JPH0541085Y2 - - Google Patents

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JPH0541085Y2
JPH0541085Y2 JP16573587U JP16573587U JPH0541085Y2 JP H0541085 Y2 JPH0541085 Y2 JP H0541085Y2 JP 16573587 U JP16573587 U JP 16573587U JP 16573587 U JP16573587 U JP 16573587U JP H0541085 Y2 JPH0541085 Y2 JP H0541085Y2
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JP
Japan
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bumper
frame
rear frame
reinforcing member
vehicle body
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車の後部車体構造の改良に関す
る。
(従来技術とその問題点) 従来、自動車の後部車体構造としては、第7図
に示すように、車体下部で車体前後方向に延びる
リヤフレーム1の後部に配設されるリヤバンパ2
が、上記リヤフレーム1に対して上方にオフセツ
トした位置でバンパステー3を介して取付けられ
たものが提案されている(実公昭60−6360号公報
参照)。
ところが、上記のような構造であれば、追突な
どでリヤバンパ2に衝撃荷重が加わつた場合、リ
ヤフレーム1に対してリヤバンパ2が上方へオフ
セツトしているからリヤフレーム1が上方へ曲げ
変形されるおそれがあるという問題があつた。
(考案の目的) 本考案は上記従来の問題を解消するためになさ
れたもので、リヤフレームに対して上方方向にオ
フセツトしたリヤバンパに衝撃荷重が加わつた場
合でも、リヤフレームの曲げ変形を防止できるよ
うにすることを目的とするものである。
(考案の構成) このため本考案は、車体下部で車体前後方向に
延びるリヤフレームの後部に配設されるリヤバン
パが、上記リヤフレームに対して上下方向にオフ
セツトした位置でバンパステーを介して取付けら
れており、上記リヤフレームの内部で、上記リヤ
フレームの延長線上にボツクス状の補強部材が配
設され、該補強部材は上記リヤフレームの後部に
対して取付けられ、その後端は、上記バンパステ
ーの後端よりも後方側に位置するように設定され
ていることを特徴とするものである。
(考案の作用・効果) 本考案によれば、リヤフレームに対して上下方
向にオフセツトしたリヤバンパに衝撃荷重が加わ
つた場合、その衝撃荷重は補強部材によりリヤフ
レームに対して真直ぐ作用するようになる。
したがつて、リヤフレームの曲げ変形が有効に
防止できるようになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第6図に示すように、自動車10の車体11の
後部にはバツクドア12が取付けられ、該バツク
ドア12の下方位置にはリヤバンパ20が取付け
られている。
第1図及び第2図に詳細に示すように、上記バ
ツクドア12で開閉される車体後部のバツクドア
開口部13の下部には、車体前後方向に延びるリ
ヤフレーム14の後端部に固定されて車幅方向に
延びるクロスメンバー15が設けられている。上
記リヤフレーム14とクロスメンバー15の下面
にまたがつてブラケツト17,17が車幅方向の
両側に固定され、該各ブラケツト17の後面に後
方へ突出するバンパステー18がボルト・ナツト
19で固定されている。
第3図にも示すように、上記クロスメンバー1
5の後方に配設されるリヤバンパ20は、断面略
コ字状に形成されていて、該リヤバンパ20の内
面には上リブ21と下リブ22とが突設され、上
記各バンパステー18の上、下面に上、下リブ2
1,22が嵌め込まれて、ボルトナツト23によ
りバンパステー18に対してリヤバンパ20が固
定されている。
一方、第4図及び第5図に示すように、上面2
5aと後面25bを形成する第1板部材25と、
前面26aと両側面26b,26bと底面26c
を形成する第2板部材26とをボツクス状に組合
わせて溶接接合して形成された補強部材27,2
7が設けられ、該補強部材27,27は、第2図
及び第3図に示したように、リヤバンパ20の内
部で、左右のリヤフレーム14,14の延長線上
に一致するよう配置されて、クロスメンバー15
の後面15aにその前面26aが固定されてい
る。
該補強部材27,27の後面25bは、上記バ
ンパステー18の後面18aよりも後方側に位置
するようにその長さlが設定されている。
上記のような構成であれば、今、追突などでリ
ヤバンパ20に衝撃荷重が加わつた場合、リヤフ
レーム14に対してリヤバンパ20が下方へオフ
セツトしているが、衝撃荷重はバンパステー18
よりも後方に後面25bが位置する補強部材27
に作用し、該補強部材27を介してリヤフレーム
14に真直ぐに作用するようになる。
したがつて、リヤフレーム14に、曲げ変形が
発生するような衝撃荷重が作用しないので、リヤ
フレーム14の曲げ変形が有効に防止されるので
ある。
上記実施例では、クロスメンバ15の後面15
aに別体の補強部材27を固定したものであつた
が、リヤフレーム14の後端部を、補強部材27
と同等の長さで後方に延長して、該延長部で補強
部材を形成する構成であつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る後部車体構造の第6図の
A−A線断面図、第2図は第6図のB−B線断面
図、第3図はリヤバンパの斜視図、第4図は補強
部材の平面図、第5図は第4図の側面図、第6図
は自動車の斜視図、第7図は従来のリヤバンパ構
造の断面図である。 10……自動車、11……車体、14……リヤ
フレーム、15……クロスメンバー、18……バ
ンパステー、20……リヤバンパ、25……第1
板部材、26……第2板部材、27……補強部
材、l……長さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体下部で車体前後方向に延びるリヤフレーム
    の後部に配設されるリヤバンパが、上記リヤフレ
    ームに対して上下方向にオフセツトした位置でバ
    ンパステーを介して取付けられており、上記リヤ
    バンパの内部で、上記リヤフレームの延長線上に
    ボツクス状の補強部材が配設され、該補強部材は
    上記リヤフレームの後部に対して取付けられ、そ
    の後端は、上記バンパステーの後端よりも後方側
    に位置するように設定されていることを特徴とす
    る自動車の後部車体構造。
JP16573587U 1987-07-04 1987-10-29 Expired - Lifetime JPH0541085Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16573587U JPH0541085Y2 (ja) 1987-10-29 1987-10-29
US07/213,227 US4950031A (en) 1987-07-04 1988-06-29 Automobile rear underbody structure
DE3822585A DE3822585A1 (de) 1987-07-04 1988-07-04 Hintere bodengruppe eines kraftfahrzeuges

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16573587U JPH0541085Y2 (ja) 1987-10-29 1987-10-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0173060U JPH0173060U (ja) 1989-05-17
JPH0541085Y2 true JPH0541085Y2 (ja) 1993-10-18

Family

ID=31452492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16573587U Expired - Lifetime JPH0541085Y2 (ja) 1987-07-04 1987-10-29

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3574304B2 (ja) * 1997-08-14 2004-10-06 日野自動車株式会社 車両後部エネルギ吸収構造
SE532640C2 (sv) * 2008-07-01 2010-03-09 Gestamp Hardtech Ab Krockbox för fordon

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Publication number Publication date
JPH0173060U (ja) 1989-05-17

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