JPS5921100Y2 - キヤブオ−バ型車の車体構造 - Google Patents
キヤブオ−バ型車の車体構造Info
- Publication number
- JPS5921100Y2 JPS5921100Y2 JP11702079U JP11702079U JPS5921100Y2 JP S5921100 Y2 JPS5921100 Y2 JP S5921100Y2 JP 11702079 U JP11702079 U JP 11702079U JP 11702079 U JP11702079 U JP 11702079U JP S5921100 Y2 JPS5921100 Y2 JP S5921100Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing member
- cab
- over type
- front panel
- body structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、キャブオーバ型車の車体構造、とくにそのキ
ャビンのフロントパネルの支持構造の改良に関するもの
である。
ャビンのフロントパネルの支持構造の改良に関するもの
である。
従来より、キャブオーバ型トラック等においては、キャ
ビン前面をカバーするフロントパネルに対し、ハツト状
断面の補強部材をフロントピラー間に亘って車中方向に
横渡しするとともに、フロントパネル背面と補強部材と
の間にマスチックシーラ等の弾性を有する弱接着性充填
材を介装し、フロントパネルの面剛性をアップする支持
構造が採用されている。
ビン前面をカバーするフロントパネルに対し、ハツト状
断面の補強部材をフロントピラー間に亘って車中方向に
横渡しするとともに、フロントパネル背面と補強部材と
の間にマスチックシーラ等の弾性を有する弱接着性充填
材を介装し、フロントパネルの面剛性をアップする支持
構造が採用されている。
しかしながら、車中の広い、いわゆる巾広キャビンの場
合には、上記支持構造のみでは、フロントパネルの前後
方向の振動が問題となり、かかる振動を有効に防止する
ことができない問題があった。
合には、上記支持構造のみでは、フロントパネルの前後
方向の振動が問題となり、かかる振動を有効に防止する
ことができない問題があった。
本考案は、かかる問題に鑑みてなされたものであって、
パーキングブレーキやワイパモータ等の補器類の取付用
ブラケットを利用し、補強部材の中間部をこれら取付用
ブラケットから支持することによって、フロントパネル
の面剛性の実質的な向上を図ったキャブオーバ型車の車
体構造を提供することを目的としている。
パーキングブレーキやワイパモータ等の補器類の取付用
ブラケットを利用し、補強部材の中間部をこれら取付用
ブラケットから支持することによって、フロントパネル
の面剛性の実質的な向上を図ったキャブオーバ型車の車
体構造を提供することを目的としている。
以下、より具体的に図示の実施例について本考案を説明
する。
する。
第１図、第２図及び第３図において、１はキャブオーバ
型車のキャビンの前面をカバーするフロントパネル、２
は車中方向にフロントパネル１の内面に沿って伸びた断
面ハツト形状の補強部材で、補強部材２の前面をなす上
、下側縁２ａ、２ｂは、両端部を除いて、マスチックシ
ーラ等の弾性を有する弱接着性の軟質充填材３によって
フロントパネル１の背面に重合されるとともに、両端部
２Ｃ，２ｄはフロントピラー４，４の内側に曲げ込まれ
た状態で個定されている。
型車のキャビンの前面をカバーするフロントパネル、２
は車中方向にフロントパネル１の内面に沿って伸びた断
面ハツト形状の補強部材で、補強部材２の前面をなす上
、下側縁２ａ、２ｂは、両端部を除いて、マスチックシ
ーラ等の弾性を有する弱接着性の軟質充填材３によって
フロントパネル１の背面に重合されるとともに、両端部
２Ｃ，２ｄはフロントピラー４，４の内側に曲げ込まれ
た状態で個定されている。
また、６は第２図に明らかなように、ウィンド７のワイ
パ（図示せず。
パ（図示せず。
）を駆動するためのワイパモータ８を取付けるための補
器用ブラケット、９は第３図に明らかなように、パーキ
ングブレーキレバー１０を取付は支持するための補器用
ブラケットで、これら補器用ブラケット６．９は、フロ
ントパネル１の背面側中央部に相互に適当な間隔をおい
て上下方向に並設されている。
器用ブラケット、９は第３図に明らかなように、パーキ
ングブレーキレバー１０を取付は支持するための補器用
ブラケットで、これら補器用ブラケット６．９は、フロ
ントパネル１の背面側中央部に相互に適当な間隔をおい
て上下方向に並設されている。
本案では、これら補器用ブラケット６．９を利用して、
補強部材２の背面側を夫々弾性材１１．１２を介して補
器用ブラケット６．９から支持する。
補強部材２の背面側を夫々弾性材１１．１２を介して補
器用ブラケット６．９から支持する。
この場合、ワイパモータ用ブラケット６は、その下半分
がフロントパネル１側に接近しているため、補強部材２
との間に、両面接着テープ１３で支持した弾性材１１を
介装するだけで、補強部材２を支持することができる。
がフロントパネル１側に接近しているため、補強部材２
との間に、両面接着テープ１３で支持した弾性材１１を
介装するだけで、補強部材２を支持することができる。
一方、パーキングブレーキ用ブラケット９はフロントパ
ネル１、補強部材２との間の距離があるため、Ｕ字形状
の支持メンバ１５の開口部を上記ブラケット９に嵌合し
て固定したうえで、支持メンバ１５の前面に両面接着テ
ープ１３で支持した弾性材１２を補強部材２の背面側に
押し当てて補強部材２を支持する。
ネル１、補強部材２との間の距離があるため、Ｕ字形状
の支持メンバ１５の開口部を上記ブラケット９に嵌合し
て固定したうえで、支持メンバ１５の前面に両面接着テ
ープ１３で支持した弾性材１２を補強部材２の背面側に
押し当てて補強部材２を支持する。
なお、上記支持メンバ１５の支持剛性は、パーキングブ
