JPS5925700Y2 - 自動車のインストルメントパネル - Google Patents

自動車のインストルメントパネル

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Publication number
JPS5925700Y2
JPS5925700Y2 JP7618479U JP7618479U JPS5925700Y2 JP S5925700 Y2 JPS5925700 Y2 JP S5925700Y2 JP 7618479 U JP7618479 U JP 7618479U JP 7618479 U JP7618479 U JP 7618479U JP S5925700 Y2 JPS5925700 Y2 JP S5925700Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
reinforcing member
impact load
passenger seat
vehicle body
Prior art date
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Expired
Application number
JP7618479U
Other languages
English (en)
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JPS55175533U (ja
Inventor
國士 竹原
Original Assignee
ダイハツ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ダイハツ工業株式会社 filed Critical ダイハツ工業株式会社
Priority to JP7618479U priority Critical patent/JPS5925700Y2/ja
Publication of JPS55175533U publication Critical patent/JPS55175533U/ja
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Publication of JPS5925700Y2 publication Critical patent/JPS5925700Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のインストルメントパネル、特にインス
トルメントパネルの助手席と対向する部分の補強構造に
関するものである。
自動車の衝突時、運転者はハンドルを把持しているため
頭部をインストルメントパネルに激突させることは殆ん
どないが、助手席の乗員は、その前面にハンドル等が存
在しないため、インストルメントパネルに頭部を激突さ
せることがしばしばある。
ところで、インストルメントパネルは人体の衝撃荷重を
吸収緩和すべく、その全面を緩衝材で被覆してあり、衝
撃荷重は人体に損傷を与えない程度まで吸収緩和される
が、衝突時の衝撃荷重で、合成樹脂型のインストルメン
トパネルが破損し、更にはグローブボックスの開閉蓋が
前方に飛びだし、このインストルメントパネルの破片や
、飛び出したグローブボックスの開閉蓋で助手席の乗員
の頭部や顔面に傷をつける。
本考案は従来のインストルメントパネルの上記欠点に鑑
み之れを改良したもので、インストルメントパネルの助
手席と対向する範囲の部分が衝撃荷重で破損しない様に
、特にインストルメントパネルの助手席と対向する範囲
の部分に前記の補強部材を介して衝撃荷重を車体構成部
材に分散するための衝撃荷分散部材を設けたもので、以
下この考案の構成を図面について説明すると次の通りで
ある。
第1図において、2点鎖線で示す部分が、合成樹脂で一
体成形されたインストルメントパネル本体1であって、
下部は車幅方向に配置された金属製の剛性を有する補強
部材2によって補強されている。
この補強部材2の両端はブラケツ)3.3’を介して車
体構成部材を構成するサイドパネル(図示せず)に結合
されており、更に運転席と対向する部分が車体構成部材
のダッシュパネル(図示せず)に取付けられたペダルブ
ラケット5に結合されている。
上記補強部材2にはトレーやラジオ等の付属装置が取付
けられるようになっており、又ペダルブラケット5には
ブレーキペダル、クラッチペダル、ステアリング支持筒
等が支持されておる。
インストルメントパネル本体1の助手席と対向する部分
にはグローブボックス6が形成されており、且つ前面開
口部の下縁に、グローブボックス6の蓋板7が枢着しで
ある。
本考案は上記の公知の構成に加え、特にインストルメン
トパネル本体の助手席と対向する範囲の部分に、補強部
材を利用して、車体構成部材に衝撃荷重を分散するため
の衝撃荷重分散部材8を組込んだものである。
上記荷重分散部材8はインストルメントパネルが助手席
側に対向する範囲の両側部において、インストルメント
パネル本体1の上部と補強部材2にネジ止めにより結合
された金属製の連結部材10.11によって構成される
即ち、連結部材10゜11のそれぞれの上端を、インス
トルメントパネル本体1の上部に形成された座部9,9
にネジ止めすると共に外側の連結部材10の下端を補強
