JP2513499Y2 - 自動車のニュ―プロテクタ - Google Patents

自動車のニュ―プロテクタ

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JP2513499Y2
JP2513499Y2 JP1988167956U JP16795688U JP2513499Y2 JP 2513499 Y2 JP2513499 Y2 JP 2513499Y2 JP 1988167956 U JP1988167956 U JP 1988167956U JP 16795688 U JP16795688 U JP 16795688U JP 2513499 Y2 JP2513499 Y2 JP 2513499Y2
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JP
Japan
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instrument panel
frame
glove box
opening
knee protector
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JP1988167956U
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直輝 加藤
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、自動車のインストルメントパネル内に配設
されるニープロテクタに関するものである。
b.従来の技術 自動車では、衝突等に際し、乗員、特に助手席の乗員
の膝を受止めて、必要以上に前方へ移動するのを阻止す
るために、インストルメントパネルの下部前面にニープ
ロテクタを配装している場合がある。
c.考案が解決しようとする課題 ところで、一般に、助手席の前方のインストルメント
パネルには、第5図および第6図に示すように、グロー
ブボックスaが配設されている。このグローブボックス
aは、グローブボックス本体bの開口cがインストルメ
ントパネルdの前面に形成され、その開口cの下縁にリ
ッドeの下辺がヒンジ結合されている。
このようなインストルメントパネルdでは、第5図お
よび第6図に示すように、グローブボックスaを避けた
位置にしかニープロテクタfを設置することができな
い。そして、このようなニープロテクタfを設置した場
合には、該ニープロテクタfは、狭い面積で膝を受止め
ることとなる。
ニープロテクタfをグローブボックスaのリッドe内
に配設すれば、膝を受止める面積を広くすることができ
るが、リッドeは強度的に弱い。
そこで、本考案の目的は、インストルメントパネルの
グローブボックス部において、インストルメントパネル
の前面に加わった衝撃エネルギを効果的に吸収し、イン
ストルメントパネルの内側のスペースを有効に利用する
ことが可能な自動車のニープロテクタを提供することに
ある。
d.課題を解決するための手段 上記従来技術の有する課題を解決するために、本考案
においては、インストルメントパネルの上面にグローブ
ボックス本体の開口を形成し、上記インストルメントパ
ネル内に配置される断面ほぼコ字状のフレームの左右両
端にフランジ部を設け、該フレームのフランジ部を車体
前方へ向けて堅牢な車体側に固定する一方、上記インス
トルメントパネルの前面と上記フレームの中央部との間
に空間を形成し、この空間にクッション部材を配置する
とともに、該クッション部材を上記フレームの中央部に
取付け、上記インストルメントパネルの開口に対応させ
て、上記グローブボックス本体を上記フレームと上記車
体で囲まれる空間に開口部を上方に向けて配設してい
る。
e.実施例 第1図〜第3図は、本考案に係る自動車のニープロテ
クタを示しており、第1図および第2図はそのニープロ
テクタを備えたインストルメントパネルを示し、第3図
はニープロテクタの構造を示している。
このインストルメントパネル1はグローブボックス2
を有している。グローブボックス2の本体3は、その開
口部3aをインストルメントパネル1の上面1aに形成した
開口10に位置させており、当該開口部3aの縁部にはリッ
ド4がヒンジ結合されている。そして、このインストル
メントパネル1では、該パネルの前面1bとグローブボッ
クス本体3との間にニープロテクタ5が配設されてい
る。
上記ニープロテクタ5は、衝撃エネルギを吸収するた
めのクッション部材6と、該クッション部材6を支持す
るためのフレーム7とから構成されている。クッション
部材6は弾力性を有する材料によって形成され、またフ
レーム7は剛性を有する金属等によって形成されてい
る。
上記フレーム7は、インストルメントパネル1の内側
