JPS6012739Y2 - 自動車用バツクドアの取付構造 - Google Patents
自動車用バツクドアの取付構造Info
- Publication number
- JPS6012739Y2 JPS6012739Y2 JP6807979U JP6807979U JPS6012739Y2 JP S6012739 Y2 JPS6012739 Y2 JP S6012739Y2 JP 6807979 U JP6807979 U JP 6807979U JP 6807979 U JP6807979 U JP 6807979U JP S6012739 Y2 JPS6012739 Y2 JP S6012739Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back door
- door
- vehicle body
- attached
- working hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用バックドアの取付構造に関する。
パン型車やハツチバックドア型車のような車体の後部開
口縁にバックドアを開閉自在に装着した自動車にあって
は、このバックドアの取付けに際しては通常第１図に示
すように、予めバックドア４側にドアヒンジ５を取付け
ておき、そして、このバックドア４を車体１の後部開口
部２にあてがって前記ドアヒンジ８を開口縁３に結合し
て取付けるようにしている。
口縁にバックドアを開閉自在に装着した自動車にあって
は、このバックドアの取付けに際しては通常第１図に示
すように、予めバックドア４側にドアヒンジ５を取付け
ておき、そして、このバックドア４を車体１の後部開口
部２にあてがって前記ドアヒンジ８を開口縁３に結合し
て取付けるようにしている。
ところが、前述のようにドアヒンジ５をバンクドア４側
に取付けであるため、このドアヒンジ５と車体開口縁３
との結合に際しては、バックドア４を上方に持ち上げた
状態、つまり開蓋して状態で行わなければならず、従っ
て、このバンクドア組付作業にはバックドア４を支持す
る作業者と、ドアヒンジ５を車体開口縁３にボルト６結
合する作業者が必要となって人手を多く要し、しかも大
きくかつ重量のあるバックドア４を持ち上げて作業を行
うため作業者に過酷な労力を強いてしまう不具合がある
。
に取付けであるため、このドアヒンジ５と車体開口縁３
との結合に際しては、バックドア４を上方に持ち上げた
状態、つまり開蓋して状態で行わなければならず、従っ
て、このバンクドア組付作業にはバックドア４を支持す
る作業者と、ドアヒンジ５を車体開口縁３にボルト６結
合する作業者が必要となって人手を多く要し、しかも大
きくかつ重量のあるバックドア４を持ち上げて作業を行
うため作業者に過酷な労力を強いてしまう不具合がある
。
そこで、省力化を図るため車体の組付ラインにバックド
ア４の懸吊装置を付設することも行われているが、特別
にこのような懸吊装置を付設するのでは設備費が嵩んで
コストアップを余儀なくされてしまうものであり、しか
も設備の増設により少しでも作業スペースの確保が要求
されるにも拘らず、組立ラインの作業スペースを狭小化
して作業環境を悪化してしまう不具合を生じる。
ア４の懸吊装置を付設することも行われているが、特別
にこのような懸吊装置を付設するのでは設備費が嵩んで
コストアップを余儀なくされてしまうものであり、しか
も設備の増設により少しでも作業スペースの確保が要求
されるにも拘らず、組立ラインの作業スペースを狭小化
して作業環境を悪化してしまう不具合を生じる。
本考案はかかる従来の実状に鑑み、バックドアの組付け
に際して該バックドアを車体開口縁に載置したまま組付
作業を行えるようにして作業の省力化と設備の軽減化を
図ったもので、以下その実施例を図面と共に詳述する。
に際して該バックドアを車体開口縁に載置したまま組付
作業を行えるようにして作業の省力化と設備の軽減化を
図ったもので、以下その実施例を図面と共に詳述する。
即ち、本考案にあっては第２図に例示するよう、ドアヒ
ンジ５を予め車体１側、具体的にはりャルーフレール７
にボルト・ナット６結合しておく一方、バックドアフレ
ーム４ａのドアヒンジ結合位置を該バックドアフレーム
４ａ上縁部の下面にｙし、かつリヤルーフレールロアパ
ネル７ａの延出部で構成する上部開口縁３の前記バンク
ドアフレーム４ａのドアヒンジ結合位置に対応する部位
に作業孔８を形成して、車室Ｒ内側から作業孔８を介し
てドアヒンジ５とバックドア４との組付けを行うように
しである。
ンジ５を予め車体１側、具体的にはりャルーフレール７
にボルト・ナット６結合しておく一方、バックドアフレ
ーム４ａのドアヒンジ結合位置を該バックドアフレーム
４ａ上縁部の下面にｙし、かつリヤルーフレールロアパ
ネル７ａの延出部で構成する上部開口縁３の前記バンク
ドアフレーム４ａのドアヒンジ結合位置に対応する部位
に作業孔８を形成して、車室Ｒ内側から作業孔８を介し
てドアヒンジ５とバックドア４との組付けを行うように
しである。
バックドアフレーム４ａのドアヒンジ結合位置にはウェ
ルドナツト９を設けてあり、このバックドア４の組付け
に際しては、該バックドア４を車体開口縁３に載置して
位置合せし、そして、作業者は車室Ｒ内側から作業孔８
に工具１１を挿入して前記ドアヒンジ５とバックドア４
とをポルト１０結合するのである。
ルドナツト９を設けてあり、このバックドア４の組付け
に際しては、該バックドア４を車体開口縁３に載置して
位置合せし、そして、作業者は車室Ｒ内側から作業孔８
に工具１１を挿入して前記ドアヒンジ５とバックドア４
とをポルト１０結合するのである。
このように、バックドア４を車体開口縁３に載置したま
ま組付けを行えるので、従来バックドアを持ち上げて行
っていたように作業者に過酷な労力を強いることがなく
、また作業者は一人で済みのって作業能率の向上と省力
化を実現できるのである。
ま組付けを行えるので、従来バックドアを持ち上げて行
っていたように作業者に過酷な労力を強いることがなく
、また作業者は一人で済みのって作業能率の向上と省力
