JPH0134944Y2 - - Google Patents

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JPH0134944Y2
JPH0134944Y2 JP16078684U JP16078684U JPH0134944Y2 JP H0134944 Y2 JPH0134944 Y2 JP H0134944Y2 JP 16078684 U JP16078684 U JP 16078684U JP 16078684 U JP16078684 U JP 16078684U JP H0134944 Y2 JPH0134944 Y2 JP H0134944Y2
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車のボデイ構造、詳しくはボデイ
前後に設けるバンパの長さ方向両側を延長して、
該延長部を、ボデイ側部に回り込ませ、該延長部
とボデイ側部を構成するアウタパネルとインナパ
ネルとによりホイールアーチを形成するようにし
たボデイ構造に関する。
従来の技術 従来この種ボデイ構造を備えた自動車において
は、自動車のボデイ側部を形成するアウタパネル
とインナパネルの下端にエクステンシヨンアウタ
パネル部とエクステンシヨンインナパネル部とを
延出して、これら両パネル部を利用してエクステ
ンシヨンハウジングを設けると共に、前記エクス
テンシヨンアウタパネル部に換気口を設けて、外
気を該換気口からエクステンシヨンハウジングの
内部空間を介して車室内に取の入れたり、また前
記エクステンシヨンハウジングを前記バンパの取
付けに利用したりしている。
しかして前記エクステンシヨンハウジングを構
成する前記エクステンシヨンアウタパネル部及び
エクステンシヨンインナパネル部のホイールアー
チ側端部を結合するにあたつて、従来では、第6
図に示すごとく、前記エクステンシヨンアウタパ
ネル部4aとエクステンシヨンインナパネル部4
bとのホイールアーチ側を、ボデイ1の前後方向
に延出して、その端縁部を更に前記ボデイ1の幅
方向内方に向けて屈曲すると共に、これら両屈曲
部4e,4eを重ね合わせて、その重合部位を溶
接手段aにより一体に結合するようにしている。
考案が解決しようとする問題点 ところで前記エクステンシヨンハウジング4の
外側と前記バンパ2の延長部2a内側との間に
は、該バンパ2を取付けるための隙間を形成する
必要があり、従つて前記した従来のボデイ構造の
ように、前記エクステンシヨンアウタパネル部4
a及びエクステンシヨンインナパネル部4bを結
合するにあたつて、これら両パネル部の端縁を前
記ボデイ1の幅方向内方に屈曲させ、この各屈曲
部4e,4eを互いに重合させて溶接手段aによ
り一体に結合していたのでは、前記各屈曲部4
e,4eがホイールアーチを画成している前記延
長部2aの端縁部から外部に露見し易く、特に前
記バンパ2の色が前記各屈曲部4e,4eの色と
異なるような場合には各屈曲部4e,4eが目立
つて外観を損なうと云う不具合がある。
そこで以上の問題を解決すべく従来では、第6
図に示したごとく、前記バンパ2と同色に着色し
たカバーCを別途形成し、該カバーCを前記各屈
曲部4e,4eに前記ボデイ1の幅方向内方に向
けて取付け、これら各屈曲部4e,4eを前記カ
バーCにより被覆して外部に目立たないようにし
ていたのであるが、斯くのごとき手段では、前記
カバーCを別途必要となつて構成部品が多くなる
ばかりか、前記カバーCの組付行程も増大して、
コストが高くなるなどの問題が生じるのである。
問題点を解決するための手段 本考案は以上の問題を解決するために、ボデイ
1側部で、該ボデイ1を構成する前記アウタパネ
ルとインナパネルにおける前記延長部2aとの対
向部を延設して、エクステンシヨンアウタパネル
部4aとエクステンシヨンインナパネル部4bと
を形成し、これら両エクステンシヨンパネル部に
