JPH086628Y2 - 自動車のバンパサイド取付構造 - Google Patents

自動車のバンパサイド取付構造

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JPH086628Y2
JPH086628Y2 JP1988057997U JP5799788U JPH086628Y2 JP H086628 Y2 JPH086628 Y2 JP H086628Y2 JP 1988057997 U JP1988057997 U JP 1988057997U JP 5799788 U JP5799788 U JP 5799788U JP H086628 Y2 JPH086628 Y2 JP H086628Y2
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JP
Japan
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bracket
bumper
fender
rear direction
bumper skin
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JP1988057997U
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勝海 長谷川
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Subaru Corp
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動車のバンパサイド取付構造に関する
ものである。
[従来の技術] 一般に自動車のバンパサイドはブラケットを介して車
体に取付けられるが、軽衝突などにより、バンパサイド
が変位することに備えて、種々の機構が案出されている
(たとえば実開昭62−30959号公報参照)。
[考案が解決しようとする課題] バンパサイドの変位を許容するようにした従来例の機
構を、第7図について説明すると、次のようになる。
自動車のホィールエプロン5には、ステー4を介して
フェンダ2の下縁を取付けるようにしてあり、該フェン
ダ2の下縁の外側には、車体前後方向に係合レール7を
取付ける。これに対してバンパサイド9に係止片10を取
付けて係止レール7に嵌挿するようにしてあり、軽衝突
時にバンパサイド9が変位するとき、係止片10は係合レ
ール7の内を変位移動し、バンパサイド9の変形を少く
する。
しかし軽衝突時に、バンパサイドが変形することは、
体裁上からも好ましくなく、バンパサイドの取付位置の
規制とともに、バンパサイドの形状保持が課題となって
いた。
[課題を解決するための手段] この考案は、前記の課題に対して、これに対応する自
動車のバンパサイド取付構造を提供するようにしたもの
である。
すなわちフェンダの下縁にフェンダステーを取付けて
ホイールエプロンと結合し、該フェンダステーの外方
に、ブラケットを介してバンパサイドのバンパ表皮を、
軽衝突時に車体前後方向に移動可能に取付けるものにお
いて、該ブラケットと該バンパ表皮の頂部を固定し、該
ブラケットの下部と該バンパ表皮とを固定することで該
ブラケットとバンパ表皮とで閉断面を構成し、該フェン
ダの下縁に段付ボルトを固設し、この段付ボルトを該閉
断面の頂部に相当する該ブラケットと該バンパ表皮の双
方に設けた車体前後方向の長孔に嵌挿し、フェンダに対
してブラケットと該バンパ表皮の双方を車体前後方向に
摺動可能にした上方取付部を形成し、また該閉断面の側
方に相当する該ブラケットに設けた車体前後方向の長孔
に、上記バンパステーに設けられたフランジを嵌挿し、
フランジに対してブラケットを車体前後方向に摺動可能
に取付けた側方取付部を形成するようにしてなるもので
ある。
[作用] この考案は、上方取付部として、フェンダに段付ボル
トを固設し、これをバンパサイドのバンパ表皮とブラケ
ットとに設けた車体前後方向の長孔に嵌挿してあり、フ
ェンダとその下方に隣接するバンパ表皮との分割部で、
前後方向の移動があっても、上下方向では所定の隙間を
容易に保持することができる。
また側方取付部として、ブラケットに設けた車体前後
方向の長孔に、バンパステーに設けられたフランジを嵌
挿してあり、これにバンパ表皮は関与するものではない
から、バンパサイドの形状保持が可能になる。
[実施例] この考案の詳細を、第1図〜第6図に示す実施例につ
いて説明すると次のようになる。
自動車の車体20に対して、バンパ22のバンパサイド23
はフェンダ25の下方に隣接して位置する。
フェンダ25の下縁には、フェンダステー27を取付けて
ホイールエプロン29と結合し、フェンダサイド27の外方
に(すなわちフェンダ25の下方に)、ブラケット32を介
してバンパサイド23のバンパ表皮34を、軽衝突時に車体
前後方向に移動可能に取付ける。
そのために、上方取付部38を設ける(第3図、第4
図)。すなわちフェンダ25の下面に、ナット40により段
付ボルト42を、突設する。そしてバンパ表皮34の頂部
に、車体前後方向の長孔45を設け、またブラケット32の
頂部に、車体前後方向の長孔47を設けて、その内縁部を
