JP3428223B2 - ダッシュサイドプレートの取付構造 - Google Patents

ダッシュサイドプレートの取付構造

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JP3428223B2
JP3428223B2 JP08419395A JP8419395A JP3428223B2 JP 3428223 B2 JP3428223 B2 JP 3428223B2 JP 08419395 A JP08419395 A JP 08419395A JP 8419395 A JP8419395 A JP 8419395A JP 3428223 B2 JP3428223 B2 JP 3428223B2
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謙一 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明はダッシュサイドプレー
トの取付構造に関する関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のダッシュサイドプレートの取付構
造としては、例えば図3及び図4に示すようなものが知
られている(類似技術として、特開平6−199248
号公報参照)。 【0003】1はインストルメントパネルで、車室内R
の前方に配された図示せぬステアリングメンバに取付け
られている。2はフロアパネルで、その前方にはダッシ
ュロアパネル3が形成されている。また、フロアパネル
2の側方には、サイドシル4と、その前端部から立上げ
形成したダッシュサイド部5が形成されている。サイド
シル4はシルインナ4aとシルアウタ4bとから形成さ
れ、ダッシュサイド部5は、前記サイドシル4から連続
したインナパネル5aとアウタパネル5bとから形成さ
れている。 【0004】そして、サイドシル4とダッシュサイド部
5とは、その車室内R側に配されたダッシュサイドプレ
ート6にて覆われている。このダッシュサイドプレート
6の側面部7には長い脚部8aを有するクリップ8が形
成されており、該クリップ8をダッシュサイド部5のイ
ンナパネル5bに形成した取付孔9内へ係合させること
により、ダッシュサイドプレート6をダッシュサイド部
5に対して取付けている。取付けた状態において、ダッ
シュサイドプレート6の側面部7とダッシュサイド部5
とは、前記脚部8aに相応する間隔Dで離間し、ダッシ
ュサイド部5とダッシュサイドプレート6との間にはそ
の間隔Dに応じた内部スペースSが形成される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、クリップ8の脚部8aが長
いために、ダッシュサイドプレート6の取付剛性が低
く、ダッシュサイドプレート6が走行振動等によりガタ
つくおそれがある。従って、このクリップ8以外にも振
動抑制用の取付手段を他に設ける必要があり、ダッシュ
サイドプレート6の取付構造が複雑になる。また、クリ
ップ8の脚部8aが長いことは、クリップ8を取付孔9
に係合させる作業も行い難く、作業性の面でも不利であ
る。 【0006】更に、ダッシュサイドプレート6はダッシ
ュサイド部5を基準にして取付けられ、インストルメン
トパネル1はステアリングメンバを基準にして取付けら
れるため、車体寸法の誤差等の要因により、ダッシュサ
イドプレート6の上端6aとインストルメントパネル1
の下面1aとの上下間隔にバラツキが生じる。従って、
このバラツキを吸収するために、前記上端6aと下面1
aの間に「隙間」を設けておく必要があるため、その
「隙間」からダッシュサイドプレート6の内部スペース
Sが見えてしまい、その部分における見映え低下を招い
ている。 【0007】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、ダッシュサイドプレートの取付
強度及び取付作業性の面で優れ、また見映えの向上を図
ることができるダッシュサイドプレートの取付構造を提
供するものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
インストルメントパネルの下面に前後方向に沿う下向き
のブラケットをダッシュサイド部から離間させた状態で
形成し且つ前記ダッシュサイドプレートの側面部に前記
ブラケットに係合可能な取付手段を形成し、該取付手段
と前記ブラケットとの係合により前記ダッシュサイドプ
