JP5076718B2 - 自動車の前部車体構造 - Google Patents
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Description
すなわち、図9に示すように、左右一対のヒンジピラー91,91(但し、図9では車両右側の構成のみを示す)と、これら左右の両ヒンジピラー91,91に接合されてエンジンルーム92とその後方の車室93とを仕切るダッシュパネルと、このダッシュパネルから車両前方に離間した位置に配設されたサスペンションタワー94と、車体前方から後方に向けて延び上述のサスペンションタワー94に接続されると共に、後端が下方に湾曲してフロアフレームの前部に接続されたフロントサイドフレーム95と、を備えた自動車の前部車体構造において、フロントサイドフレーム95のサスペンションタワー配設位置96からサスペンションタワー94に沿って斜め上方かつ車幅方向外方に向けて延び、フロントピラー97前方のエプロンレインフォースメント(エプロンアッパメンバ)98に渡って補助フレーム部材としてのガセット99を取付けた構造である。
なお、図9において、100はカウル部材、101はカウルレインフォースメント、102はバルクヘッド、103はホイールアーチである。
さらに、補助フレーム部材の後端が、カウル部材の下方を通って、ダッシュクロスメンバの高さ位置まで上方に延びるように構成され、このダッシュクロスメンバと接合固定されることで、ダッシュクロスメンバの剛性を向上させることができ、ひいては、カウル部材の支持剛性を向上させることができる。
さらに、補助フレーム部材の後端が、カウル部材の下方を通って、ダッシュクロスメンバの高さ位置まで上方に延びるように構成され、このダッシュクロスメンバと接合固定されることで、ダッシュクロスメンバの剛性を向上させることができ、ひいては、カウル部材の支持剛性を向上させることができる。
また、ダッシュクロスメンバをカウルフロントと直接接続することで、ダッシュクロスメンバの剛性向上の効果をカウル部材に直接的に反映させることができ、これによってカウル部材の支持剛性を飛躍的に向上させることができる。
また、ダッシュクロスメンバと補助フレーム部材との接続によって剛性が高められた部位の近傍でカウル部材が接続されることになるため、カウル部材の支持剛性をさらに向上させることができる。
図1は、自動車の前部車体構造を示す側面図(但し、車幅方向の中間部分から車幅方向外方を見た状態で示す側面図)、図2は、図1の要部を斜め上方から見た状態で示す斜視図、図3は、図2のカウルフロントメンバ及びカウルクロスレインフォースメントを取外して図2の構造を斜め上方から見た状態で示す斜視図、図4は、さらに図3のカウルフロントサイドメンバを取外して図3の構造を斜め前上方から見た状態で示す斜視図である。なお、図中において矢印(F)は車両前方、矢印(R)は車両後方を示し、矢印(IN)は車両内方、矢印(OUT)は車両外方を示す。
この発明のカウル部材は、カウルフロントメンバ10、カウルクロスレインフォースメント11、カウルフロントサイドメンバ17、及びカウルパネル19に対応し、
以下同様に、
サイドパネルは、エプロンパネル5bに対応し、
カウルフロントは、カウルフロントメンバ10、カウルフロントサイドメンバ17に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
3…ダッシュクロスメンバ
6…フロントサイドフレーム
10…カウルフロントメンバ
11…カウルクロスレインフォースメント
17…カウルフロントサイドメンバ
19…カウルパネル
22…フロントウインドガラス
23…補助フレーム
Claims (3)
- 車体前部において車両前後方向に延びるフロントサイドフレームと、
ダッシュパネルと、
該ダッシュパネルの上部から前方に延びるカウル部材と、
補助フレーム部材とを備え、
前記ダッシュパネルは、エンジンルームとその後方の車室とを仕切るとともに、
前記補助フレーム部材は、その前端が、前記フロントサイドフレームの後部に接続され、後端が、サスペンションタワーとの間で閉断面を形成しつつ前記カウル部材の下方を通って上方に延び、前記サスペンションタワー後部のサイドパネルに接続される自動車の前部車体構造であって、
前記カウル部材を構成するカウルフロントの下方に、前記ダッシュパネルとの間で閉断面を形成しつつ、側端が前記補助フレーム部材の後部に接続されるダッシュクロスメンバを備え、
前記カウル部材は、前記ダッシュパネルの上端から前方に延びてフロントガラスを支持するとともに、
前端が車体に支持されないカウルパネルと、
該カウルパネルの下方からカウルパネルより前方に延びて側部前端がサスペンションタワーに接続される前記カウルフロントとから構成されており、
前記ダッシュクロスメンバが、前記カウルフロントと接続されるとともに、
前記カウルフロントの側部が、前記ダッシュクロスメンバと前記補助フレーム部材との接続部近傍で該補助フレーム部材に接続される
自動車の前部車体構造。 - 前記カウルフロントの側部が、前記ダッシュパネルと前記サスペンションタワーとを接続するカウルフロントサイドメンバにより構成され、
該カウルフロントサイドメンバは、車体側端から、前記ダッシュクロスメンバと前記補助フレーム部材との接続部の上方位置に延出し、
前記カウルフロントサイドメンバが、前記補助フレーム部材に接続される
請求項1記載の自動車の前部車体構造。 - 前記カウルフロントの前部に、該カウルフロントとの間で車幅方向に延びる閉断面を形成するカウルクロスレインフォースメントを備え、
前記カウルフロントの側部は、前記カウルクロスレインフォースメントとともに前記補助フレーム部材に接続される
請求項1または2記載の自動車の前部車体構造。
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