化を実現できるのである。
ここで、前述のように車体の上部開口縁３に作業孔８を
開設した場合、該開口縁３部分は雨水、洗車水等の排水
通路となるため該作業孔８からの水侵入が問題となる。
開設した場合、該開口縁３部分は雨水、洗車水等の排水
通路となるため該作業孔８からの水侵入が問題となる。
そこで、前述のようにしてバックドア４を組付けた後、
第３，４図に示すようにバンクドア４を開蓋した状態で
前記作業孔８の車外側に盲蓋１２を装置して該作業孔８
を閉塞する。
第３，４図に示すようにバンクドア４を開蓋した状態で
前記作業孔８の車外側に盲蓋１２を装置して該作業孔８
を閉塞する。
この盲蓋１２は底部周縁にゴム、樹脂等の弾性材からな
るシール部材１３を固着しであると共に、裏面中央にボ
ルト１４を溶接固定してあり、数百ｉ１２を車外側より
作業孔８にあてがつて、車体開口縁３の裏側よりリテー
ナ１５を介してナツト１６締めして取付け、作業孔８周
りのシール性を確保できるようにしである。
るシール部材１３を固着しであると共に、裏面中央にボ
ルト１４を溶接固定してあり、数百ｉ１２を車外側より
作業孔８にあてがつて、車体開口縁３の裏側よりリテー
ナ１５を介してナツト１６締めして取付け、作業孔８周
りのシール性を確保できるようにしである。
なお、第２図中１７は車体開口縁３に取付き、バックド
ア４の閉蓋時にバックドアフレーム４ａと密接して車体
開口縁３周りのシールを行うウェザ−ストリップを示す
。
ア４の閉蓋時にバックドアフレーム４ａと密接して車体
開口縁３周りのシールを行うウェザ−ストリップを示す
。
以上のように本考案によれば、バックドアを車体開口縁
に載置したままバックドアの開蓋支持を伴うことなく該
バックドアの組付けを行え、のって、特別にバックドア
の支持装置を要したり、多くの人手を要することがなく
組付作業を簡単かつ迅速に行えるのである。
に載置したままバックドアの開蓋支持を伴うことなく該
バックドアの組付けを行え、のって、特別にバックドア
の支持装置を要したり、多くの人手を要することがなく
組付作業を簡単かつ迅速に行えるのである。
また、前述のように作業孔に盲蓋を設けた場合でも、該
盲蓋はバックドアフレームにより死角位置となるので外
観を損ねることがなく、また作業孔は車室内側に張設さ
れるインナトリムによって隠蔽されるので、車室内観を
損なうこともないという実用上の諸効果を有する。
盲蓋はバックドアフレームにより死角位置となるので外
観を損ねることがなく、また作業孔は車室内側に張設さ
れるインナトリムによって隠蔽されるので、車室内観を
損なうこともないという実用上の諸効果を有する。
第１図は従来のバックドア取付構造を示す分解斜視図、
第２，３図は本考案の構造を示すそれぞれバックドア取
付時、盲蓋装着時の断面説明図、第４図は盲蓋の分解斜
視図である。 １・・・・・・車体、２・・・・・・車体開口部、３・
・・・・・車体開口縁、４・・・・・・バックドア、５
・・・・・・ドアヒンジ、８・・・・・・作業孔、１２
・・・・・・盲蓋、１３・・・・・・シール部材。
第２，３図は本考案の構造を示すそれぞれバックドア取
付時、盲蓋装着時の断面説明図、第４図は盲蓋の分解斜
視図である。 １・・・・・・車体、２・・・・・・車体開口部、３・
・・・・・車体開口縁、４・・・・・・バックドア、５
・・・・・・ドアヒンジ、８・・・・・・作業孔、１２
・・・・・・盲蓋、１３・・・・・・シール部材。
Claims (1)
- 車体の後部開口縁にドアヒンジを介してバックドアを開
閉自在に取付ける構造において、前記ドアヒンジを予め
車体側に取付ける一方、バックドアフレームのドアヒン
ジ結合位置を該バックドアフレームの下面に設定し、車
体開口縁の前記バックドアフレームのドアヒンジ結合位
置に対応する部位に作業孔を形成腰バックドアを車体開
口縁に載置して前記作業孔よりドアヒンジとバックドア
とを結合し、該作業孔をバックドア組付完了後シール部
材を介して盲蓋で閉塞してなる自動車用バンクドアの取
付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6807979U JPS6012739Y2 (ja) | 1979-05-19 | 1979-05-19 | 自動車用バツクドアの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6807979U JPS6012739Y2 (ja) | 1979-05-19 | 1979-05-19 | 自動車用バツクドアの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55167814U JPS55167814U (ja) | 1980-12-02 |
| JPS6012739Y2 true JPS6012739Y2 (ja) | 1985-04-24 |
Family
ID=29301962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6807979U Expired JPS6012739Y2 (ja) | 1979-05-19 | 1979-05-19 | 自動車用バツクドアの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6012739Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4307019B2 (ja) * | 2002-06-19 | 2009-08-05 | シロキ工業株式会社 | 車両用ドアおよびドアサッシュ組付方法 |
-
1979
- 1979-05-19 JP JP6807979U patent/JPS6012739Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55167814U (ja) | 1980-12-02 |
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