JPS6027095Y2 - 自動車のカウル構造 - Google Patents

自動車のカウル構造

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Publication number
JPS6027095Y2
JPS6027095Y2 JP3156980U JP3156980U JPS6027095Y2 JP S6027095 Y2 JPS6027095 Y2 JP S6027095Y2 JP 3156980 U JP3156980 U JP 3156980U JP 3156980 U JP3156980 U JP 3156980U JP S6027095 Y2 JPS6027095 Y2 JP S6027095Y2
Authority
JP
Japan
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panel
dash upper
cowl
bracket
pedal bracket
Prior art date
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Expired
Application number
JP3156980U
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English (en)
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JPS56132168U (ja
Inventor
正文 阿部
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP3156980U priority Critical patent/JPS6027095Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のカウル構造に関する。
従来の自動車のカウル構造としては、例えば第1図に示
すようなものが知られている(日産自動車株式会社発行
サービス周報第358号パルサー)。
すなわち、1はエンジンルームと運転室とを仕切るダツ
シュロアバネであり、このダツシュロアパネル1のエン
ジンルーム側にはマスターバック2およびマスターシリ
ング3が、その運転室側にはペダルブラケット4がそれ
ぞれ設けられている。
ペダルブラケット4にはアクセル、ブレーキなどのペダ
ル5が取り付けられるとともに、ステアリングコラム6
が支持されている。
ダツシュロアパネル1の上端にはダッシュアッパーパネ
ル7およびカウルパネル8のカウルフロントパネル8a
の一端がともに固着され、カウルフロントパネル8aの
他端には、カウルトップパネル8bの一端が固着され、
このカウルトップパネル8bの他端は、前記ダッシュア
ッパーパネル7の他端に連結されている。
全体としてカウルパネル8とダッシュアッパーパネル7
との間に閉空間9を形成している。
10はダッシュアッパーパネル7上に取付けられた箱形
のペダルブラケット補強材であり、このペダルブラケッ
ト補強材10にはダッシュアッパーパネル7を挟んでア
ームブラケット11を介してボルトllaにより前記ペ
ダルブラケット4が支持されている。
8cは閉空間a内に設けられたダッシュアッパーレイン
ホースパネルであり、その上端はダッシュアッパーパネ
ル7の他端に、その下端は、ダッシュアッパーパネル7
及びペダルブラケット補強材10に溶接されている。
しかしながら、このような従来のカウル構造にあっては
、ペダルブラケット4などをペダルブラケット補強材1
0を介してダッシュアッパーパネル7とカウルパネル8
とによって支持しているため、ダッシュアッパーレイン
ホースバネカベダルブラケットからの荷重入力に対して
充分に寄与せず、これらの支持強度が不足して、バンド
ルが振れるという問題点があった。
この考案はこのような従来の問題点に着目してなされた
もので、自動車のカウル構造において、カウルパネルと
ダッシュアッパーパネルとにより形威された閉空間を仕
切るように設けられたレインホースパネルとペダルブラ
ケット補強材とを結合する取付ブラケットを設けてカウ
ル構造を補強することにより、上記問題点を解決するこ
とを目的としている。
以下、この考案を図面を参照して説明する。
第2.3図はこの考案の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。
第2. 3図において、15はエンジンルームと運転室
とを仕切るダツシュロアパネルであり、このダツシュロ
アパネル15のエンジンルーム側にはマスターバック1
6およびマスターシリンダ17が、その運転室側にはペ
ダルブラケット18がそれぞれ設けられている。
ペダルブラケット18にはアクセルペダル、ブレーキペ
ダルなどのペダル19が取付けられるとともに、ステア
リングコラム20が一対のクランプ21.21’を介し
て支持されている。
ダツシュロアパネル15の上端には運転室側に突出する
よう屈曲したダッシュアッパーパネル22およびほぼ垂
直なカウルフロントパネル23の一端がともに重ね合さ
れ溶接などの手段によって固着されている。
カウルフロントバネ23の他端にはカウルトップパネル
24の一端が固着され、このカウルトップパネル24の
他端は前記ダッシュアッパーパネル22の他端に連結さ
れている。
したがって、これらのカウルフロントパネル23、カウ
ルトップパネル24およびダッシュアッパーパネル22
との間には閉空間25が形威されている。
26はフロントウィンドガラスであり、このフロントウ
ィンドガラス26は前記ダッシュアッパーパネル22お
よびカウルトップパネル24の他端にシール材27を介
して取付けられている。
28は前記ダッシュアッパーパネル22上に溶接固着さ
れた箱形のペダルブラケット補強材であり、このペダル
ブラケット補強材28には前記ペダルブラケット18に
溶接固着された1対のアームブラケット29がダッシュ
アッパーパネル22を挾んでボルト30とナツト31に
より連結されている。
すなわち、ペダルブラケット18はペダルブラケット補
強材28およびダッシュアッパーパネル22に支持され
ている。
32は前記閉空間25を2つに仕切るよう閉空間25内
に設けられたダッシュアッパーレインホースパネルであ
り、このダッシュアッパーレインホースパネル32の上
