JPH043094Y2 - - Google Patents

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JPH043094Y2
JPH043094Y2 JP8581285U JP8581285U JPH043094Y2 JP H043094 Y2 JPH043094 Y2 JP H043094Y2 JP 8581285 U JP8581285 U JP 8581285U JP 8581285 U JP8581285 U JP 8581285U JP H043094 Y2 JPH043094 Y2 JP H043094Y2
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JP8581285U
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のリツド、特にボンネツトとな
るリツドにおけるリツドロツク取付構造に関する
ものである。
(従来技術) 周知の通り乗用車等の自動車においては、一般
にエンジンルームとなる車体前部の開口部がリツ
ドによつて覆われ、このリツドがいわゆるボンネ
ツトとなる。通常このリツドの基端部はヒンジを
介して車体に回動自在に取り付けられ、一方その
開放側端部にはU字状ストライカーが設けられ、
このストライカーが車体側のロツク部材に係合し
てリツドが閉状態でロツクされるようになつてい
る。
また上記リツドは一般に、例えば実開昭59−
94559号公報に示されるように、アウターパネル
とインナーパネルとにより開放側端部において閉
断面部を形成するように構成され、そしてこの閉
断面部内にストライカーレインフオースメントが
配設され、前記ストライカーはこのストライカー
レインフオースメントに取り付けられるようにな
つている。
ところが上記のような従来のリツドロツク取付
構造を採用した場合、リツドをロツクするために
該リツドを車体側に押さえ付けた際、ストライカ
ー取付部近辺のリツドが凹みやすい、という問題
があつた。またストライカーがロツク部材に係合
しているリツドロツク時にも、自動車走行時の振
動等によりストライカーを下方に引張る力、すな
わちインナーパネルをアウターパネルから剥離さ
せようとする力が作用することがあり、リツドは
このような力によつて歪みやすくなつていた。
(考案の目的) そこで本考案は、上記のようなリツドの凹みや
歪みを防止することができる自動車のリツドロツ
ク取付構造を提供することを目的とするものであ
る。
(考案の構成) 本考案の自動車のリツドロツク取付構造は、前
述したようにリツドのアウターパネルとインナー
パネルとによりリツド開放側端部に閉断面部を形
成し、この閉断面部内にストライカーレインフオ
ースメントを配設して、該ストライカーレインフ
オースメントにU字状ストライカーの脚部を接合
するようにしたリツドロツク取付構造において、 上記閉断面部内にリツドの座屈防止用のステイ
フナーを配設して、該ステイフナーをアウターパ
ネルに密着接合させ、そしてU字状ストライカー
の脚部の少なくとも一方を上記ストライカーレイ
ンフオースメントに接合された部分からさらにス
テイフナー側に延びる形状とし、この延設された
脚部上端部をステイフナーに接合したことを特徴
とするものである。
(実施例) 以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を詳
細に説明する。
第1図は本考案の一実施例による自動車のリツ
ドロツク取付構造を示すものであり、第2図のA
−A線方向の断面形状、すなわち自動車10のボ
ンネツトの前部の側断面形状を示している。図示
されるようにエンジンルーム12の上部開口30
を覆うリツド13は、アウターパネル14とイン
ナーパネル15とを接合して形成されている。こ
のリツド13は上記ボンネツトとなるものであ
り、その後端部(基端部)が車体にヒンジ(図示
せず)を介して取り付けられ、第2図の矢印B方
向に揺動されて上記開口30を開閉する。リツド
13の前端部すなわち開放側端部13aにおいて
は、上記アウターパネル14とインナーパネル1
5とにより閉断面部16が形成されている。なお
アウターパネル14とインナーパネル15の前端
はヘミングによつて互いに接合されている。
上記閉断面部16内には、例えばスポツト溶接
によつてインナーパネル15に接合されたストラ
イカーレインフオースメント17が配設されてお
り、このストライカーレインフオースメント17
の下面にはストライカー18が同じく溶接等によ
り接合されている。このストライカー18は略U
字状に形成され、その両脚部が上記のようにスト
ライカーレインフオースメント17に接合され、
その閉端(下端)側は、インナーパネル15に設
けられた孔15aを通つて閉断面部16の外に突
出している。
また閉断面部16内には、例えば鋼板等の高剛
性部材からなる座屈防止用ステイフナー19が配
設されている。このステイフナー19はインナー
パネル15と例えばスポツト溶接により、あるい
は充填剤を介して接合され、アウターパネル14
の下面に密着して沿うように配されている。この
アウターパネル14とステイフナー19は、例え
ば充填剤を介して接合されている。そしてステイ
フナー19の一部には、インナーパネル15側に
向かて突出したストライカー接合部19aが設け
られ、このストライカー接合部19aには、スト
ライカー18の一方の脚部の上端部(つまりスト
ライカーレインフオースメント17への接合部よ
りもさらにステイフナー19側に向けて延ばされ
た部分)18aが、例えばスポツト溶接により、
あるいは充填剤を介して接合されている。
車体に固設されたブラケツト20には、回動軸
21を中心に回動自在に公知のロツク部材22が
支持されており、リツド13が前記開口30を閉
じるように下ろされ、次いでリツド13の開放側
端部13aがある程度の力で下方に押されると、
ストライカー18が上記ロツク部材22を回動さ