レートを取付けると共に、 前記インストルメントパネル
の下面に車室内側端が前記ブラケットの前端部に結合さ
れた略車幅方向に沿う下向きのフランジを該ブラケット
に一体形成し、該フランジは、前記ダッシュサイドプレ
ートの上端と前記インストルメントパネルの下面との間
の隙間を遮蔽すると共に該ダッシュサイドプレートの前
面部に略相応する断面形状を有することを特徴とするダ
ッシュサイドプレートの取付構造である。 【0009】 【0010】 【0011】 【作用】請求項1記載の発明によれば、インストルメン
トパネルの下面に形成されたブラケットにダッシュサイ
ドプレートの側面部を取付けるようにしたため、該側面
部に形成される取付手段の長さが短くて済み、ダッシュ
サイドプレートの取付剛性及び取付作業性の向上を図る
ことができる。また、取付手段が短く、該取付手段がダ
ッシュサイドプレートとダッシュサイド部との間に形成
される内部スペースを貫通しないため、該内部スペース
内に電子ユニット等の機器を内蔵できるようになる。 【0012】しかも、請項1記載の発明によれば、イ
ンストルメントパネルの下面に略車幅方向に沿うフラン
ジを形成しているため、ダッシュサイドプレートの上端
とインストルメントパネルの下面との間に「隙間」が生
じても、その「隙間」をフランジにより遮蔽することが
きる。従って、前記ダッシュサイドプレートの内部ス
ペースが外部に露呈せず、見映えの向上を図ることがで
きる。また、フランジの車室内側端がブラケットの前端
部に結合されているため、該フランジによりブラケット
が補強された状態となり、該ブラケットの剛性が高ま
る。従って、ブラケットの剛性が高まった分、ダッシュ
サイドプレートの取付剛性が向上することになる。 【0013】更に、請項1記載の発明によれば、フラ
ンジがダッシュサイドプレートの前面部に略相応する断
面形状を有しているため、該フランジが該前面部と外観
的に類似し、見映えの点で特に有利であると共に、内部
スペース内における機器を内蔵するための領域を十分に
確保することができる。 【0014】 【実施例】以下、この発明の好適な一実施例を図1及び
図2に基づいて説明する。尚、従来と共通する部分には
同一の符号を付し、重複する説明は省略する。 【0015】この実施例に係るインストルメントパネル
1の下面1aには、取付けた状態でダッシュサイド部5
に対して間隔dだけ離間するブラケット11が下向きに
形成されている。このブラケット11は前後方向に沿っ
たもので、中央には取付孔12が形成されている。ま
た、インストルメントパネル1の下面1aには、略車幅
方向に沿うフランジ13が下向きに形成されている。こ
のフランジ13の車室内側端は前記ブラケット11の前
端部に結合されており、ダッシュサイドプレート10の
「対応部」としての前面部14に略相応する断面湾曲形
状をしている。また、ダッシュサイドプレート10の側
面部15には脚部16aの短い「取付手段」としてのク
リップ16が形成されている。 【0016】従って、このダッシュサイドプレート10
は、サイドシル4及びダッシュサイド部5に車室内R側
からセットされて、そのクリップ16をブラケット11
の取付孔12に係合させることにより取付けられる。ク
リップ16をブラケット11の取付孔12に係合させる
際、クリップ16の脚部16aが短いために係合作業を
行い易く、取付作業の面で優れる。また、クリップ16
の脚部16aが短いため、その分、ブラケット11に対
するダッシュサイドプレート10の取付剛性が向上す
る。更に、ブラケット11にフランジ13を一体形成し
たことにより、該フランジ13によりブラケット11が
補強された状態となり、該ブラケット11の剛性が高ま
るため、その分、該ブラケット11に対するダッシュサ
イドプレート10の取付剛性も向上する。 【0017】また、インストルメントパネル1の下面1
aに略車幅方向に沿うフランジ13が形成されているた
め、該フランジ13によりダッシュサイドプレート10
の上端10aとインストルメントパネル1の下面1aと
の間に「隙間」が生じても、その「隙間」を前記フラン
ジ13により遮蔽することができる。従って、ダッシュ
サイドプレート10の内部スペースSが外部に露呈せ
ず、見映えの向上を図ることができる。更に、この実施
例では、フランジ13がダッシュサイドプレート10の
前面部14に相応する断面湾曲形状を呈しており、フラ
ンジ13が前面部14と外観的に類似するため、見映え
の点で特に有利である。 【0018】加えて、クリップ16の脚部16aが前述