端は前記ダッシュアッパーパネル22の他端にその下端
はダッシュアッパーパネル22およびペダルブラケット
補強材28に、それぞれ溶接などの手段によって固着さ
れている。
また、このダッシュアッパーレインホースパネル32に
は前記ペダルブラケット補強材28の前記アームブラケ
ット29との固定部から垂直に延びるl対の取付ブラケ
ット部33.33’が溶接などの手段によって固着され
ている。
次に作用について説明する。
今、カウルフロントパネル23、カウルトップパネル2
4およびダッシュアッパーパネル22とによって形威さ
れた閉空間25内に、この閉空間25を2つに仕切るよ
うダッシュアッパーレインホースパネル32を設け、さ
らに、このダッシュアッパーレインホースパネル32に
アームブラケット29の取付位置からこのダッシュアッ
パーレインホースパネル32に垂直に延びるペダルブラ
ケット補強材28の取付ブラケット部33,33′を固
着する。
この結果、ペダル19およびステアリングコラム20に
かかった荷重はペダルブラケット18、アームブラケッ
ト29を介してペダルブラケット補強材28、ダッシュ
アッパーパネル22、およびダッシュアッパーレインホ
ースパネル32にかかり、これらのダッシュアッパーパ
ネル22、ダッシュアッパーレインホースパネル32、
カウルトップパネル24およびカウルフロントパネル2
3によって構成されたカウル構造に支持される。
殊にこのダッシュアッパーレインホースパネル32はア
ームブラケット29からの荷重を荷重入力と同一面で引
っ張ることになる為、支持剛性を高めることができる。
なお、第4,5図に示すように、自動車のカウル構造に
おいて、ペダルブラケット補強材28の上端部を延長し
て上部取付部35を形威し、この上部取付部35の先端
部をダッシュアッパーレインホースパネル32に連結、
固着してもよい。
この場合は、ペダルブラケット補強材28はこのカウル
構造にさらに強固に支持されることになる。
又、アームブラケット29とペダルブラケット18とを
分離したものを例示したが、1つの部材から形威しうろ
ことは勿論である。
以上説明してきたように、この考案によれば、自動車の
カウル構造において、ダッシュアッパーパネルとカウル
パネルとにより形威される閉空間を2つに仕切るダッシ
ュアッパーレインホースパネルを設けたため、ダッシュ
アッパーパネルに固着されたペダルブラケットからの荷
重入力部からレインホースパネルに垂直に延びる取付ブ
ラケットを形威し、カウル構造の支持強度を高めハンド
ルの振れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車のカウル構造を示すその一部が破
断された側面図、第2図はこの考案に係る自動車のカウ
ル構造の一実施例を示すその一部が破断された側面図、
第3図はカウル構造の概略斜視図、第4図はカウル構造
の他の実施例を示すその一部が破断された側面図、第5
図は第3図と同様の概略斜視図である。 4.18・・・・・・ペダルブラケット、8・・・・・
・カウルパネル、10,28・・・・・・ペダルブラケ
ット補強材、11,29・・・・・・アームブラケット
、23・曲・カウルフロントパネル、24・・・・・・
カウルトップパネル、7,22・・・・・・ダッシュア
ッパーパネル、a、25・・・・・・閉空間、8c、3
2・・・・・・ダッシュアッパーレインホースパネル、
33,33’・・・・・・取付ブラケット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カウルパネルと、このカウルパネルに連結されたダッシ
    ュアッパーパネルと、このカウルパネルとダッシュアッ
    パーパネルとにより形成された閉空間を仕切るよう閉空
    間内に設けられたダッシュアッパーレインホースパネル
    と、この閉空間内でダッシュアッパーパネルに固着され
    るペダルブラケット補強材と、ダッシュアッパーパネル
    とペダルブラケット補強材とに固定されるアームブラケ
    ットとこのアームブラケットに固定されるペダルブラケ
    ットとを備える自動車のカウル構造において、ペダルブ
    ラケット補強材にアームブラケットとの固定部からレイ
    ンホースバネに向って延びる取付ブラケットを形成し、
    この取付ブラケットの端部をレインホースパネルに固定
    したことを特徴とする自動車のカウル構造。
JP3156980U 1980-03-10 1980-03-10 自動車のカウル構造 Expired JPS6027095Y2 (ja)

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JP3156980U JPS6027095Y2 (ja) 1980-03-10 1980-03-10 自動車のカウル構造

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JP3156980U JPS6027095Y2 (ja) 1980-03-10 1980-03-10 自動車のカウル構造

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JPS56132168U JPS56132168U (ja) 1981-10-07
JPS6027095Y2 true JPS6027095Y2 (ja) 1985-08-15

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ID=29627419

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59192471U (ja) * 1983-06-08 1984-12-20 三菱自動車工業株式会社 自動車のフロントデツキ構造
JP2537554B2 (ja) * 1989-10-19 1996-09-25 日産自動車株式会社 自動車用エアボックス構造
JP6369443B2 (ja) * 2015-10-21 2018-08-08 マツダ株式会社 自動車の前部車体構造

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JPS56132168U (ja) 1981-10-07

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