バーリング部48とし、バンパ表皮34とブラケット32とを
重ねて、長孔45の内にバーリング部48を嵌挿させる。
そしてバーリング部48の内に段付ボルト42を挿通させ
て、車体前後方向に移動可能とする。
また側方取付部52を設ける(第2図、第5図、第6
図)。すなわちフェンダステー27の側部に、ボルト54を
挿通して、これにナット56をかけて固設する。ナット56
は周方向にフランジ部57を有し、また溝部58を有する。
一方、ブラケット32に車体前後方向に長孔60を設け、こ
れに溝部58を摺動可能に嵌挿する。このときフランジ部
57は長孔60の周面に接面し、車体前後方向への移動に際
し、ナット56がブラケット32から外れないようにする。
さらにバンパ表皮34とブラケット32との間に下方取付
部65を設ける(第2図、第6図)。すなわちバンパ表皮
34の下部内面にピン67を突設し、これをブラケット32の
下部のリブ部69に設けた取付孔70に嵌挿し、ピン67にク
リップ72を施して、バンパ表皮34とブラケット32とを結
合する。
[考案の効果] この考案は、実施例で説明したように、フェンダ25
と、ブラケットの頂部とバンパサイドのバンパ表皮の頂
部と、該ブラケットの下部とバンパ表皮とを固定するこ
とで構成される閉断面との間に、上方取付部38と側方取
付部52と下方取付部65を形成しており、車体20に対する
バンパサイド23の変位移動が許容される。
そして上方取付部38により、フェンダ25とその下方に
位置するバンパ表皮との分割部75の隙間Hは、軽衝突に
よる変位時にあっても容易に保持され、外観性が損われ
ない。
また側方取付部52により、フェンダステー27に対する
ブラケット32の変位が、軽衝突の度合いに応じて確実に
行われ、車体への入力がそれだけ軽減される。なおこの
取付部52はバンパ表皮34とは関係がないから、その形状
が保持される。
さらに下方取付部65により、バンパ表皮34とブラケッ
ト32とが固定結合されるから、バンパ表皮34の剛性が向
上し、軽衝突に際して、形状保持を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図はこの考案の実施例を示す、第1図は自
動車のバンパサイドまわりの斜視図、第2図は第1図A
−A線の拡大断面図、第3図は第1図B−B線の拡大断
面図、第4図はブラケットの平面図、第5図はブラケッ
トの正面図、第6図は第2図C部の拡大断面図、第7図
は従来例のバンパ移動部まわりの断面図である。 20…車体、22…バンパ、23…バンパサイド、25…フェン
ダ、27…フェンダステー、29…ホイールエプロン、32…
ブラケット、34…バンパ表皮、38…上部取付部、42…段
付ボルト、45,47…長孔、48…バーリング部、52…側方
取付部、54…ボルト、56…ナット、57…フランジ部、58
…溝部、60…長孔、65…下方取付部、67…ピン、72…ク
リップ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェンダの下縁にフェンダステーを取付け
    てホイールエプロンと結合し、該フェンダステーの外方
    に、ブラケットを介してバンパサイドのバンパ表皮を、
    軽衝突時に車体前後方向に移動可能に取付けるものにお
    いて、 該ブラケットと該バンパ表皮の頂部を固定し、該ブラケ
    ットの下部と該バンパ表皮とを固定することで該ブラケ
    ットとバンパ表皮とで閉断面を構成し、 該フェンダの下縁に段付ボルトを固設し、この段付ボル
    トを該閉断面の頂部に相当する該ブラケットと該バンパ
    表皮の双方に設けた車体前後方向の長孔に嵌挿し、フェ
    ンダに対してブラケットと該バンパ表皮の双方を車体前
    後方向に摺動可能にした上方取付部を形成し、 また該閉断面の側方に相当する該ブラケットに設けた車
    体前後方向の長孔に、上記バンパステーに設けられたフ
    ランジを嵌挿し、フランジに対してブラケットを車体前
    後方向に摺動可能に取付けた側方取付部を形成したこと
    を特徴とする自動車のバンパサイド取付構造。
JP1988057997U 1988-04-28 1988-04-28 自動車のバンパサイド取付構造 Expired - Lifetime JPH086628Y2 (ja)

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JP2522834Y2 (ja) * 1990-07-24 1997-01-16 スズキ株式会社 自動車用バンパの取付構造
JP7387230B2 (ja) * 2020-02-26 2023-11-28 ダイハツ工業株式会社 車両構造

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JPS60137649U (ja) * 1984-02-24 1985-09-12 マツダ株式会社 車両用バンパのバンパサイド部取付構造
JPS62148452U (ja) * 1986-03-13 1987-09-19

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