JPS6328711Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6328711Y2 JPS6328711Y2 JP17335083U JP17335083U JPS6328711Y2 JP S6328711 Y2 JPS6328711 Y2 JP S6328711Y2 JP 17335083 U JP17335083 U JP 17335083U JP 17335083 U JP17335083 U JP 17335083U JP S6328711 Y2 JPS6328711 Y2 JP S6328711Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- side frame
- rear floor
- fixed
- joined
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の後部車体構造に関するもので
ある。
ある。
自動車において、トランクルームの容量増大と
有効利用をはかる為にトランクルームの一部に一
般フロア面より一段低くしたサブトランクを形成
したものは従来より一般に用いられ公知となつて
いる（例えば実開昭53−12124号公報参照）。
有効利用をはかる為にトランクルームの一部に一
般フロア面より一段低くしたサブトランクを形成
したものは従来より一般に用いられ公知となつて
いる（例えば実開昭53−12124号公報参照）。
本考案は上記のようにリヤフロアに落し込み部
を設けてサブトランクを形成した自動車におい
て、上記落し込み部のフロアを一体物で構成する
と共に、一般フロア面を形成するフロアに設けた
サイドフレームと上記落し込み面を形成するフロ
アに設けたサイドフレームとの段差を有する２個
のフレームを、上記一体物の落し込み部フロアに
てスムーズに且つ強固に結合することにより、後
面衝突時における衝突荷重を的確に前方のサイド
フレームに伝達し得るようにしたもので、以下本
考案を附図実施例を参照して説明する。
を設けてサブトランクを形成した自動車におい
て、上記落し込み部のフロアを一体物で構成する
と共に、一般フロア面を形成するフロアに設けた
サイドフレームと上記落し込み面を形成するフロ
アに設けたサイドフレームとの段差を有する２個
のフレームを、上記一体物の落し込み部フロアに
てスムーズに且つ強固に結合することにより、後
面衝突時における衝突荷重を的確に前方のサイド
フレームに伝達し得るようにしたもので、以下本
考案を附図実施例を参照して説明する。
第１図において、１は一般フロア面を形成する
リヤフロアフロント、２は落し込み面（サブトラ
ンク）を形成するリヤフロアリヤであり、該リヤ
フロアリヤ２の前端部には上縁に前記リヤフロア
フロント１の後端縁に接合固着する為のフランジ
部２１ａを有する前部立ち上り面２１が一体に折
曲形成されている。該前部立ち上り面２１の側端
部には、ほぼＬ字型断面をなし上縁フランジ３ａ
をリヤフロアフロント１の下面に接合固着された
サイドフレームフロント３の後端部と、ほぼハツ
ト型断面をなしリヤフロアリヤ２の上面に接合固
着されたサイドフレームリヤ４の前端フランジ４
ａとが共に接合固着されるフランジ２１ｂが形成
されている。
リヤフロアフロント、２は落し込み面（サブトラ
ンク）を形成するリヤフロアリヤであり、該リヤ
フロアリヤ２の前端部には上縁に前記リヤフロア
フロント１の後端縁に接合固着する為のフランジ
部２１ａを有する前部立ち上り面２１が一体に折
曲形成されている。該前部立ち上り面２１の側端
部には、ほぼＬ字型断面をなし上縁フランジ３ａ
をリヤフロアフロント１の下面に接合固着された
サイドフレームフロント３の後端部と、ほぼハツ
ト型断面をなしリヤフロアリヤ２の上面に接合固
着されたサイドフレームリヤ４の前端フランジ４
ａとが共に接合固着されるフランジ２１ｂが形成
されている。
リヤフロアリヤ２の両側部は、前記前部立ち上
り面２１の両側端部から前方に延び前方延長面２
２を形成している。
り面２１の両側端部から前方に延び前方延長面２
２を形成している。
リヤフロアリヤ２の上面部に接合固着され前端
フランジ部４ａを前部立ち上り面２１のフランジ
