JPH041028Y2 - - Google Patents

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JPH041028Y2
JPH041028Y2 JP3958086U JP3958086U JPH041028Y2 JP H041028 Y2 JPH041028 Y2 JP H041028Y2 JP 3958086 U JP3958086 U JP 3958086U JP 3958086 U JP3958086 U JP 3958086U JP H041028 Y2 JPH041028 Y2 JP H041028Y2
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JP
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floor
fixed
frame
rear floor
rising
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JP3958086U
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JPS62151185U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車の後部車体構造に関するもので
ある。
従来の技術 自動車において、トランクルームの容量増大と
有効利用をはかる為にトランクルームの一部に一
般フロア面より一段低くしたサブトランクを形成
したものは従来より一般に用いられ公知となつて
いる(例えば実開昭59−139465号公報参照)。
考案が解決しようとする問題点 上記のようにリヤフロアに落し込み部を設けて
サブトランクを形成した自動車においては、後面
衝突時における衝突荷重を前方のクロスメンバ等
の車体部材に伝達し得るようにするために、第3
図に示すようにほぼハツト型断面を有するフレー
ムリヤAおよびフレームフロントBを落し込み面
C、立上り面D、フロア面Eの上面および下面に
それぞれフランジ結合させる方法が普通である
が、この場合にはフレームリヤAおよびフレーム
フロントBが立上り面Dを挟んでフランジ接合さ
れているにすぎないので、両者間の結合は十分と
は言えないという問題を有している。
問題点を解決するための手段 本考案は、リヤフロアを、一般フロア面より一
段低いサブトランクを形成するリヤフロアリヤ
と、一般フロア面に連なるリヤフロアフロント
と、該リヤフロアリヤとリヤフロアフロントとを
連結する立ち上り面とから構成した自動車におい
て、上記立ち上り面に該立ち上り面と同じ高さを
有する切欠部を設け、2つの外側面と底面とから
なり該2つの外側面の上縁に上記リヤフロアフロ
ントの下面に接合固着される上縁フランジを設け
たフレームフロントの一方の外側面と底面とを上
記立ち上り面の切欠部を通り車体後方へ延長さ
せ、該延長されたフレームフロントの底面のリヤ
フロアリヤとの重なり部を該リヤフロアリヤの上
面に接合固着し該一方の外側面を上記立ち上り面
の切欠部の一方の側端縁に設けられた側方フラン
ジと接合固着し他方の外側面後端に設けた端縁フ
ランジを立ち上り面に接合固着すると共に、ほぼ
L字型断面をなし下縁フランジがリヤフロアリヤ
の上面に接合固着されたフレームリヤの上面側端
を立ち上り面の切欠部を通り車体後方に延長され
たフレームフロントの前記一方の外側面の上縁に
接合固着し上面前端をリヤフロアフロントの後端
に接合固着し側面前端に設けたフレーム結合用フ
ランジを立ち上り面とフレームフロントの他方の
外側面に設けられた端縁フランジとの結合部に重
ね合せて固着したことを特徴とするものである。
作 用 本考案は上記の構成を採ることにより、一般フ
ロア面を形成するリヤフロアフロント下面に該リ
ヤフロアフロントとほぼハツト型断面をなすフレ
ームフロントとの結合固着により構成された前部
箱型断面フレームと、落し込み部を形成するリヤ
フロアリヤ上面に該リヤフロアリヤとほぼL字状
断面を有するフレームリヤと上記フレームフロン
トの一方の外側面との接合固着により構成された
後部箱型断面フレームとを、上記立ち上り面を利
用して一体的に強固に連結することができる。
