JPH069876Y2 - 自動車用インストステイ - Google Patents
自動車用インストステイInfo
- Publication number
- JPH069876Y2 JPH069876Y2 JP8497087U JP8497087U JPH069876Y2 JP H069876 Y2 JPH069876 Y2 JP H069876Y2 JP 8497087 U JP8497087 U JP 8497087U JP 8497087 U JP8497087 U JP 8497087U JP H069876 Y2 JPH069876 Y2 JP H069876Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stay
- instrument panel
- absorbing member
- instrument
- shock absorbing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Instrument Panels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用インストステイの構造に関するもので
ある。
ある。
従来の自動車用インストステイの構造としては、例えば
第6図及び第7図(実開昭55-125836号公報参照)に示
すようなものがある。すなわち、インストステイ1は、
上端部2が車体、例えばカウルボックス3に支持され、
且つ左右に並設されたステイ本体4,4と、正面視でU
字状に形成され、その両端部の上端部5,5が、前記ス
テイ本体4,4の下端部6,6に固持され且つ下面が車
体、例えばトンネルフロアパネル7に固持されるステイ
ブラケット8とよりなる。インストパネル9は、左右及
び上端を図示しない車体に支持され、中央のクラスター
10が前記インストステイ1のステイ本体4,4にボルト
・ナット等により支持されている。そして、前記クラス
ター10を介してオーデイオ11が前記ステイ本体4,4に
ビス12により支持されている。なお、13はダッシュパネ
ル、14はフロアパネルである。
第6図及び第7図(実開昭55-125836号公報参照)に示
すようなものがある。すなわち、インストステイ1は、
上端部2が車体、例えばカウルボックス3に支持され、
且つ左右に並設されたステイ本体4,4と、正面視でU
字状に形成され、その両端部の上端部5,5が、前記ス
テイ本体4,4の下端部6,6に固持され且つ下面が車
体、例えばトンネルフロアパネル7に固持されるステイ
ブラケット8とよりなる。インストパネル9は、左右及
び上端を図示しない車体に支持され、中央のクラスター
10が前記インストステイ1のステイ本体4,4にボルト
・ナット等により支持されている。そして、前記クラス
ター10を介してオーデイオ11が前記ステイ本体4,4に
ビス12により支持されている。なお、13はダッシュパネ
ル、14はフロアパネルである。
しかしながら、かかる従来技術によれば、オーデイオ等
の機器がインストパネル又はステイ本体に取り付けられ
ているので、インストパネルのオーデイオ取り付け面が
後方に傾いている場合、車両衝突時に機器表面に対して
垂直方向に衝突の虞が有り、かかる衝突が生じた場合に
は、機器自体が移動しやすくなり、機器が過大に移動を
した場合、機器を取り付けているインストパネルのクラ
スターが破損してしまう虞があり、その改善が望まれて
いた。
の機器がインストパネル又はステイ本体に取り付けられ
ているので、インストパネルのオーデイオ取り付け面が
後方に傾いている場合、車両衝突時に機器表面に対して
垂直方向に衝突の虞が有り、かかる衝突が生じた場合に
は、機器自体が移動しやすくなり、機器が過大に移動を
した場合、機器を取り付けているインストパネルのクラ
スターが破損してしまう虞があり、その改善が望まれて
いた。
本考案はこのような従来の問題点に着目してなされたも
ので、機器に乗員等が衝突しても、機器の移動量を可及
的に少なくすることを目的としたものである。
ので、機器に乗員等が衝突しても、機器の移動量を可及
的に少なくすることを目的としたものである。
本考案はかかる目的を達成するため、ステイブラケット
に、計器等インストパネルに支持された機器の裏面に対
向して配された衝撃吸収部材を形成したものである。
に、計器等インストパネルに支持された機器の裏面に対
向して配された衝撃吸収部材を形成したものである。
従って、本考案によれば、車両衝突等により機器に乗員
が衝突しても、機器はステイブラケットの衝撃吸収部材
により支えられて、ほとんど移動せず、機器を支えたイ
ンストパネルのクラスターが破損せず、機器の衝突エネ
ルギーが衝撃吸収部材により吸収されて、乗員保護にも
なる。
が衝突しても、機器はステイブラケットの衝撃吸収部材
により支えられて、ほとんど移動せず、機器を支えたイ
ンストパネルのクラスターが破損せず、機器の衝突エネ
ルギーが衝撃吸収部材により吸収されて、乗員保護にも
なる。
第1図乃至第3図は、本考案の一実施例を示す図で、符
号20は、衝撃吸収部材で、該衝撃吸収部材20は、一端部
21が前記ステイブラケット8の上面にビス22で支持さ
れ、他端部23が前記オーデイオ11等の機器の裏面に近接
し且つ対向した位置になるよう配されている。該他端部
23はオーデイオ11の移動を抑止する機能を有するよう、
略逆L字状の断面形状をしている。尚、25はステイ本体
4とインストパネル9との間に介在した補強材、26はク
ラスター10を表面から覆う化粧板である。
号20は、衝撃吸収部材で、該衝撃吸収部材20は、一端部
21が前記ステイブラケット8の上面にビス22で支持さ
れ、他端部23が前記オーデイオ11等の機器の裏面に近接
し且つ対向した位置になるよう配されている。該他端部
23はオーデイオ11の移動を抑止する機能を有するよう、
略逆L字状の断面形状をしている。尚、25はステイ本体
