JPH042090Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH042090Y2 JPH042090Y2 JP1986005184U JP518486U JPH042090Y2 JP H042090 Y2 JPH042090 Y2 JP H042090Y2 JP 1986005184 U JP1986005184 U JP 1986005184U JP 518486 U JP518486 U JP 518486U JP H042090 Y2 JPH042090 Y2 JP H042090Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- rear seat
- seat cushion
- wires
- vertical wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
本考案はリアシートクツシヨンを取り付ける構
造に関する。
造に関する。
＜従来の技術＞
従来の乗用車では、リアシートクツシヨンはそ
の下部に取り付けられたＵ字状ワイヤをボルトに
よりリアフロアに固定することにより取り付けら
れていた。このため、車輌衝突事故の際、Ｕ字状
ワイヤが変形したり、あるいは、ユーザーがリア
シートクツシヨンにカバーの取り替えをする際、
容易にリアシートクツシヨンの取り付け取り外し
ができなかつた。
の下部に取り付けられたＵ字状ワイヤをボルトに
よりリアフロアに固定することにより取り付けら
れていた。このため、車輌衝突事故の際、Ｕ字状
ワイヤが変形したり、あるいは、ユーザーがリア
シートクツシヨンにカバーの取り替えをする際、
容易にリアシートクツシヨンの取り付け取り外し
ができなかつた。
＜考案が解決しようとする問題点＞
本考案は上記従来技術に鑑みてなされたもの
で、その目的はボルト締めによることなくワンタ
ツチで取り付けることのできるリアシートクツシ
ヨン取付構造を提供することにある。
で、その目的はボルト締めによることなくワンタ
ツチで取り付けることのできるリアシートクツシ
ヨン取付構造を提供することにある。
＜問題点を解決するための手段＞
斯かる目的を達成する本考案の構成はリアフロ
アに凹凸状をなすブラケツトが前後に配設される
一方、該ブラケツトの上方におけるリアシートク
ツシヨンの底面に凹凸状に折り曲げられた第１、
第２の縦ワイヤが前後に配設されると共に第１の
縦ワイヤの凸部が前記ブラケツトの凹部の後面に
当接して位置決めされ、かつ、第２の縦ワイヤの
前部が折れ曲つて前記ブラケツトの凸部の前面に
当接して位置決めされ、更に前記ブラケツトの前
面に係合孔が設けられると共に該係合孔に上方か
ら移動して係合可能な係合用ばねが前記第２の縦
ワイヤに取り付けられ、しかも、前記リアシート
の底面には凹凸状をなす横ワイヤが左右に配設さ
れ、該横ワイヤの凹部が前記ブラケツトに当接し
て位置決めされることを特徴とする。
アに凹凸状をなすブラケツトが前後に配設される
一方、該ブラケツトの上方におけるリアシートク
ツシヨンの底面に凹凸状に折り曲げられた第１、
第２の縦ワイヤが前後に配設されると共に第１の
縦ワイヤの凸部が前記ブラケツトの凹部の後面に
当接して位置決めされ、かつ、第２の縦ワイヤの
前部が折れ曲つて前記ブラケツトの凸部の前面に
当接して位置決めされ、更に前記ブラケツトの前
面に係合孔が設けられると共に該係合孔に上方か
ら移動して係合可能な係合用ばねが前記第２の縦
ワイヤに取り付けられ、しかも、前記リアシート
の底面には凹凸状をなす横ワイヤが左右に配設さ
れ、該横ワイヤの凹部が前記ブラケツトに当接し
て位置決めされることを特徴とする。
＜作用＞
第１、第２の縦ワイヤの凸部がブラケツトの凸
部の前後に当接してリアシートクツシヨンの前後
の位置決めがなされると共に横ワイヤの凹部がブ
ラケツトの左右に当接してリアシートクツシヨン
の左右の位置決めがなされ、しかも、係合用ばね
がブラケツトに係合してリアシートクツシヨンが
固定されるため、リアシートクツシヨンの取付が
ワンタツチでなされる。
部の前後に当接してリアシートクツシヨンの前後
の位置決めがなされると共に横ワイヤの凹部がブ
ラケツトの左右に当接してリアシートクツシヨン
の左右の位置決めがなされ、しかも、係合用ばね
がブラケツトに係合してリアシートクツシヨンが
固定されるため、リアシートクツシヨンの取付が
ワンタツチでなされる。
＜実施例＞
以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第１図及び第２図に本考案の一実施例を示す。
両図に示すように、リアフロア１には凹凸状に折
れ曲つたブラケツト２が前後に配設され、溶接し
て固定されている。このブラケツト２には前方か
ら順に２つの凸部２ａ，２ｂが形成されている。
一方、このブラケツト２の上方におけるリアシー
トクツシヨン４の底面には凹凸状に折れ曲つた第
１の縦ワイヤ５及び第２の縦ワイヤ６が前後に配
置され、その形状は、ほぼブラケツト２の形状に
沿つたものとなつている。即ち、第１、第２のワ
イヤ５，６の凸部５ａ，６ａはブラケツト２の凸
部２ａ，２ｂ間に位置しており、凸部２ａの後面
に当接している。また、第２の縦ワイヤ６は第１
の縦ワイヤ５の左右両側に各々設置されると共に
その前部は下方に折れ曲り、かつ第２図に示すよ
うにＵ字状になつて、凸部２ａの前面に当接して
いる。このため、ブラケツト２に対し、第１、第
２の縦ワイヤ５，６及びリアシートクツシヨン４
が前後に位置決めされることとなる。
両図に示すように、リアフロア１には凹凸状に折
れ曲つたブラケツト２が前後に配設され、溶接し
て固定されている。このブラケツト２には前方か
ら順に２つの凸部２ａ，２ｂが形成されている。
一方、このブラケツト２の上方におけるリアシー
トクツシヨン４の底面には凹凸状に折れ曲つた第
１の縦ワイヤ５及び第２の縦ワイヤ６が前後に配
