JPH0326063Y2 - - Google Patents

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JPH0326063Y2
JPH0326063Y2 JP1986037622U JP3762286U JPH0326063Y2 JP H0326063 Y2 JPH0326063 Y2 JP H0326063Y2 JP 1986037622 U JP1986037622 U JP 1986037622U JP 3762286 U JP3762286 U JP 3762286U JP H0326063 Y2 JPH0326063 Y2 JP H0326063Y2
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JP
Japan
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floor
side visor
view
auxiliary
motorcycle
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JP1986037622U
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JPS62150289U (ja
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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動二輪車、特にスクータ型の自動
二輪車に取付けるサイドバイザすなわち側部風よ
け板の改良に関する。
(従来の技術) 従来、走行風が搭乗者の脚部に当るのを阻止す
るために、インナカバーの前方上部からフロアに
かけて脚部の前方に側方へ張出すサイドバイザを
取付けていた。
(考案が解決しようとする問題点) サイドバイザを設ける場合、第12図に示すよ
うに、フロアaの足置き場bの外端cまで風よけ
板dがのびてフロアに固定されていたため、足置
き場bは、風よけ板dとフロアaの中央の山形部
eとの間の狭い谷間の中に配置することになり搭
乗者は、足fを横にずらせたり、gに示すように
向きを変えたりすることができず、窺屈な感じを
免れなかつた。
(問題を解決するための手段) 本考案は、サイドバイザの風よけ作用を保持さ
せながらフロアの足置き場を拡張して足の自由度
を大にして楽な姿勢で運転ができるようにしたも
ので、その手段は、スクータ型車両の車体前部内
面を覆うインナカバーの前方上部から低床式のフ
ロアにかけて側方へ張出すサイドバイザを取付け
た自動二輪車用サイドバイザ装置において、サイ
ドバイザ10の下方部分にインナカバー3のフロ
ア9の外側から外方へ延びる補助踏板14を形成
し、この補助踏板14の前方から上部にかけて風
よけ板11を設けたことを特徴とする。
(作用) フロア9の外側から外方へ水平に延びるサイド
バイザ10の補助踏板14が設けられたため、足
置き場が拡大されて運転者にゆとりを与えること
ができ、かつ該補助踏板14の前方から上方にか
けて風よけ板11が設けられているから、運転者
の脚の姿勢にかかわらず脚全体の風よけができ
る。
(実施例) 第1図、第2図において、自動二輪車1は、車
体前面をフロントカバー2で覆い、内面側はイン
ナーカバー3で、側面はサイドカバー4で覆つて
あり、インナカバー3は、トランク5の筐体とな
るインナボツクス6、中央の山形部7、前壁8、
フロア9,9等が一体成形されたものである。フ
ロントカバー2とインナカバー3の間には、側面
からみてく字状をなし、かつ側方後向きに張出す
サイドバイザ10が取付けてあり、このサイドバ
イザ10によつて搭乗者の脚部に吹付ける走行風
を横へそらすようにしてある。
サイドバイザ10は、第3図の側面図、第4図
の平面図、第5図の背面図に示したように、側部
後方に張出す風よけ部11とその裏面から突出す
る取付部12とからなり、両部11,12は、第
5図の−線の位置では第6図に示すような形
状をもち、側方及び後方へ張出す風よけ部11の
張出しは、フロア9に近付くに従つて小さくな
り、フロア9の足乗せ部分の側方では取付部12
とほぼ同じ平面になつて側方にだけ張出す。
この平面の部分の上面に滑り止めの凹凸13を
形成して補助踏板14とし、フロア9の足乗せ部
と共に搭乗者の足乗せ台になつて、足の位置や足
の向きを変える余裕をもたせるようにした。補助
踏板14の外側端は、第7図に示すように折返し
た形状をもち、搭乗者の足から加わる荷重によつ
て曲がるのを防ぐ補強体15としている。
風よけ部11の車体寄りの部分及び外側端寄り
の部分には、稜線16,17で示す屈曲部を設
け、これにより風よけ部の曲げ強度を大きくし
た。
取付部12の内端寄りには、前壁8の部分に固
定するための取付穴をもつ二つの耳片18a,1
8bが形成してあり、フロア9に固定する部分に
は、取付穴をもつ三つの耳片18c,18d,1
8eが形成してあり、一方、インナカバー3の側
端部には、第8図、第9図で示すようにサイドバ
イザの5個の耳片18a〜18eに対応する同数
の固定部22a〜22eが設けてある。
この固定部22a〜22eは、第9図にその一
つ22eについて示すとおり、穴23と、その上