レーキ用ブラケット９の剛性より適当に小さく設定し、
万一の衝突事故等において、該ブラケット９を変形させ
てパーキングブレーキレバー１０を乗員側に突出させる
ことのないよう考慮する。
レーキ用ブラケット９の剛性より適当に小さく設定し、
万一の衝突事故等において、該ブラケット９を変形させ
てパーキングブレーキレバー１０を乗員側に突出させる
ことのないよう考慮する。
上記のように、フロントパネル１を補強するための補強
部材２の中央部を２つの補器用ブラケット６．９から弾
性材１１．１２を介して支持するようにすれば、補強部
材２の支持剛性をそれだけ上げることができ、フロント
パネル１の面剛性をそれに応じて大きくすることができ
、フロントパネル１が巾広の場合にも、そつ前後方向の
振動を確実に抑止もしくは低減させることができる。
部材２の中央部を２つの補器用ブラケット６．９から弾
性材１１．１２を介して支持するようにすれば、補強部
材２の支持剛性をそれだけ上げることができ、フロント
パネル１の面剛性をそれに応じて大きくすることができ
、フロントパネル１が巾広の場合にも、そつ前後方向の
振動を確実に抑止もしくは低減させることができる。
以上説明したことから明らがなように、本考案はキャブ
オーバ型車のキャビンの前面を構成するフロントパネル
をその背面側がら、補強部材で、弾性を有する軟質充填
剤を介して支持するとともに、その補強部材の背面を車
中方向の中央部に位置する補器用ブラケットを利用して
、弾性部材を介して支持するようにしたキャブオーバ型
車の車体構造を提供するものである。
オーバ型車のキャビンの前面を構成するフロントパネル
をその背面側がら、補強部材で、弾性を有する軟質充填
剤を介して支持するとともに、その補強部材の背面を車
中方向の中央部に位置する補器用ブラケットを利用して
、弾性部材を介して支持するようにしたキャブオーバ型
車の車体構造を提供するものである。
本考案に係る車体構造２によれば、補強部材自体の支持
剛性を高めることができるため、車中が広い場合にも、
フロントパネルの面剛性を有効に高めることができ、補
強部材との間に介装する弾性材とあいまって、フロント
パネルの前後方向の振動を有効に防止もしくは吸収する
ことができる。
剛性を高めることができるため、車中が広い場合にも、
フロントパネルの面剛性を有効に高めることができ、補
強部材との間に介装する弾性材とあいまって、フロント
パネルの前後方向の振動を有効に防止もしくは吸収する
ことができる。
第１図は本考案に係るキャブオーバ型車のキャビン前部
の水平方向断面説明図、第２図は第１図の■■−ＩＩ線
方向縦断面説明図、第３図は第１図の■ＩＩ−ＩＩＩ線
方向縦断面説明図である。 １・・・・・・フロントパネル、２・・・・・・補強部
材、３・・・・・・軟質充填剤、４・・・・・・フロン
トピラー、６，９・・・・・・補器用ブラケット、１１
．１２・・・・・・弾性材、１５・・・・・・支持メン
バ。
の水平方向断面説明図、第２図は第１図の■■−ＩＩ線
方向縦断面説明図、第３図は第１図の■ＩＩ−ＩＩＩ線
方向縦断面説明図である。 １・・・・・・フロントパネル、２・・・・・・補強部
材、３・・・・・・軟質充填剤、４・・・・・・フロン
トピラー、６，９・・・・・・補器用ブラケット、１１
．１２・・・・・・弾性材、１５・・・・・・支持メン
バ。
Claims (1)
- キャブオーバ型車のキャビンにおいて、車中方向に配置
される補強メンバの前面を上記キャビンの前面を構成す
るフロントパネル背面に弾性を有する充填材を介して重
合するとともに、上記補強メンバの背面と、補器類を取
付ける補器用ブラケットの前面との間に弾性材を介設し
、補強メンバの中間部を支持するようにしたことを特徴
とするキャブオーバ型車の車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11702079U JPS5921100Y2 (ja) | 1979-08-25 | 1979-08-25 | キヤブオ−バ型車の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11702079U JPS5921100Y2 (ja) | 1979-08-25 | 1979-08-25 | キヤブオ−バ型車の車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5633772U JPS5633772U (ja) | 1981-04-02 |
| JPS5921100Y2 true JPS5921100Y2 (ja) | 1984-06-20 |
Family
ID=29349233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11702079U Expired JPS5921100Y2 (ja) | 1979-08-25 | 1979-08-25 | キヤブオ−バ型車の車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5921100Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58157869U (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-21 | 荒川車体工業株式会社 | 車体外板の組付構造 |
| JPH0732343Y2 (ja) * | 1989-03-10 | 1995-07-26 | 富士重工業株式会社 | キャブオーバー車の車体前方部補剛構造 |
-
1979
- 1979-08-25 JP JP11702079U patent/JPS5921100Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5633772U (ja) | 1981-04-02 |
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