JPS6031973Y2 - 自動車の車体構造 - Google Patents
自動車の車体構造Info
- Publication number
- JPS6031973Y2 JPS6031973Y2 JP14115180U JP14115180U JPS6031973Y2 JP S6031973 Y2 JPS6031973 Y2 JP S6031973Y2 JP 14115180 U JP14115180 U JP 14115180U JP 14115180 U JP14115180 U JP 14115180U JP S6031973 Y2 JPS6031973 Y2 JP S6031973Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel house
- joined
- front edge
- rear pillar
- pillar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の車体構造、とりわけ車体のりャサイド
とフロアパネルとの接合部周りの構造に関する。
とフロアパネルとの接合部周りの構造に関する。
自動車の中でも特にリヤクォータウィンドの面積を拡大
して視界の向上を図ったものでは、リヤピラーの幅が狭
められてしまう。
して視界の向上を図ったものでは、リヤピラーの幅が狭
められてしまう。
そこでリヤサイドの強度を向上するため、リヤピラーイ
ンナにステイフナを接合して閉断面を形成して、リヤピ
ラーを2重の閉断面構造とすることが望ましい。
ンナにステイフナを接合して閉断面を形成して、リヤピ
ラーを2重の閉断面構造とすることが望ましい。
これを第1図によって説明すると、1は車体の骨格部材
であるルーフサイトレール2に接続したりャピラーを示
し、このリヤピラー1はりャフエンダ3から延設したり
ャピラーアウタ1Aと、リヤサイドインナ4から延設し
たりャピラーインナIBとで閉断面を形成している。
であるルーフサイトレール2に接続したりャピラーを示
し、このリヤピラー1はりャフエンダ3から延設したり
ャピラーアウタ1Aと、リヤサイドインナ4から延設し
たりャピラーインナIBとで閉断面を形成している。
このリヤピラーインナIBの下側前縁はりャホイールハ
ウス5の外周形状に沿って弧状に形成してあり、該下側
前縁をリヤホイールハウスアウタ5Aとリヤホイールハ
ウスインチ5Bとの接合部の略後半部に挟着した状態で
接合しである。
ウス5の外周形状に沿って弧状に形成してあり、該下側
前縁をリヤホイールハウスアウタ5Aとリヤホイールハ
ウスインチ5Bとの接合部の略後半部に挟着した状態で
接合しである。
そして、前記リヤピラーインナIBの外側面にルーフサ
イトレール2に接合した上端部から下側前縁、従ってリ
ヤサイドインナ4前縁部に亘ってステイフナ6を接合し
てルーフサイトレール2からリヤホイールハウス5の後
部下端に亘る閉断面を形成し、リヤピラー1を2重の閉
断面構造としである。
イトレール2に接合した上端部から下側前縁、従ってリ
ヤサイドインナ4前縁部に亘ってステイフナ6を接合し
てルーフサイトレール2からリヤホイールハウス5の後
部下端に亘る閉断面を形成し、リヤピラー1を2重の閉
断面構造としである。
前記ステイフナ6はその下側部にあっては、一側縁をリ
ヤホイールハウスアウタ5Aに接合して、該リヤホイー
ルハウスアウタ5Aとりャサイドインナ4前縁即ち、リ
ヤピラーインナIBとの隅部に閉断面を形成している。
ヤホイールハウスアウタ5Aに接合して、該リヤホイー
ルハウスアウタ5Aとりャサイドインナ4前縁即ち、リ
ヤピラーインナIBとの隅部に閉断面を形成している。
一方、車体後部にあってはフロアパネル7はリヤホイー
ルハウスインチ5Bおよびリヤサイドインナ4に接合し
てあり、また、このフロアパネル7の下面両側部には前
後方向にサイドメンバ8を接合して閉断面を形成して、
車体前後方向の強度部材を構成している。
ルハウスインチ5Bおよびリヤサイドインナ4に接合し
てあり、また、このフロアパネル7の下面両側部には前
後方向にサイドメンバ8を接合して閉断面を形成して、