よりエクステンシヨンハウジング4を構成すると
共に、これら両エクステンシヨンパネル部のホイ
ールアーチ3側端縁を、ボデイ1の前後方向に延
ばしてボデイ1の幅方向に重ね合わせ、溶接手段
aにより結合したのである。
作 用 しかして前記エクステンシヨンハウジングを構
成するエクステンシヨンアウタパネル部4aとエ
クステンシヨンインナパネル部4bのホイールア
ーチ側端部を、ボデイの前後方向に延出させてボ
デイの幅方向に重合し、この重合部を溶接手段で
結合することにより、従来のごとくボデイの幅方
向内方に向けて屈曲形成されたエクステンシヨン
アウタパネル部及びエクステンシヨンインナパネ
ル部の各屈曲部が外部に露見するのをなくして、
外観を良好ならしめ、しかも従来のようにカバー
を用いることなく、安価な制作コストでもつて目
的を達成するようにしたものである。
実施例 以下本考案にかかる自動車のボデイ構造を図面
の実施例によつて説明する。
図面に示す自動車のボデイ構造は、ボデイ1の
前端及び後端にそれぞれバンパ2を取付ける一
方、前記ボデイ1の幅方向側部で前記バンパ2の
取付位置近くに、ホイールアーチ3を形成してい
るのであつて、詳しくは、前記ボデイ1の側部を
構成するアウタパネル及びインナパネルと、前記
バンパ2の長さ方向両側を延長してボデイ1の側
部に回り込ませた延長部2aとにより前記ホイー
ルアーチ3を形成するようにしている。
また図において10はリヤクロスメンバを示
す。
しかして以上のボデイ構造において、図に示す
実施例では、前記ボデイ1の後側部を構成するク
オータアウタパネル1aとクオータインナパネル
1bのリヤ側ホイールアーチ3よりも後部下端を
下方に延長して、エクステンシヨンアウタパネル
部4aとエクステンシヨンインナパネル部4bと
を設けると共に、ボデイの後壁を構成するクオー
タリヤアウタパネル(図示せず)の側部下端をも
下方に延長してエクステンシヨンリヤパネル部4
cを設け、前記エクステンシヨンアウタパネル部
4aとエクステンシヨンインナパネル部4b及び
前記エクステンシヨンリヤパネル部4cによりエ
クステンシヨンハウジング4を形成している。
しかして本考案は、前記エクステンシヨンハウ
ジング4を構成する前記エクステンシヨンアウタ
パネル部4aとエクステンシヨンインナパネル部
4bの前記ホイールアーチ3側端縁を、ボデイ1
の前後方向に延ばすと共にボデイ1の幅方向に重
ね合わせて溶接手段aにより結合したのである。
即ち図に示す実施例では、リヤ側ホイールアー
チ3の後部に形成した前記エクステンシヨンハウ
ジング4のエクステンシヨンアウタパネル部4a
に換気口5を設けて、この換気口5から外気を該
エクステンシヨンハウジング4内に取入れて車室
内に供給するごとく成す一方、該エクステンシヨ
ンハウジング4を構成する前記エクステンシヨン
アウタパネル部4aとエクステンシヨンインナパ
ネル部4bとの前端側を、前記ボデイ1の前後方
向に延出させると共に、これら延出部位を図に示
すごとく前記ボデイ1の幅方向に重合させ、該重
合部分をスポツト溶接手段aにより一体に結合す
るのであり、斯くすることにより前記エクステン
シヨンアウタパネル部4aとエクステンシヨンイ
ンナパネル部4bとのホイールアーチ3側結合部
位が、該ホイールアーチ3と前記バンパ2の延長
部2aとの間から外部に露見するのをなくし、前
記ボデイ1の外観を良好ならしめるごとくしたの
である。
実施例では、第5図に示すごとく、前記エクス
テンシヨンアウタパネル部4aの前端側を前記エ
クステンシヨンインナパネル部4bよりも前方に
わずかに突出させ、この突出部分を前記ボデイ1
の内方側に屈曲4dさせることにより、前記エク
ステンシヨンアウタパネル部4aとエクステンシ
ヨンインナパネル部4bとの重合部分から前記エ
クステンシヨンハウジング5の内部に水などが侵
入するのを防止するようにしている。
前記実施例では、前記エクステンシヨンハウジ
ング4を外気取入れ用として利用する場合につい
