JPS602053Y2 - 自動車の後部車体構造 - Google Patents
自動車の後部車体構造Info
- Publication number
- JPS602053Y2 JPS602053Y2 JP18403279U JP18403279U JPS602053Y2 JP S602053 Y2 JPS602053 Y2 JP S602053Y2 JP 18403279 U JP18403279 U JP 18403279U JP 18403279 U JP18403279 U JP 18403279U JP S602053 Y2 JPS602053 Y2 JP S602053Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor panel
- floor
- panel
- fixed
- wheel apron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の後部車体構造に関するもので、主とし
てリヤエプロン後方のフロア構造の改良に係るものであ
る。
てリヤエプロン後方のフロア構造の改良に係るものであ
る。
一般にフロアパネルの側縁部は車体のサイドシル内面に
接合固定されるが、サイドシル後端はりャホイールエプ
ロンの前壁部のところでとぎれるので、リヤエプロンよ
り後部のフロアパネルの側縁部は大きく下方に折り曲げ
て垂下させ、該垂下部の下端をサイドパネルの下方内面
に接合して固定する構成となっている(例えば実開昭5
3−126211号公報参照)。
接合固定されるが、サイドシル後端はりャホイールエプ
ロンの前壁部のところでとぎれるので、リヤエプロンよ
り後部のフロアパネルの側縁部は大きく下方に折り曲げ
て垂下させ、該垂下部の下端をサイドパネルの下方内面
に接合して固定する構成となっている(例えば実開昭5
3−126211号公報参照)。
従って従来はりヤニプロン後方のフロア即ちトランクル
ーム内のフロア側縁とサイドパネル間にはかなり大きな
落ちくぼみ部が形成され、該トランクルーム内のフロア
面積はその落ちくぼみ分だけ小とならざるを得ない。
ーム内のフロア側縁とサイドパネル間にはかなり大きな
落ちくぼみ部が形成され、該トランクルーム内のフロア
面積はその落ちくぼみ分だけ小とならざるを得ない。
又上記フロアパネル後部両側は板取りの段階で第1図の
X部分だけ側方に突出した形状となるので、これを一体
に形成すると歩留りが非常に悪いという欠点を有してい
る。
X部分だけ側方に突出した形状となるので、これを一体
に形成すると歩留りが非常に悪いという欠点を有してい
る。
本考案は上記のような従来の問題に対処することを目的
とするもので、以下附図の実施例につき説明する。
とするもので、以下附図の実施例につき説明する。
図において1はフロアパネル、2はリヤホイールエプロ
ン、3はサイドパネルを示し、フロアパネル1のリヤホ
イールエプロン2の後方部分両側にはサイドフロアパネ
ル4が溶接等により固着される。
ン、3はサイドパネルを示し、フロアパネル1のリヤホ
イールエプロン2の後方部分両側にはサイドフロアパネ
ル4が溶接等により固着される。
サイドフロアパネル4はフロアパネル1の側方にはS゛
面一なって突出するフロアサイド部4a、該フロアサイ
ド部4a側端に折曲形成されるサイドパネル3との接合
フランジ部4b及びフロアパネル1の下面との接合部4
cの端部を下方に折曲して形成したフレーム形成部4d
を有する形状に成形されており、又該サイドフロアパネ
ル4の前端縁にはりャホイールエプロン2の後面壁から
内面壁にかけて接合する接合フランジ部4eが形成され
ている。
面一なって突出するフロアサイド部4a、該フロアサイ
ド部4a側端に折曲形成されるサイドパネル3との接合
フランジ部4b及びフロアパネル1の下面との接合部4
cの端部を下方に折曲して形成したフレーム形成部4d
を有する形状に成形されており、又該サイドフロアパネ
ル4の前端縁にはりャホイールエプロン2の後面壁から
内面壁にかけて接合する接合フランジ部4eが形成され
ている。
5は断面り字状のリヤフレーム部材で、該リヤフレーム
部材5の上端縁をフロアパネル1の下面に接合固定し、
該リヤフレーム部材5の側端縁をリヤホイールエプロン
2部においてはりャホイールエプロン2の内側面に、そ
の後方においてはフロアパネル1の側端縁に接合固着さ
れたサイドフロアパネル4のフレーム形成部4dにそれ
ぞれ接合固定することにより、リヤフレーム部材5とリ
ヤホイールエプロン2の内側面及びリヤフレーム部材5
とフレーム形成部4dにより、前後方向に連続した閉断
面のりャフレーム6がフロアパネル1の下面部に形成さ
れる。
部材5の上端縁をフロアパネル1の下面に接合固定し、
該リヤフレーム部材5の側端縁をリヤホイールエプロン
2部においてはりャホイールエプロン2の内側面に、そ
の後方においてはフロアパネル1の側端縁に接合固着さ
れたサイドフロアパネル4のフレーム形成部4dにそれ
ぞれ接合固定することにより、リヤフレーム部材5とリ
