JPS647081Y2 - - Google Patents

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JPS647081Y2
JPS647081Y2 JP1983005032U JP503283U JPS647081Y2 JP S647081 Y2 JPS647081 Y2 JP S647081Y2 JP 1983005032 U JP1983005032 U JP 1983005032U JP 503283 U JP503283 U JP 503283U JP S647081 Y2 JPS647081 Y2 JP S647081Y2
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JP
Japan
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combination lamp
vehicle body
rear combination
recess
hole
Prior art date
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JP1983005032U
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English (en)
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JPS59110908U (ja
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Publication date
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Priority to JP503283U priority Critical patent/JPS59110908U/ja
Publication of JPS59110908U publication Critical patent/JPS59110908U/ja
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Publication of JPS647081Y2 publication Critical patent/JPS647081Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は車体の後部へリヤコンビネーシヨンラ
ンプを取りつけるためのリヤコンビネーシヨンラ
ンプ取付構造に関する。
〔従来技術〕
一般的にリヤコンビネーシヨンランプを車体の
後部へ取りつける場合には、車体側後端のトルー
フパネル等の車体パネルへ開口を穿設し、この開
口からリヤコンビネーシヨンランプを挿入してラ
ンプの一部をボデイ内側のラゲージルームへ突出
させ、ランプと開口周囲の車体パネルとを間にシ
ール材を介在させて締結している。従つて、車体
パネルに形成した開口の全域を覆う大きなシール
材が必要となり、シールが不完全となり易い構造
であつた。
なお、実開昭54−14677号、同57−11638号、同
57−153078号には、補助パネルによりリヤコンビ
ネーシヨンランプに収容部をラゲージルームと隔
離した構造が開示されている。
また、実開昭57−52349号に開示された構造で
は、車体パネルに凹部を形成し、この凹部内にリ
ヤコンビネーシヨンランプを収容するようになつ
ている。そして、リヤコンビネーシヨンランプの
裏側面に突設されたボルトを凹部の立壁部分に穿
設されたボルト孔を通してラゲージルームに突出
させ、ラゲージルーム側からナツトを螺着させる
取付構造となつている。
この取付構造ではリヤコンビネーシヨンランプ
の脱着作業やバルブ交換作業はラゲージルーム側
で行うようになつているので、作業性に問題があ
つた。
また、実公昭57−25883号にはバンパへのラン
プ取付構造が開示されているが、この取付構造で
もバンパ裏側からの取付作業となるので、リヤコ
ンビネーシヨンランプの取付構造に適用しても作
業性に問題を生じる。
また、実開昭55−146605号及び西独国特許出願
公開第2721554号明細書には、車外側から取付作
業が可能なヘツドランプの取付構造が開示されて
いるが、開放空間であるエンジンルームに隣り合
うヘツトランプと異なり、リヤコンビネーシヨン
ランプの取付構造においては、車内への水の浸入
を防止する必要がある等、水対策を考慮しなけれ
ばならない技術的な難しさがある。
〔考案の課題〕
本考案は上記事実を考慮し、車外側からのリヤ
コンビネーシヨンランプの脱着が可能であるとと
もに、水対策の施されたリヤコンビネーシヨンラ
ンプ取付構造を得ることが課題である。
〔考案の概要〕
本考案に係るリヤコンビネーシヨンランプ取付
構造では、車体の側後端に位置する車体パネルの
一部に車体内方屈曲部を設けて凹部を形成し、こ
の凹部の下部壁には貫通孔が形成されて上方へ突
出する座面を設け、リヤコンビネーシヨンランプ
にはシール材を介して前記貫通孔へ挿入される突
起を設けるとともに車体パネルに当接するブラケ
ツトを設けて、前記シール材を介して前記貫通孔
へ前記突起を挿入するとともに前記ブラケツトを
前記凹部を形成する車体内方屈曲部の外周部の車
体パネルと締結することでリヤコンビネーシヨン
ランプを座面周囲の前記下部壁から離隔させた状
態で前記凹部に収容して車体パネルへ取り付けた
構成としている。
従つて、ブラケツトの締結を車体外側からの操
作とすることでリヤコンビネーシヨンランプを車
外側から脱着することができる。
また、貫通孔が上方へ突出する座面に形成され
ているので、この貫通孔からの車内への水浸入が
防止されるとともに、リヤコンビネーシヨンラン
プと座面周囲の下部壁との間に形成される隙間か
ら凹部に浸入した水が排出される。
〔考案の実施例〕
第1,2図に示されるごとく本実施例に係るリ
ヤコンビネーシヨンランプ取付構造では、アウタ
ケース10A、インナケース10Bによつて密閉
式とされるリヤコンビネーシヨンランプ10がト
ルーフパネル12へ形成した凹部14内へ収容さ
れるようになつている。
トルーフパネル12はその上端部及び車両幅方
向外側端部がリヤクオータパネル16へ連結され
ており、また下端部車両幅方向内側はロアバツク
パネル18へ連結されている。これによつて、こ
のトルーフパネル12は車両の後側端を構成し、
その車両幅方向内側はバツクドアオープニング2
0の一部を形成しており、このバツクドアオープ
ニング20にはラゲージルームを閉止するための
バツクドア21が開閉できるようになつている。
第2図に示されるごとくトルーフパネル12の
凹部14は下部壁22と立壁24とを有してお
