JPS621795Y2 - - Google Patents

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JPS621795Y2
JPS621795Y2 JP1982008378U JP837882U JPS621795Y2 JP S621795 Y2 JPS621795 Y2 JP S621795Y2 JP 1982008378 U JP1982008378 U JP 1982008378U JP 837882 U JP837882 U JP 837882U JP S621795 Y2 JPS621795 Y2 JP S621795Y2
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JP
Japan
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pillar
panel
outer panel
reinforcement
joined
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JP1982008378U
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JPS58111672U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の後部車体構造に関する。
従来の自動車の後部車体構造の例としては、実
開昭53−24018号公報により提案されたものであ
つて、リヤピラーの後側フランジを車体内外板の
接合フランジで挾持して接合すると共に、リアク
ロスメンバの後側フランジを車体床板の後端縁と
接合し、かつ前記リアピラーとリアクロスメンバ
とを接合ブラケツトで接合するものが知られてい
る。これはリヤピラー下部の補強の効果は有する
が、バンパー支持に関しては何ら改善がなされて
いない。
本考案は上記従来技術を鑑みなされたものであ
つて、簡単な構造でリヤピラー下部を補強しかつ
バンパー支持を強化した自動車の後部車体構造を
提供するこを目的とするものであつて、その構成
上の特徴とするところは、フロアパネルに接合さ
れ閉断面形状をなすリヤクロスメンバーの両端部
がピラーインナパネルとピラーアウタパネルとで
上下方向に延び閉断面状に形成されたリヤピラー
の下端部に結合され、ピラーインナパネルとピラ
ーアウタパネルとの内方側接合部の下部はピラー
アウタパネルがピラーインナパネルから離間して
後方に延出されてリヤピラーから離間しているキ
ヤブサイドアウトパネルに接合され、ピラーイン
ナパネルとピラーアウタパネルとの離間部分には
レインホースメントが介在され、該レインホース
メントはその前側がピラーインナパネルに、後側
がピラーアウターパネルとキヤブサイドアウタパ
ネルとの接合部に、下側がクロスメンバにそれぞ
れ接続され、さらに上記レインホースメントとピ
ラーアウタパネルとキヤブサイドアウタパネルと
の接続部にリヤバンパー部材が支持されているこ
とである。
以下本考案の実施例を図にもとづいて説明す
る。実施例の自動車の後部車体構造1は、第1図
及び第2図に示すように、キヤブサイドインナパ
ネル2と、キヤブサイドアウトパネル4と、ピラ
ーインナパネル6と、ピラーアウタパネル8と、
レインホースメント10と、クロスメンバ12と
によつて構成される。キヤブサイドインナパネル
2の後端はピラーインナパネル6とピラーアウタ
パネル8とによつて挾込まれており、またピラー
インナパネル6とピラーアウタパネル8とは上部
において閉断面を形成する。ピラーインナパネル
6の車体内側の側面14は下部において車体内側
に折曲げられてクロスメンバ12の上部のフロア
13に接続される。ピラーアウタパネル8の車体
外側の側面16の下部18は車体内側に折曲げら
れ、その下端フランジ20がクロスメンバ12の
下側面22の延長部23に接合される。ピラーア
ウタパネル8の車体後側の側面24の下部はわん
曲部分26,28,30が形成される。湾曲部分
26と28との車体外側の辺32,34は上方か
らの鉛直な稜線36の延長上にあり、湾曲部分2
6の車体内側の辺38は後斜下方に傾き、湾曲部
分28の車体内側の辺40は鉛直である。湾曲部
分30の車体外側の辺42の下端は上記稜線36
よりも車体内側かつ後方であり、同じく車体内側
の辺44は湾曲部分28の車体内側の辺40と同
一直線上にあり、同じく下辺46はクロスメンバ
12の後面48の延長面内にあり、ピラーアウタ
パネル8の下端フランジ51がクロスメンバ12
の下側面22の延長部23に接合される。また、
湾曲部分28の車体内側の辺40及びわん曲部分
30の車体内側の辺44には車体内側フランジ4
9が設けられ、車体内側フランジ49には2つの
バンパー取付孔50が設けられている。レインホ
ースメント10は第3図に示すように、主縦面5
2の長辺54及びこれと垂直な短辺56と同じ側
に折曲げられたフランジ58,60を有し、また
長辺54と対向する中辺62はフランジ58,6
0と反対側に垂直に折曲げられ2つのバンパー取
付孔63を設けたフランジ64が設けられ、また
斜辺66にはフランジ64と同じ側に折曲げられ
た折曲部68が設けられている。レインホースメ
ント10のフランジ58はピラーインナパネル6