て説明したが、本考案では前記エクステンシヨン
ハウジング4を前記ボデイ1の補強用として利用
したり、あるいは前記バンパ2の延長部2aの取
付部材として利用する場合にも適用することが出
来る。
また以上の実施例では、ボデイ1の後部側のホ
イールアーチ3とバンパ2の組付部位近傍に本考
案を適用したが、これに限定されるものではな
く、ボデイ1の前部側のホイールアーチ3とバン
パ2の組付部位近傍にも本考案を適用することが
出来る。
考案の効果 以上説明したごとく本考案にかかる自動車のボ
デイ構造では、ボデイ前後に設けるバンパ2の長
さ方向両側を延長して、該延長部2aを、ボデイ
側部に回り込ませ、該延長部2aとアウタパネル
及びインナパネルから構成されるボデイ1の側部
とでホイールアーチ3を形成するようにしたボデ
イ構造において、ボデイ1側部で、該ボデイ1を
構成する前記アウタパネルとインナパネルにおけ
る前記延長部2aとの対向部を延設して、エクス
テンシヨンアウタパネル部4aとエクステンシヨ
ンインナパネル部4bとを形成し、これら両エク
ステンシヨンパネル部によりエクステンシヨンハ
ウジング4を構成すると共に、これら両エクステ
ンシヨンパネル部のホイールアーチ3側端縁を、
ボデイ1の前後方向に延ばしてボデイ1の幅方向
に重ね合わせ、溶接手段aにより結合したから、
従来のごとく前記エクステンシヨンハウジングを
構成する前記エクステンシヨンアウタパネル部と
エクステンシヨンインナパネル部の前記ホイール
アーチ側端部が、前記ホイールアーチ3と前記バ
ンパとの間から外部に露見したりすることがなく
なり、前記ボデイの外観を良好ならしめ得るので
あり、しかも従来のごとくカバーを必要としない
ため、構成部品点数を減少させ、かつ制作工程を
減らして、制作コストを低廉となし得るに至つた
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる自動車のボデイ構造を
実施した自動車の斜面図、第2図は同要部の斜面
図、第3図はその平断面図、第4図は第2図−
線断面図、第5図は要部を拡大して示す平断面
図、第6図は従来例を示す平断面図である。 1……ボデイ、2……バンパ、2a……延長
部、3……ホイールアーチ、4……エクステンシ
ヨンハウジング、4a……エクステンシヨンアウ
タパネル部、4b……エクステンシヨンインナパ
ネル部、a……溶接手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボデイ前後に設けるバンパ2の長さ方向両側を
    延長して、該延長部2aを、ボデイ側部に回り込
    ませ、該延長部2aとアウタパネル及びインナパ
    ネルから構成されるボデイ1の側部とでホイール
    アーチ3を形成するようにしたボデイ構造におい
    て、ボデイ1側部で、該ボデイ1を構成する前記
    アウタパネルとインナパネルにおける前記延長部
    2aとの対向部を延設して、エクステンシヨンア
    ウタパネル部4aとエクステンシヨンインナパネ
    ル部4bとを形成し、これら両エクステンシヨン
    パネル部によりエクステンシヨンハウジング4を
    構成すると共に、これら両エクステンシヨンパネ
    ル部のホイールアーチ3側端縁を、ボデイ1の前
    後方向に延ばしてボデイ1の幅方向に重ね合わ
    せ、溶接手段aにより結合したことを特徴とする
    自動車のボデイ構造。
JP16078684U 1984-10-24 1984-10-24 Expired JPH0134944Y2 (ja)

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JPS6175380U JPS6175380U (ja) 1986-05-21
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