JPH0958268A - 自動車用ドアの車室内侵入防止構造 - Google Patents

自動車用ドアの車室内侵入防止構造

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JPH0958268A
JPH0958268A JP21753295A JP21753295A JPH0958268A JP H0958268 A JPH0958268 A JP H0958268A JP 21753295 A JP21753295 A JP 21753295A JP 21753295 A JP21753295 A JP 21753295A JP H0958268 A JPH0958268 A JP H0958268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
vehicle
automobile
panel
extension
Prior art date
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Pending
Application number
JP21753295A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Mio
諭史 三尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP21753295A priority Critical patent/JPH0958268A/ja
Publication of JPH0958268A publication Critical patent/JPH0958268A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア重量を増加することなしに侵入防止手段
の支持強度を向上する。 【解決手段】 クォータパネル34の突出部34Aには
アンカボルト36が係合する係合孔38が穿設されてお
り、リヤサイドドア20の後端下部20Aのドア内側に
は、リヤドアインパクトビーム30の一部を構成するエ
キステンションリヤパネル32が取付けられている。エ
キステンションリヤパネル32の凹部32Bにはビーム
31の後端部31Aが溶着されている。エキステンショ
ンリヤパネル32の凹部32Bは、リヤサイドドア20
の後端下部20Aに形成された段部20Bに結合されて
おり、このエキステンションリヤパネル32のリヤサイ
ドドア20への取付部に穿設した取付孔40に、アンカ
ボルト36がナット42によって固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用ドアの車室
内侵入防止構造に係り、特にドアに側方から力が作用し
た場合に、当該ドアが車室内へ侵入するのを極力阻止す
るための自動車用ドアの車室内侵入防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用ドアの車室内侵入防止構
造の一例としては、特開平6−305331号公報に示
される構造が知られている。
【0003】図4に示される如く、この自動車用ドアの
車室内侵入防止構造では、フロントサイドドア70の閉
止状態で、フロントサイドドアインナパネル72の凹部
74の側壁部74Aには、サイドシルインナパネル76
側へ向けて侵入防止手段としてのストライカ78が固定
されている。また、サイドシルアウタパネル80の側壁
部80Aには、ストライカ78と対向する部位に、スト
ライカ78の係合部78Aが進入可能な貫通孔82が穿
設されており、側壁部80Aの内側面には、貫通孔82
の下側縁部近傍の部位に抜け防止手段84が固定されて
いる。
【0004】従って、この自動車用ドアの車室内侵入防
止構造では、フロントサイドドア70が車室内へ侵入し
ようとした場合には、ストライカ78の係合部78Aが
抜け防止手段84と係合し、これによって、フロントサ
イドドア70の下部の曲げ変形を押さえ、フロントサイ
ドドア70の下部がサイドシル88を乗り越えるのを防
止できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この自
動車用ドアの車室内侵入防止構造では、ストライカ78
の支持強度を向上するために、フロントサイドドアイン
ナパネル72の凹部74の側壁部74Aを補強する必要
があり、この部位の板厚を厚くするか、または、補強部
材を別途設ける必要があり、ドア重量が増加するという
不具合があった。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、ドア重量を増
加することなしに侵入防止手段の支持強度を向上するこ
とができる自動車用ドアの車室内侵入防止構造を得るこ
とが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
自動車用ドアの車室内侵入防止構造は、自動車の車体側
に形成された係合部に係合して自動車用ドアの車室内へ
の侵入を防止する前記ドアに設けられた侵入防止手段を
有し、該侵入防止手段を前記ドア内に配設されたインパ
クトビームの前記ドアへの取付部近傍に固定したことを
特徴としている。
【0008】従って、請求項1記載の本発明の自動車用
ドアの車室内侵入防止構造では、ドアに外側から力が作
用し、ドアが車室内へ侵入しようとすると、ドアに設け
られた侵入防止手段が自動車の車体側に形成された係合
部に係合してドアの車室内への侵入を防止する。この
時、侵入防止手段に作用する荷重をインパクトビームの
ドアへの取付部近傍で受けることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の自動車用ドアの車室内侵
入防止構造の一実施形態を図1〜図3に従って説明す
る。
【0010】なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢
印UPは車体上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
【0011】図3に示される如く、本実施形態の自動車
のボデー10の側部には、フロントドア開口部12とリ
アドア開口部14とが形成されており、フロントドア開
口部12にはフロントサイドドア16が、ヒンジ18に
よって開閉可能に取付けられている。また、リアドア開
口部14にはリアサイドドア20が、ヒンジ22によっ
て開閉可能に取付けられている。
【0012】フロントサイドドア16の内部のバンパ2
4と略同じ高さには、車両前後方向に沿ってフロントド
アインパクトビーム26を構成する鋼管等のビーム28
が配設されており、リアサイドドア20の内部のバンパ
24と略同じ高さには、車両前後方向に沿ってリヤドア
インパクトビーム30の一部を構成する鋼管等のビーム
31が配設されている。
【0013】ボデー10のリアドア開口部14の後側下
部の角部は、クォータパネル34の一部で構成されてお
り、リアドア開口内周側へ突出した突出部34Aとされ
ている。また、突出部34Aの車幅方向外側にビーム3
1の後端部31Aが位置している。
【0014】図1に示される如く、クォータパネル34
の突出部34Aには、後述する侵入防止手段としてのア
ンカボルト36が係合する係合部としての係合孔38が
穿設されている。また、リヤサイドドア20の後端下部
20Aのドア内側(車幅方向外側)には、リヤドアイン
パクトビーム30の一部を構成するエキステンションリ
ヤパネル32が取付けられている。
【0015】図2に示される如く、このエキステンショ