置され、その形状は、ほぼブラケツト２の形状に
沿つたものとなつている。即ち、第１、第２のワ
イヤ５，６の凸部５ａ，６ａはブラケツト２の凸
部２ａ，２ｂ間に位置しており、凸部２ａの後面
に当接している。また、第２の縦ワイヤ６は第１
の縦ワイヤ５の左右両側に各々設置されると共に
その前部は下方に折れ曲り、かつ第２図に示すよ
うにＵ字状になつて、凸部２ａの前面に当接して
いる。このため、ブラケツト２に対し、第１、第
２の縦ワイヤ５，６及びリアシートクツシヨン４
が前後に位置決めされることとなる。
更に、ブラケツト４の前面下方には係合孔２ｃ
が穿設されると共にこの係合孔２ｃに係合可能な
係合用ばね７が第２の縦ワイヤ６間に支持されて
おり、第１図中一点鎖線で示すように第２の縦ワ
イヤ６及び係合用ばね７を上下から降ろすと、係
合用ばね７が変形して係合孔２ｃに上下に係合す
ることとなる。逆にリアシートクツシヨン４を取
り外すには係合用ばね７を変形させるだけで良
い。
が穿設されると共にこの係合孔２ｃに係合可能な
係合用ばね７が第２の縦ワイヤ６間に支持されて
おり、第１図中一点鎖線で示すように第２の縦ワ
イヤ６及び係合用ばね７を上下から降ろすと、係
合用ばね７が変形して係合孔２ｃに上下に係合す
ることとなる。逆にリアシートクツシヨン４を取
り外すには係合用ばね７を変形させるだけで良
い。
一方、前記リアシートクツシヨン４の底面には
第２図に示すように凹凸状をなす横ワイヤ９が配
設されており、この横ワイヤ９の凹部に前記ブラ
ケツト２が当接している。このため、ブラケツト
２に対し、横ワイヤ９及びリアシートクツシヨン
４が左右に位置決めされることとなつている。
第２図に示すように凹凸状をなす横ワイヤ９が配
設されており、この横ワイヤ９の凹部に前記ブラ
ケツト２が当接している。このため、ブラケツト
２に対し、横ワイヤ９及びリアシートクツシヨン
４が左右に位置決めされることとなつている。
尚、図中、１０，１１，１２，１３はリアシー
トクツシヨン４に配設されたその他のワイヤであ
る。また、ブラケツト２に凸部２ｂを設けたの
は、クツシヨン材の使用量を節約するためであ
る。
トクツシヨン４に配設されたその他のワイヤであ
る。また、ブラケツト２に凸部２ｂを設けたの
は、クツシヨン材の使用量を節約するためであ
る。
＜考案の効果＞
以上、実施例に基づいて具体的に説明したよう
に本考案によれば、リアシートクツシヨンの底面
に設けた３種のワイヤによりブラケツトに対して
前後左右に位置決めすることができ、取付けは係
合用ばねをワンタツチで係合させるだけで良い。
このため、衝突事故においても、係合用ばねには
無理な力が加わらず、変形することがない。
に本考案によれば、リアシートクツシヨンの底面
に設けた３種のワイヤによりブラケツトに対して
前後左右に位置決めすることができ、取付けは係
合用ばねをワンタツチで係合させるだけで良い。
このため、衝突事故においても、係合用ばねには
無理な力が加わらず、変形することがない。
第１図は本考案の一実施例を示す構造図、第２
図は第１図中Ａ−Ａ矢視図である。 図面中、１はリアフロア、２はブラケツト、２
ａ，２ｂは凸部、４はリアシートクツシヨン、５
は第１の縦ワイヤ、６は第２の縦ワイヤ、７は係
合用ばね、９は横ワイヤ、１０，１１，１２，１
３はワイヤである。
図は第１図中Ａ−Ａ矢視図である。 図面中、１はリアフロア、２はブラケツト、２
ａ，２ｂは凸部、４はリアシートクツシヨン、５
は第１の縦ワイヤ、６は第２の縦ワイヤ、７は係
合用ばね、９は横ワイヤ、１０，１１，１２，１
３はワイヤである。
Claims (1)
- リアフロアに凹凸状をなすブラケツトが前後に
配設される一方、該ブラケツトの上方におけるリ
アシートクツシヨンの底面に凹凸状に折り曲げら
れた第１、第２の縦ワイヤが前後に配設されると
共に第１の縦ワイヤの凸部が前記ブラケツトの凹
部の後面に当接して位置決めされ、かつ、第２の
縦ワイヤの前部が折れ曲つて前記ブラケツトの凸
部の前面に当接して位置決めされ、更に前記ブラ
ケツトの前面に係合孔が設けられると共に該係合
孔に上方から移動して係合可能な係合用ばねが前
記第２の縦ワイヤに取り付けられ、しかも、前記
リアシートの底面には凹凸状をなす横ワイヤが左
右に配設され、該横ワイヤの凹部が前記ブラケツ
トに当接して位置決めされることを特徴とするリ
アシートクツシヨン取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986005184U JPH042090Y2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986005184U JPH042090Y2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62117127U JPS62117127U (ja) | 1987-07-25 |
| JPH042090Y2 true JPH042090Y2 (ja) | 1992-01-24 |
Family
ID=30786534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986005184U Expired JPH042090Y2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH042090Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-01-20 JP JP1986005184U patent/JPH042090Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62117127U (ja) | 1987-07-25 |
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