車体前後方向の強度部材を構成している。
第1図中9はりャクオータウインドを示す。
ところで、単に前述のようにリヤピラー1を、そのピラ
ーインナIBの上端部から下側に亘ってステイフナ6を
接合して2重の閉断面構造としただけでは、リヤピラー
1上端部が車体骨格部材であるルーフサイトレール2に
接続していても、下側はりャピラーインナ1Bが車体前
後方向強度部材であるサイドメンバ8とフロアパネル7
を介して接続しているのみであるため、リヤピラ−1自
体の剛性は高められるが、車体全体としてはりャピラ−
4の閉断面とフロアパネル7下面のサイドメンバ8の閉
断面とが剛結合状態にないため、ねじり剛性が十分に得
られないという問題を生じる。
ーインナIBの上端部から下側に亘ってステイフナ6を
接合して2重の閉断面構造としただけでは、リヤピラー
1上端部が車体骨格部材であるルーフサイトレール2に
接続していても、下側はりャピラーインナ1Bが車体前
後方向強度部材であるサイドメンバ8とフロアパネル7
を介して接続しているのみであるため、リヤピラ−1自
体の剛性は高められるが、車体全体としてはりャピラ−
4の閉断面とフロアパネル7下面のサイドメンバ8の閉
断面とが剛結合状態にないため、ねじり剛性が十分に得
られないという問題を生じる。
本考案はかかる問題点に着目し、リヤピラーを、そのピ
ラーインナ外側面に上端部から下側に亘ってステイフナ
を接合してルーフサイトレールからリヤホイールハウス
の後側下端に亘る閉断面を形成してピラー剛性を高めた
上で、該ピラーの下側部の閉断面部と、フロア下面側部
のサイドメンバとをアウトリガによって接続することに
より、ルーフサイトレールからフロアパネル下面側部の
サイドメンバ間に亘って閉断面構造同志で、即ち、骨格
部材同志で剛体結合し、以ってリヤサイドの剛性向上と
、車体後部のねじり剛性の向上を図ったものである。
ラーインナ外側面に上端部から下側に亘ってステイフナ
を接合してルーフサイトレールからリヤホイールハウス
の後側下端に亘る閉断面を形成してピラー剛性を高めた
上で、該ピラーの下側部の閉断面部と、フロア下面側部
のサイドメンバとをアウトリガによって接続することに
より、ルーフサイトレールからフロアパネル下面側部の
サイドメンバ間に亘って閉断面構造同志で、即ち、骨格
部材同志で剛体結合し、以ってリヤサイドの剛性向上と
、車体後部のねじり剛性の向上を図ったものである。
以下、本考案の実施例を図面と共に詳述する。
即ち、本考案にあっては第1〜第3図に例示するように
、リヤホイールハウスアウタ5Aとリヤホイールハウス
インナ5Bの接合部の略後半部にリヤピラーインナIB
の下側前縁を接合すると共に、該リヤピラーインナIB
の外側面にルーフサイトレール2に接合した上端部から
下側前縁部に亘ってステイフナ6を接合して、ルーフサ
イトレール2からリヤホイールハウス5の後側下端に亘
る閉断面を形成してリヤピラー1を2重の閉断面構造に
すると共に、該リヤピラーインナIBの下側前縁部のス
テイフナ6の接合によって形成した閉断面部を、フロア
パネル7下面に接合してリヤホイールハウス5の近傍に
閉断面を形成した車体前後方向強度部材のサイドメンバ
8にアウトリガ10を介して接続しである。
、リヤホイールハウスアウタ5Aとリヤホイールハウス
インナ5Bの接合部の略後半部にリヤピラーインナIB
の下側前縁を接合すると共に、該リヤピラーインナIB
の外側面にルーフサイトレール2に接合した上端部から
下側前縁部に亘ってステイフナ6を接合して、ルーフサ
イトレール2からリヤホイールハウス5の後側下端に亘
る閉断面を形成してリヤピラー1を2重の閉断面構造に
すると共に、該リヤピラーインナIBの下側前縁部のス
テイフナ6の接合によって形成した閉断面部を、フロア
パネル7下面に接合してリヤホイールハウス5の近傍に
閉断面を形成した車体前後方向強度部材のサイドメンバ
8にアウトリガ10を介して接続しである。
このアウトリガ10は断面略コ字状に形成してあり、そ
の一側をリヤピラーインナ1Bの内側面に接合し、また
上側面をフロアパネル7下面に接合すると共に、背面の
一部をリヤホィールハウスインナ1B面に接合し、そし
