JPS632361Y2 - - Google Patents

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JPS632361Y2
JPS632361Y2 JP10922883U JP10922883U JPS632361Y2 JP S632361 Y2 JPS632361 Y2 JP S632361Y2 JP 10922883 U JP10922883 U JP 10922883U JP 10922883 U JP10922883 U JP 10922883U JP S632361 Y2 JPS632361 Y2 JP S632361Y2
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JP
Japan
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cross member
front cross
side frame
flange
tie rod
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JP10922883U
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JPS6016678U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の車体構造に関するもので、主
としてフロントクロスメンバとサイドフレームと
の結合部の構造を改良することにより、車体のフ
ロント部の強度、剛性の向上をはかることを号的
とするものである。
自動車において車室とその前方のエンジンルー
ムとを区画するトーボードの前方面側にはステア
リングギヤボツクスを取付ける為のフロントクロ
スメンバが設けられ、該フロントクロスメンバの
両側方のサイドフレームにはステアリングギヤボ
ツクスから車輪部に至る左右のタイロツドが貫通
する為のタイロツド挿通孔が設けられるのが普通
である(例えば実公昭54−12811号公報、実開昭
54−59618号公報等参照)。
本考案は上記両側端をタイロツド貫通孔近傍に
おいてサイドフレームに結合されるフロントクロ
スメンバの該結合部の構造を改良することによ
り、該結合部の強度、剛性の向上、それに伴なう
トーボード等の車体前方部全体の強度、剛性の著
しい向上をはかることを目的とするもので、以下
附図実施例を参照して説明する。
図において1はサイドフレーム、2はトーボー
ド3の前面側に設けられるフロントクロスメンバ
であり、該フロントクロスメンバ2には図示は省
略しているがステアリングギヤボツクスが取付け
られる。
サイドフレーム1の後方部分にはタイロツド5
が貫通するタイロツド挿通孔4が設けられるが、
該孔4はサイドフレーム1と該サイドフレーム1
が接合固着されるフロントホイールエプロン11
の孔周縁に孔周面材12を接合固着して覆つた構
造に構成される。
フロントクロスメンバ2はコ字状断面部材によ
り構成され、その左右両端縁にはサイドフレーム
1の内側面に接合固着する為のフランジ部21が
折曲形成されるが、本考案では該フランジ部21
を内側に向けて折曲した内側フランジに構成し、
該フロントクロスメンバ2を車体後方側からセツ
トしてサイドフレーム1に結合できるようにし集
成工程の簡素化をはかり得るようにすると共に、
前記タイロツド挿通孔4を構成する孔周面部材1
2のサイドフレーム1の内側面への接合部の一部
を延長させて先端部にフロントクロスメンバ2の
端部外面に接合するフランジ部12bを有するブ
ラケツト部12aを一体に構成し、該ブラケツト
部12aの先端フランジ部12bをフロントクロ
スメンバ2の端部外面に接合固着し得るよう構成
している。
フロントクロスメンバ2の上下端縁にはトーボ
ード3に接合固着する為のフランジ部22,23
が折曲形成されている。尚第4図において6はサ
イドフレーム1のフロントクロスメンバ2との接
合固定部の内面側に設けられたリンホースメント
である。
上記のように構成した本考案によれば、フロン
トクロスメンバ2の両側端のサイドフレーム1へ
の接合固定用フランジ部21を内側に折曲した内
向きフランジとしたことにより、該フロントクロ
スメンバ2のセツトを車体後方側から行うことが
でき、集成作業の簡易化をはかり得ると共に、該
フロントクロスメンバ2の両側端フランジ部21
を内向きフランジにしたことによるサイドフレー
ム1との結合強度の低下を、タイロツド挿通孔の
孔周面部材12に一体に形成したブラケツト部1
2aのフランジ部12bを上記フロントクロスメ
ンバ2の両側端部外面に接合固着する構成を採る
ことにより、新たな部品の追加なしにフロントク
ロスメンバ2とサイドフレーム1との結合部の強
度、剛性を著しく向上させることができ、上記両
骨格部材の結合強度向上に伴ないトーボード3、
フロントホイールエプロン等のフロントまわりの
車体強度の大幅な向上をはかり得るもので、コス
ト的及び重量的に有利なることと相俟つて実用上
多大の効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
附図は本考案の実施例を示すもので、第1図は
車体フロント部の概略側面説明図、第2図は第1
図のA部の拡大斜視図、第3図は第2図のB−B
断面図、第4図は第2図のC−C断面図である。 1……サイドフレーム、2……フロントクロス
メンバ、3……トーボード、4……タイロツド挿
通孔、11……フロントホイールエプロン、12
……孔周面部材、12a……ブラケツト部、12
b……フランジ部、21,22,23……フラン
ジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トーボードの前面側に取付けられるフロントク
    ロスメンバの両側端のサイドフレームへの接合固
    着用フランジ部を内向きフランジに構成し、該内
    向きのフランジ部をサイドフレームの内側面に接
    合固着すると共に、サイドフレームのタイロツド
    挿通孔の孔周面を形成する孔周面部材に、先端に
    フランジ部を形成したブラケツト部を一体に延長
    構成し、該ブラケツト部先端のフランジ部を上記
    フロントクロスメンバの両側端部外面に接合固着
    したことを特徴とする自動車の車体構造。
JP10922883U 1983-07-14 1983-07-14 自動車の車体構造 Granted JPS6016678U (ja)

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JP10922883U JPS6016678U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 自動車の車体構造

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JP10922883U JPS6016678U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 自動車の車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6016678U JPS6016678U (ja) 1985-02-04
JPS632361Y2 true JPS632361Y2 (ja) 1988-01-21

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ID=30254526

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JP10922883U Granted JPS6016678U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 自動車の車体構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0242970U (ja) * 1988-09-09 1990-03-26
JP2816009B2 (ja) * 1990-10-15 1998-10-27 松下電工株式会社 照明機能付き浴槽

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6016678U (ja) 1985-02-04

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