JPH0574513B2 - - Google Patents

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JPH0574513B2
JPH0574513B2 JP60056346A JP5634685A JPH0574513B2 JP H0574513 B2 JPH0574513 B2 JP H0574513B2 JP 60056346 A JP60056346 A JP 60056346A JP 5634685 A JP5634685 A JP 5634685A JP H0574513 B2 JPH0574513 B2 JP H0574513B2
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JP
Japan
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JP60056346A
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JPS61215178A (ja
Inventor
Hayaji Harasaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Priority to US06/839,864 priority patent/US4669776A/en
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の前部車体構造の改良に関す
る。
(従来技術) 従来、第7図に示すようないわゆるキヤンバス
トツプタイプの自動車1においては、車体前部の
フロントピラー2の上部を支持するルーフパネル
がないので、フロントピラー2の基部部分をサイ
ドシル、フロアパネル、ダツシユパネル、カウル
サイドパネル等と関連させて充分に補強しなけれ
ば、車体前部の曲げ剛性が低下するという問題が
ある。
このため、第8図に示すように、例えば左右の
フロントピラー2間を補強部材3で連結した車体
前部の補強構造が提案されている(実開昭58−
126275号公報参照)。
(発明の目的) 本発明は、車体前部のフロントピラーとダツシ
ユパネルとの結合強度を高め、フロントピラーの
強度も高めて、車体前部の曲げ剛性を向上させる
ことを目的とするものである。
(発明の構成) このため本発明は、車室の前面に形成され、車
幅方向に設けられたダツシユパネルと、該ダツシ
ユパネルに前端が接合され、車室の側壁前部を形
成するカウルサイドパネルと、該カウルサイドパ
ネルの後部の車内側に配置されたフロントピラー
と、前端が上記ダツシユパネルに接合され、後端
がフロントピラーの後端部に接合されて、前部が
カウルサイドパネルと閉断面を形成し、後部がフ
ロントピラーとで閉断面を形成する補強部材と、
該補強部材と上記ダツシユパネルとに接合され、
両者とともに閉断面を形成するガセツト部材とで
構成したものである。
(発明の効果) 本発明によれば、ダツシユパネルとフロントピ
ラーに接合されて、前部がカウルサイドパネルと
閉断面を形成し、後部がフロントピラーと閉断面
を形成する補強部材を設けたものであるから、フ
ロントピラーとダツシユパネルが連続して結合強
度が高まり、フロントピラーの強度も高まる。ま
た、上記補強部材とダツシユパネルとに接合され
て両者とともに閉断面を形成するガセツト部材を
設けたので、フロントピラーとダツシユパネルと
の結合強度およびフロントピラーの強度・剛性が
さらに高められ、また、ダツシユパネルの剛性も
向上する。その結果、車体前部の曲げ剛性が向上
し、車体振動も低減するようになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第1図において、10はサイドシルで、該サイ
ドシル10は、サイドシルインナ11とサイドシ
ルアウタ12とで閉断面に形成され、車体前後方
向に設けられている(第2図、第3図参照)。
該サイドシル10のインナ11とアウタ12と
は、上、下端に形成された接合フランジ11a,
12aおよび11b,12bをそれぞれ接合して
閉断面に形成される。
該サイドシル10内には、上端がアウタ12に
接合され、下端が下端接合フランジ11b,12
bの間に挾着接合されたレインフオースメント1
3が設けられている。
15はダツシユパネルで、該ダツシユパネル1
5は、フロアパネル26(後述)及びサイドシル
10の前端に下部が接合され、上部が上方に延
び、車幅方向に設けられて車室の前面を形成する
(第4図、第5図参照)。
17はフロントピラーで、該フロントピラー1
7は、ダツシユパネル15と所定の間隔を隔てた
後方で、カウルサイドパネル23(後述)の後部
の車室側に配置され、下端がサイドシル10の前
部上面に接合されている(第4図、第5図参照)。
該フロントピラー17は、上部がピラーアウタ
18(第2図参照)とピラーインナ19とで閉断
面に形成され、下部がカウルサイドパネル23の
後部とピラーインナ19とで閉断面に形成され、
車体上下方向に設けられている。
該フロントピラー17内には、ピラーアウタ1
8とピラーインナ19との間にレインフオースメ
ント20が接合され、カウルサイドパネル23と
ピラーインナ19との間にレインフオースメント
21が接合されている。
23はカウルサイドパネルで、該カウルサイド
パネル23は、第2図〜第5図に示すように、前
端23aがダツシユパネル15の側端接合フラン
ジ15aに接合され、下部がサイドシル10のア
ウタ12に接合され、上部がピラーアウタ18と
ホイールエプロン24に接合され、後部が上記ピ
ラーインナ19に接合されて、車室の側壁前部を
形成する。
該ホイールエプロン24の上部には、閉断面の
ホイールエプロンレインフオースメント25a,
25bが接合され、該ホイールエプロンレインフ
オースメント25a,25bの上面にはカウルパ
ネル32が接合されている。
26はフロアパネルで、該フロアパネル26
は、側端26aがサイドシル10のインナ11の
下端接合フランジ11bに接合されている(第2
図、第3図参照)。
27はトルクボツクスで、該トルクボツクス2
7は、車体前後方向に設けられたフロントフレー
ム33と上記サイドシル10の前端とを連結し、
上記ダツシユパネル15の車外側に接合されてい
る。
なお、28はフロントフエンダ(第2図〜第5
図参照)、29はボンネツト(第3図参照)、30
はサイドドア(第4図、第5図参照)である。
一方、35は補強部材で、該補強部材35は、
第2図及び第3図にも示すように、断面が略U字
状に形成されていて、後部がサイドシル10のイ
ンナ11とアウタ12の下端接合フランジ11
b,12bを股いで、アウタ12と、フロアパネ
ル26の裏面とに接合されるとともに、前部が上
方に立上り、ダツシユパネル15とカウルサイド
パネル23の接合フランジ15b,23bを股い
