JPS6328678Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6328678Y2 JPS6328678Y2 JP1982129836U JP12983682U JPS6328678Y2 JP S6328678 Y2 JPS6328678 Y2 JP S6328678Y2 JP 1982129836 U JP1982129836 U JP 1982129836U JP 12983682 U JP12983682 U JP 12983682U JP S6328678 Y2 JPS6328678 Y2 JP S6328678Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- front pillar
- pillar
- getting
- cab
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はキヤブオーバ型自動車の乗降用グリツ
プに関する。キヤブオーバ型トラツクやバスはキ
ヤブの床面が高いので、地上との乗降に対して1
段又は2段のステツプが設けられているが、階段
の如く勾配を取つた安定したものではなく、単な
る梯子の一部であるに過ぎない。従つてこれを乗
降する場合は手で何かを掴んで上体を支えなけれ
ばならない。
プに関する。キヤブオーバ型トラツクやバスはキ
ヤブの床面が高いので、地上との乗降に対して1
段又は2段のステツプが設けられているが、階段
の如く勾配を取つた安定したものではなく、単な
る梯子の一部であるに過ぎない。従つてこれを乗
降する場合は手で何かを掴んで上体を支えなけれ
ばならない。
このことに対し従来は第4図に示す如く計器盤
2近くのフロントピラー3内側面に乗降用グリツ
プ1が取付けられていたが位置が限定されている
ため、体格差によつてはその高さが適当でなく、
把持しにくいことがあり、さらに乗降動作時の上
下方向の自由度が少いという欠点があつた。又こ
のグリツプ1は第5図に示されるように、鉄芯6
を入れてビス4でフロントピラー3内側面に固定
されているが、体重の掛け方によつてはグリツプ
1が曲つたり、フロントピラー3の内側面に変形
を起したこともあつた。尚このグリツプ1はその
ものの製作費以外に、その取付のためにフロント
ピラー3への取付穴加工及びピラー3の内面にナ
ツト5の熔接加工等が必要で、かなりの経費を要
する等の不利な点も多々あつた。尚図中の7はド
アオープニングトリムである。
2近くのフロントピラー3内側面に乗降用グリツ
プ1が取付けられていたが位置が限定されている
ため、体格差によつてはその高さが適当でなく、
把持しにくいことがあり、さらに乗降動作時の上
下方向の自由度が少いという欠点があつた。又こ
のグリツプ1は第5図に示されるように、鉄芯6
を入れてビス4でフロントピラー3内側面に固定
されているが、体重の掛け方によつてはグリツプ
1が曲つたり、フロントピラー3の内側面に変形
を起したこともあつた。尚このグリツプ1はその
ものの製作費以外に、その取付のためにフロント
ピラー3への取付穴加工及びピラー3の内面にナ
ツト5の熔接加工等が必要で、かなりの経費を要
する等の不利な点も多々あつた。尚図中の7はド
アオープニングトリムである。
本考案は使いやすく、丈夫で経済的な乗降用グ
リツプを提供することを目的とする。本考案に於
てはグリツプを取付けるのではなく、フロントピ
ラーの外形を変更することによりグリツプを兼ね
させようとするものであつて、以下図によつて実
施例を説明する。第1図はキヤブの一部で本実施
例グリツプの位置関係を示す。10はフロントピ
ラー13の一部を掴める様に改造したグリツプ
で、その被覆している弾性材11の下端は水平に
延びて、計器盤12の上縁12′に連続し、グリ
ツプ部との同時処理で縁飾りを構成する。第3図
は第1図のB−B断面図で計器盤12の部分を示
す。12′は計器盤12の上縁で弾性材11で被
覆されている。第2図はフロントピラー13の第
1図におけるA−A断面図である。フロントピラ
ー13はピラーインナ13aとピラーアウタ13
bを組合わせて作られているが、ピラーインナ1
3aの上下方向に沿つて後方部分には室内側に突
出する突出部13cが形成されている。そしてフ
ロントピラー13のドア開口部側フランジ13d
と突出部13cに弾性材11が係合被覆され、手
で掴み易い形状にして昇降用グリツプとしたもの
である。
リツプを提供することを目的とする。本考案に於
てはグリツプを取付けるのではなく、フロントピ
ラーの外形を変更することによりグリツプを兼ね
させようとするものであつて、以下図によつて実
施例を説明する。第1図はキヤブの一部で本実施
例グリツプの位置関係を示す。10はフロントピ
ラー13の一部を掴める様に改造したグリツプ
で、その被覆している弾性材11の下端は水平に
延びて、計器盤12の上縁12′に連続し、グリ
ツプ部との同時処理で縁飾りを構成する。第3図
は第1図のB−B断面図で計器盤12の部分を示
す。12′は計器盤12の上縁で弾性材11で被
覆されている。第2図はフロントピラー13の第
1図におけるA−A断面図である。フロントピラ
ー13はピラーインナ13aとピラーアウタ13
bを組合わせて作られているが、ピラーインナ1
3aの上下方向に沿つて後方部分には室内側に突
出する突出部13cが形成されている。そしてフ
ロントピラー13のドア開口部側フランジ13d
と突出部13cに弾性材11が係合被覆され、手
