JPH0248300Y2 - - Google Patents

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JPH0248300Y2
JPH0248300Y2 JP1983038248U JP3824883U JPH0248300Y2 JP H0248300 Y2 JPH0248300 Y2 JP H0248300Y2 JP 1983038248 U JP1983038248 U JP 1983038248U JP 3824883 U JP3824883 U JP 3824883U JP H0248300 Y2 JPH0248300 Y2 JP H0248300Y2
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JP
Japan
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floor panel
frame
floor
side sill
panel
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JP1983038248U
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JPS59157982U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の下部車体構造の改良に関す
る。
従来、自動車の下部車体構造としては、第1図
及び第2図に示す如く、フロントフロアパネル1
下面にフロアフレーム2を接続し、リヤフロアパ
ネル3下面にリヤフレーム4を接続して、フロア
フレーム2の後部2bの内側にリヤフレーム4の
前部4aを左右段違い(左右オフセツト)で接続
する一方、リヤフレーム4の後部4b側を上方に
曲折させてフロアフレーム2と上下段違い(上下
オフセツト)に構成したものが提案されている
(実開昭56−46474号公報参照)。
ところが、上記従来構造であれば、フロアフレ
ーム2とリヤフレーム4とは上下、左右にオフセ
ツトしているものであるから、車体後部側からの
衝撃に弱いという問題があつた。
本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、フロアフレームとリヤフレームとを閉断面
が連続するように接続すると共に、フロアフレー
ムの後端部とリヤフレームの前端部との接続部を
ほぼ平行な状態でサイドシルに直接的に接合する
ように構成して、サイドシルへの衝撃力の分散と
相まつて、車体後部側からの耐衝撃性の向上を図
ろうとするものである。
以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第3図に示すように、フロントフロアパネル1
0は、両側縁部10c,10cがサイドシル11
のインナパネル12に接続され、該サイドシル1
1のピラー部分に対応するフロントフロアパネル
10の上面には、両端部がサイドシル11のイン
ナパネル12に接続されて左右方向の閉断面を形
成するクロスメンバー13が接続されている。
リヤフロアパネル14は、前リヤフロアパネル
15と、後リヤフロアパネル17とで構成され、
前リヤフロアパネル15の前端部15aが、閉断
面を形成するクロスメンバー19とともにフロン
トフロアパネル10の後端部10bに接続され、
前リヤフロアパネル15の両側縁部15c,15
cの前側がサイドシル11のインナパネル12に
接続されている。
一方、左右のフロアフレーム20,20は、フ
ロントフロアパネル10の下面に接続されて前後
方向の閉断面が形成され、該フロアフレーム20
の後部側は外側へ彎曲されて、第4図に示すよう
に後端部20bの外側面がサイドシル11のイン
ナパネル12に接続されている。
左右のリヤフレーム21,21は、サイドシル
11のインナパネル12及びタイヤハウス22の
インナパネル22aに沿つて配置され、前部側が
前リヤフロアパネル15の下面に接続されて前後
方向の閉断面が形成され、第4図に示すように外
側面がサイドシル11のインナパネル12に接続
されている。
フロアフレーム20の後端部20bとリヤフレ
ーム21の前端部21aとは直線状に嵌め合わさ
れて(突き合わせでもよい。)、閉断面が連続する
ように接続されている。
一方、第5図、第6図a〜第6図cに示すよう
に、リヤフロアパネル14の前リヤフロアパネル
15と後リヤフロアパネル17は、クロスメンバ
ー18を介して互いに連結されている(第6図c
参照)。前リヤフロアパネル15の側縁部に、前
後方向に直線状に延びる上記リヤフレーム21の
前部側が配設されている。
リヤフレーム21は、断面が略U字形を成し
て、後リヤフロアパネル17の段下げ部24の上
方まで延びていて、後端部21bが後リヤフロア
パネル17の後端から上方に延びるエンドパネル
17bに接続される(第3図参照)。該リヤフレ
ーム21はフランジ部21c,21dを有し、ま
たリヤフレーム21の後部にはプレート部材23
が固定されて閉断面状に形成されている。
前リヤフロアパネル15は、リヤフレーム21
の前部上側に配置されてリヤフレーム21のフラ
ンジ部21cによつて該リヤフレーム21に接合
されている。
前リヤフロアパネル15の側縁部15cの後側
にはフランジ部15dが設けられ、該フランジ部
15dは、リヤフレーム21の立上り部21eを
介してタイヤハウス22のインナパネル22aに
接合されている(第6図a参照)。プレート部材
23は、その一部が前リヤフロアパネル15の下
方に配置され、該パネル15と接合され、これに
よりリヤフレーム21の後部も前リヤフロアパネ
ル15に対して固定されることになる。
他方、後リヤフロアパネル17は、その一部が
傾斜部25を介してリヤフレーム21の下方に位