２１ｂにサイドフレーム３の後端部と共に接合固
着されたサイドフレームリヤ４の先端部内側には
リンホースメント４１が接合固着され、該リンホ
ースメント４１の突出先端部をサイドフレームフ
ロント３に接合固着すると共に、該サイドフレー
ムリヤ４の側外面は前方に延び、その前方延長面
４ｂの下縁フランジは後方から連続してリヤフロ
アリヤ２の前方延長面２２に接合固着され、該サ
イドフレームリヤ４の前方延長面４ｂの上縁フラ
ンジ４ｃはリヤフロアフロント１の下面に接合固
着され、且つサイドフレームフロント３の側下方
フランジ３ｂが前記サイドフレームリヤ４の前方
延長面４ｂに接合固着されて、該サイドフレーム
リヤ４の前方延長面４ｂ、サイドフレームフロン
ト３及びリヤフロアフロント１にて車体前後方向
の箱型断面が形成され、その箱型断面はリヤフロ
アリヤ２とサイドフレームリヤ４とで形成された
箱型断面に一体的に強固に連結した構造となつて
いる。
フランジ部４ａを前部立ち上り面２１のフランジ
２１ｂにサイドフレーム３の後端部と共に接合固
着されたサイドフレームリヤ４の先端部内側には
リンホースメント４１が接合固着され、該リンホ
ースメント４１の突出先端部をサイドフレームフ
ロント３に接合固着すると共に、該サイドフレー
ムリヤ４の側外面は前方に延び、その前方延長面
４ｂの下縁フランジは後方から連続してリヤフロ
アリヤ２の前方延長面２２に接合固着され、該サ
イドフレームリヤ４の前方延長面４ｂの上縁フラ
ンジ４ｃはリヤフロアフロント１の下面に接合固
着され、且つサイドフレームフロント３の側下方
フランジ３ｂが前記サイドフレームリヤ４の前方
延長面４ｂに接合固着されて、該サイドフレーム
リヤ４の前方延長面４ｂ、サイドフレームフロン
ト３及びリヤフロアフロント１にて車体前後方向
の箱型断面が形成され、その箱型断面はリヤフロ
アリヤ２とサイドフレームリヤ４とで形成された
箱型断面に一体的に強固に連結した構造となつて
いる。
５はほぼＬ字状断面をなすクロスメンバで、該
クロスメンバ５はその上縁フランジ５ａを前部立
ち上り面２１のフランジ２１ａと共にリヤフロア
フロント１の後縁部に接合固着されると共にクロ
スメンバ５の下縁フランジ５ｂをリヤフロアリヤ
２の上面に接合固着することにより、リヤフロア
リヤ２、前部立ち上り面２１及びクロスメンバ５
にて車体幅方向の箱型断面を形成し、且つ上記ク
ロスメンバ５の両側端フランジ５ｃは前記サイド
フレームリヤ４の内側面及び上面に接合固着され
ている。
クロスメンバ５はその上縁フランジ５ａを前部立
ち上り面２１のフランジ２１ａと共にリヤフロア
フロント１の後縁部に接合固着されると共にクロ
スメンバ５の下縁フランジ５ｂをリヤフロアリヤ
２の上面に接合固着することにより、リヤフロア
リヤ２、前部立ち上り面２１及びクロスメンバ５
にて車体幅方向の箱型断面を形成し、且つ上記ク
ロスメンバ５の両側端フランジ５ｃは前記サイド
フレームリヤ４の内側面及び上面に接合固着され
ている。
尚図示は省略しているがリヤフロアリヤ２の後
端部はトランクルームの後壁を形成するリヤスカ
ートに接合固着され、又リヤフロアリヤ２の両側
端縁はトランクルームの側壁をなすリヤクオータ
パネルインナに接合固着される。
端部はトランクルームの後壁を形成するリヤスカ
ートに接合固着され、又リヤフロアリヤ２の両側
端縁はトランクルームの側壁をなすリヤクオータ
パネルインナに接合固着される。
上記のように構成した本考案によれば、リヤフ
ロアの落し込み部を、一般フロア面を形成するリ
ヤフロアフロントの後部に接合固着され車体幅方
向の箱型断面の一部となると共に前後のフレーム
の継ぎ部材の一部ともなる前部立ち上り面を有す
る一体物のリヤフロアリヤにて構成し、リヤフロ
アフロント下面のサイドフレームフロントとリヤ
フロアリヤの上面に設けたサイドフレームリヤと
を、上記リヤフロアリヤの前部立ち上り面を利用
して一体的に強固に連結したことにより、従来の
サブトランク形成構造に比し部品点数の削減、集
成工程の簡略化及び漏水の虞れがないことによる
シール工程の削減等をはかることができると同時
に、後面衝突時の衝突荷重がサイドフレームリヤ
からサイドフレームフロントへと的確に伝達さ
れ、車体後部の強度剛性の著しい向上をはかるこ
とができるもので、重量軽減、コストダウンをも