実施例 本考案を附図実施例を参照して説明する。
第1,2図において、1は一般フロア面を形成
するリヤフロアフロント、2は落し込み面(サブ
トランク)を形成するリヤフロアリヤであり、該
リヤフロアリヤ2の前縁部には上縁に前記リヤフ
ロアフロント1の後端縁に接合固着する為のフラ
ンジ部21aを有する立ち上り面21が一体に折
曲形成されている。該立ち上り面21には、後述
のフレームフロント3の幅と同じ幅を有する切欠
部22が形成されている。
ほぼハツト型断面をなし上縁フランジ3a,3
aをリヤフロアフロント1の下面に接合固着され
るフレームフロント3の一方の外側面31および
底面32はリヤフロアリヤ2の立ち上り面21の
切欠部22を通り車体後方に延長され、上記一方
の外側面31はリヤフロアリヤ2の立ち上り面2
1の内側端に設けられた側方フランジ21bに接
合固着され、上記底面32のリヤフロアリヤ2と
の重なり部は該リヤフロアリヤ2の上面に接合固
着されると共に、フレームフロント3の他方の外
側面33後端にはリヤフロアリヤ2の立ち上り面
21に接合固着される端縁フランジ33aが形成
されている。
ほぼL字型断面をなし下縁フランジ4aをリヤ
フロアリヤ2の上面部に接合固着されたフレーム
リヤ4の上面の側端は切欠部22を通り車体後方
に延長されたフレームフロント3の一方の外側面
31の上縁フランジ31aに接合固着されると共
に、フレームリヤ4の側面には前記立ち上り面2
1の内側端とフレームフロント3の他方の外側面
33後端の端縁フランジ33aとの結合部に重ね
合せて固着されるフレーム結合用フランジ4bが
形成されている。
一方の外側面31および底面32がリヤフロア
リヤ2の立ち上り面21の切欠部22を通り車体
後方に延長され、上記底面32のリヤフロアリヤ
2との重なり部が該リヤフロアリヤ2上面に接合
固着され一方の外側面31がリヤフロアリヤ2の
立ち上り面21の側方フランジ21bに接合固着
され他方の外側面33後端の端縁フランジ33a
がリヤフロアリヤ2の立ち上り面21に接合固着
されるフレームフロント3の上縁フランジ3a,
3aおよびリヤフロアリヤ2の立ち上り面21の
フランジ21aにはリヤフロアフロント1が接合
固着されて、該フレームフロント3とリヤフロア
フロント1にて車体前後方向の前部箱型断面が形
成される。
又下縁フランジ4aがリヤフロアリヤ2の上面
部に接合固着され上面側端がフレームフロント3
の車体後方に延長された一方の外側面31の上縁
フランジ31aに接合固着され上面前端がリヤフ
ロアフロント1の後端とリヤフロアリヤ2の立ち
上り面21のフランジ21aとの結合部に重ね合
せて固着されるフレームリヤ4の側面前端に設け
られたフレーム結合用フランジ4bはリヤフロア
リヤ2の立ち上り面21の内側端とフレームフロ
ント3の他方の外側面33後端の端縁フランジ3
3aとの結合部に接合固着されて、該フレームリ
ヤ4とフレームフロント3の後方延長部とリヤフ
ロアリヤ2にて車体前後方向の後部箱型断面が形
成され、該後部箱型断面は前記前部箱型断面に一
体的に強固に連結した構造となつている。
尚リヤフロアリヤ2の立ち上り面21の一方の
該リヤフロアリヤ2の落し込み面からの立ち上り
線を後方に移動させ左側部分と右側部分の傾斜角
が異なるようにした場合には車体後部の捩り剛性
をさらに向上させることができる。
尚図示は省略しているがリヤフロアリヤ2の後
端部はトランクルームの後壁を形成するリヤスカ
ートに接合され、又リヤフロアリヤ2の両側端縁
はトランクルームの側壁をなすリヤクオータパネ
ルインナに接合固着される。
考案の効果 上記のように本考案によれば、リヤフロアを、
一般フロア面より一段低いサブトランクを形成す
るリヤフロアリヤと、一般フロア面に連なるリヤ
フロアフロントと、該リヤフロアリヤとリヤフロ
アフロントとを連結する立ち上り面とから構成し
た自動車において、上記立ち上り面に該立ち上り
面と同じ高さを有する切欠部を設け、2つの外側
面と底面とからなり該2つの外側面の上縁に上記
リヤフロアフロントの下面に接合固着される上縁
フランジを設けたフレームフロントの一方の外側
面と底面とを上記立ち上り面の切欠部を通り車体
後方へ延長させ、該延長されたフレームフロント
の底面のリヤフロアリヤとの重なり部を該リヤフ
ロアリヤの上面に接合固着し該一方の外側面を上