り、立壁24の上端部はリヤクオータパネル16
の車両後方側端面よりも若干量だけ凹んだ皿溝部
26となつている。
この皿溝部26にはリヤコンビネーシヨンラン
プ10のアウタケース10A上端から突出したブ
ラケツト28が当接されるようになつており、こ
のブラケツト28を取りつけるためのボルト30
が螺合するシールナツト32が車体内側から溶着
されている。このシールナツト32はボルト30
が螺合する孔を有するにも拘らずトルーフパネル
12の内外をシール構造とするようになつてい
る。
立壁24にはインナケース10Bへ取りつけら
れたランプ35への配線を通すための円孔34が
形成されている。この円孔34は凹部14の底壁
22よりも上方に形成されているため、リヤコン
ビネーシヨンランプ10とトルーフパネル12と
の間から浸入した水がこの円孔34内へ入り込む
ことはない。
下部壁22には若干高く形成された一対の座部
36が設けられており、これらの座部36には軸
心が垂直とされた円孔38が形成されている。こ
れらの円孔38へはつば付袋状シールゴム40が
挿入されており、このシールゴム40の凹部へリ
ヤコンビネーシヨンランプ10のインナケース1
0B下端部から一体的に突出した突起42を挿入
するようになつている。第2図に示されるごと
く、この突起42の周囲は平坦面44とされてお
り、袋状シールゴム40のつば部を座部36へ押
圧してシール効果を付与するようになつている
が、さらに突起42は袋状シールゴム40を拡開
させ、その外周を円孔38へ強圧して袋状シール
ゴム40の外周と円孔38とのシール効果を向上
するようになつている。
次に本実施例による取付構造の取付手順を説明
する。
リヤコンビネーシヨンランプ10の突起42は
座部36の円孔38内へ挿入する。この場合突起
42と座部36との間へは袋状シールゴム40が
介在され、シールゴム40は突起42により拡開
されて円孔38と密着する。
このリヤコンビネーシヨンランプ10をこの突
起42を中心として上端部をトルーフパネル12
へ接近させ、ブラケツト28を皿溝部26へ当接
させる。ここでボルト30を用いてブラケツト2
8をシールナツト32へ締めつければリヤコンビ
ネーシヨンランプ10の取付が完了する。このブ
ラケツト28及びボルト30はバツクドア21の
閉止時に覆われる。
バルブ35の交換時等には、ボルト30を取り
はずすことによりリヤコンビネーシヨンランプ1
0を容易にトルーフパネル12から離脱可能であ
り、従つて車外側から容易にランプの脱着、バル
ブ交換ができる。
また使用時においてリヤコンビネーシヨンラン
プ10とトルーフパネル12との間に浸入した水
は、リヤコンビネーシヨンランプ10の下端部と
下部壁22との間の隙間から車外へ排出される。
この水浸入に際しても、リヤコンビネーシヨンラ
ンプへの配線が通過する円孔34は立壁24の中
間部にあり、円孔38は下部壁22よりも高い位
置に形成された座部36へ設けられており、かつ
つば付袋状シールゴム40で密閉されているの
で、車内へ水が浸入することはない。
〔考案の効果〕
以上説明したごとく本考案に係るリヤコンビネ
ーシヨンランプ取付構造では、車外側からのリヤ
コンビネーシヨンランプの脱着が可能であるとと
もに、車内への水浸入を防ぎ、凹部へ浸入した水
を容易に排出できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリヤコンビネーシヨンラ
ンプ取付構造が適用された車体の側後端を示す分
解斜視図、第2図は本実施例を示す縦断面図であ
る。 10……リヤコンビネーシヨンランプ、12…
…トルーフパネル、14……凹部、22……下部
壁、28……ブラケツト、30……ボルト、32
……シールナツト、36……座部、38……円
孔、40……つば付袋状シールゴム、42……突
起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の側後端に位置する車体パネルの一部に車
    体内方屈曲部を設けて凹部を形成し、この凹部の
    下部壁には貫通孔が形成されて上方へ突出する座
    面を設け、リヤコンビネーシヨンランプにはシー
    ル材を介して前記貫通孔へ挿入される突起を設け
    るとともに車体パネルに当接するブラケツトを設
    けて、前記シール材を介して前記貫通孔へ前記突
    起を挿入するとともに前記ブラケツトを前記凹部
    を形成する車体内方屈曲部の外周部の車体パネル
    と締結することでリヤコンビネーシヨンランプを
    座面周囲の前記下部壁から離隔させた状態で前記
    凹部に収容して車体パネルへ取り付けたことを特
    徴とするリヤコンビネーシヨンランプ取付構造。
JP503283U 1983-01-18 1983-01-18 リヤコンビネ−シヨンランプ取付構造 Granted JPS59110908U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP503283U JPS59110908U (ja) 1983-01-18 1983-01-18 リヤコンビネ−シヨンランプ取付構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP503283U JPS59110908U (ja) 1983-01-18 1983-01-18 リヤコンビネ−シヨンランプ取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS59110908U JPS59110908U (ja) 1984-07-26
JPS647081Y2 true JPS647081Y2 (ja) 1989-02-23

Family

ID=30136623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP503283U Granted JPS59110908U (ja) 1983-01-18 1983-01-18 リヤコンビネ−シヨンランプ取付構造

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6316591Y2 (ja) * 1985-05-13 1988-05-11
JPH048029Y2 (ja) * 1987-02-04 1992-03-02
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JPS5725883U (ja) * 1980-07-17 1982-02-10
JPS5752349B2 (ja) * 1974-06-29 1982-11-06

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