はかり得ること等と相俟つて実用上多大の効果を
もたらし得るものである。
ロアの落し込み部を、一般フロア面を形成するリ
ヤフロアフロントの後部に接合固着され車体幅方
向の箱型断面の一部となると共に前後のフレーム
の継ぎ部材の一部ともなる前部立ち上り面を有す
る一体物のリヤフロアリヤにて構成し、リヤフロ
アフロント下面のサイドフレームフロントとリヤ
フロアリヤの上面に設けたサイドフレームリヤと
を、上記リヤフロアリヤの前部立ち上り面を利用
して一体的に強固に連結したことにより、従来の
サブトランク形成構造に比し部品点数の削減、集
成工程の簡略化及び漏水の虞れがないことによる
シール工程の削減等をはかることができると同時
に、後面衝突時の衝突荷重がサイドフレームリヤ
からサイドフレームフロントへと的確に伝達さ
れ、車体後部の強度剛性の著しい向上をはかるこ
とができるもので、重量軽減、コストダウンをも
はかり得ること等と相俟つて実用上多大の効果を
もたらし得るものである。
第１図は本考案の実施例を示す要部斜視図、第
２図は第１図のＡ部詳細分解斜視図である。 １……リヤフロアフロント、２……リヤフロア
リヤ、２１……前部立ち上り面、３……サイドフ
レームフロント、４……サイドフレームリヤ、５
……クロスメンバ。
２図は第１図のＡ部詳細分解斜視図である。 １……リヤフロアフロント、２……リヤフロア
リヤ、２１……前部立ち上り面、３……サイドフ
レームフロント、４……サイドフレームリヤ、５
……クロスメンバ。
Claims (1)
- リヤフロアの一部にフロアの落し込み部を設け
て一段低いサブトランクを形成した自動車におい
て、上記落し込み部を、前部に一般フロア面を形
成するリヤフロアフロントに上縁部が接合固着さ
れる前部立ち上り面を有する一体物のリヤフロア
リヤにて構成し、該リヤフロアリヤの前部立ち上
り面側端部に、リヤフロアフロントの下面に接合
固着されたサイドフレームフロントの後端部と、
リヤフロアリヤの上面に接合固着されたサイドフ
レームリヤの前端部とを共に接合固着するサイド
フレーム結合用フランジを構成すると共に、上記
リヤフロアリヤの前部立ち上り面とほぼＬ字状断
面のクロスメンバにより構成した車体幅方向の箱
型断面部材の両側端部を前記サイドフレームフロ
ントとサイドフレームリヤとの結合部に接合固着
したことを特徴とする自動車の後部車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17335083U JPS6081073U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 自動車の後部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17335083U JPS6081073U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 自動車の後部車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6081073U JPS6081073U (ja) | 1985-06-05 |
| JPS6328711Y2 true JPS6328711Y2 (ja) | 1988-08-02 |
Family
ID=30377657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17335083U Granted JPS6081073U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 自動車の後部車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6081073U (ja) |
-
1983
- 1983-11-09 JP JP17335083U patent/JPS6081073U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6081073U (ja) | 1985-06-05 |
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