JP2505380Y2 - 自動車のエアスポイラ取付構造 - Google Patents

自動車のエアスポイラ取付構造

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JP2505380Y2
JP2505380Y2 JP1990088076U JP8807690U JP2505380Y2 JP 2505380 Y2 JP2505380 Y2 JP 2505380Y2 JP 1990088076 U JP1990088076 U JP 1990088076U JP 8807690 U JP8807690 U JP 8807690U JP 2505380 Y2 JP2505380 Y2 JP 2505380Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エアスポイラを自動車のボディに固着され
たブラケットにボルト部材により締結するようにしたエ
アスポイラの取付構造に関する。
〔従来の技術〕
自動車のエアスポイラは整流効果あるいはデザイン的
効果を目的としてボディに装着されるものであり、この
エアスポイラ取付構造として、従来、第5図及び第6図
に示すものがある。図において、1はアウタパネル1aと
インナパネル1bとからなるバックドアパネルであり、ア
ウタパネル1aのフランジ部にドアガラス1cの縁部が固着
されている。また上記アウタパネル1aにはブラケット2
によってエアスポイラ3が取り付けられている。上記ブ
ラケット2は下辺部2cにボルト2aが固着された板金製L
字形のもので、車幅方向中央部,及び左,右端部の3個
所に配置され、上記ボルト2aとナット2bによって、アウ
タパネル1aに締結されている。上記エアスポイラ3には
取付脚部3aが上記ブラケット2に対応するよう3箇所に
形成されている。この取付脚部3aの後壁はブラケット2
の縦辺部2dに当接しており、該脚部3aに埋設されたナッ
ト3bにボルト4を螺挿することによってエアスポイラ3
はバックドアパネル1に締結されている。そして上記エ
アスポイラ3の脚部3a部分にはカバー5が装着されてお
り、これによりボルト4を覆っている。なお、実開昭63
-28593号公報にも上記第5図,第6図と同様のエアスポ
イラ取付構造が開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の、自動車のエアスポイラ取付構造は、L字
形のブラケット2の下辺部2cをアウタパネル1aに固定
し、縦辺部2dでエアスポイラ3を支持する構造であるた
め、エアスポイラ3の上面に下向きの力が作用すると、
L字形のブラケット2の頂点aを支点とする曲げモーメ
ントが発生する。この場合従来構造は上記頂点aを中心
とする反時計回りの曲げモーメントには強いが時計回り
の曲げモーメントに弱く、従って特に、外力がエアスポ
イラ3の後側に作用するほど取付強度が不足することと
なる。
本考案は、上記問題を解決するためになされたもの
で、カバーでエアスポイラを支えることにより、エアス
ポイラに外力がかかっても曲げモーメントがあまり大き
くならないようにして、エアスポイラの取付強度を向上
できるようにした自動車のエアスポイラ取付構造を提供
することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、エアスポイラを自動車のボディに固着され
たブラケットにボルト部材により締結し、上記ボルト部
材をカバーで覆うようにした自動車のエアスポイラ取付
構造において、上記エアスポイラの底面前部に取付脚部
を少なくとも前部底面がボディ外表面に当接するよう膨
出形成し、上記ブラケットを側面視L字形とし、該ブラ
ケットの下辺部をボディ外表面に固着し、該ブラケット
の縦辺部に上記取付脚部の後壁面を当接させてボルト部
材により締結し、上記カバーをエアスポイラとは別体
で、かつ平面視で上記取付脚部の側壁面の少なくとも後
部を覆う側壁部と取付脚部の後壁面を覆う後壁部とから
なる平面視コ字形のものとし、上記カバーの側壁部を取
付脚部の側面に着脱可能に係合させるとともに、該カバ
ーの後壁部を上記ブラケットの縦辺部から後方に離れた
位置にてエアスポイラとボディ外表面とに当接させるこ
とにより、該後壁部を該エアスポイラが上記ブラケット
締結部を中心として回動するのを下方から支持するステ
ー部として機能させることを特徴としている。
〔作用〕
本考案に係る自動車のエアスポイラ取付構造によれ
ば、ボルト部材を覆うカバーに一体形成されたステー部
が、エアスポイラとボディのブラケットから離れた部分
との間に両者に当接するように位置している。従って本
考案のカバーは、上記ボルト部材を覆うとともに、その
ステー部によりエアスポイラを支持しており、これによ
り外力が作用した場合の曲げモーメントを抑制し、倒れ
防止を行う。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図について説明する。