で掴み易い形状にして昇降用グリツプとしたもの
である。
次に本考案の効果をあげれば、
1 フロントピラー内側面に沿う突出部とドア開
口部側フランジとに弾性材を取付けるのみで組
付けが簡単である。
口部側フランジとに弾性材を取付けるのみで組
付けが簡単である。
2 ビス等を使用しないのでフロントピラーの加
工費が少い。
工費が少い。
3 キヤブの強度部材であるフロントピラーが乗
降時の荷重を分担するのでグリツプの強度が大
きい。
降時の荷重を分担するのでグリツプの強度が大
きい。
4 フロントピラーインナの室内側面に突出部を
形成することにより、フロントピラーが補強さ
れる。
形成することにより、フロントピラーが補強さ
れる。
5 グリツプ部のドアオープニングトリムが不用
であるので経済的である。
であるので経済的である。
6 グリツプがフロントピラーの上下方向に沿う
で体格差による乗降性の改善と乗降動作時の上
下方向の自由度が増大する。
で体格差による乗降性の改善と乗降動作時の上
下方向の自由度が増大する。
第1図は本考案に係る乗降用グリツプとなる部
分の位置を示すキヤブの斜視説明図、第2図はフ
ロントピラーの第1図におけるA−A断面図、第
3図は計器盤の第1図におけるB−B断面図、第
4図は従来の乗降用グリツプの取付位置を示す説
明図、第5図は従来の乗降用グリツプの構造及び
取付状態を示す第4図におけるC−C断面図であ
る。 10……乗降用グリツプ、11……弾性材、1
2……計器盤、13……フロントピラー、13c
……突出部、13d……ドア開口部フランジ。
分の位置を示すキヤブの斜視説明図、第2図はフ
ロントピラーの第1図におけるA−A断面図、第
3図は計器盤の第1図におけるB−B断面図、第
4図は従来の乗降用グリツプの取付位置を示す説
明図、第5図は従来の乗降用グリツプの構造及び
取付状態を示す第4図におけるC−C断面図であ
る。 10……乗降用グリツプ、11……弾性材、1
2……計器盤、13……フロントピラー、13c
……突出部、13d……ドア開口部フランジ。
Claims (1)
- キヤブオーバ型自動車のピラーアウタとピラー
インナよりなるフロントピラーの、前記ピラーイ
ンナの室内側面の上下方向に沿つて、室内側に突
出する突出部を前記ピラーインナと一体的に形成
し、前記フロントピラーのドア開口部側フランジ
と前記突出部に弾性材を係合被覆して手で掴める
様にしたことを特徴とする乗降用グリツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12983682U JPS5935130U (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | 乗降用グリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12983682U JPS5935130U (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | 乗降用グリツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5935130U JPS5935130U (ja) | 1984-03-05 |
JPS6328678Y2 true JPS6328678Y2 (ja) | 1988-08-02 |
Family
ID=30294054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12983682U Granted JPS5935130U (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | 乗降用グリツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935130U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5044206B2 (ja) * | 2006-12-21 | 2012-10-10 | トヨタ車体株式会社 | 乗降支援部を有する車両用内装部材及びそれを備えた車両 |
JP2019171960A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | ダイハツ工業株式会社 | 車両用グリップ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5534106U (ja) * | 1978-08-21 | 1980-03-05 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55160928U (ja) * | 1979-05-08 | 1980-11-19 | ||
JPS56157147U (ja) * | 1980-04-25 | 1981-11-24 |
-
1982
- 1982-08-30 JP JP12983682U patent/JPS5935130U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5534106U (ja) * | 1978-08-21 | 1980-03-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5935130U (ja) | 1984-03-05 |