で、ダツシユパネル15と、カウルサイドパネル
23とに接合されて、閉断面が形成されている。
37は補強部材で、該補強部材37は、第2図
及び第3図にも示すように、断面が逆L字状に形
成されていて、上記ダツシユパネル15を介して
トルクボツクス27と、サイドシルインナ11の
上部と、フロアパネル26とに接合されて、閉断
面が形成され、該補強部材37内には、レインフ
オースメント39が設けられている。
41は補強部材で、該補強部材41は、第2図
及び第3図にも示すように、断面が逆L字状に形
成されていて、ダツシユパネル15とホイールハ
ウス部38と、カウルサイドパネル23と、ピラ
ーインナ19と、サイドシルインナ11の上端接
合フランジ11aと、補強部材37とに接合され
ている。
43は補強部材で、該補強部材43は、第6図
a〜第6図cに詳細に示すように、ダツシユパネ
ル15とフロントピラー17との間で、サイドシ
ル10の上方に設けられて、前部43aがカウル
サイドパネル23とともに、サイドシル10と並
置された閉断面を形成し、後方に延長された後部
43bが、フロントピラー17の下部とサイドシ
ル10の上面とで閉断面を形成している。
該補強部材43の前部43aの前端43cは、
ダツシユパネル15の上部とホイールハウス部3
8に接合され、上端43dはカウルサイドパネル
23の上部に接合され(第3図参照)、後端43
eはピラーインナ19の後端部に接合される一
方、後部43bの上端43f及び後端43gはピ
ラーインナ19に接合されていて、前部43a及
び後部43bの下端43hは上記補強部材37に
接合されている。
該前部43a及び後部43bの境界部には、略
三角形状の補助補強部材44の一側端44aが接
合され、該補助補強部材44の他側端44bはピ
ラーインナ19に接合され、下端44cは上記補
強部材37に接合されている。
第1図に戻つて、47は第1ガセツト(第1図
には不図示)、48は第2ガセツトで、該第1、
第2ガセツト47,48は、第4図にも示すよう
に、第1ガセツト47は、断面が略ハツト状に形
成されていて、補強部材(カウルサイドメンバ
ー)43とカウルサイドパネル23との閉断面内
に配置されている。
該第1ガセツト47は、カウルサイドパネル2
3と、フロントピラー17のピラーインナ19
と、補強部材43とに接合されている。
第2ガセツト48は、補強部材43とダツシユ
パネル15との車内側角部に配置されて両者とと
もに閉断面を形成しており、ダツシユパネル15
と、カウルパネル32と、補強部材43を介して
第1ガセツト47の突出部と、ホイールハウス部
38とに接合されている。
しかして、上記のような補強部材43と第2ガ
セツト48とを設ければ、フロントピラー17と
ダツシユパネル15とが連続して結合強度が高ま
り、同時にフロントピラー17の強度・剛性も向
上し、さらにダツシユパネル15の剛性も高まる
ので、車体前部の曲げ剛性が向上するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の車体前部の室内側からみた左
側斜視図、第2図は第1図の−断面図、第3
図は第1図の−断面図、第4図は第1図の
−断面図、第5図は第1図の−断面図、第
6図aは補強部材の斜視図、第6図bは補助補強
部材の斜視図、第6図cは第6図aの−に相
当する断面図、第7図はキヤンバストツプタイプ
の自動車の斜視図、第8図は従来の前部車体構造
の斜視図である。 15……ダツシユパネル、17……フロントピ
ラー、23……カウルサイドパネル、43……補
強部材、43a……前部、43b……後部、43
c……前端、43d……上端、43e……後端、
43f……上端、43g……後端、43h……下
端。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車室の前面に形成され、車幅方向に設けられ
    たダツシユパネルと、 該ダツシユパネルに前端が接合され、車室の側
    壁前部を形成するカウルサイドパネルと、 該カウルサイドパネルの後部の車内側に配置さ
    れたフロントピラーと、 前端が上記ダツシユパネルに接合され、後端が
    フロントピラーの後端部に接合されて、前部がカ
    ウルサイドパネルと閉断面を形成し、後部がフロ
    ントピラーとで閉断面を形成する補強部材と、 該補強部材と上記ダツシユパネルとに接合さ
    れ、両者とともに閉断面を形成するガセツト部材
    とからなることを特徴とする自動車の前部車体構
    造。
JP5634685A 1985-03-19 1985-03-19 自動車の前部車体構造 Granted JPS61215178A (ja)

Priority Applications (2)

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JP5634685A JPS61215178A (ja) 1985-03-19 1985-03-19 自動車の前部車体構造
US06/839,864 US4669776A (en) 1985-03-19 1986-03-14 Front body construction for motor vehicle

Applications Claiming Priority (1)

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JP5634685A JPS61215178A (ja) 1985-03-19 1985-03-19 自動車の前部車体構造

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Publication Number Publication Date
JPS61215178A JPS61215178A (ja) 1986-09-24
JPH0574513B2 true JPH0574513B2 (ja) 1993-10-18

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0764278B2 (ja) * 1988-07-30 1995-07-12 マツダ株式会社 自動車の前部車体構造
JP4096559B2 (ja) * 2002-01-22 2008-06-04 三菱自動車工業株式会社 車体構造
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55165875U (ja) * 1979-05-16 1980-11-28

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JPS61215178A (ja) 1986-09-24

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