JP2012166622A - ボデー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成でルーフサイド側とリアヘッダ側とを補強してボデーの捩れを抑制することが可能なボデー構造を提供する。
【解決手段】ボデー構造は、ホイルハウスからルーフへ向かって連続するように延びるアウタ部材11及びインナ部材12を備えている。アウタ部材11及びインナ部材12は、ホイルハウスからルーフサイドへ延びる第1閉断面構造D1を形成すると共に、ホイルハウスからリアヘッダへ延びる第2閉断面構造D2を形成する。このようにボデー構造では、第1及び第2閉断面構造D1,D2によってルーフサイド側とリアヘッダ側とを同時に補強することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車等の車両の後部におけるボデー構造に関する。
従来、車両の後部におけるボデー構造として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。このボデー構造では、ピラーレインによってタイヤハウス補強材とリアヘッダとが閉断面構造を介して互いに結合されており、これにより、ボデーにおいてバックドア開口部側(リアヘッダ側)を補強することが図られている。
特開2009−67231号公報
ここで、上述したようなボデー構造では、ボデーの捩れを抑制する(捩れ剛性を十分に確保する)ため、リアヘッダ側だけでなくルーフサイド側をも補強することが望まれている。また、近年のボデー構造においては、例えば軽量化等のニーズが高まっており、構成の簡素化が求められている。
そこで、本発明は、簡素な構成でルーフサイド側とリアヘッダ側とを補強してボデーの捩れを抑制することが可能なボデー構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るボデー構造は、車両の後部のボデー構造であって、ホイルハウスからルーフへ向かって連続するように延びるアウタ部材及びインナ部材を備え、アウタ部材及びインナ部材は、ホイルハウスからルーフサイドへ延びる第1閉断面構造を形成すると共に、ホイルハウスからリアヘッダへ延びる第2閉断面構造を形成することを特徴とする。
このボデー構造では、アウタ部材及びインナ部材で形成された第1及び第2閉断面構造によりルーフサイド側とリアヘッダ側とを同時に補強することができる。よって、簡素な構成でリアヘッダ側とルーフサイド側とを補強しボデーの捩れを抑制することが可能となる。
また、アウタ部材は、ホイルハウスのホイルハウスアウタと一体形成されていることが好ましい。この場合、部品点数を削減することができ、構成の一層の簡素化が可能となる。
また、アウタ部材及びインナ部材の下部側には、これらの間を閉じるようにホイルハウスのホイルハウスインナ及びパッチ部材が設けられていることが好ましい。この場合、車両前後方向に沿う方向から見て、アウタ部材、インナ部材、ホイルハウスインナ及びパッチ部材によって閉断面構造が形成されることとなり、ボデーの捩れを一層抑制することが可能となる。
また、インナ部材には、1又は複数の孔が形成されていることが好ましい。この場合、ボデーの軽量化を好適に実現することが可能となる。
本発明によれば、簡素な構成でルーフサイド側とリアヘッダ側とを補強してボデーの捩れを抑制することが可能となる。
実施形態に係るボデー構造の車両外側を示す側面図である。 図1のボデー構造の車両内側を示す側面図である。 図1のボデー構造の底面図である。 図1のIV−IV線に沿っての断面図である。 図2のV−V線に沿っての断面図である。 図1のボデー構造の他の例における車両内側を示す側面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は実施形態に係るボデー構造の車両外側を示す側面図、図2は図1のボデー構造の車両内側を示す側面図、図3は図1のボデー構造の底面図、図4は図1のIV−IV線に沿っての断面図、図5は図2のV−V線に沿っての断面図である。各図において、方向Hは車両高さ方向を示し、方向Wは車幅方向を示し、方向Lは車両前後方向を示している)。
図1〜図3に示すように、本実施形態のボデー構造1は、例えばハッチバック車等の車両10の後部の骨格を構成するものであり、車両10の後部を補強する補強構造としての機能を有している。このボデー構造1は、タイヤ(ホイール)が転動するための空間を構成するホイルハウス2からルーフ3へ向かって連続するように延びるアウタ部材11及びインナ部材12を備えている。
アウタ部材11は、ホイルハウス2のホイルハウスアウタ4と一体形成されて成る板材である。つまり、アウタ部材11は、ホイルハウスアウタ4の一部として形成されている。具体的には、アウタ部材11は、ホイルハウスアウタ4においてタイヤを覆うように外側に膨らむ膨出部4aの上部に、一体化されて連なっている。そして、図4に示すように、アウタ部材11は、膨出部4aの上部から、車両内側に傾斜しつつルーフ3まで延在している。
図1,4に示すように、このアウタ部材11は、ホイルハウス2からルーフ3側へ向かって延在する凸条部13を有している。凸条部13は、アウタ部材11が屈曲されて形成され、車両外側に略矩形状断面で膨出している。凸条部13は、側方視において、上下方向の略中央部で上部側が2分岐するように構成されている。すなわち、凸条部13は、前傾するようにホイルハウス2からルーフサイド5へ延びる第1凸条分岐部13aと、略真っ直ぐにホイルハウス2からリアヘッダ6へ延びる第2凸条分岐部13bと、を含んでいる。
図2,3に示すように、インナ部材12は、アウタ部材11の車両内側に配置されるインナガセットであり、凸条部13の車両内側を閉じるようにしてホイルハウス2からルーフ3へ向かって延在している。このインナ部材12は、側方視において、上下方向の略中央部で上部側が2分岐するよう構成されている。すなわち、インナ部材12は、前傾するようにホイルハウス2からルーフサイド5へ延びる第1インナ分岐部12aと、略真っ直ぐにホイルハウス2からリアヘッダ6へ延びる第2インナ分岐部12bと、を含んでいる。そして、図4に示すように、インナ部材12は、その下欄から上下方向中央まで車両外側に傾斜し、上下方向中央からルーフ3まで車両内側に傾斜している。
