JPS5937372Y2 - 車両用ドアの小窓構造 - Google Patents

車両用ドアの小窓構造

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JPS5937372Y2
JPS5937372Y2 JP452280U JP452280U JPS5937372Y2 JP S5937372 Y2 JPS5937372 Y2 JP S5937372Y2 JP 452280 U JP452280 U JP 452280U JP 452280 U JP452280 U JP 452280U JP S5937372 Y2 JPS5937372 Y2 JP S5937372Y2
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JP
Japan
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panel
door
small window
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inner panel
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Expired
Application number
JP452280U
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English (en)
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JPS56106914U (ja
Inventor
敏陽 石井
Original Assignee
日産車体株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用ドアに視界を向上させるために設ける小
窓構造に関するものである。
従来、大型バスやマイクロバス等には第1図乃至第2図
に示すように、乗降する折り戸式ドア1の下方に側力視
界向上のための窓2を設けたものがあったが、これらの
ドアはアウトパネル3とインナパネル4が直接接合され
ており、し力)も、ドアの厚みの比較的薄いものであり
、容易に製造すること′iJ5出京るため裸馬されたの
であって、トラック等のようなドアの厚みがあり、かつ
、アウタパネルとインナパネルが直接接合されていない
ドアには側方視界向上を計るための小窓を設けたものは
なかった。
尚、一部の大型トラックにおいては第3図に示すように
キャブ下方に小窓5を設けたものがあったが、これはフ
ェンダ6部に設けたものであって、インナパネルが無い
とか、又は該小窓5部でアウタパネルとインナパネルと
が直接接合されたものであった。
本考案はアウタパネルとインナパネルとの間に間隙を有
し厚みのあるドアに1則力視界を向上させるための小窓
を容易に設けることができる小窓構造を提供することを
目的とするものである。
以下本考案を図示せる実施例に随って説明する。
aはトラック等の大型車両人に取付けられるドアであっ
て、該ドアパネルaはアウタパネル11とインナパネル
12とから構成され、該アウタパネル11とインナパネ
ル12との間には間13ALを有し、厚みのあるドアと
なっている。
又、該ドアaの上半部には上下刃向に開閉されるドアガ
ラス13が嵌込まれ、開時には前記間隙り内に収納され
るようになされている。
該ドアaのドアガラス収納位置から外れた前部下方には
アウタパネル11とインナパネル12の一部を切欠いて
形成され小窓14を構成する小窓用開口部14aが設け
られており、該小窓14を形成するアウタパネル11と
インナパネル12の開口部11a、12a間には外1則
端、内側端がそれぞれ開口された筒状の囲い部材15が
介装され、アウタパネル11とインナパネル12との間
に形成された間隙の小窓成形部を部分的に塞ぐように威
している。
そして、その内側端はインナパネル12の開口部12a
の周縁に固着手段の1つであるクリップ19によって直
接接合され、外側端はリップ部16aを有するウェザ−
ストリップ16を介して小窓用ガラス1γを固着すると
共に、該リップ部16aがアウタパネル11の開口部1
1a周縁に当接されてアウタパネル11と間接的に接合
されている。
又、該リップ部16aを詳しく説明すると、該リップ部
16aはアウタパネル11の開口部11aの端部11b
を覆うように外方に延び、さらに、リップ先端16bが
ドア内方に向って屈曲し、アウタパネル11の開口部1
1aの外側周縁に当接されている。
上記囲い部材15の小窓14への取付けは、先ず予じめ
該囲い部材15の外側1端に形成された内方に析曲され
たフランジ15aに上記ウェザ°−スリップ16を該リ
ップ部16aが外側にくるように嵌合させ、かつ該ウェ
ザ−ストリップ16にガラス17を嵌合させておき、そ
れをインナパネル12側力)ら嵌込み、ウェザ−ストリ
ップ16のリップ部16aをアウタパネル11の開口端
11aの外側周縁に当接係合させる。
次にドアトリム18をインナパネル12にクリップ19
により取付ける。
このとき囲い部材15の内側端に形成された外方に析曲
されたフランジ15bはインナパネル12の開口部12
a周縁に当接しているので、該インナパネル12とドア
トリム18との間に挾まれるようにして、該ドアトリム
18と共にインナパネル12に取付けられる。
尚、上記実施例においては囲い部材15の内側端の取付
けをドアトリム18の取付は時と同時に共止めするよう
になしたが、囲い部材15の内側端のフランジ15bに
クリップを突設しておき上記ドアトリム18とは別々に
取付けるようにしてもよい。
又、上記実施例においてはドアトリム18と囲い部材1
5の取付けにクリップ19を使用したが該クリップに替
えてビスにより取付けるようにしてもよい。
この場合クリップで固定したものよりもより強固に固定
することができるが、車室側にビスの頭が露出しないよ
うに、ドアトリムと同色のカバーでビスの頭を覆うよう
にビス孔をうめるようにする必要がある。
又、上記実施例のようにウェザ−ストリップ16をアル
タパネル11の開口部11a内側周縁に当接させるよう
にしたものにおいては、該ウェザ−ストリップ16が外