第1図ないし第4図は、本考案の一実施例による自動
車のエアスポイラ取付構造を説明するための図であり、
第1図はその断面側面図、第2図は第1図のII-II線断
面図、第3図はカバーの斜視図、第4図はエアスポイラ
の斜視図であり、第5図,第6図と同一符号は、同一又
は相当部分を示す。
本実施例のエアスポイラ取付構造は、バックドアパネ
ル1のアウタパネル1aにL字形のブラケット2の下辺部
2cをボルト2a,ナット2bで固着し、上記ブラケット2の
縦辺部2dにエアスポイラ7をボルト4で固定し、該ボル
ト4を支持カバー6で覆ってなり、基本的な構成は従来
構造と同様である。
上記エアスポイラ7には取付脚部7aが上記ブラケット
2の縦辺2dに当接するよう形成されており、また底壁7c
はこの取付脚部7aの上面から後方に延びている。
そして上記支持カバー6は、上記エアスポイラ7の取
付脚部7aを側方から覆う側壁部6aと後方から覆う後壁部
6bとからなる平面視コの字形のものである。上記側壁部
6aの先端に形成された爪部6cが取付脚部7aの側面に凹設
された係止溝7eに係止しており、該側壁部6aの上,下面
はそれぞれ上記底壁7c,アウタパネル1aに当接してい
る。また上記後壁部6bの上縁に突設された凸部6dは上記
底壁7cの後端、つまり取付脚部7aの後壁から後方に離れ
た位置に形成された凹部7bに挿入されて当接し、かつ下
面はアウタパネル1aに当接している。これにより上記カ
バー6の後壁部6bはエアスポイラ7をブラケット2の縦
辺部2dから後方に離れた位置で支持するステー部となっ
ている。
次に、本実施例の作用効果について説明する。
本実施例構造では、支持カバー6はボルト4を覆うカ
バーとしての機能と、エアスポイラ7を支持するステー
としての機能との両方を果している。この場合に、支持
カバー6の後壁部6bがL字形ブラケット2の頂点aから
後方に離れているため、エアスポイラ7の後部に外力b
がかかっても時計回りの曲げモーメントを軽減でき、従
って反時計回りだけでなく時計回りの支持強度も大きく
向上できる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案に係る自動車のエアスポイラ取付
構造によれば、カバーに、エアスポイラとボディの間に
両者に当接するよう位置してエアスポイラを支持するス
テー部として機能する後壁部を形成し、該後壁部をブラ
ケット締結部から後方に離れた位置に設けたので、エア
スポイラに外力が作用しても曲げモーメントを抑制で
き、ボルト部材をカバーするためのカバーによってエア
スポイラ自身の倒れを防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例に係る自動車の
エアスポイラ取付構造を説明するための図であり、第1
図は断面側図、第2図は第1図のII-II線断面図、第3
図はカバーの斜視図、第4図はエアスポイラの斜視図、
第5図は従来構造の断面図、第6図はそのエアスポイラ
の斜視図である。 図において、1はバックドアパネル(ボディ)、2はブ
ラケット、4はボルト、6は支持カバー(カバー)、6b
は後壁(ステー部)、7はエアスポイラである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアスポイラを自動車のボディに固着され
    たブラケットにボルト部材により締結し、上記ボルト部
    材をカバーで覆うようにした自動車のエアスポイラ取付
    構造において、上記エアスポイラの底面前部に取付脚部
    を少なくとも前部底面がボディ外表面に当接するよう膨
    出形成し、上記ブラケットを側面視L字形とし、該ブラ
    ケットの下辺部をボディ外表面に固着し、該ブラケット
    の縦辺部に上記取付脚部の後壁面を当接させてボルト部
    材により締結し、上記カバーをエアスポイラとは別体
    で、かつ平面視で上記取付脚部の側壁面の少なくとも後
    部を覆う側壁部と取付脚部の後壁面を覆う後壁部とから
    なる平面視コ字形のものとし、上記カバーの側壁部を取
    付脚部の側面に着脱可能に係合させるとともに、該カバ
    ーの後壁部を上記ブラケットの縦辺部から後方に離れた
    位置にてエアスポイラとボディ外表面とに当接させるこ
    とにより、該後壁部を該エアスポイラが上記ブラケット
    締結部を中心として回動するのを下方から支持するステ
    ー部として機能させることを特徴とする自動車のエアス
    ポイラ取付構造。
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JPH0445189U JPH0445189U (ja) 1992-04-16
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