4とインストパネル9との間に介在した補強材、26はク
ラスター10を表面から覆う化粧板である。
かかる構成よりなるから、実線で示すオーデイオ11の位
置にあったものが、乗員24が何らかの原因によりオーデ
イオ11に衝突すると、矢印の方向に先ず移動し、しかる
後に衝撃吸収部材20の他端部23に衝突し、次に該他端部
23の弾性力により一旦破線で示すようにたわんだ後、再
び実線で示す位置近傍まで戻ることになる。
置にあったものが、乗員24が何らかの原因によりオーデ
イオ11に衝突すると、矢印の方向に先ず移動し、しかる
後に衝撃吸収部材20の他端部23に衝突し、次に該他端部
23の弾性力により一旦破線で示すようにたわんだ後、再
び実線で示す位置近傍まで戻ることになる。
第4図及び第5図は、本考案の他の実施例で、前記ステ
イブラケット8と衝撃吸収部材20の他端部23とを一体に
形成したステイブラケット30で、該ステイブラケット30
より舌片状の衝撃吸収部材31を突出させた例である。
イブラケット8と衝撃吸収部材20の他端部23とを一体に
形成したステイブラケット30で、該ステイブラケット30
より舌片状の衝撃吸収部材31を突出させた例である。
本実施例によっても、前記実施例と同様の作用,効果が
得られる。
得られる。
以上説明してきたように、この考案はステイブラケット
に、計器等インストパネルに支持された機器の裏面に対
向して配された衝撃吸収部材を形成したものであるか
ら、乗員が機器表面に衝突した場合、該機器の後方移動
を抑止し、インストパネルの破損を防止するとともに、
機器衝突等の衝突エネルギーを吸収することにより、乗
員の保護向上が出来るという効果が得られる。
に、計器等インストパネルに支持された機器の裏面に対
向して配された衝撃吸収部材を形成したものであるか
ら、乗員が機器表面に衝突した場合、該機器の後方移動
を抑止し、インストパネルの破損を防止するとともに、
機器衝突等の衝突エネルギーを吸収することにより、乗
員の保護向上が出来るという効果が得られる。
第1図乃至第3図は、本考案の一実施例を示す図で、第
1図は要部断面図、第2図は分解斜視図、第3図は作用
説明用第1図相当図、第4図及び第5図は、本考案の他
の実施例を示す図で、第4図は要部断面図、第5図は斜
視図、第6図及び第7図は、従来例を示す図で、第6図
は断面図、第7図は分解斜視図である。 1……インストステイ、2……上端部、3……車体、4
……ステイ本体、8,30……ステイブラケット、9……
インストパネル、10……クラスター、11……機器たる
オーデイオ、20,31……衝撃吸収部材、21……一端部、2
3……他端部。
1図は要部断面図、第2図は分解斜視図、第3図は作用
説明用第1図相当図、第4図及び第5図は、本考案の他
の実施例を示す図で、第4図は要部断面図、第5図は斜
視図、第6図及び第7図は、従来例を示す図で、第6図
は断面図、第7図は分解斜視図である。 1……インストステイ、2……上端部、3……車体、4
……ステイ本体、8,30……ステイブラケット、9……
インストパネル、10……クラスター、11……機器たる
オーデイオ、20,31……衝撃吸収部材、21……一端部、2
3……他端部。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも上端部が車体に支持され、且つ
左右に並設されたステイ本体と、該ステイ本体間に架設
されたステイブラケットとよりなり、該ステイブラケッ
トには、計器等インストパネルに支持された機器の裏面
に対向して配された衝撃吸収部材を形成してなることを
特徴とする自動車用インストステイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8497087U JPH069876Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 自動車用インストステイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8497087U JPH069876Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 自動車用インストステイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63192135U JPS63192135U (ja) | 1988-12-12 |
JPH069876Y2 true JPH069876Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=30939946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8497087U Expired - Lifetime JPH069876Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 自動車用インストステイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069876Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5143705B2 (ja) * | 2008-11-25 | 2013-02-13 | カルソニックカンセイ株式会社 | 取付部品用荷重吸収構造 |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP8497087U patent/JPH069876Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63192135U (ja) | 1988-12-12 |
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