の下部に、フランジ60はクロスメンバ12の下
側面22の延長部23に、フランジ64はピラア
ウタパネル8とキヤブサイドアウトパネル4との
接合部に接合される。
一方、バンパー70は、第2図に示すように、
バンパフレーム72、バンパーブラケツト74、
ウレタンカバー76から構成され、バンパ取付孔
50,63に挿入されたボルト78及びナツト8
0によつて車体に取付けられる。
以上説明したように、本考案はフロアパネルに
接合されたリヤクロスメンバとリヤピラー下端部
とのにおいて、ピラーアウタパネルとキヤブサイ
ドアウトパネルとの間に間隙が存在し、リヤピラ
ー、クロスメンバ、そしてキヤブサイドパネルと
バンパーとの結合強度が不足するという問題を克
服することができるものでありピラーインナパネ
ルとピラーアウタパネルとリヤクロスメンバーと
の間にレインホースメントを接続するという簡単
な構造でリヤピラーの下部が補強できる。従つ
て、あらゆる方向からの入力荷重をピラーインナ
パネル、ピラーアウタパネル、キヤブサイドパネ
ル、及びリヤクロスメンバーにそれぞれ分散させ
ることができる。また、バンパー部材を、レイン
ホースメントとピラーアウタパネルとの接続部の
強化部分に支持させているため、その支持強度が
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図は第
1図の線−に沿つた断面図、第3図は実施例
のレインホースメントの斜視図である。 1……後部車体構造、2……キヤブサイドイン
ナパネル、4……キヤブサイドアウトパネル、6
……ピラーインナパネル、8……ピラーアウタパ
ネル、10……レインホースメント、12……ク
ロスメンバ、70……バンパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロアパネルに接合され閉断面形状をなすリヤ
    クロスメンバーの両端部がピラーインナパネルと
    ピラーアウタパネルとで上下方向に延び閉断面状
    に形成されたリヤピラーの下端部に結合され、ピ
    ラーインナパネルとピラーアウタパネルとの内方
    側接合部の下部はピラーアウタパネルがピラーイ
    ンナパネルから離間して後方に延出されてリヤピ
    ラーから離間しているキヤブサイドアウトパネル
    に接合され、ピラーインナパネルとピラーアウタ
    パネルとの離間部分にはレインホースメントが介
    在され、該レインホースメントはその前側がピラ
    ーインナパネルに、後側がピラーアウターパネル
    とキヤブサイドアウタパネルとの接合部に、下側
    がクロスメンバにそれぞれ接続され、さらに上記
    レインホースメントとピラーアウタパネルとキヤ
    ブサイドアウタパネルとの接続部にリヤバンパー
    部材が支持されていることを特徴とする自動車の
    後部車体構造。
JP837882U 1982-01-25 1982-01-25 自動車の後部車体構造 Granted JPS58111672U (ja)

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JP837882U JPS58111672U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 自動車の後部車体構造

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JP837882U JPS58111672U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 自動車の後部車体構造

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Publication Number Publication Date
JPS58111672U JPS58111672U (ja) 1983-07-29
JPS621795Y2 true JPS621795Y2 (ja) 1987-01-16

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ID=30021075

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JP837882U Granted JPS58111672U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 自動車の後部車体構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0426306Y2 (ja) * 1986-10-27 1992-06-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5629266Y2 (ja) * 1977-07-04 1981-07-11

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JPS58111672U (ja) 1983-07-29

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