方より見えないため、スッキリとして外観上の見栄えを
向上させることができる。
第6図は本考案の他の実施例を示すもので囲い部材15
の外側端のフランジ15aの径をアウタパネル11の開
口部11aの俟よりもやや大径になし、該部に嵌合した
ウェザ−ストリップ16のリップ部16aをアウタパネ
ル11の開口部11a周録に当接させるようにしたもの
である。
尚、この場合該ウェザーストリップ16のリップ部の下
部に水抜き溝20を適数個設けることが必要である。
尚、第8図に示すように、アウタパネル11の開口部1
1aとインナパネル12の開口部12aを利用して、側
後方の視勧を向上させるため、接続パネル15の前部壁
23にブラケット24、ステー25を設け、該ステー2
5の先に回動可能にミラー26を取付ける等、前記開口
部を利用することもできる。
本考案は以上述べたように、小窓を形成するアウタパネ
ルとインナパネルに明けた開口部を囲う囲い部材にガラ
スを固着すると共に、アウタパネルとリップ部が当接す
るようにウェザ−ストリップを設け、アウタパネルとイ
ンナパネルとを接続パネルで剛結合するのではなく、イ
ンナパネル側に固着した囲い部材に設けたガラス取付用
ウェザ−ストリップのリップがアウタパネルと当接して
シールするようにしたので、アウタパネルとインナパネ
ルとの間に組付上のバラツキ誤差があっても、アウタパ
ネル(一般的にアウタパネルは凹凸も少なくフラットな
面に近く、かつ、板厚か薄いためインナパネルより弱く
、該インナパネル側に引かれる)に歪や変形か発生する
ことはないし、しかも、リップ部でそのバラツキを容易
に吸収することができる。
尚、第7図に示すように本考案を用いずアウタパネル1
1に囲い部材15の一端を接合し、該接合部にウェザ−
ストリップ16を介してガラス17を固定し、囲い部材
15の他端をゴム等の緩衝材21を介してボルトナツト
22でインナパネル12に固定してもよいが、ボルトナ
ツト22の締付けによって、緩衝材21がちぢみアウタ
パネル11を歪ませることがあり、上記したような効果
(バラツキ誤差を吸収する)が発生しない、したがって
本考案ではウエザース) IJツブ16のリップ部16
aをアウタパネル11に通接して連成したのである。
又、本考案によればアウタパネルにガラスを取付けてい
ないため、アウタパネルのガラス取付部を補強する必要
(アウタパネルは一般的に薄い板厚であるのに加え、ド
アパネルは犬キく、かつ、比較的フラット面をした形状
のため)がない他、組付時小窓のガラスは予じめ接合パ
ネルに固着しておき、インナパネルに囲い部材を固着す
ればよいので車体組付時の作業が容易である。
又、本考案によれば、小窓をドアガラス収納部以外の位
置に設けたので該ドアガラスの開閉装置は設計変更する
ことな〈従来と同様なものが使用できるばかりではなく
、小窓を形成するアウタパネルとインナパネルの開口部
間に、該開口部を囲うように囲い部材を介装したことに
より、該パネルの間の間隙にドアガラス収納部等より浸
入した雨水等が、該開口部から車室内に浸入することが
なく、又、該開口部からパネル間の間隙に物が落ちたり
することがなく安全であり、かつ、ドアガラスの開閉部
品が見えたりすることがないので見栄えもよい等の効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の下方に窓を設けた折り戸式ドアの正面図
、第2図は第1図のI−I線断面図、第3図は従来のキ
ャブ下方に小窓を設けた大型トラックの要部側面図、第
4図は本考案による小窓を設けたトラックの要部側面図
、第5図は第4図の■−■線断面図、第6図は本考案の
他の実施例を示す第4図の■−■線に相当する断面図、
第7図は本考案以外の小窓溝造の一例を示す第4図の■
−n線に相当する断面図、第8図は開口部にミラーを設
けた場合の応用例を示す、小窓部の横断面図である。 aはドア、11はアウタパネル、12はインナパネル、
14は小窓、15は囲い部材、16はウェザ−ストリッ
プ、16aはリップ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウタパネルとインナパネルとからなるドアパネルと、
    該ドアパネルの上部に上下方向に開閉され、アウタパネ
    ルとインナパネルの間に収納されるドアガラスを有する
    車両用ドアにおいて、前記アウタパネルとインナパネル
    には、ドアガラスの収納位置から外れた適宜な位置の一
    部を切欠いて小窓用開口部が設けられ、外側端及び内側
    端が開口された筒状の囲い部材を、アウタパネルとイン
    ナパネルとの間に形成された間隙を塞ぐようにアウタパ
    ネルとインナパネルの両開口部間に配設すると共に、該
    囲い部材の内側端をインナパネルの開口部周縁に固着し
    、囲い部材の外側端に、リップを有するウェザ−ストリ
    ップを介して小窓用ガラスを固着し、前記リップがアウ
    タパネルの開口部周縁に当接するように設けたことを特
    徴とする車両用ドアの小窓構造。
JP452280U 1980-01-21 1980-01-21 車両用ドアの小窓構造 Expired JPS5937372Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP452280U JPS5937372Y2 (ja) 1980-01-21 1980-01-21 車両用ドアの小窓構造

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JP452280U JPS5937372Y2 (ja) 1980-01-21 1980-01-21 車両用ドアの小窓構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56106914U JPS56106914U (ja) 1981-08-20
JPS5937372Y2 true JPS5937372Y2 (ja) 1984-10-17

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ID=29601203

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