に配置され、断面ほぼコ字状の板状体を用いて折曲げ成
形されている。また、フレーム7の左右両端には、これ
を外方へ直角に折曲げたフランジ部7a,7bが設けられて
いる。しかして、フレーム7は、フランジ部7a,7bを車
体前方へ向けてカウルボックス8等の堅牢な車体部分に
ネジ等で固定することによって取付けられている。
一方、上記インストルメントパネル1の前面1bとフレ
ーム7の中央部7cとの間には空間Sが形成され、この空
間Sにクッション部材6が配置されるようになってい
る。しかも、クッション部材6はフレーム7の中央部7c
にネジ、接着剤等によって取付けられている。
そして、上記グローブボックス本体3は、インストル
メントパネル1の開口10に対応させて、フレーム7と車
体側のカウルボックス8で囲まれる空間に開口部3aを上
方に向けて配設され、その上端フランジ部3bがフレーム
7の上端に載置されて取付けられている。
このように構成されたニープロテクタ5において、イ
ンストルメントパネル1の前面1bに衝撃が加わると、当
該インストルメントパネル1の前面1bを成すパネルを介
してクッション部材6およびフレーム7等により、その
衝撃エネルギは吸収される。
なお、上記実施例では、フレーム7をカウルボックス
8に固定しているが、第4図に示すように、ステアリン
グメンバー9にブラケット9aを設置し、そのブラッケト
9aに固定してもよく、ブロアーファン等のヒータ関係部
材に固定してもよい。
f.考案の効果 上述の如く、本考案に係る自動車のニープロテクタ
は、インストルメントパネルの上面にグローブボックス
本体の開口を形成し、上記インストルメントパネル内に
配置される断面ほぼコ字状のフレームの左右両端にフラ
ンジ部を設け、該フレームのフランジ部を車体前方へ向
けて堅牢な車体側に固定する一方、上記インストルメン
トパネルの前面と上記フレームの中央部との間に空間を
形成し、この空間にクッション部材を配置するととも
に、該クッション部材を上記フレームの中央部に取付
け、上記インストルメントパネルの開口に対応させて、
上記グローブボックス本体を上記フレームと上記車体で
囲まれる空間に開口部を上方に向けて配設しているの
で、インストルメントパネルの内側という限られたスペ
ースを有効に利用することができるとともに、インスト
ルメントパネルの前面に加わった衝撃エネルギを効果的
に吸収できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例に係る自動車のニー
プロテクタを示すもので、第1図はそのニープロテクタ
を備えたインストルメントパネルの概念的な斜視図、第
2図は第1図におけるII−II線断面図、第3図はニープ
ロテクタの分解斜視図、第4図はニープロテクタの配設
構造の他の実施例を示す斜視図、第5図および第6図は
従来の自動車のニープロテクタを示すもので、第5図は
そのニープロテクタを備えたインストルメントパネルの
斜視図、第6図は第5図におけるVIII−VIII線断面図で
ある。 1……インストルメントパネル、1a……上面、1b……前
面、2……グローブボックス、3……グローブボックス
本体、3a……開口部、4……リッド、5……ニープロテ
クタ、6……クッション部材、7……フレーム、7a,7b
……フランジ部、7c……中央部、8……カウルボック
ス、9……ステアリングメンバ、9a……ブラケット、10
……開口。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インストルメントパネルの上面にグローブ
    ボックス本体の開口を形成し、上記インストルメントパ
    ネル内に配置される断面ほぼコ字状のフレームの左右両
    端にフランジ部を設け、該フレームのフランジ部を車体
    前方へ向けて堅牢な車体側に固定する一方、上記インス
    トルメントパネルの前面と上記フレームの中央部との間
    に空間を形成し、この空間にクッション部材を配置する
    とともに、該クッション部材を上記フレームの中央部に
    取付け、上記インストルメントパネルの開口に対応させ
    て、上記グローブボックス本体を上記フレームと上記車
    体で囲まれる空間に開口部を上方に向けて配設したこと
    を特徴とする自動車のニープロテクタ。
JP1988167956U 1988-12-26 1988-12-26 自動車のニュ―プロテクタ Expired - Lifetime JP2513499Y2 (ja)

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JPH0287652U JPH0287652U (ja) 1990-07-11
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