方向外方部分を
形成するホイルハウスアウタとを備え、上記ピラ
ーは互いに協働して閉断面を成すピラーインナと
ピラーアウタとを備え、上記ホイルハウスインナ
と上記ホイルハウスアウタにおける互いに隣接す
る縁部に沿つてそれぞれ一体に上方に向つて突設
されたフランジを相互に結合され、上記ピラーア
ウタはその下縁部を上記ホイルハウスアウタの車
巾方向外縁部に結合され、上記ピラーインナはそ
の下縁部を上記ホイルハウスアウタの上面に結合
され、上記ホイルハウスアウタのフランジは上方
に延長されると共にその上縁部を上記ピラーイン
ナの内面に結合され、上記ピラーインナにおける
上記ホイルハウスアウタの上面に対する結合部と
同ホイルハウスアウタのフランジの上縁部に対す
る結合部との間の部分に、上記ホイルハウスアウ
タの上面と上記フランジの外面と協働して閉断面
を定めるすじかい部が形成されたことを特徴とす
る車体構造を要旨とする。
以下、本考案の一実施例を第4図および第5図
に従つて詳細に説明する。
本実施例において、リヤホイルハウス4はその
車巾方向内方部分を形成するホイルハウスインナ
20と車巾方向外方部分を形成するホイルハウス
アウタ22とを備え、同ホイルハウスインナ20
とホイルハウスアウタ22における互いに隣接す
る縁部には、同縁部に沿つてそれぞれ一体上に上
方に向つて突設されたフランジ20aおよび22
aを有しており、両フランジ20aおよび22a
は相互にスポツト溶接により結合されている。ピ
ラー6は互いに協働して閉断面を成すピラーイン
ナ24とピラーアウタ26とを備え、ピラーイン
ナ24はその下縁部をホイルハウスアウタ22の
上面にスポツト溶接により結合され、ピラーアウ
タ26はその下縁部をホイルハウスアウタ22の
外縁部に結合されている。またホイルハウスアウ
タ22のフランジ22aは上方に延長されてその
上縁部をピラーインナ24の車巾方向内面にスポ
ツト溶接により結合されている。そして、ピラー
インナ24におけるホイルハウスアウタ22の上
面に対する結合部と同ホイルハウスアウタ22の
フランジ22aの上縁部に対する結合部との間の
部分に、ホイルハウスアウタ22の上面とフラン
ジ22aの外面と協働して閉断面28を定めるす
じかい部30が形成されている。なお、ホイルハ
ウスインナ20とホイルハウスアウタ22の下面
には従来構造と同様にシヨツクアブソーバ16を
支持するアブソーバブラケツト18が固着されて
いる。
上記構成によれば、ピラーインナ24に形成さ
れたすじかい部30によつてアブソーバブラケツ
ト18の取付部分の剛性が向上し、従来と同様に
シヨツクアブソーバ16から伝達された振動に起
因する車体振動およびこもり音を低減できるばか
りでなく、ホイルハウスアウタ10とピラーイン
ナ24とが別部品で形成されているので、両部品
の外郭形状が単純になり、これにより材料の歩留
りが上記従来構造と比べて格段に向上するという
効果を奏する。しかも、アブソーバブラケツト1
8の取付部分の剛性を上げるためのすじかい部3
0がピラーインナ24と一体に成形されているの
で、何んら部品点数および溶接工数の増大を惹起
することがなく、生産性も優れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は車体全体を示す側面図、第2図は従来
構造の一例を示し第1図のA部に相当する部分の
斜視図、第3図は第2図の−線に沿う矢視断
面図、第4図は本考案の一実施例を示す要部斜視
図、第5図は第4図の−線に沿う矢視断面図
である。 2……車体、4……リヤホイルハウス、6……
ピラー、20……ホイルハウスインナ、20a…
…フランジ、22……ホイルハウスアウタ、22
a……フランジ、24……ピラーインナ、26…
…ピラーアウタ、30……すじかい部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リヤホイルハウスと同リヤホイルハウスから上
    方に向つて延びたピラーとの結合部分において、
    上記リヤホイルハウスはその車巾方向内方部分を
    形成するホイルハウスインナと車巾方向外方部分
    を形成するホイルハウスアウタとを備え、上記ピ
    ラーは互いに協働して閉断面を成すピラーインナ
    とピラーアウタとを備え、上記ホイルハウスイン
    ナと上記ホイルハウスアウタにおける互いに隣接
    する縁部に沿つてそれぞれに一体に上方に向つて
    突設されたフランジを相互に結合され、上記ピラ
    ーアウタはその下縁部を上記ホイルハウスアウタ
    の車巾方向外縁部に結合され、上記ピラーインナ
    はその下縁部を上記ホイルハウスアウタの上面に
    結合され、上記ホイルハウスアウタのフランジは
    上方に延長されると共にその上縁部を上記ピラー
    インナの内面に結合され、上記ピラーインナにお
    ける上記ホイルハウスアウタの上面に対する結合
    部と同ホイルハウスアウタのフランジの上縁部に
    対する結合部との間の部分に、上記ホイルハウス
    アウタの上面と上記フランジの外面と協働して閉
    断面を定めるすじかい部が形成されたことを特徴
    とする車体構造。
JP2037983U 1983-02-15 1983-02-15 車体構造 Granted JPS59125483U (ja)

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JP2037983U JPS59125483U (ja) 1983-02-15 1983-02-15 車体構造

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JP2037983U JPS59125483U (ja) 1983-02-15 1983-02-15 車体構造

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JPS59125483U JPS59125483U (ja) 1984-08-23
JPS6237816Y2 true JPS6237816Y2 (ja) 1987-09-26

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JP2037983U Granted JPS59125483U (ja) 1983-02-15 1983-02-15 車体構造

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6144369U (ja) * 1984-08-28 1986-03-24 マツダ株式会社 自動車の後部車体構造
JP7145397B2 (ja) * 2019-03-05 2022-10-03 マツダ株式会社 車両後部構造

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Publication number Publication date
JPS59125483U (ja) 1984-08-23

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