面にのびる切起し状の突片24と、突片24にあ
けた取付穴25と、突片24に嵌着するUナツト
26とからなるもので、インナカバー3のフロア
9の部分では、第11図に示すように、該フロア
9に、サイドパネル4、取付部12を順次重ねて
ねじ27を耳片18a〜18cの穴を通してU形
ナツト27に螺入して固定し、上部の前壁8の部
分では、耳片18a,18bを固定部22a,2
2eに直接取付ける。そして、このサイドバイザ
10の前方にフロントカバー2が固定される。
このようにしてサイドバイザ10が車体に固定
されると、サイドバイザの補助踏板14の部分が
フロア9の足置き場に隣接して補助的な足置き場
となり、しかもこの補助踏板14の側端には風よ
け部11の立上りがないため、搭乗者の足の自由
度は大幅に拡大されるから、楽な姿勢をとりなが
ら運転することができる。なお、図中28はマツ
トで、フロア9及び補助踏板の一部を覆つてねじ
27の頭部をかくすと共に足の触感を緩和する。
(考案の効果) サイドバイザ10の下部に補助踏板14を形成
して足置き場を拡大したため、足置き場に余裕が
できて楽な姿勢をとりながら運転をすることがで
きる。しかも、足置き場の拡大のために別部品や
別の固定手段を採用することがないため、構造が
簡単でありながら張出した足置き場への風を有効
によけることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のサイドバイザを取付けた自動
二輪車の側面図、第2図は要部の斜面図、第3図
はサイドバイザの側面図、第4図は平面図、第5
図は裏面図、第6図は第5図の−線断面図、
第7図は同じく−線断面図、第8図はインナ
カバーの斜面図、第9図は固定部の分解断面図、
第10図はサイドバイザの斜面図、第11図は固
定部における固定後の断面図、第12図は従来の
自動二輪車のフロアの部分の平面図である。 2……フロントカバー、3……インナカバー、
4……サイドパネル、8……前壁、9……フロ
ア、10……サイドバイザ、11……風よけ部、
12……取付部、14……補助踏板、15……補
強体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スクータ型車両の車体前部内面を覆うインナカ
    バーの前方上部から低床式のフロアにかけて側方
    へ張出すサイドバイザを取付けた自動二輪車用サ
    イドバイザ装置において、サイドバイザ10の下
    方部分に、インナカバー3のフロア9の外側から
    外方へ水平に延びる補助踏板14を形成し、この
    補助踏板14の前方から上部にかけて風よけ板1
    1を設けたことを特徴とする自動二輪車用サイド
    バイザ装置。
JP1986037622U 1986-03-17 1986-03-17 Expired JPH0326063Y2 (ja)

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JP1986037622U JPH0326063Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17

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JP1986037622U JPH0326063Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17

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JPS62150289U JPS62150289U (ja) 1987-09-22
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JP1986037622U Expired JPH0326063Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6217100B1 (en) 1998-12-08 2001-04-17 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Windshield unit for a motor vehicle

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JP2718113B2 (ja) * 1988-12-12 1998-02-25 スズキ株式会社 スクータ型自動2輪車

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6217100B1 (en) 1998-12-08 2001-04-17 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Windshield unit for a motor vehicle

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Publication number Publication date
JPS62150289U (ja) 1987-09-22

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