JPS6116671B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6116671B2 JPS6116671B2 JP6627880A JP6627880A JPS6116671B2 JP S6116671 B2 JPS6116671 B2 JP S6116671B2 JP 6627880 A JP6627880 A JP 6627880A JP 6627880 A JP6627880 A JP 6627880A JP S6116671 B2 JPS6116671 B2 JP S6116671B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front frame
- cross member
- bumper
- vehicle body
- radiator shroud
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
- B62D25/082—Engine compartments
- B62D25/084—Radiator supports
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は自動車の車体前部構造に関するもの
である。
である。
自動車の車体前部において、エンジンルーム両
側壁に設けられる車体前後方向に伸びるフロント
フレームの位置は、タイヤの位置等により、ほぼ
決まつているが、デザイン的にバンパーが上方に
位置する場合が多く、このためフロントフレーム
前端部のバンパー取付中心をフロントフレームの
中心線より上方に偏心させてバンパーを取付けて
いる。この場合、フロントフレームの前端部が上
方に傾斜しているため、前後方向の剛性が低くな
る欠点がある。また、該フロントフレームの前端
部にバンパー取付部を連結してバンパーを取り付
けるため、バンパーに衝撃が加わると、フロント
フレーム前端部の偏心部が折れ曲りやすくなる等
の欠点がある。
側壁に設けられる車体前後方向に伸びるフロント
フレームの位置は、タイヤの位置等により、ほぼ
決まつているが、デザイン的にバンパーが上方に
位置する場合が多く、このためフロントフレーム
前端部のバンパー取付中心をフロントフレームの
中心線より上方に偏心させてバンパーを取付けて
いる。この場合、フロントフレームの前端部が上
方に傾斜しているため、前後方向の剛性が低くな
る欠点がある。また、該フロントフレームの前端
部にバンパー取付部を連結してバンパーを取り付
けるため、バンパーに衝撃が加わると、フロント
フレーム前端部の偏心部が折れ曲りやすくなる等
の欠点がある。
この発明は上記した欠点を解消せんとするもの
であり、フロントフレームの前端部が上方に傾斜
され、該フロントフレーム前端部へのバンパー取
付中心が、該フロントフレームの中心線より上方
に偏心した構造において、車両の前後方向に配設
される左右一対の略三角形状のラジエータシユラ
ウドピラーを設け、該ラジエータシユラウドピラ
ーの上端を車体フロント前端部の左右方向を結合
する上部クロスバー（ラジエータシユラウドアツ
パー）に間隔をあけて固着すると共に、該ラジエ
ータシユラウドピラーの対向する内側面下部に、
上記フロントフレームの左右を結合する下部クロ
スメンバーに固着し、かつ、ラジエータシユラウ
ドピラーの外側面下部に、フロントフレーム前端
部の前面に取り付ける略Ｌ字状のバンパー取付部
材に形成した屈曲フランジ部を固着するものであ
る。このように、フロントフレーム前端部のバン
パー取付部材を略三角形状のラジエータシユラウ
ドピラーを介して上部クロスメンバー及び下部ク
ロスメンバーと結合することにより、剛性の向上
を図るものである。かつ、左右一対のラジエータ
シユラウドピラーをエンジンへの冷却風ガイドと
することにより、効果的に冷却風をエンジンへ送
るようにしたものである。
であり、フロントフレームの前端部が上方に傾斜
され、該フロントフレーム前端部へのバンパー取
付中心が、該フロントフレームの中心線より上方
に偏心した構造において、車両の前後方向に配設
される左右一対の略三角形状のラジエータシユラ
ウドピラーを設け、該ラジエータシユラウドピラ
ーの上端を車体フロント前端部の左右方向を結合
する上部クロスバー（ラジエータシユラウドアツ
パー）に間隔をあけて固着すると共に、該ラジエ
ータシユラウドピラーの対向する内側面下部に、
上記フロントフレームの左右を結合する下部クロ
スメンバーに固着し、かつ、ラジエータシユラウ
ドピラーの外側面下部に、フロントフレーム前端
部の前面に取り付ける略Ｌ字状のバンパー取付部
材に形成した屈曲フランジ部を固着するものであ
る。このように、フロントフレーム前端部のバン
パー取付部材を略三角形状のラジエータシユラウ
ドピラーを介して上部クロスメンバー及び下部ク
ロスメンバーと結合することにより、剛性の向上
を図るものである。かつ、左右一対のラジエータ
シユラウドピラーをエンジンへの冷却風ガイドと
することにより、効果的に冷却風をエンジンへ送
るようにしたものである。
以下、この発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
に説明する。
第１図に示す自動車の前部車体において、エン
ジンルーム１の左右両側壁に、車体前後方向にフ
ロントフレーム２，２が設けられている。該フロ
ントフレーム２の前端部２ａは、上方へ傾斜さ
れ、フロントフレーム２の中心線l1より前端部２
ａのバンパー取付中心線l2を上方へ偏心させてい
る。
ジンルーム１の左右両側壁に、車体前後方向にフ
ロントフレーム２，２が設けられている。該フロ
