JPH0435274Y2 - - Google Patents

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JPH0435274Y2
JPH0435274Y2 JP1986123581U JP12358186U JPH0435274Y2 JP H0435274 Y2 JPH0435274 Y2 JP H0435274Y2 JP 1986123581 U JP1986123581 U JP 1986123581U JP 12358186 U JP12358186 U JP 12358186U JP H0435274 Y2 JPH0435274 Y2 JP H0435274Y2
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JP
Japan
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case
opening
air spoiler
slit
bracket
Prior art date
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JP1986123581U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車の車体外面に対するエアス
ポイラの取付装置に関する。
(従来の技術) 従来、自動車では、操安性等を向上させるた
め、車体外面にエアスポイラを取り付ける場合が
ある。このようにエアスポイラを取り付ける場
合、エアスポイラを車体外面にねじ部材により締
結したものがある(例えば、実開昭60−174680号
公報)。
ところで、エアスポイラを車体外面に締結させ
るねじ部材は外観され易いものであり、これは車
体の外観上の体裁を低下させるものであつて好ま
しくない。
そこで、上記締結部における外観上の体裁を向
上させるため、この締結部を覆うケースを設ける
ことが考えられる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記のようなケースを単に設けても、
このケースが容易に外観されて、エアスポイラの
取付部における外観上の体裁の向上が十分にはで
きないおそれがある。また、上記ケースによつ
て、ねじ部材に対するねじ回し操作が阻害される
おそれもある。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、車体外面に対するエアスポイラの取
付部における外観上の体裁を向上させ、かつ、エ
アスポイラの取り付け作業や取り外し作業が容易
にできるようにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、車体外面とエアスポイラとの間のス
リツトに、同上車体外面にエアスポイラを取り付
けるブラケツトを設けると共にこのスリツト内
で、同上ブラケツトとねじ部材とを一体的にその
周囲から覆う樹脂製のケースを設け、上記ねじ部
材を上記スリツト内に開放する開口を上記ケース
に形成し、上記開口を開閉するカバーを上記ケー
スに一体成形した点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第2図において、1は自動車で、その車体2の
後面にはバツクドア3が設けられる。このバツク
ドア3はその上端が上記車体2の一部を構成する
ルーフ4の後端に枢支され、このバツクドア3の
下端が上下回動自在となつている。そして、この
回動で車体2の後面に形成されたドア開口が開閉
される。上記バツクドア3は板金製のドア本体6
と、このドア本体6の上方に形成されるドア窓7
とで構成されている。このドア窓7は上記ドア本
体6に一体成形された窓枠8を有し、上記ドア本
体6の上端とこの窓枠8とで形成された窓開口は
窓ガラス9で覆つてある。また、上記窓枠8の上
部外面にはエアスポイラ12を締結してある。
第1図及び第3図により、上記窓枠8とエアス
ポイラ12の締結部について説明する。
上記窓枠8には金属製ブラケツト14が取り付
けられる。このブラケツト14は側方から見て断
面がL字状であつて、上記窓枠8の外面に沿う底
板14aと、この底板14aの後端から突出する
後板14bを有し、上記底板14aがタツピング
スクリユー15により窓枠8に締結されている。
一方、上記エアスポイラ12は樹脂製であつ
て、ブロー成形されたエアスポイラ本体17を有
している。このエアスポイラ本体17の前端側下
面には凹部18が形成され、この凹部18に上記
窓枠8に向つて延びる脚部材19を取り付けてあ
る。そして、この脚部材19がねじ部材であるタ
ツピングスクリユー21によりブラケツト14に
締結されている。
また、上記窓枠8の外面とエアスポイラ12と
の間には、この両者間を前後に貫通し車幅方向に
延びるスリツト22が形成されている。このスリ
ツト22はルーフ4上に沿つて後方に流れてきた
走行風をバツクドア3の外面に沿つて流れるよう
に案内する(図中矢印A図示)。
上記構成において、上記スリツト22内にブラ
ケツト14が設けられ、同上スリツト22内で上
記ブラケツト14とタツピングスクリユー21と
を一体的にその周囲から覆う樹脂製のケース24
が設けられる。
上記ケース24は窓枠8に接合する底面板25
と、この底面板25の前後各端から延びる前後面
板26,27と、同上底面板25の左右各端から
延びる側面板28,28とを有し、これらは一体
成形されている。
上記底面板25は窓枠8とブラケツト14の底
板14aとの間に介在され、これらブラケツト1
4とケース24とはタツピングスクリユー15に
より窓枠8に共締めされている。そして、ブラケ
ツト14や、タツピングスクリユー15の頭部、
また、タツピングスクリユー21、更には脚部材
19の突出端はケース24に収められている。従
つて、これらブラケツト14等が車体2の前後左
右方向から外観されることは抑制される。
上記両側面板28,28の内面にはブラケツト
14の後板14bの両側端を嵌合させる一対の溝
28a,28aを形成してある。このため、この
嵌合でブラケツト14とケース24の相対的な位
置決めができることとなる。また、これと共に、