置するように段下げされている。この段下げ部2
4によつて形成される空間が例えばトランクルー
ムとして供される。さらに後リヤフロアパネル1
7は、接合部aにおいてリヤフレーム21の下面
に接合されている(第6図b参照)。
前リヤフロアパネル15および後リヤフロアパ
ネル17に接合されているクロスメンバー18
は、接合部bにおいて、リヤフレーム21の側面
にも接合されている。
このようにして、前リヤフロアパネル15と後
リヤフロアパネル17とから成るリヤフロアパネ
ル14およびリヤフレーム21が一体的に固定さ
れた後部車体構造が得られる。
従つて、フロアフレーム20の後部側を外側へ
彎曲させて後端部20bをサイドシル11に接続
し、サイドシル11に沿つたリヤフレーム21の
前端部21aをサイドシル11に接続して、フロ
アフレーム20の後端部20bとリヤフレーム2
1の前端部21aとを嵌め合わせて接続すること
により、フロアフレーム20とリヤフレーム21
とが前後方向で略直線状となる。
また、リヤフレーム21の後部側を後リヤフロ
アパネル17の上方に位置させることにより、フ
ロアフレーム20とともにリヤフレーム21が上
下方向にも直線状となる。
以上の説明からも明らかなように、本考案は、
フロアフレームとリヤフレームとを閉断面が連続
するように接続して、これらの接続部をほぼ平行
な状態でサイドシルに直接的に接合し、かつリヤ
フレームをほぼ直線状としたものであるから、フ
ロント、リヤフレームが上下、左右に直線状に連
続し、サイドシルへの直接的接合による衝撃力の
分散と相まつて車体後部側からの耐衝撃性が格段
に向上するようになる。
とくにフロントフレームとリヤフレームとの接
続部はサイドシルとほぼ平行な状態でサイドシル
に直接的に接合されているから、後突時にリヤフ
レームから入る荷重方向とこの荷重によりサイド
シルの延びる方向とが同一であるため、その荷重
分散効率が良く、後突時のサイドシルへの荷重分
散がスムースに行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の下部車体構造の平面図、第2図
は第1図の側面図、第3図は本考案に係る下部車
体構造の斜視図、第4図は第3図のA部平面断面
図、第5図はリヤフロアパネル側の斜視図、第6
図aは第5図の−断面図、第6図bは第5図
の−断面図、第6図cは第5図の−断面
図である。 10……フロントフロアパネル、11……サイ
ドシル、12……インナパネル、14……リヤフ
ロアパネル、15……前リヤフロアパネル、17
……後リヤフロアパネル、20……フロアフレー
ム、20b……後端部、21……リヤフレーム、
21a……前端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロアパネルがフロントフロアパネルとリヤフ
    ロアパネルとで構成されていて、フロントフロア
    パネル下面にはフロアフレームが接合されて前後
    方向に延び閉断面が形成されるとともに、前記リ
    ヤフロアパネルには、該リヤフロアパネルに沿つ
    て前後方向にほぼ直線状に延びる閉断面状のリヤ
    フレームが設けられ、該リヤフレームの前端部と
    前記フロアフレームの後端部とがそれぞれ外方側
    に曲折され、該両者はその閉断面が連続するよう
    に接続されており、該接続部はその外方側縦壁面
    がフロアパネル側端部で前後方向に延びる閉断面
    状のサイドシルとほぼ平行な状態でその内側面に
    直接的に接合されていることを特徴とする自動車
    の下部車体構造。
JP3824883U 1983-03-15 1983-03-15 自動車の下部車体構造 Granted JPS59157982U (ja)

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JP3824883U JPS59157982U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 自動車の下部車体構造

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JP3824883U JPS59157982U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 自動車の下部車体構造

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Publication Number Publication Date
JPS59157982U JPS59157982U (ja) 1984-10-23
JPH0248300Y2 true JPH0248300Y2 (ja) 1990-12-18

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ID=30168920

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7048192B2 (ja) * 2018-12-19 2022-04-05 ダイハツ工業株式会社 車両構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564979B2 (ja) * 1973-01-16 1981-02-02
JPS5737674B2 (ja) * 1981-05-11 1982-08-11

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JPS5737674U (ja) * 1980-08-15 1982-02-27

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