て、他側面をサイドメンバ8の側面に接合しである。
の一側をリヤピラーインナ1Bの内側面に接合し、また
上側面をフロアパネル7下面に接合すると共に、背面の
一部をリヤホィールハウスインナ1B面に接合し、そし
て、他側面をサイドメンバ8の側面に接合しである。
なお、本実施例では広面積のりャクオータウインド9を
形成するため、リヤフェンダ3の車室側にリヤサイドイ
ンナ4を設け、このリヤサイドインナ4からリヤピラー
インナ1Bを延設したものを開示したが、リヤクォータ
ウィンド9がなく、従って、リヤサイドインナ4を付設
する必要がなく、別体形成したりャピラーインナを前述
と同様にその下側前縁をリヤホイールハウスアウタ・リ
ヤホイールハウスインナの接合部に接合したものにも同
様に適用することができる。
形成するため、リヤフェンダ3の車室側にリヤサイドイ
ンナ4を設け、このリヤサイドインナ4からリヤピラー
インナ1Bを延設したものを開示したが、リヤクォータ
ウィンド9がなく、従って、リヤサイドインナ4を付設
する必要がなく、別体形成したりャピラーインナを前述
と同様にその下側前縁をリヤホイールハウスアウタ・リ
ヤホイールハウスインナの接合部に接合したものにも同
様に適用することができる。
以上のように本考案によれば、下側前縁をリヤホイール
ハウスアウタとりャホイールハウスインチの接合部の略
後半部に接合したりャピラーインナの外側面にはルーフ
サイトレールに接合した上端部から下側部に亘ってステ
イフナを接合してルーフサイトレールからりャホイール
ハウスの後側下端に亘る閉断面を形成して、リヤピラー
をリヤピラーアウタ・ステイフナ・リヤピラーインナで
2重の閉断面構造としであるため、リヤピラーの剛性を
著しく高めてリヤサイド全体の剛性を向上することがで
き、従って、広面積のりャクオータウインドを形成して
後部側方視界を向上させる場合に特に有効であり、リヤ
ピラーの幅が狭められても十分にリヤサイドの剛性を確
保することができる。
ハウスアウタとりャホイールハウスインチの接合部の略
後半部に接合したりャピラーインナの外側面にはルーフ
サイトレールに接合した上端部から下側部に亘ってステ
イフナを接合してルーフサイトレールからりャホイール
ハウスの後側下端に亘る閉断面を形成して、リヤピラー
をリヤピラーアウタ・ステイフナ・リヤピラーインナで
2重の閉断面構造としであるため、リヤピラーの剛性を
著しく高めてリヤサイド全体の剛性を向上することがで
き、従って、広面積のりャクオータウインドを形成して
後部側方視界を向上させる場合に特に有効であり、リヤ
ピラーの幅が狭められても十分にリヤサイドの剛性を確
保することができる。
しかも、このリヤピラーインナの下側前縁端部のステイ
フナ接合によって形成した閉断面部と、フロアパネル下
面側部に接合して閉断面を形成した車体前後方向強度部
材のサイドメンバとをアウトリガにより結合して、ルー
フサイトレールからフロアパネル下面のサイドメンバ間
に亘って閉断面構造同志、即ち、骨格部材同志で剛性結
合しであるため、車体後部のねじり剛性を著しく高めら
れ、車体の強度を一段と向上することができるという実
用上多大な効果を有する。
フナ接合によって形成した閉断面部と、フロアパネル下
面側部に接合して閉断面を形成した車体前後方向強度部
材のサイドメンバとをアウトリガにより結合して、ルー
フサイトレールからフロアパネル下面のサイドメンバ間
に亘って閉断面構造同志、即ち、骨格部材同志で剛性結
合しであるため、車体後部のねじり剛性を著しく高めら
れ、車体の強度を一段と向上することができるという実
用上多大な効果を有する。
第1図は本考案の構造を示す一部破断斜視図、第2図は
第1図の■−■線に沿う断面図、第3図は第1図の■−
■線に沿う断面図である。 1・・・・・・リヤピラー、IA・・・・・・リヤピラ
ーアウタ、IB・・・・・・リヤピラーインナ、2・・
・・・・ルーフサイトレール、3・・・・・・リヤフェ
ンダ、4・・・・・・リヤサイドインナ、5・・・・・
・リヤホイールハウス、5A・・・・・・リヤホイール
ハウスアウタ、5B・・・・・・リヤホイールハウスイ