これらブラケツト14とケース24とを共締めす
る際にこれら両者の相対回動を防止できる。
上記後面板27には上記タツピングスクリユー
21をスリツト22内に開放する開口30が形成
される。この開口30は上記タツピングスクリユ
ー21の軸方向で、このタツピングスクリユー2
1のねじ込み操作用のねじ頭に対応している。ま
た、上記開口30を開閉するカバー31が設けら
れる。このカバー31は上記底面板25の後端に
一体成形され、上下回動自在となつている(第1
図中矢印B図示)。このカバー31が上記開口3
0を閉とした時、カバー31に突設した係止体3
2が開口30の開口縁に係脱自在に係止する。こ
れによつて、カバー31は開口30を閉じた状態
に保持する。
34は水抜き孔で、ケース24内に入り込んだ
雨等の水をケース24の外部に排出させる。
上記窓枠8にエアスポイラ12を取り付ける場
合には、先ず、ブラケツト14をケース24内に
位置決めし、これらブラケツト14とケース24
とをタツピングスクリユー15により窓枠8に共
締めする。
次に、カバー31を回動させて開口30を開
く。そして、この開口30を通して、図示しない
工具によりブラケツト14の後板14bを貫通す
るタツピングスクリユー21を脚部材19にねじ
込み、脚部材19を締結する。次に、カバー31
を回動させて開口30を閉じる。これによつて、
窓枠8に対するエアスポイラ12の取り付けが終
了する。
(考案の効果) この考案によれば、ブラケツトをスリツト内に
設けると共に、このスリツト内で同上ブラケツト
とねじ部材とを一体的にその周囲から覆うケース
を設けたため、上記ブラケツトとねじ部材とを覆
うケース自体が上記エアスポイラによつて覆われ
ることとなり、よつて、上記ケースが外観される
ことも抑制される。
しかも、上記ケースはエアスポイラと同じ樹脂
製であることから、このケースが外観されたとし
ても、上記両者間には一体感が保たれる。よつ
て、上記エアスポイラの取付部における外観上の
体裁が向上する。
また、上記ケースには、ねじ部材をスリツト内
に開放する開口を形成し、かつ、この開口を開閉
するカバーを設けたため、上記カバーにより開口
を開とすれば、この開口を通し、ケースに阻害さ
れることなくねじ部材をねじ回し操作することが
できる。よつて、窓枠に対するエアスポイラの取
り付け作業や取り外し作業は容易にできることと
なる。
しかも、上記カバーはケースに一体成形してあ
るため、自動車の走行中にはその走行風の風圧等
でカバーがケースから脱落することはない。ま
た、上記ケースとカバーは樹脂製で一体成形品の
ため、これら両者の成形は容易にすることができ
る。
そして、前記したようにケースはスリツト内に
位置するため、このケースに形成される開口と、
この開口を閉じるカバーも上記スリツト内に位置
することとなり、このため、上記開口の開口縁
と、この開口を閉じるカバーとの間に生じる割線
が外観されることもエアスポイラによつて防止さ
れる。よつて、この点でもエアスポイラの取付部
における外観上の体裁が向上する。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は第2図
の部分拡大断面図、第2図は自動車後部の側面
図、第3図は第2図の−線矢視断面図であ
る。 1……自動車、12……エアスポイラ、14…
…ブラケツト、21……タツピングスクリユー
(ねじ部材)、22……スリツト、24……ケー
ス、30……開口、31……カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体外面側に樹脂製のエアスポイラを設け、上
    記車体外面とエアスポイラとの間に前後に貫通す
    るスリツトを形成し、上記車体外面に対し金属製
    ブラケツトを取り付け、このブラケツトに上記エ
    アスポイラをねじ部材により締結させるようにし
    た自動車のエアスポイラ取付装置において、上記
    ブラケツトをスリツト内に設けると共に、このス
    リツト内で、同上ブラケツトとねじ部材とを一体
    的にその周囲から覆う樹脂製のケースを設け、上
    記ねじ部材を上記スリツト内に開放する開口を上
    記ケースに形成し、上記開口を開閉するカバーを
    上記ケースに一体成形した自動車のエアスポイラ
    取付装置。
JP1986123581U 1986-08-11 1986-08-11 Expired JPH0435274Y2 (ja)

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JP1986123581U JPH0435274Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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JP1986123581U JPH0435274Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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JPS6328593U JPS6328593U (ja) 1988-02-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2505380Y2 (ja) * 1990-08-22 1996-07-31 ダイハツ工業株式会社 自動車のエアスポイラ取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59187572U (ja) * 1983-05-31 1984-12-12 鬼怒川ゴム工業株式会社 自動車用スポイラ−の取付構造
JPS60138884U (ja) * 1984-02-27 1985-09-13 三菱自動車工業株式会社 リアスポイラの取付構造

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JPS6328593U (ja) 1988-02-25

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