ントフレーム２の前端部２ａは、上方へ傾斜さ
れ、フロントフレーム２の中心線l1より前端部２
ａのバンパー取付中心線l2を上方へ偏心させてい
る。
上記一対のフロントフレーム前端部２ａの前面
２ｂには、一端を折り曲げ形成した屈曲フランジ
部３ａを有する略Ｌ字状のバンパー取付部材３を
介して、略コ字状のバンパーステー４をボルト５
とナツト６とで固定している。上記バンパーステ
ー４の前端面に、バンパー７の左右両側を溶接し
て架設している。
２ｂには、一端を折り曲げ形成した屈曲フランジ
部３ａを有する略Ｌ字状のバンパー取付部材３を
介して、略コ字状のバンパーステー４をボルト５
とナツト６とで固定している。上記バンパーステ
ー４の前端面に、バンパー７の左右両側を溶接し
て架設している。
上記フロントフレーム前端部２ａの左右互に対
向する内側面２ｃ及び、バンパー取付部材３の上
記前方へ屈折した屈曲フランジ部３ａには、第４
図に示す如き、略三角形状のラジエータシユラウ
ドピラー８，８の外側面８ａの下部に溶接して固
着し、車両の前後方向に配設している。該ラジエ
ータシユラウドピラー８，８の上記溶接部位と反
対側の内側面８ｂの下部に、フロントフレーム
２，２を左右方向に結合する下部クロスメンバー
１０の左右両端を溶接して固着している。該ラジ
エータシユラウドピラー８，８は、その前端、上
端及び後端に内方へ突出した補強部８ｃを形成し
ている。該補強部８ｃの前端部上部より上端部前
部にかけてＬ字状の上部クロスメンバー固着部８
ｄを設けている。該上部クロスメンバー固着部８
ｄに、車体フロント側壁パネル１１，１１の前端
部を左右方向に結合する断面Ｌ字状の上部クロス
メンバー１２（ラジエータシユラウドアツパー）
の左左両側部を嵌合し、溶接して固着している。
ラジエータシユラウドピラー８，８を上記の如
く、左右のフロントフレーム２，２、上部クロス
メンバー１２の左右両側、及び、その下方の下部
クロスメンバー１０の左右両端に固着して、エン
ジンルーム１の前方の左右両側に前後方向に設け
られることにより、エンジンルーム１の前部に配
置するラジエータ（図示せず）への送風ガイドと
なる。
向する内側面２ｃ及び、バンパー取付部材３の上
記前方へ屈折した屈曲フランジ部３ａには、第４
図に示す如き、略三角形状のラジエータシユラウ
ドピラー８，８の外側面８ａの下部に溶接して固
着し、車両の前後方向に配設している。該ラジエ
ータシユラウドピラー８，８の上記溶接部位と反
対側の内側面８ｂの下部に、フロントフレーム
２，２を左右方向に結合する下部クロスメンバー
１０の左右両端を溶接して固着している。該ラジ
エータシユラウドピラー８，８は、その前端、上
端及び後端に内方へ突出した補強部８ｃを形成し
ている。該補強部８ｃの前端部上部より上端部前
部にかけてＬ字状の上部クロスメンバー固着部８
ｄを設けている。該上部クロスメンバー固着部８
ｄに、車体フロント側壁パネル１１，１１の前端
部を左右方向に結合する断面Ｌ字状の上部クロス
メンバー１２（ラジエータシユラウドアツパー）
の左左両側部を嵌合し、溶接して固着している。
ラジエータシユラウドピラー８，８を上記の如
く、左右のフロントフレーム２，２、上部クロス
メンバー１２の左右両側、及び、その下方の下部
クロスメンバー１０の左右両端に固着して、エン
ジンルーム１の前方の左右両側に前後方向に設け
られることにより、エンジンルーム１の前部に配
置するラジエータ（図示せず）への送風ガイドと
なる。
尚、図中、１３はヘツドランプ取付パネルであ
る。
る。
上記した構造とすると、フロントフレーム２の
偏心した強度の弱い前端部２ａが、上部クロスメ
ンバー１２、下部クロスメンバー１０及びバンパ
ー取付部材３の三部材に溶接固着した略三角形状
のラジエータシユラウドピラー８に溶接固着して
いるため、フロントフレーム前端部２ａが、いわ
ば三点支持されて強固に補強される。よつて、フ
ロントフレーム前端部２ａの剛性が増し、バンパ
ー７に衝撃が加わつた場合においても、容易に折
れ曲がることはない。また、該ラジエータシユラ
ウドピラー８により、上部クロスメンバー１２、
下部クロスメンバー１０、フロントフレーム２、
バンパー取付部材３が連結されるため、車体前部
の全体の剛性が向上する。さらに、ラジエータシ
ユラウドピラー８が、ラジエータへの冷却風の案
内板として作用するため、ラジエータへ冷却風を
スムーズに送ることができ、しかも、ラジエータ
シユラウドピラーとバンパー取付部との間に間隙
がなくなるため冷却風が逃げないなどの効果を有
する。
偏心した強度の弱い前端部２ａが、上部クロスメ
ンバー１２、下部クロスメンバー１０及びバンパ
ー取付部材３の三部材に溶接固着した略三角形状
のラジエータシユラウドピラー８に溶接固着して
いるため、フロントフレーム前端部２ａが、いわ
ば三点支持されて強固に補強される。よつて、フ
ロントフレーム前端部２ａの剛性が増し、バンパ
ー７に衝撃が加わつた場合においても、容易に折
れ曲がることはない。また、該ラジエータシユラ
ウドピラー８により、上部クロスメンバー１２、
下部クロスメンバー１０、フロントフレーム２、
バンパー取付部材３が連結されるため、車体前部
の全体の剛性が向上する。さらに、ラジエータシ
ユラウドピラー８が、ラジエータへの冷却風の案
内板として作用するため、ラジエータへ冷却風を
スムーズに送ることができ、しかも、ラジエータ
シユラウドピラーとバンパー取付部との間に間隙
がなくなるため冷却風が逃げないなどの効果を有
する。
以上の説明より明らかなように、この発明によ
れば、フロントフレーム前端部のバンパー取付中
心が上方に偏心した構造において、略三角形状の
ラジエータシユラウドピラーを設けて、該ピラー