のように短いため、該クリップ16がダッシュサイドプ
レート10の内部スペースSを貫通しない。従って、こ
の内部スペースS内に電子ユニット17等の機器を内蔵
できるようになる。しかも、フランジ13が前面部14
に略相応する断面形状を有しているため、内部スペース
S内において、該電子ユニット17を内蔵するための領
域を十分に確保することができる。 【0019】尚、以上の説明では、「取付手段」として
クリップ16を例にしたが、これに限定されず、ネジそ
の他の手段を用いることもできる。 【0020】 【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、インスト
ルメントパネルの下面に形成されたブラケットにダッシ
ュサイドプレートの側面部を取付けるようにしたため、
該側面部に形成される取付手段の長さが短くて済み、ダ
ッシュサイドプレートの取付剛性及び取付作業性の向上
を図ることができる。また、取付手段が短く、該取付手
段がダッシュサイドプレートとダッシュサイド部との間
に形成される内部スペースを貫通しないため、該内部ス
ペース内に電子ユニット等の機器を内蔵できるようにな
る。 【0021】しかも、請項1記載の発明によれば、イ
ンストルメントパネルの下面に略車幅方向に沿うフラン
ジを形成しているため、ダッシュサイドプレートの上端
とインストルメントパネルの下面との間に「隙間」が生
じても、その「隙間」をフランジにより遮蔽することが
きる。従って、前記ダッシュサイドプレートの内部ス
ペースが外部に露呈せず、見映えの向上を図ることがで
きる。また、フランジの車室内側端がブラケットの前端
部に結合されているため、該フランジによりブラケット
が補強された状態となり、該ブラケットの剛性が高ま
る。従って、ブラケットの剛性が高まった分、ダッシュ
サイドプレートの取付剛性が向上することになる。 【0022】更に、請項1記載の発明によれば、フラ
ンジがダッシュサイドプレートの前面部に略相応する断
面形状を有しているため、該フランジが該前面部と外観
的に類似し、見映えの点で特に有利であると共に、内部
スペース内における機器を内蔵するための領域を十分に
確保することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例に係るダッシュサイドプレ
ートの取付構造を示す斜視図である。 【図2】図1のダッシュサイドプレートを取付けた状態
を示す断面図である。 【図3】従来のダッシュサイドプレートの取付構造を示
す斜視図である。 【図4】図3のダッシュサイドプレートを取付けた状態
を示す断面図である。 【符号の説明】 1 インストルメントパネル 1a 下面 4 サイドシル 5 ダッシュサイド部 10 ダッシュサイドプレート 11 ブラケット 14 前面部(対応部) 15 側面部 16 クリップ(取付手段) R 車室内
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/08 B60R 13/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】サイドシルの前端部からインストルメント
    パネルの側方部位にかけて立上げ形成されたダッシュサ
    イド部の車室内側に、該ダッシュサイド部を覆うダッシ
    ュサイドプレートがその側面部をダッシュサイド部から
    離間させた状態で取付けられているダッシュサイドプレ
    ートの取付構造において、 前記インストルメントパネルの下面に前後方向に沿う下
    向きのブラケットをダッシュサイド部から離間させた状
    態で形成し且つ前記ダッシュサイドプレートの側面部に
    前記ブラケットに係合可能な取付手段を形成し、該取付
    手段と前記ブラケットとの係合により前記ダッシュサイ
    ドプレートを取付けると共に、 前記インストルメントパネルの下面に車室内側端が前記
    ブラケットの前端部に結合された略車幅方向に沿う下向
    きのフランジを該ブラケットに一体形成し、 該フランジは、前記ダッシュサイドプレートの上端と前
    記インストルメントパネルの下面との間の隙間を遮蔽す
    ると共に該ダッシュサイドプレートの前面部に略相応す
    る断面形状を有するこ とを特徴とするダッシュサイドプ
    レートの取付構造。
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