ヤホイールエプロン2の内側面及びリヤフレーム部材5
とフレーム形成部4dにより、前後方向に連続した閉断
面のりャフレーム6がフロアパネル1の下面部に形成さ
れる。
このようにして本考案によればフロアパネル1の板取り
時の歩留りを良くした上でトランクルーム内のフロアは
サイドパネル部まで一杯に形成すれトランクルーム内の
フロア面積を大幅にひろげることができるばかりか、サ
イドフロアパネルの一部をリヤフレーム形成相として共
用した構成としているので、該リヤフレームの形成が極
めて楽となり、トランクルーム部の強度の著しい向上を
はかることができるもので、特に軽自動車等のリヤフロ
ア構造として極めて実用的なるもである。
時の歩留りを良くした上でトランクルーム内のフロアは
サイドパネル部まで一杯に形成すれトランクルーム内の
フロア面積を大幅にひろげることができるばかりか、サ
イドフロアパネルの一部をリヤフレーム形成相として共
用した構成としているので、該リヤフレームの形成が極
めて楽となり、トランクルーム部の強度の著しい向上を
はかることができるもので、特に軽自動車等のリヤフロ
ア構造として極めて実用的なるもである。
附図は本考案の実施例を示すもので、第1図はフロア後
方部の平面図、第2図は要部の一部切開斜視図、第3図
及び第4図は第1図のA−A及びB−B線相当部分の断
面図ある。 1・・・・・・フロアパネル、2・・・・・・リヤホイ
ールエプロン、3・・・・・・サイドパネル、4・・・
・・・サイドフロアパネル、4a・・・・・・サイドフ
ロア部、4 by 4 e・・・・・・接合フランジ
部、4c・・・・・・フロアパネルとの接合部、4d・
・・・・・フレーム形成部、5・・・・・・リヤフレー
ム部材、6・・・・・・リヤフレーム。
方部の平面図、第2図は要部の一部切開斜視図、第3図
及び第4図は第1図のA−A及びB−B線相当部分の断
面図ある。 1・・・・・・フロアパネル、2・・・・・・リヤホイ
ールエプロン、3・・・・・・サイドパネル、4・・・
・・・サイドフロアパネル、4a・・・・・・サイドフ
ロア部、4 by 4 e・・・・・・接合フランジ
部、4c・・・・・・フロアパネルとの接合部、4d・
・・・・・フレーム形成部、5・・・・・・リヤフレー
ム部材、6・・・・・・リヤフレーム。
Claims (1)
- 自動車のフロアパネルの後部両側に、フロアパネル面と
はS゛連続て側方に延び側端部がサイドパネルに接合固
定されるサイドフロアパネルを接合固着すると共に該サ
イドフロアパネルのフロアパネルとの接合固着部内側端
部を下方に折曲してフレーム形成部を構成し、断面はS
″L1字状すりャフレーム部材を、その上端はフロアパ
ネルの下面に接合固定し、その側端をリヤホイールエプ
ロンの内側面及び前記サイドフロアパネルのフレーム形
成部に接合固定することにより、リヤホイールエプロン
部から後方にけて連続した閉断面のりャフレームを構成
したことを特徴とする自動車の後部車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18403279U JPS602053Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 自動車の後部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18403279U JPS602053Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 自動車の後部車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5698786U JPS5698786U (ja) | 1981-08-04 |
JPS602053Y2 true JPS602053Y2 (ja) | 1985-01-21 |
Family
ID=29694280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18403279U Expired JPS602053Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 自動車の後部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602053Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7031255B2 (ja) * | 2017-11-29 | 2022-03-08 | トヨタ自動車株式会社 | 車両後部構造 |
-
1979
- 1979-12-28 JP JP18403279U patent/JPS602053Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5698786U (ja) | 1981-08-04 |
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