ンナ、6・・・ステイフナ、7・・・・・・フロアパネ
ル、8・・・・・・サイドメンバ、10・・・・・・ア
ウトリガ。
第1図の■−■線に沿う断面図、第3図は第1図の■−
■線に沿う断面図である。 1・・・・・・リヤピラー、IA・・・・・・リヤピラ
ーアウタ、IB・・・・・・リヤピラーインナ、2・・
・・・・ルーフサイトレール、3・・・・・・リヤフェ
ンダ、4・・・・・・リヤサイドインナ、5・・・・・
・リヤホイールハウス、5A・・・・・・リヤホイール
ハウスアウタ、5B・・・・・・リヤホイールハウスイ
ンナ、6・・・ステイフナ、7・・・・・・フロアパネ
ル、8・・・・・・サイドメンバ、10・・・・・・ア
ウトリガ。
Claims (1)
- リヤホイールハウスアウタとりャホイールハウスインナ
の接合部の略後半部にリヤピラーインナの下側前縁を接
合すると共に、該リヤピラーインナの外側面にルーフサ
イトレールに接合した上端部から前記下側前縁部に亘っ
てステイフナを接合してルーフサイトレールからリヤホ
イールハウスの後側下端に亘る閉断面を形成腰他方、前
記リヤピラーインナの下側前縁下端部のステイフナ接合
によって形成した閉断面部と、フロアパネル下面側部に
接合してリヤホイールハウス近傍に閉断面を形成したサ
イドメンバとをアウトリガを介して結合したことを特徴
とする自動車の車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14115180U JPS6031973Y2 (ja) | 1980-10-03 | 1980-10-03 | 自動車の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14115180U JPS6031973Y2 (ja) | 1980-10-03 | 1980-10-03 | 自動車の車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5763784U JPS5763784U (ja) | 1982-04-15 |
JPS6031973Y2 true JPS6031973Y2 (ja) | 1985-09-25 |
Family
ID=29500998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14115180U Expired JPS6031973Y2 (ja) | 1980-10-03 | 1980-10-03 | 自動車の車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031973Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0323904Y2 (ja) * | 1984-10-24 | 1991-05-24 | ||
JPH0435266Y2 (ja) * | 1985-02-28 | 1992-08-20 | ||
JPH0352609Y2 (ja) * | 1985-02-28 | 1991-11-14 | ||
JPH0352610Y2 (ja) * | 1985-04-26 | 1991-11-14 | ||
JP4784301B2 (ja) * | 2005-12-26 | 2011-10-05 | マツダ株式会社 | 車両の後部車体構造 |
JP6681242B2 (ja) * | 2016-03-30 | 2020-04-15 | 株式会社Subaru | 車両の車体後部構造 |
JP6614702B2 (ja) * | 2016-03-30 | 2019-12-04 | 株式会社Subaru | 車両の車体後部構造 |
-
1980
- 1980-10-03 JP JP14115180U patent/JPS6031973Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5763784U (ja) | 1982-04-15 |
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