ンリヤパネル32の基部32Aは板状とされており、そ
の中央部には車両略前後方向へ向かって延び、車幅方向
内側へ凹陥した断面半円形の凹部32Bが形成されてい
る。この凹部32B内にビーム31の後端部31Aが溶
着されている。
【0016】図1に示される如く、エキステンションリ
ヤパネル32の凹部32Bは、リヤサイドドア20の後
端下部20Aに形成された段部20Bに結合されてお
り、このエキステンションリヤパネル32のリヤサイド
ドア20への取付部には、取付孔40が穿設されてい
る。この取付孔40には、車室内側(車幅方向内側)か
らアンカボルト36が挿入されている。アンカボルト3
6には、鍔部36Aが形成されており、この鍔部36A
が取付孔40の縁部に当接している。アンカボルト36
には、ドア内側(車幅方向外側)からナット42が螺合
されており、アンカボルト36は、ナット42によっ
て、エキステンションリヤパネル32のリヤサイドドア
20への取付部に固定されている。
【0017】次に、本実施形態の作用を説明する。本実
施形態の自動車用ドアの車室内侵入防止構造では、他車
のバンパ等によってリヤサイドドア20に側方(図1の
矢印F方向)から力が作用し、フロントサイドドア20
の下部20Aが変形し、車室内へ侵入しようとすると、
リヤサイドドア20に設けられたアンカボルト36が、
クォータパネル34の突出部34Aに形成された係合孔
38に係合してフロントサイドドア20の車室内への侵
入を防止する。
【0018】この時、アンカボルト36に作用する荷重
をエキステンションリヤパネル32のリヤサイドドア2
0への取付部で受けることができる。従って、アンカボ
ルト36の支持強度を向上するための補強部材を別途設
ける必要がないため、フロントサイドドア20の重量を
増加することなしにアンカボルト36の支持強度を向す
ることができる。
【0019】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本発明を図3に想像線で示される様な、
車体後方下側に向かって傾斜したリヤドアインパクトビ
ーム54に適用しても良い。また、本発明はフロントド
アインパクトビーム26にも適用可能である。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の自動車用ドアの
車室内侵入防止構造は、自動車の車体側に形成された係
合部に係合して自動車用ドアの車室内への侵入を防止す
るドアに設けられた侵入防止手段を有し、侵入防止手段
をドア内に配設されたインパクトビームのドアへの取付
部近傍に固定した構成としたので、ドア重量を増加する
ことなしに侵入防止手段の支持強度を向上するこができ
るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の1−1線に沿った断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る自動車用ドアの車室
内侵入防止構造を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る自動車用ドアの車室
内侵入防止構造が適用された車体を示す概略側面図であ
る。
【図4】従来の実施形態に係る自動車用ドアの車室内侵
入防止構造を示す断面図である。
【符号の説明】
20 リアサイドドア 30 リヤドアインパクトビーム 31 ビーム 32 エキステンションリヤパネル 36 アンカボルト(侵入防止手段) 38 係合孔(係合部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体側に形成された係合部に係
    合して自動車用ドアの車室内への侵入を防止する前記ド
    アに設けられた侵入防止手段を有し、該侵入防止手段を
    前記ドア内に配設されたインパクトビームの前記ドアへ
    の取付部近傍に固定したことを特徴とする自動車用ドア
    の車室内侵入防止構造。
JP21753295A 1995-08-25 1995-08-25 自動車用ドアの車室内侵入防止構造 Pending JPH0958268A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21753295A JPH0958268A (ja) 1995-08-25 1995-08-25 自動車用ドアの車室内侵入防止構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP21753295A JPH0958268A (ja) 1995-08-25 1995-08-25 自動車用ドアの車室内侵入防止構造

Publications (1)

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JPH0958268A true JPH0958268A (ja) 1997-03-04

Family

ID=16705730

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JP21753295A Pending JPH0958268A (ja) 1995-08-25 1995-08-25 自動車用ドアの車室内侵入防止構造

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JP (1) JPH0958268A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007230392A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Toyota Motor Corp 車両側部構造
JP2007253633A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Toyota Auto Body Co Ltd 車両用ドア
FR2926039A1 (fr) * 2008-01-09 2009-07-10 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif de fixation d'un moyen de renfort d'un ouvrant de vehicule automobile et ouvrant presentant un tel dispositif

Cited By (3)

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JP2007230392A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Toyota Motor Corp 車両側部構造
JP2007253633A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Toyota Auto Body Co Ltd 車両用ドア
FR2926039A1 (fr) * 2008-01-09 2009-07-10 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif de fixation d'un moyen de renfort d'un ouvrant de vehicule automobile et ouvrant presentant un tel dispositif

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