部材2の側部のブラケット3に、内側の連結部材11の
下端を、補強部材2の中間部にそれぞれネジ止めにより
結合する。
そして上記の外側の連結部材10はコ字型断面の鋼材か
らなり、上端部から外方に向けて且つ下方に弯曲し、又
内側の連結部材11はL型断面の鋼材からなり、S字状
に弯曲させて略インストルメントパネル本体1に略沿う
ようにしである。
そして上記両部材10.11を末広がり状に配設しであ
る。
又第1図には示しておらないが、インストルメントパネ
ル本体1の上部は第2図のように緩衝材12で被覆され
ており、頭部への衝撃荷重を吸収する。
上記の構成において、衝突時、第2図に示す如く、助手
席の乗員の頭部HがインストルメントパネルAに激突す
ると、その時の衝撃荷重は衝撃荷重分散部材8によって
補強部材2に伝達され車体構成部材に分散される。
即ち衝撃荷重の一部は外側の連結部材10から補強部材
2の側部のブラケット3を介して車体構成部材に伝達さ
れ、又一部は内側の連結部材11から補強部材2の中間
部に伝わり、ブラケット5並びにブラケット3,3′を
介して車体構成部材に伝達される。
それであるからインストルメントパネル本体1自体に衝
撃荷重が集中せず、当該パネルが破損したり、更にはグ
ローブボックス6の蓋板7が飛び出すことがない。
しかも人体に加わる衝撃荷重は、インストルメントパネ
ル本体1の表面を被覆している緩衝材12によって吸収
緩和され、法定基準範囲内の衝突エネルギーに抑えられ
るので人体に損傷を与えることはない。
以上説明した様に、本考案は、インストルメントパネル
本体の下部に、車幅方向に配設され且つ両端を車体構成
部材に結合された補強部材を有する自動車のインストル
メントパネルにおいて、上記インストルメントパネル本
体の助手席と対向する範囲の部分に、インストルメント
パネル本体の上部と上記補強部材とに結合された衝撃荷
重分散部材を設けたから、衝突時、助手席の乗員の頭部
がインストルメントパネルに激突しても、衝撃荷重は衝
撃荷重分散部数部材を構成する両側の連結部材によって
補強部材に伝達されると共に補強部材が結合される車体
構成部材に分散され、インストルメントパネル本体が破
損したり、グローブボックスの蓋板が飛び出すことがな
く、従って破片や蓋板で乗員が傷を受けることがないと
共に人体に加わる衝撃荷重はインストルメントパネルの
表面を被覆している緩衝材によって吸収緩和され、乗員
にとって至極安全なインストルメントパネルを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示す斜面図であり、第2図は本
考案装置の断面を示す説明図である。 1・・・・・・インストルメントパネル本体、2・・・
・・・補強部材、8・・・・・・衝撃荷重分散部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インストルメントパネル本体の下部に、車幅方向に配置
    され且つ両端を車体構成部材に結合された補強部材を有
    する自動車のインストルメントパネルにおいて、上記イ
    ンストルメントパネル本体の助手席と対向する範囲の部
    分に、インストルメントパネル本体の上部と上記補強部
    材とに結合された衝撃荷重分散部材を設けたことを特徴
    とする自動車のインストルメントパネル。
JP7618479U 1979-06-04 1979-06-04 自動車のインストルメントパネル Expired JPS5925700Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7618479U JPS5925700Y2 (ja) 1979-06-04 1979-06-04 自動車のインストルメントパネル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7618479U JPS5925700Y2 (ja) 1979-06-04 1979-06-04 自動車のインストルメントパネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55175533U JPS55175533U (ja) 1980-12-16
JPS5925700Y2 true JPS5925700Y2 (ja) 1984-07-27

Family

ID=29309691

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JP7618479U Expired JPS5925700Y2 (ja) 1979-06-04 1979-06-04 自動車のインストルメントパネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6049026U (ja) * 1983-09-13 1985-04-06 三菱自動車工業株式会社 コラプス型インストルメントパネルの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55175533U (ja) 1980-12-16

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