JPS6141669Y2 - - Google Patents

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JPS6141669Y2
JPS6141669Y2 JP18904482U JP18904482U JPS6141669Y2 JP S6141669 Y2 JPS6141669 Y2 JP S6141669Y2 JP 18904482 U JP18904482 U JP 18904482U JP 18904482 U JP18904482 U JP 18904482U JP S6141669 Y2 JPS6141669 Y2 JP S6141669Y2
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JP
Japan
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front frame
reinforcement
enlarged
vehicle body
section
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JP18904482U
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JPS5992067U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の前部車体構造に関する。
従来、自動車の前部車体構造、殊にフロントフ
レーム前端部の強度、剛性を増強するために、フ
ロントフレームの前部を上下に分岐させたりして
いた。例えば特公昭55−263がその一例である
が、この構造のものは多くの部材を必要としてコ
スト高となるとともに車体重量が増す問題があ
る。また、フロントフレームの前端位置はバンパ
ー荷重を受けるために制約があること、クロスメ
ンバーの位置も冷却性能等の関係から制約を受け
ること等から十分な強度と剛性を得ることのでき
るフロントフレームの前端部構造となすことがで
きない問題がある。
本考案はかかる点に鑑み、閉断面形状のフロン
トフレームの前端部は上下に拡大されるとともに
この拡大部分の下面はクロスメンバーが固定さ
れ、該拡大部分はレインフオースメントによつて
その閉断面を上下に仕切り、かつ該レインフオー
スメントの後端をフロントフレーム下面の内側面
に接続することにより、簡単な構成で強度、剛性
の高い自動車の前部車体構造を提供するものであ
る。
以下本考案の構成を実施例につき図面に基づい
て説明する。
実施例 1 本例は第1図ないし第4図に示す。1は車体の
前後方向に延びアウターパネル1aとインナーパ
ネル1bによつて形成された閉断面形状のフロン
トフレームである。該フロントフレーム1の前部
は上下方向に拡大されている。10が拡大部分で
ある。該拡大部分10の下面にはクロスメンバー
2が接合固定されている。拡大部分10はフロン
トフレーム1の上面と略平行に設けられたレイン
フオースメント3によつてその閉断面を上下に仕
切られ、該レインフオースメント3の後端3bは
フロントフレーム下面の内側面に設置されてい
る。また該レインフオースメント3の内端3aは
フロントフレーム1の拡大部分10を形成するイ
ンナーパネル1bの内側面に接続されている。
4はホイルエプロンで、レインフオースメント
3の外端3Cは該ホイルエプロン4の下部を構成
するホイルエプロンロア4aに固着されている。
つまり、レインフオースメント3はホイルエプロ
ンロア4aの車体内側方向の延長上に設けられ、
かつその後端3bはフロントフレーム下面の内側
面に接続されている。このように補強板であるレ
インフオースメント3を設けることにより、車体
の左右方向の曲げおよび車体の前後方向に対して
高い耐力を得ることとなる。また、レインフオー
スメント3の板厚は自由に変えられるから、所望
の耐力を得ることができる。
5はホイルエプロンロア4aを下方に延長させ
て形成したガセツトで、6はバンパーである。
実施例 2 本例はホイルエプロンロア4aを車体内側方向
に延長してこの延長部でレインフオースメント3
1を構成したもので、第5図に示す。レインフオ
ースメント31の内端31aはフロントフレーム
1の拡大部分10を形成するインナーパネル1b
の内側面に接続されている。この実施例ではガセ
ツト5aを別部材で形成しなくてはならない。
本考案は、前後方向に延びた閉断面形状のフロ
ントフレームの前部を上下方向に拡大し、この拡
大部分の下面はクロスメンバーに固定するととも
に、該フロントフレームの拡大部分はフロントフ
レームの上面と略平行に設けられたレインフオー
スメントによつてその閉断面が上下に仕切られ、
該レインフオースメントの後端はフロントフレー
ム下面の内側面に接続した構造となしたものであ
るから、正面衝突時の上下方向の曲げに対しては
フロントフレーム前部の拡大部分によつて強度、
剛性が高く、また、左右の曲げおよび前後方向に
対してはホイルエプロンと一体となしたレインフ
オースメントが効果を発揮して耐力の向上が著し
い。さらに、多くの部材を要することなく構造簡
単で軽量な構造となすことができる。補強部材で
あるレインフオースメントがホイルエプロンロア
を車体内側方向に延長した延長部で構成された実
施例では、狭小部での取付作業を少なくすること
ができるとともに、確実で安定的な補強を行うこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図は自
動車の前部車体構造を示す斜視図、第2図は同要
部拡大斜視図、第3図はフロントフレーム前部の
拡大部分を示す側面図、第4図は実施例1の部分
縦断面図、第5図は実施例2の部分縦断面図であ
る。 1……フロントフレーム、1a……アウターパ
ネル、1b……インナーパネル、2……クロスメ
ンバー、3,31……レインフオースメント、3
a,31a……内端、3b……後端、4……ホイ
ルエプロン、4a……ホイルエプロンロア、10
……拡大部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車体の前後方向に延びアウターパネルとイン
    ナーパネルによつて形成された閉断面形状のフ
    ロントフレームは、前部が上下方向に拡大され
    ており、この拡大部分の下面にはクロスメンバ
    ーが固定され、該拡大部分はフロントフレーム
    上面と略平行に設けられたレインフオースメン
    トによつてその閉断面が上下に仕切られ、かつ
    該レインフオースメントの後端はフロントフレ
    ーム下面の内側面に接続されている自動車の前
    部車体構造。 (2) レインフオースメントはホイルエプロンロア
    を車体内側方向に延長した延長部で構成されて
    おり、この延長部によつてフロントフレームの
    前部閉断面を上下に仕切つてなる実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の自動車の前部車体構
    造。
JP18904482U 1982-12-13 1982-12-13 自動車の前部車体構造 Granted JPS5992067U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18904482U JPS5992067U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 自動車の前部車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18904482U JPS5992067U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 自動車の前部車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5992067U JPS5992067U (ja) 1984-06-22
JPS6141669Y2 true JPS6141669Y2 (ja) 1986-11-27

Family

ID=30407682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18904482U Granted JPS5992067U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 自動車の前部車体構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0625417Y2 (ja) * 1987-12-29 1994-07-06 いすゞ自動車株式会社 自動車の後部組立構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5992067U (ja) 1984-06-22

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