に上部クロスメンバー、下部クロスメンバー、バ
ンパー取付部材を溶接固着すると共にフロントフ
レーム前端部を溶接固着しているため、フロント
フレーム前端部の強度を向上させることができる
ものである。
れば、フロントフレーム前端部のバンパー取付中
心が上方に偏心した構造において、略三角形状の
ラジエータシユラウドピラーを設けて、該ピラー
に上部クロスメンバー、下部クロスメンバー、バ
ンパー取付部材を溶接固着すると共にフロントフ
レーム前端部を溶接固着しているため、フロント
フレーム前端部の強度を向上させることができる
ものである。
第１図はこの発明の一実施例を示す車体前部の
斜視図、第２図は第１図の要部水平断面図、第３
図は第１図の要部垂直断面図、第４図はラジエー
タシユラウドピラーの斜視図である。 １……エンジンルーム、２……フロントフレー
ム、２ａ……前端部、３……バンパー取付部材、
７……バンパー、８……ラジエータシユラウドピ
ラー、１０……下部クロスメンバー、１２……上
部クロスメンバー。
斜視図、第２図は第１図の要部水平断面図、第３
図は第１図の要部垂直断面図、第４図はラジエー
タシユラウドピラーの斜視図である。 １……エンジンルーム、２……フロントフレー
ム、２ａ……前端部、３……バンパー取付部材、
７……バンパー、８……ラジエータシユラウドピ
ラー、１０……下部クロスメンバー、１２……上
部クロスメンバー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ エンジンルーム両側壁に設けられるフロント
フレームの前端部が上方に傾斜され、該フロント
フレーム前端部へのバンパー取付中心が、フロン
トフレーム中心線より上方に偏心した構造におい
て、 上記フロントフレーム前端部の前面に、一端を
折り曲げ形成した屈曲フランジ部を有する略Ｌ字
状バンパー取付部材を取付ける一方、車体フロン
ト前端部に設けられ、かつ、該車体フロント前端
部の左右方向を結合する上部クロスメンバーと、
該上部クロスメンバー下方に設けられ、上記左右
のフロントフレームを結合する下部クロスメンバ
ーとを、車両の前後方向に配設される左右一対の
略三角形状のラジエータシユラウドピラーで連結
するとともに、該ラジエータシユラウドピラー外
側面に、上記フロントフレーム前端部の内側面及
び上記略Ｌ字状バンパー取付部材の屈曲フランジ
部を各々固着したことを特徴とする自動車の車体
前部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6627880A JPS56163974A (en) | 1980-05-19 | 1980-05-19 | Front part structure of automobile body |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6627880A JPS56163974A (en) | 1980-05-19 | 1980-05-19 | Front part structure of automobile body |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56163974A JPS56163974A (en) | 1981-12-16 |
| JPS6116671B2 true JPS6116671B2 (ja) | 1986-05-01 |
Family
ID=13311199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6627880A Granted JPS56163974A (en) | 1980-05-19 | 1980-05-19 | Front part structure of automobile body |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56163974A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60148776A (ja) * | 1984-01-14 | 1985-08-06 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部車体構造 |
| JPS60148775A (ja) * | 1984-01-14 | 1985-08-06 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部車体構造 |
| JPS59169272U (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-13 | 三菱自動車工業株式会社 | フロントエンドアツパ−バ−補強構造 |
| JPS6176772U (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-23 | ||
| US4940281A (en) * | 1987-11-18 | 1990-07-10 | Mazda Motor Corporation | Front body structure of vehicle |
-
1980
- 1980-05-19 JP JP6627880A patent/JPS56163974A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56163974A (en) | 1981-12-16 |
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