記立ち上り面の切欠部の一方の側端縁に設けられ
た側方フランジと接合固着し他方の外側面後端に
設けた端縁フランジを立ち上り面に接合固着する
と共に、ほぼL字型断面をなし下縁フランジがリ
ヤフロアリヤの上面に接合固着されたフレームリ
ヤの上面側端を立ち上り面の切欠部を通り車体後
方に延長されたフレームフロントの前記一方の外
側面の上縁に接合固着し上面前端をリヤフロアフ
ロントの後端に接合固着し側面前端に設けたフレ
ーム結合用フランジを立ち上り面とフレームフロ
ントの他方の外側面に設けられた端縁フランジと
の結合部に重ね合せて固着したことにより、一般
フロア面を形成するリヤフロアフロント下面に該
リヤフロアフロントとほぼハツト型断面をなすフ
レームフロントとの接合固着により構成された前
部箱型断面と、落し込み部を形成するリヤフロア
リヤ上面に該リヤフロアリヤとほぼL字状断面を
有するフレームリヤと上記フレームフロントの一
方の外側面との接合固着により構成された後部箱
型断面とを、上記リヤフロアリヤ2の切欠部を挟
む両立ち上り面21,21の内側端部にてスムー
ズに且つ強固に結合し、後面衝突時の衝突荷重が
フレームリヤからフレームフロントへと的確に伝
達され、車体後部の強度剛性の著しい向上をはか
り得ると共にリヤフロアリヤの立ち上り面を、該
立ち上り面に設けられた切欠部の左側部分と右側
部分とは異なる傾斜角に構成されているものにあ
つては車体後部の捩り剛性の向上にも寄与し得る
もので、重量軽減、コストダウンをもはかり得る
こと等と相俟つて実用上多大の効果をもたらし得
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部斜視図、第
2図は第1図の分解斜視図であり、第3図は従来
構造を示す分解斜視図である。 1……リヤフロアフロント、2……リヤフロア
リヤ、21……前部立ち上り面、22……切欠
部、3……フレームフロント、4……フレームリ
ヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) リヤフロアを、一般フロア面より一段低いサ
    ブトランクを形成するリヤフロアリヤと、一般
    フロア面に連なるリヤフロアフロントと、該リ
    ヤフロアリヤとリヤフロアフロントとを連結す
    る立ち上り面とから構成した自動車において、
    上記立ち上り面に該立ち上り面と同じ高さを有
    する切欠部を設け、2つの外側面と底面とから
    なり該2つの外側面の上縁に上記リヤフロアフ
    ロントの下面に接合固着される上縁フランジを
    設けたフレームフロントの一方の外側面と底面
    とを上記立ち上り面の切欠部を通り車体後方へ
    延長させ、該延長されたフレームフロントの底
    面のリヤフロアリヤとの重なり部を該リヤフロ
    アリヤの上面に接合固着し該一方の外側面を上
    記立ち上り面の切欠部の一方の側端縁に設けら
    れた側方フランジと接合固着し他方の外側面後
    端に設けた端縁フランジを立ち上り面に接合固
    着すると共に、ほぼL字型断面をなし下縁フラ
    ンジがリヤフロアリヤの上面に接合固着された
    フレームリヤの上面側端を立ち上り面の切欠部
    を通り車体後方に延長されたフレームフロント
    の前記一方の外側面の上縁に接合固着し上面前
    端をリヤフロアフロントの後端に接合固着し側
    面前端に設けたフレーム結合用フランジを立ち
    上り面とフレームフロントの他方の外側面に設
    けられた端縁フランジとの結合部に重ね合せて
    固着したことを特徴とする自動車の後部車体構
    造。 (2) 立ち上り面は、該立ち上り面に設けられた切
    欠部の左側部分と右側部分とは異なる傾斜角に
    構成されていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の自動車の後部車体構
    造。
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JPS62151185U JPS62151185U (ja) 1987-09-25
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