図1,4に戻り、このように構成されたアウタ部材11及びインナ部材12にあっては、第1凸条分岐部13a及び第1インナ分岐部12aにより、ルーフサイドリインフォースに相当する骨格断面として、ホイルハウス2からルーフサイド5へ延びる第1閉断面構造D1を形成する。これと同時に、アウタ部材11及びインナ部材12は、第2凸条分岐部13b及び第2インナ分岐部12bにより、リアヘッダ6と結合する骨格断面として、ホイルハウス2からリアヘッダ6へ延びる第2閉断面構造D2を形成する。
なお、ここでのホイルハウスアウタ4の後部上方には、バックドア開口部のリインフォース9を構成するものとして、バックドア開口部に沿って延在する折曲板状の部材9xが連結されている。
また、図3,5に示すように、アウタ部材11及びインナ部材12の下部側には、これらの間を閉じるようにホイルハウス2のホイルハウスインナ7及び水入り防止パッチ(パッチ部材)8が設けられている。具体的には、インナ部材12の下端側に、ホイルハウスインナ7の下端側が重なるよう当接されて連結されている。また、アウタ部材11の下端側に、板状を呈する水入り防止パッチ8の一端部が連結されている。そして、ホイルハウスインナ7の上端側と水入り防止パッチ8の他端部とが互いに連結されている。
これにより、第1及び第2閉断面構造D1,D2の下端側がホイルハウスインナ7及び水入り防止パッチ8で閉塞され、その結果、図5に示すように、車両前後方向に沿った方向視(図2のV−V線に沿った断面)において、アウタ部材11、インナ部材12、ホイルハウスインナ7及び水入り防止パッチ8により閉断面構造D3が形成されることとなる。
以上、本実施形態のボデー構造1では、アウタ部材11及びインナ部材12で形成された第1及び第2閉断面構造D1,D2により、ルーフサイド5側とリアヘッダ6側とを同時に補強することができる。すなわち、例えばルーフサイド5へ延びる第1閉断面構造D1により、高いNV性能(振動騒音性能)及びリアアブソーパ取付点の着力点剛性を特に確保すると同時に、リアヘッダ6へ延びる第2閉断面構造D2によりボデー全体の捩り剛性を特に確保することができる。従って、本実施形態によれば、簡素な構成でルーフサイド5側とリアヘッダ6側とを補強しボデーの捩れを抑制することが可能となる。
また、本実施形態では、上述したように、アウタ部材11がホイルハウスアウタ4に一体形成されていることから、例えば従来のボデー構造が有するアウタリインフォースやルーフサイドインナ等を不要にすることができる。よって、部品点数を削減することができ、構成の一層の簡素化ひいてはコストダウンが可能となる。つまり、骨格振動低減効果を維持したまま部品点数及びコストを削減し、且つ、軽量化及びボデー剛性の確保を両立させることが可能となる。
また、本実施形態では、上述したように、アウタ部材11及びインナ部材12の下部側にホイルハウスインナ7及び水入り防止パッチ8が設けられており、閉断面構造D3が形成されている。これにより、ボデー剛性を高めてボデーの捩れを一層抑制することが可能となると共に、アウタ部材11とインナ部材12との間に水が浸入するのを防止することが可能となる。
なお、従来、ボデー全体の捩り剛性の確保のため、バックドア開口部においてリインフォース9やリインフォース9を構成する部材9xの形状・板厚を縮小することが困難とされている。この点、本実施形態では、上述したように、アウタ部材11及びインナ部材12により第1及び第2閉断面構造D1,D2を形成してボデーの捩り剛性を十分に確保できるため、リインフォース9及び部材9xの形状・板厚の縮小化が可能であり、ひいては一層の軽量化が可能となる。
図6は、図1のボデー構造の他の例における車両内側を示す側面図である。図6に示すように、上記インナ部材12には、1又は複数の軽減孔(孔)Hが形成されている場合がある。ここでの軽減孔Hは、インナ部材12の第1及び第2インナ分岐部12a,12bに形成されており、表裏面を貫通する矩形状の貫通孔とされている。この他の例に係るボデー構造では、ボデーのさらなる軽量化を好適に実現することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。例えば、上記実施形態では、ボデー構造1をハッチバック車の車両10に適用したが、これに限定されず、本発明は種々の車両に適用することができる。
1…ボデー構造、2…ホイルハウス、3…ルーフ、4…ホイルハウスアウタ、5…ルーフサイド、6…リアヘッダ、7…ホイルハウスインナ、8…水入り防止パッチ(パッチ部材)、10…車両、11…アウタ部材、12…インナ部材、D1…第1閉断面構造、D2…第2閉断面構造、H…軽減孔(孔)。

Claims (4)

  1. 車両の後部のボデー構造であって、
    ホイルハウスからルーフへ向かって連続するように延びるアウタ部材及びインナ部材を備え、
    前記アウタ部材及び前記インナ部材は、前記ホイルハウスからルーフサイドへ延びる第1閉断面構造を形成すると共に、前記ホイルハウスからリアヘッダへ延びる第2閉断面構造を形成することを特徴とするボデー構造。
  2. 前記アウタ部材は、前記ホイルハウスのホイルハウスアウタと一体形成されていることを特徴とする請求項1記載のボデー構造。
  3. 前記アウタ部材及び前記インナ部材の下部側には、これらの間を閉じるように前記ホイルハウスのホイルハウスインナ及びパッチ部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のボデー構造。
  4. 前記インナ部材には、1又は複数の孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項記載のボデー構造。
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