せながら該ロツク部材22の先端のフツク部を乗
り越える。こうしてストライカー18がロツク部
材22に係合すると、リツド13が閉状態にロツ
クされる。リツド13を開く際には、例えばロツ
ク部材22に固定された操作レバー23の手動操
作によりロツク部材22が回動され、該ロツク部
材22がストライカー18から外される。
前述したようにリツド13をロツクする際に
は、該リツド13の縁部が車体側に受けられてい
る状態で前記開放側端部13a近辺、すなわち閉
断面部16の上方部分が押されることになるか
ら、アウターパネル14には下方に折り曲げよう
とする力が作用する。しかし本構造においてはこ
のアウターパネル14の下面側に、高剛性のステ
イフナー19が配設されているので、上記の力は
このステイフナー19によつても受け止められる
ようになり、アウターパネル14が凹むことが防
止される。
またリツドロツク状態で自動車10が走行中、
ストライカー18を下方に引張るような力が作用
したとき、アウターパネル14とインナーパネル
15との接合部には、両者を剥離させようとする
力が作用するが、この力はストライカー18に接
合されている上記ステイフナー19によつても受
け止められるようになり、アウターパネル14や
インナーパネル15が歪むことが防止される。
なお以上説明した実施例においては、ストライ
カー18の前方側の上端部18aのみがステイフ
ナー19に接合されているが、後方側の上端部も
さらに上方に延ばしてステイフナー19に接合さ
せてもよい。
(考案の効果) 以上詳細に説明した通り本考案のリツドロツク
取付構造においては、ストライカーが取り付けら
れるリツドの閉断面部内に座屈防止用ステイフナ
ーを設けてそれをアウターパネルに密着接合し、
該ステイフナーにU字状ストライカーの脚部の少
なくとも一方の上端部を接合したことにより、リ
ツドの座屈強度が高められ、該リツドが凹んだり
歪んだりすることが防止されて、自動車の外観が
美しく保たれる。また上記の構成としたことによ
り、ストライカー取付部が歪むことが防止される
から、リツドロツクが作動不良になることも防止
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による自動車のリツ
ドロツク取付構造を示す側断面図、第2図は上記
リツドロツク取付構造が適用される自動車を示す
斜視図である。 10……自動車、13……リツド、13a……
リツドの開放側端部、14……アウターパネル、
15……インナーパネル、16……閉断面部、1
7……ストライカーレインフオースメント、18
……ストライカー、18a……ストライカーの上
端部、19……ステイフナー、20……ブラケツ
ト、22……ロツク部材、30……開口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アウターパネルとインナーパネルとから構成さ
    れて車体開口部を覆い、基端部が車体に回動自在
    に取り付けられる一方、開放側端部には車体側の
    ロツク部材に係合する略U字状のストライカーが
    設けられた自動車のリツドにおいて、 前記開放側端部において前記両パネルによつて
    形成された閉断面部内にストライカーレインフオ
    ースメントが配設されて、該ストライカーレイン
    フオースメントに前記ストライカーの脚部が接合
    されるとともに、 前記閉断面部内にステイフナーが配設されて、
    該ステイフナーがアウターパネルに密着接合さ
    れ、 前記ストライカーの脚部の少なくとも一方が前
    記ストライカーレインフオースメントへの接合部
    からさらにステイフナー側に延びる形状とされ、
    この延設された脚部上端部がステイフナーに接合
    されていることを特徴とする自動車のリツドロツ
    ク取付構造。
JP8581285U 1985-06-07 1985-06-07 Expired JPH043094Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8581285U JPH043094Y2 (ja) 1985-06-07 1985-06-07

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JP8581285U JPH043094Y2 (ja) 1985-06-07 1985-06-07

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JPS61201458U JPS61201458U (ja) 1986-12-17
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JP2008296796A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Kanto Auto Works Ltd 自動車のフード構造
JP4685906B2 (ja) * 2008-07-22 2011-05-18 トヨタ自動車株式会社 車両用フード構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5634572A (en) * 1979-08-29 1981-04-06 Nissan Motor Co Ltd Opening and closing member construction for automobile

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JPS5634572A (en) * 1979-08-29 1981-04-06 Nissan Motor Co Ltd Opening and closing member construction for automobile

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